カンマンボロン〜瑞牆山（みずがき山自然公園より周回）

2018年06月22日(金) [日帰り]

• GPS: 07:21
• 距離: 8.8km
• 登り: 1,193m
• 下り: 1,176m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:38
• 休憩: 0:42
• 合計: 7:20

距離 8.8km 登り 1,193m 下り 1,192m

6:02 みずがき山自然公園
6:43 6:52 カンマンボロン
8:45 9:03 大ヤスリ岩
9:11 瑞牆山
9:16 弘法岩黒森分岐
9:20 9:22 瑞牆山
9:57 弘法岩黒森分岐
10:02 10:11 瑞牆山
10:23 10:26 弘法岩黒森分岐
11:49 不動滝
12:44 12:45 小川山林道終点
12:51 小川山林道芝生広場分岐
13:22 みずがき山自然公園
13:22 ゴール地点

写真撮影のために寄り道しまくり＆ルートミス1回で、コースタイムは参考にならないと思います。
GPSだと瑞牆山に3回も登頂してる事になってるし…

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

みずがき山自然公園駐車場を利用（無料）

コース状況／危険箇所等

途中にカンマンボロンへの取付ポイントのある大ヤスリ岩へのルート（パノラマコース？）は、マイナールートってコトで踏跡が薄い個所もありますが、ピンクテープ・ペンキマーク・お助けロープがこれでもかってくらいあるので迷わずに歩けました。しかし…そのルートからカンマンボロンへ取付くポイントは、目印がないので下調べしてないと分かりづらいと思います。
瑞牆山ピークから下山に使った黒森コースは一般道ですが、基本的に濡れる箇所が多くてかなりスリッピーでした。雨上がりに下りに使うと気を使うと思います。

写真

6/22 5:59

瑞牆山の影になって6時でも日が当たらない、みずがき山自然公園に車を停めます。

6/22 6:06

準備完了して、まずは車道で南下。
ちょっと歩くと目印の駐車場が見えてきます。

6/22 6:07

その駐車場の向かい側に、朽ちて倒れた案内図がある。

6/22 6:07

倒れた瑞牆の森歩道案内を見ると…
カンマンボロンはありますが、そこまでの案内がまったくありません…

6/22 6:08

その案内板の脇から踏跡を辿ります。
最初のY字は右のルートへ。

6/22 6:10

その後は交差点が何度か出現しますが、ひたすら直進します。

6/22 6:17

序盤は踏跡も明瞭。

6/22 6:20

しかし、落葉が堆積してて分からなくなり〜

6/22 6:40

かなりの急登になります。
踏跡不明瞭でもピンクテープが先へ導いてくれます。

6/22 6:41

かなり足場が悪いぞ〜

6/22 6:41

そしてこの岩を通過すると…

6/22 6:44

ステンレスのピカピカ道標が出現。
落書風に「カンマンボロン」と彫ってある。
「←カンマン　ボロン→」　えぇぇ〜！？
目指すカンマンボロン…どっちに行けばいいの？？

6/22 6:45

道標もあるしペンキマークも豊富だし、なんの心配もなく急登をやっつけます。

6/22 6:47

そして！こんな岩上でタコ足を伸ばしてる木を通過してすぐに〜

6/22 6:51

ルートを外れて、ザレザレズルズルな急斜面に突入〜

6/22 6:53

カンマンボロンへの取付きからすぐに、左に向かう踏跡がありそちらに吸い込まれそうに…
下調べでは、この先はクライミングのゲレンデらしいので、反対の右に向かいます。

6/22 6:54

見上げると目印になる洞ヶ岩が見える。

6/22 6:54

こんな所を通過して…

6/22 6:57

ザレた急斜面を登っていくと、すぐに洞ヶ岩直下に到着。

6/22 6:57

そのすぐ左に、カンマンボロンへ続く隙間があった。
狭い上に斜めでただでさえ通りづらいのに、足元はザレた斜面でホールドも乏しく、ザックを背負ったままの自分には難易度高かった…

6/22 6:59

なんとか岩の隙間を擦り抜けると、目の前に展望が開けます。

6/22 7:00

そして右上方を見上げると〜
見たかったカンマンボロ〜ン！

6/22 7:00

カンマンボロンの下部はテラスになってるという話でしたが、ほとんど足場はありません…

6/22 7:03

そして見上げると〜カンマンボロ〜ン！
今度は横位置で。

6/22 7:04

梵字をホールドにして登ってみようと試みますが、さすがにこれは無理…

6/22 7:04

落ちて来たら間違いなくあの世行き…
そんな洞ヶ岩の周りに、イワツバメ？が沢山飛んでいる。

6/22 7:04

カンマンボロンを堪能したので、そろそろ戻らねば…
両腕を擦り剝きながら、この嫌らしい隙間を通ります。

6/22 7:06

そしてなんとか隙間を通過。
最初に荷物をデポする事も考えましたが、安心して置いとける場所は見当たりませんでした。

6/22 7:11

大ヤスリ岩へ続くルートに戻る途中、すぐ横に聳え立つ岩壁を見上げる。

6/22 7:15

そしてルートに復帰。
ペンキマークに導かれたり〜

6/22 7:25

ピンクテープに導かれながら、急登をやっつけていきます。

6/22 7:29

そしてシャクナゲエリアに突入。
ここで右手グローブがない事に気付く。

6/22 7:33

スマホ操作したタイミングかな？
と思いそのポイントまで戻ると、あったあった！よかった〜

6/22 7:35

そして再びシャクナゲエリア。
一輪も咲いてない…

6/22 7:36

時期を外したか、シャクナゲ外れ年なのか…

6/22 7:43

急登が続きます。

6/22 7:53

テープ・ペンキは豊富。

6/22 8:00

そして、ロープ登場〜
古めのザイルですが、トラロープよりは信用できる？

6/22 8:01

ミヤマカラマツ？

発芽。

6/22 8:02

またもやロープ場。
ザイルが湿っててちょいと不快ですが、ありがたく使わせていただきます。

6/22 8:09

岩庇。

6/22 8:10

こんなロープ場も。

6/22 8:14

「←グリーンロッヂ黒森　みずがき山→」2枚目出現。

6/22 8:18

しばらく暗〜い急登をこなすと…

6/22 8:21

なんか展望が開けそうな雰囲気に？

6/22 8:22

そして岩塔の間に本日初富士山〜！

6/22 8:22

振り向くとダイヤモンドヤスリ岩！

6/22 8:26

たま〜に平坦な個所もありますが…

6/22 8:28

ほとんどが、こんな具合の急斜面。

6/22 8:29

別バージョン道標。

6/22 8:30

振り向くと二つの岩塔。

6/22 8:32

急登がまだまだ続く…

6/22 8:49

進行方向に巨大な大ヤスリ岩が出現。

6/22 8:52

その足元を巻いていきます。

6/22 8:53

上ばっかり見て首が痛い…

6/22 8:53

岩の間に八ヶ岳〜

6/22 8:55

そしてロープが張られてる場所に到着。
そのロープを跨いで一般道に合流します。

6/22 8:56

歩いて来たカンマンボロンへのルートは、一般道からは立入禁止なんですかね。

6/22 8:59

岩度合いが一気に上がります。

6/22 9:00

クサリ場もあり。

6/22 9:02

岩だらけ。

6/22 9:09

ピンクテープに導かれ…

6/22 9:15

ペンキマークに導かれ…

6/22 9:15

岩の急登をこなして行って、雲が近くなったな〜と思ったら…

6/22 9:16

弘法岩黒森分岐に到着。
ここまで来れば瑞牆山山頂まであとちょっと〜

6/22 9:17

濡れたクサリ場通過〜

6/22 9:18

ロープ場通過〜

6/22 9:19

ハシゴ通過〜

6/22 9:19

そしてピークっぽい雰囲気に？

6/22 9:20

ってコトで、瑞牆山ピークに到着〜！

6/22 9:21

ガスガスだった3年前と違って、全てが見える〜

6/22 9:21

先週は八ヶ岳から見た金峰山。
今週は瑞牆山から。近い。

6/22 9:21

金峰山と富士山。

6/22 9:21

瑞牆山々頂。日本百名山。

6/22 9:22

展望盤。

6/22 9:22

山梨百名山標識も。

6/22 9:23

一番高そうな岩には恐ろしくて乗れないので、近くの岩上から。

6/22 9:23

富士山〜南アルプス

6/22 9:23

南アルプス〜八ヶ岳

6/22 9:23

先週歩いた八ヶ岳

6/22 9:26

眼下には大ヤスリ岩

6/22 9:27

大ヤスリ岩〜弘法岩

6/22 9:30

そしてここに陣取って、エネルギー補給。

6/22 9:46

望遠レンズで、権現岳〜赤岳。
キレット縦走は来月出来るかな？

6/22 9:46

先週歩いた、真教寺尾根〜赤岳〜県界尾根。

6/22 9:47

金峰山小屋〜金峰山ピーク〜五丈石

6/22 9:47

来月吉田ルートで狙ってる富士山。

6/22 9:49

大ヤスリ岩の上部に、クライミングの残置物。

6/22 9:49

御嶽山も見える。

6/22 10:18

山頂反対側に降りてみる。

6/22 9:57

すぐにロープで通せんぼ。

6/22 9:57

ウラジロヨウラク？

6/22 10:01

こんなテラスがあったので〜

6/22 9:59

乗ってみる。怖い…

6/22 10:00

テラスからの弘法岩。
その向こうにはギザギザ八ヶ岳。

6/22 10:04

振り向くと、金峰山上空に彩雲出現。

6/22 10:09

瑞牆山ピークは垂直に切り立っている。怖い…

6/22 10:17

弘法岩の上にハシブトガラスが飛来したので、赤岳〜横岳バックに撮影。
もうちょっとレアな鳥だったらよかったのだが…

6/22 10:20

展望良好な瑞牆山ピーク。
リベンジ達成して十分堪能したので、下山開始〜

6/22 10:24

3年前に滑落しかけた岩。
あの時は濡れてたなぁ〜

6/22 10:24

弘法岩黒森分岐まで戻って〜

6/22 10:25

黒森コースで下山開始。

6/22 10:35

ウェッティな急降下で、滑る滑る〜

6/22 10:39

コケ

6/22 10:43

キノコ

6/22 10:43

キノコ祭り

6/22 10:49

弁天岩

6/22 10:54

王冠岩

6/22 10:55

って、これか？

6/22 10:59

コケ

6/22 10:59

出た！つっかえ棒！

6/22 11:05

この日唯一咲いていたシャクナゲ。

6/22 11:07

赤キノコ

6/22 11:07

落っこちて来ませんように…

6/22 11:09

ししくい坂　頑張って

6/22 11:10

ロープで急降下。

6/22 11:12

こんなトコも下ってきた。

6/22 11:19

人面瘤？

6/22 11:21

夫婦岩

6/22 11:22

ちょっと離れて撮影。

6/22 11:25

登山道が沢になってる。

6/22 11:27

キノコ？

6/22 11:31

なんだかルートじゃないっぽい？

6/22 11:33

んんん？やっぱりこれ以上進めない？

6/22 11:38

ってコトで、テープのある場所まで戻って、ルートに無事復帰。

6/22 11:41

手持ちでスローシャッター渓流撮り。

6/22 11:45

古そな丸太橋。

6/22 11:49

道標が現れて、轟音がする方向を見てみると〜

6/22 11:51

おぉぉ〜不動滝だぁ〜！

6/22 11:52

水量は少なめですが、想像してたより立派な滝でした。

6/22 11:56

ミヤマカラマツ

6/22 11:57

手すりに注意？

6/22 12:01

手すりに注意？？

6/22 12:05

手すりに注意？？？

6/22 12:06

スカスカな踏板。

6/22 12:09

手すりがあると、必ずこの標識アリ。

6/22 12:10

理由を探ってみよう。

6/22 12:11

支柱が2本のビスだけで固定されている？
こりゃ体重かけると折れますな。
そんな訳で注意しなきゃってコトね。

6/22 12:23

沢沿いを歩きます。

6/22 12:24

手持ちでスローシャッター渓流撮り

6/22 12:26

デカ！

6/22 12:31

急に歩きやすくなる黒森ルート。

6/22 12:38

こんな場所を通過して〜

6/22 12:42

高度を下げ続けます。

6/22 12:45

すると前方に駐車車両がたくさん見えた。

6/22 12:45

小川山林道終点。
ここまで車で来れるのね〜

6/22 12:47

しかし路面はかなりバンピー。
停まってた車は四駆が多かった訳はこれか。

6/22 12:51

林道で芝生広場分岐まで来ると、ここから自然歩道に乗り換え。

6/22 12:52

こんな道を快適に進みます。

6/22 12:53

クリンソウ

6/22 12:56

ここからマクロレンズで〜

6/22 12:58

キノコ

6/22 13:02

快適トレイル

6/22 13:05

シダ植物

6/22 13:07

コケ

6/22 13:08

東屋通過〜

6/22 13:10

快適トレイル

6/22 13:11

植林地帯

6/22 13:13

イワニガナ？

6/22 13:13

キノコ

6/22 13:15

シダ植物

6/22 13:15

自然公園のトイレが見えてきた。
ゴールまであとちょっと〜

6/22 13:18

そして突然！目の前に柵が！？
えぇぃ！跨いじゃおう！

6/22 13:19

跨いでからプレートを確認。
げげ！危なかった〜

6/22 13:20

そして無人の芝生広場を通過して〜

6/22 13:21

みずがき山自然公園駐車場に無事帰還。

撮影機器：

NIKON D7200 NIKON CORPORATION

感想

しゃとる

仕事が定休日の水曜日（月末除く）。今週はピンポイントでドシャ降り…
もちろんこんな日は山はやれず悶々としていた自分でしたが、翌々日の金曜日だけ梅雨の晴れ間が期待できそう？んじゃ夕方から予定があるけど早上がりできそうな山をやってしまお〜う！
ってコトで、以前から気になってたカンマンボロン探し＆3年前はガスガスで残念な初登頂だった瑞牆山リベンジに行ってきました。
見つけられるか不安だったカンマンボロンにも無事到着出来て、瑞牆山ピークからは梅雨の合間の大展望を撮影出来て、ショートながらもかなり充実した山歩きでございました。