甲斐駒ケ岳（黒戸尾根）

2018年06月17日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.8km
• 登り: 2,412m
• 下り: 2,406m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:36
• 休憩: 1:03
• 合計: 11:39

4:40 尾白川渓谷駐車場
4:45 竹宇駒ヶ岳神社
5:54 笹の平分岐
6:55 刃渡り
7:20 刀利天狗
7:50 五合目小屋跡
8:30 8:40 七丈小屋
9:24 9:30 八合目御来迎場
10:43 11:15 甲斐駒ヶ岳
12:05 八合目御来迎場
12:35 12:45 七丈小屋
13:15 五合目小屋跡
13:50 刀利天狗
14:05 14:10 刃渡り
14:57 笹の平分岐
16:14 竹宇駒ヶ岳神社
16:19 尾白川渓谷駐車場

黒戸尾根を経て甲斐駒ヶ岳を訪ねたのは昨年に続いて2度目です。
昨年は山頂に到着したのが午後0時50分と遅かったので、ピストンを断念して北沢峠に下りました。それから1年間、悔しい気持ちを抱き続けていました。
多くのトレイルランナーに追い抜かされながらも、今回ようやくピストンの望みを遂げることができました。

天候

曇りときどき晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

道が明確で、迷う心配はありません。
歩きやすいのですが、七丈小屋から山頂までの間は注意を要する鎖場などがあります。とにかく距離が長くて、疲れました。

その他周辺情報

尾白川渓谷駐車場から竹宇駒ヶ岳神社に向かう道路の入り口に登山ポストがあります。
「尾白の湯」を訪ねたのですが、濾過器が故障中で全身浴はできないという表示が門にあったので、「むかわの湯」に行きました。気持ちよすぎて湯に浸かりながら居眠りしました。

写真

午前4時半ごろには駐車場が混み合っていました。トレイルランナーや山の猛者のような方々が、次々と登山道へ向かっています。

6/17 4:44

竹宇駒ヶ岳神社の本殿。安全と登頂を祈願しました。本殿の左脇の道に進みます。

6/17 4:46

尾白川に架かる橋を渡れば、急傾斜の登りが待っています。この約5分後、ストックの1本が、柄の下あたりで折れてしまいました。不吉な予感。

6/17 5:48

緩やかな坂道がしばらく続きます。気持ちがいいです。

6/17 5:54

笹ノ平分岐点。「甲斐駒ヶ岳まで7時間」と記されています。

6/17 6:41

霧が出てきました。小雨もぱらついているけど、涼しくて快適です。

6/17 6:50

信仰の山らしく、地蔵さんが所々にあります。

6/17 6:55

いよいよ刃渡りです。

6/17 6:55

鎖があるので、それほど危険は感じません。
青空が出てきましたが、ここから周囲の山はガスでほとんど見えませんでした。

6/17 7:12

黒戸尾根名物のはしごです。

6/17 7:13

またはしご。

6/17 7:15

またまたはしご。

6/17 7:16

たくさんのはしごを管理する方は大変と思います。

6/17 7:17

鎖がなくても登れると思います。

6/17 7:19

刀利天狗。

6/17 7:27

6/17 7:44

黒戸山のトラバース道を通過し、下り坂を進みます。

6/17 7:51

五合目小屋跡を過ぎると、やっぱりはしご。

6/17 7:54

イワカガミ。休憩してしばらく眺めていたい。でも先へ進みます。

6/17 8:06

6/17 8:06

もう一生分、はしごを登ったような気がします。

6/17 8:11

イワカガミがあちこちで咲いています。

6/17 8:13

頑丈な木橋です。

6/17 8:19

ほとんど垂直です。

6/17 8:31

やっと七丈小屋です。10分ほど休憩しました。

6/17 8:45

七丈小屋のテント場近く。何気なく後ろを向くと、鳳凰三山の雄姿。

6/17 8:49

鳳凰三山が雲海に浮かんでいます。

6/17 8:51

八ヶ岳も見えました。今年、必ず行きます。

6/17 9:10

右の山が甲斐駒ヶ岳です。まだまだ遠く見えます。

6/17 9:24

八合目御来迎場。ぜえぜえ、はあはあ。息を整えたくて休憩しました。

6/17 9:37

登るのが楽しい鎖場です。鎖なしに登ることはできませんでした。

6/17 9:49

険しい岩場が連続します。もっと怖い場所があったのですが、登るのに懸命になって写真を撮れませんでした。下山するトレイルランナー数人の通過を待つ間、息を整えます。

6/17 9:58

二本剣の奥に鳳凰三山と富士山。昨年に訪れて以来、この景色も再び見たいと思っていました。昆虫も写ってしまいました。

6/17 10:32

真ん中の山が甲斐駒ヶ岳です。

6/17 10:40

仙丈ヶ岳も見えます。山頂はもうすぐ。

6/17 10:43

やっと着きました。膝が痛いし疲れたけど、うれしさがこみ上げます。北沢峠から登ってきた登山客も大勢いて、賑わっていました。

6/17 10:44

北岳はまだ残雪があります。

6/17 10:45

北岳には2年前に行きました。今年、また行こうかな。

6/17 10:45

仙丈ヶ岳もよく見えます。

6/17 11:03

中央アルプスがはっきりと望めました。

6/17 11:10

八ヶ岳が、写真よりももっと大きく見えます。

6/17 11:10

きょうは晴れてよかった。山頂は360度、大絶景です。30分ほど、眺望を楽しみました。

6/17 11:37

二本刃もしばらく見納めです。また来ます。

6/17 11:45

登りより下りのほうが怖いです。

6/17 12:05

6/17 12:52

ここが一番スリルを感じました。ちょっと

6/17 13:18

五合目小屋跡。せっかく下ってきたのに・・。

6/17 13:23

登り返します。

6/17 13:28

6/17 13:37

どうしてこんな所に木の根があるのだろう。

6/17 14:05

刃渡りを渡るころには、もう八ヶ岳は見えなくなっていました。

6/17 15:29

もうバテそう。膝が痛い。苦悶の表情だったと思います。誰かおんぶしてくれ〜。立ち止まったところで花（ミヤマシシウド？）の群生がありました。

6/17 16:10

この橋まで来れば安心。どうにか甲斐駒ヶ岳のピストンができました。

6/17 16:19

登山口のちょっと奇妙な名物です。しんどかったけど、良い経験となりました。

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック 行動食 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ポール

感想

atoh

1年前よりも登頂までの時間を短縮でき、ジョギングなどの成果を少しばかり実感できました。
とはいえ、登山中に体力を激しく消耗したのか、七丈小屋を過ぎた辺りから、強い空腹を感じました。我慢できず、行動食（ようかん、カロリーメイト、菓子パンなど）を食べるのですが、すぐに腹の虫が鳴きました。食べるために何度も足を止め、登頂までに時間がかかってしまいました。
花の群生も各所にありましたが、目を向ける心の余裕もあまりありませんでした。足腰を鍛えて、また黒戸尾根に挑みたいと思います。

コメント

vvno1mkmy

お疲れ様でした！
ポイントポイントで声掛けさせていただいた、名古屋の夫婦者です。
お天気に恵まれて、リベンジもできてよかったですね。
うちは初挑戦で大変くたびれましたが、声掛けさせてもらった事で
元気を貰えました。ありがとうございました。

またどこかのお山でお会いできたらいいですね。

atoh

ありがとうございます。
お二人にお声をかけていただき、苦しくとも楽しい登山ができました。おかげさまでリベンジを果たせました。
特に下山中、笹ノ平を過ぎたあたりで膝が痛くなり、スローペースになりましたが、尾白川の橋まで健脚のお二人に引っ張っていただきました。
また、山でおしゃべりができればと思います。ありがとうございました。