志賀高原から野反湖【志賀高原の湿原と群馬の藪を踏み越えて】

2018年06月14日(木) [日帰り]

• GPS: 07:08
• 距離: 20.8km
• 登り: 1,296m
• 下り: 1,420m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:54
• 休憩: 0:14
• 合計: 7:08

距離 20.8km 登り 1,296m 下り 1,428m

5:47 池めぐり登山口入口
6:18 志賀山登山道入口
6:41 四十八池分岐
7:29 忠右衛門新道分岐
7:42 7:44 赤石山
8:10 湯ノ沢ノ頭
8:51 8:52 ダン沢ノ頭
9:08 9:11 オッタテ峰
9:28 オッタテ峠
10:33 10:38 大高山
11:38 11:41 高沢山
12:06 エビ山
12:40 弁天峠
12:55 富士見峠(野反峠)

消費した水　400ml
食べたもの　チョコ菓子（一本満足バー）、おにぎり、あんぱん

天候

絶好のコンディション　志賀高原の朝7℃

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

湯田中　→前山スキー場（サマーリフト前）　TAXI　7000円（迎車料金含む）
野反峠　→長野原・草津口　　　　　　バス約1時間　1300円　　　　　

コース状況／危険箇所等

全体的に志賀高原エリアはよく整備されている。　赤石山を境に刈り払いはされていない様子。藪で見通しが悪くGPSがないと心細い。
やぶ漕ぎ区間はリボンマークは見かけなかった。

前山スキー場　→赤石山　石畳があったり木道、ステップの多くよく整備された登山道　一般ハイカーも楽しめそう。

赤石山　→ダン沢の頭　　だんだん登山道が怪しくなる。刈り払いはなく、登山道にも草が生い茂るが、まだ何とか普通に歩ける。

ダン沢の頭　→大高山　　ほぼ藪道　よく見れば踏み跡があるが笹が覆いかぶさっている。倒木も多く登山道通りに歩くのが困難。
山と高原の地図は実線ルートで示しているのが無理がある。
（五三郎小屋）　廃屋状態。屋根も一部壊れており壁のブロック塀で何とか持ちこたえている状態。日中ですら中に入る気もなかった。
山と高原の地図2017年版にはビバーク適地などと書かれているが夕暮れは見つけられないだろう。登山道も消え去っており到達するのが困難。

大高山　→高沢山　いくぶん藪はマシになり、踏み跡が見えるようなところもある。
一般登山道とはいい難い。

高沢山　→野反峠　ようやく踏み跡が明瞭になった。エビ山から下はビクトリーロードと思ったが、直射日光にあぶられバテバテ。
山と高原の地図1533mから弁天山までだらだらとした登りがキツイ。
ビクトリーロードどころか死ぬ思いで登り返すハメになった。

その他周辺情報

湯田中駅近くの雑魚寝部屋（ホテルゆだなか）　2500円
志賀高原スキー場内のホテルはほぼ営業していない。
前々日に観光協会に尋ねたところ3件のみ営業しているが、いずれも1万円越えで諦めた。

写真

6/13 15:56

新幹線で移動　とてもバスで行く気は起こらず・・
乗車率は高く指定席は3列シートの真ん中を除きほぼ埋まっている状態。

6/13 16:31

16:43　特急で行きます　とはいっても100円の追加のみ

6/13 17:29

湯田中駅につきました。　特急が着くと志賀高原のテーマソング（昭和30年代の曲調）が流れていました。
特急に乗車しているのは地元の人が多いです。

6/13 17:30

駅前にあるコンビニで明日の準備

6/13 17:45

ホテルゆだなか　

6/13 18:39

海鮮丼　旨っ

6/13 18:46

野沢菜の天ぷら　旨っ

6/13 20:48

雑魚寝部屋　21時消灯で3人泊まりました。

6/14 5:43

おはようございます。
前山サマーリフト前で下車　タクシー30分7000円です

6/14 5:46

6/14 5:55

6/14 6:02

リフトを降りるとすぐに見えるはずの湿原　わたすげが見ごろです。

6/14 6:02

6/14 6:05

6/14 6:33

四十八池　おおっ少しばかり感動

6/14 6:44

6/14 7:05

ゴゼンタチバナ

6/14 7:06

横手山　この山は野反湖の近くまで見えます。

6/14 7:14

ネマガリ竹　これは可愛いが・・　成長すると憎たらしい。

6/14 7:32

6/14 7:39

赤石山　

6/14 7:40

大沼　背後に控えるのは北アルプスだろうが、調べる気力なし（時間がない）

6/14 7:43

同じような構図

6/14 7:43

山頂は岩っぽいので行かなかった。

6/14 7:49

仙人池

6/14 7:55

ぎざぎざした山は榛名山かな

6/14 8:29

こんな標識が多いですが、近くに寄らないと見えない

6/14 8:30

6/14 8:31

浅間山だけは僕でもすぐわかる

6/14 8:34

6/14 8:40

6/14 8:45

どんどこ歩く

6/14 8:49

草津白根は噴火しないでね。

6/14 8:52

ダン沢の頭　この辺りまでは順調
全行程20kmのうち10kmまで歩きました。ここまで3時間です。

6/14 8:53

ダン沢の頭の下りでヤブ漕ぎです。

6/14 8:57

で倒木。　これが意外と曲者です
やぶ漕ぎしていると突如現れる、迂回するともう踏み跡は見つからないの繰り返し。

6/14 9:11

オツタテの峰

6/14 9:16

またもや藪

6/14 9:21

藪を突っ切るしかない。

6/14 9:25

6/14 9:25

鷹ノ巣山方面を撮ってみた　どーみても薮漕ぎ

6/14 9:30

6/14 9:32

6/14 9:51

倒木とヤブ道の組み合わせは最強です　たいがい道が外れます。そして再び藪漕ぎ

6/14 9:53

五三郎小屋が気になるので行ってみます

6/14 9:59

やぶ漕ぎのすえに到着　登山道はありません。
古い記録は建物全体が写っていますが、周囲は木々が生い茂り写せませんでした。

6/14 9:59

中はこんな感じ

6/14 10:01

近くまで寄らないと屋根は見えません。
尾根から往復で15分です

6/14 10:14

横手山は目立ちます

6/14 10:29

6/14 10:32

大高山　予定より遅れ始めた・・　原因はヤブ漕ぎ以外考えらえず。

6/14 10:57

もーっ嫌や

6/14 11:03

延々続く薮漕ぎ

6/14 11:23

気持ちいいねぇ

6/14 11:26

6/14 11:28

カモシカ平

6/14 11:42

6/14 11:53

6/14 12:24

6/14 12:25

バイケイソウ

6/14 12:40

6/14 12:51

6/14 12:54

6/14 12:56

やっとここ下界です　ここまで7時間8分・・　かかったなあ

6/14 12:57

野反湖　いいところです。
平日だというのに観光客多し

6/14 13:41

ブルーベリーケーキとコーヒー

6/14 16:34

上野原草津口駅

6/14 18:11

帰りは新幹線です。　在来線で帰る気せず

6/14 18:24

またコーヒーを飲んでしまった。

天候調査　7時の天気

天候調査　14時の天気　いずれも快晴
実際にはやや雲が目立った程度。風は冷たいが、日差しは暖かい。

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

感想

inoyasu

このコースは去年、白砂山に登ったとときに、山頂で会った人が志賀高原から縦走したいと言っていたので気になり調べたら僕も行きたくなってしまった。

このコースの由来は昭和37年に開通し1997年に再整備されたまま、らしい。
再整備されて20年も経てば自然に戻っているだろう。
ヤマレコで多くの記録を参考にした。
数年前の記録は踏み跡ありというのが多いが去年あたりから薮漕ぎメインの記録あり、今年はダン沢の頭の下りからは7〜8割は登山道に笹が覆い被さっている。
よく見ないと踏み跡を外す。
ずーっと下ばかり見てられないので結局は薮漕ぎだ。
時期が悪いのか、僕の技量がないのか分からないが、けっこうなやぶ漕ぎだった。

五三郎小屋とか普通に廃屋だろう。
恐らく開通当時のまま？　ならば築60年近い。
タクシーの運ちゃんは野反湖と志賀高原の間は結構歩かれていると言っていたが、とても歩かれていると思えない。
もしかしたら秋になれば藪の勢いはななり歩く人もいるのかもしれない。

それにしても稜線の景色は素晴らしかった。　時期を変えてまた行ってみたい。