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Yamareco

記録ID: 1502536
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無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

南ア・鋸岳(角兵衛沢より第1高点往復)

2011年06月04日(土) 〜 2011年06月05日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
16.3km
登り
1,699m
下り
1,705m

コースタイム

1日目
山行
6:25
休憩
0:30
合計
6:55
11:05
85
12:30
12:30
65
第2砂防ダム
13:35
13:50
50
第1床固前
14:40
14:55
53
15:48
15:48
132
横岳分岐
18:00
2日目
山行
7:03
休憩
1:41
合計
8:44
4:48
140
7:08
7:10
25
7:35
7:56
12
8:08
8:10
63
9:13
10:00
86
11:26
11:55
97
天候 初日:晴れ
2日目:曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーにて戸台・河原の駐車場へ
コース状況/
危険箇所等
・戸台川の遡行区間は数ヶ所の徒渉点あり、増水時は渓流靴がベター。角兵衛沢出合の徒渉点も飛び石での徒渉は困難。
・角兵衛沢上部の登路はコルまで石のガレ場が連続、「石の海」の様相で歩きにくく、道形不明瞭。途中の樹林帯、立木に赤テープあり、これを丹念に拾って登降。
・大岩下のテン場はテント一張り分強のスペースのみ。水場あり、眺望も良くパラダイス的なスポット。
その他周辺情報 戸台から車で少し下ると、日帰り入浴できる「仙流荘」あり。
戸台に愛車停め、単身戸台川を遡行開始。初日は梅雨入り前のド快晴、戸台川上流には南ア主稜もバッチリ見えてます!
2018年06月19日 00:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/19 0:59
戸台に愛車停め、単身戸台川を遡行開始。初日は梅雨入り前のド快晴、戸台川上流には南ア主稜もバッチリ見えてます!
直前の台風通過で荒れ、雪解けで増水した戸台川を右往左往しつつ遡上。渓流靴で角兵衛沢出合の徒渉点(標識あり)をジャブジャブ渡ります。
2018年06月19日 00:59撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/19 0:59
直前の台風通過で荒れ、雪解けで増水した戸台川を右往左往しつつ遡上。渓流靴で角兵衛沢出合の徒渉点(標識あり)をジャブジャブ渡ります。
初日のお宿、大岩下のテン場は眺めも良く、さながら山中のパラダイス。水流もタップリ、快適に孤独な一夜。
2018年06月19日 01:00撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/19 1:00
初日のお宿、大岩下のテン場は眺めも良く、さながら山中のパラダイス。水流もタップリ、快適に孤独な一夜。
角兵衛沢の登路は聞きしに勝るガレの悪場が続き、文字通りの「石の海」。疎らな赤テープを目標に、3歩進んで2歩戻りのシンドい行程をコルまで登り詰めます。途中、思いがけずカモシカと遭遇!(今回スライドした生物はこの一頭のみ…。)
2018年06月19日 01:01撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/19 1:01
角兵衛沢の登路は聞きしに勝るガレの悪場が続き、文字通りの「石の海」。疎らな赤テープを目標に、3歩進んで2歩戻りのシンドい行程をコルまで登り詰めます。途中、思いがけずカモシカと遭遇!(今回スライドした生物はこの一頭のみ…。)
息も絶え絶えに、ようやく角兵衛沢のコル到着。ここからは、浮き石の多い尾根道を第1高点へ。
2018年06月19日 01:01撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/19 1:01
息も絶え絶えに、ようやく角兵衛沢のコル到着。ここからは、浮き石の多い尾根道を第1高点へ。
テン場から3時間弱の難行苦行の末、ついに第1高点到達。山名標識は落雷で破損、どこの山頂かよく分からない仕儀に…。
2018年06月19日 01:03撮影 by  SBM303SH, SHARP
1
6/19 1:03
テン場から3時間弱の難行苦行の末、ついに第1高点到達。山名標識は落雷で破損、どこの山頂かよく分からない仕儀に…。
薄曇りで山岳展望もイマイチ。山頂からはうっすら甲斐駒の雄姿が…。
2018年06月19日 01:03撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/19 1:03
薄曇りで山岳展望もイマイチ。山頂からはうっすら甲斐駒の雄姿が…。
休憩もそこそこに下山開始。次第に天候が回復、眼前に残雪のたおやかな仙丈ヶ岳が登場。
2018年06月19日 01:04撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/19 1:04
休憩もそこそこに下山開始。次第に天候が回復、眼前に残雪のたおやかな仙丈ヶ岳が登場。
テント撤収、無事徒渉も終え、戸台川に復帰。
2018年06月19日 01:04撮影 by  SBM303SH, SHARP
6/19 1:04
テント撤収、無事徒渉も終え、戸台川に復帰。

感想

200名山巡りも195座目。台風で荒れ、増水した戸台川を遡行、徒渉の後、山上のパラダイス、大岩下のテン場で一泊。角兵衛沢ルートは悪名轟く「石の海」が稜線まで続き、難行苦行の末、ようやく角兵衛沢のコルへ。無事第1高点を極め、再度石の海を突破してテン場でツェルト撤収、昼過ぎに戸台へ帰着。
 予想以上のタフなコースでしたが、2日間で出会った人間はゼロ、動物もカモシカ一頭のみ。孤独で静寂な山旅を満喫できました。

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コメント

しんどそうな山ですね
こんにちは

鋸岳はいつかはと思っております。
角兵衛沢の上部が難関のようですね。
このコースより、釜無川コースの方が容易ですかね?

二百名山ブームにはあまりなってほしくないですが、
もう少し容易な山になることは期待しております。
2018/6/19 17:43
Re: しんどそうな山ですね
Mipapaさま:またまた古い山百巡りの発掘レコに、早速のメッセージ有り難うございます。ご指摘の通り、ほとんどが破線ルートにガードされ、沢沿いの遡上・山中泊も必要な鋸岳の登路で、唯一日帰り可能なルートは富士川源流の釜無コースでしょう。ところが、当時は同ルートが通行止めで、林道ゲートも閉鎖されていたため、断念して名にしおう「悪路」の角兵衛沢ルートを選んだ記憶があります。ただ、苦労も多かった分、山頂踏破の達成感は大きく、何よりツェルトで一泊した岩小屋下のテン場は、この世の楽園と言うべき桃源郷でした。(「定数一張り」のスペースしかなく、早めのテン場着をお勧めしますが。)
 因みに、この鋸岳ツアーからは大きなトラブルなく帰還したものの、余りの疲労度の大きさ故か、翌週末買い物に出かけた街中のスーパーの何でもない駐車場で不覚にも激しく転倒し、救急車で運ばれ顔面を十数針も縫った苦い想い出があります。鋸岳踏破の厳しさを象徴するエピソードかもしれません…〈汗〉。
 今週末含め、暫くは梅雨末期の鬱陶しい天気が続きそうですね。小生も古い山行記録の発掘などで山歩きの虫を鎮めたく思いますが、貴殿も梅雨明けのステキな「夏山Joy!」に向け、しばしの充電に勤しまれますように。
2018/6/20 8:23
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