赤岳(+横岳)
- GPS
- 27:00
- 距離
- 19.6km
- 登り
- 1,674m
- 下り
- 1,655m
コースタイム
<2日目> 7:05頂上小屋-7:22赤岳展望荘-8:00行者小屋-8:23赤岳鉱泉8:28-9:37美濃戸-10:11美濃戸口
天候 | 1日目:晴れ〜薄曇〜濃霧〜暴風雨 2日目:濃霧〜小雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
美濃戸口は駐車場が広く、複数の会社(?)が駐車スペースを管理しているので停めやすい。1日500円(山小屋泊行程だと1000円) 美濃戸口〜美濃戸は砂利(ところどころ舗装)の車道なので、重登山靴で歩くのは結構大変。 美濃戸まで車で入れるが、大部分が砂利道でかなり凹凸もある細い道なので車体の低い車で入るのはお勧めしない。 危険ではないが、南沢ルートは一部工事中のため山の斜面に迂回ルートがあり、雨の後は滑りそう。 赤岳〜横岳の稜線は、強風時は横風注意。 |
写真
感想
中央道を走るたびにいつか登りたいと思い続けていた八ヶ岳・赤岳で、今年の無雪期登山の締めくくり。
あわよくば登頂後、赤岳→横岳→硫黄岳、翌日阿弥陀岳もいっちゃおうと欲を出し、山小屋泊行程に。
まぁ、山はそう甘くはないよね、やっぱり。
第一の問題は、駐車場を500円だが遠い美濃戸口にするか、登山口の美濃戸で1000円払うか。
悩んだ末、美濃戸口に決定。歩いて2日で1000円浮かせて帰りに温泉に入ろうという結論に至った。
本題、山歩きに関しては、さすが八ヶ岳だけあって、一つのルート内に本当に多彩な魅力が盛り込まれている。
登山口直後からの苔生した豊かな森林帯、平地のような拓けた沢、そして突然現れる急な岩肌。
今回、行きは南沢、帰りを北沢にルートを取ったが、どちらも行者小屋以西はほぼ平坦で全く傾斜を感じさせない道だった。
その分、行者小屋以東の聳え立つ頂への登りが急に感じる。
行者小屋から上りは文三郎、下りは地蔵尾根を歩いた。
どちらも同じ傾斜を歩いているはずなのに、地蔵の方がまだ楽そうに感じたのは、往路の文三郎で果てしない階段に心が折れそうになったからか。。
赤岳登頂後、まだ見晴らしの利く周辺の景色を信じて横岳方面へ遠征したところ、突然湧き出した霧に視界を阻まれ、横岳頂上では更に強風が加わったため硫黄岳を断念。
横風の中、視界2メートル程度での稜線歩きはさすがに緊張。。
その夜は山小屋が軋むほどの暴風雨になり、翌日これが雪に変わらないこと、更には気温が下がって濡れた岩が凍結しないことを祈った。
結局、幸運にも翌日の気温が非常に高く、凍結どころか風もやんで穏やかな霧の中の下山ができた。
なんにしても、人気の山だけあって今回歩いたルートはほぼ完璧に危険箇所がカバーされ、必要以上と思えるほど丁寧に階段や鎖が整備されていた。
しっかり気をつけて登れば、赤岳は危険な箇所はなさそうだ。
そして登りも想像ほどきつくない。
来シーズン、必ず今回のリベンジ:硫黄・横・赤・阿弥陀もしくは権現の縦走をしに来よう・・!
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