焼岳（上高地登山口〜新中の湯登山口）

2018年06月22日(金) [日帰り]

• GPS: 07:09
• 距離: 9.8km
• 登り: 983m
• 下り: 884m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:15
• 休憩: 0:54
• 合計: 7:09

7:05 上高地バスターミナル
7:29 7:29 田代橋
7:31 7:31 西穂高岳登山口
7:41 7:41 上高地焼岳登山口
8:55 8:55 峠沢梯子場
9:19 9:19 長ハシゴ
9:46 10:01 焼岳小屋
10:02 10:02 新中尾峠
10:11 10:15 焼岳展望台
10:24 10:24 中尾峠
11:33 12:03 焼岳(北峰)
12:51 12:56 広場
14:14 新中の湯登山口

GPSの記録が不調の為、コースタイムは写真の撮影時刻に基づき記録しています。
新中の湯登山口の駐車場に5時15分に到着し、5時30分、中の湯バス停に向け出発。
約40分後、中の湯バス停に到着し6時25分発の上高地行きシャトルバスに乗車、上高地バスターミナルには6時55分頃に到着。
コースタイム概要：
上高地バスターミナル≪36分≫上高地焼岳登山口≪125分≫焼岳小屋≪88分≫焼岳北峰
焼岳北峰≪48分≫広場≪78分≫新中の湯登山口

天候

晴（時々強風）

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

中の湯側焼岳登山口Pに駐車し徒歩で「中の湯バス停」に降りる。
「中の湯バス停」から「上高地バスターミナル」間はシャトルバス利用（料金は770円）。

写真

6/22 5:30

新中の湯コースの起点の駐車場に5時15分に到着。事前に調査した通り平日の早朝は駐車台数は少ない（自車含め6台）。整列駐車なら、更に5台は駐車可能。

6/22 5:31

5時30分、上高地行きのバス（6時25分発）に乗る為、中の湯バス停に降りる。

6/22 6:08

6時8分、中の湯バス停に到着。歩行時間38分だった。上高地バスターミナル迄の料金は770円で乗車時に支払う。平日の始発バスの為（？）乗客は10名程だった。

6/22 6:56

6時55分に上高地バスターミナル着。トイレを済ませ7時5分に出発。

6/22 7:07

梓川越しの穂高連峰。今朝は視界良好。

6/22 7:25

梓川沿いに下る。焼岳の視界も良好。

6/22 7:29

スタートから25分、田代橋に到着。

6/22 7:31

田代橋を渡ると、その先には西穂高岳登山道の門。立派な登山道入口だ。

6/22 7:41

上高地BTから約35分、上高地焼岳登山口に到着。ここまでは平坦路。

6/22 7:51

上高地焼岳登山口から約10分、登山道脇に雪渓が残っていた。

6/22 7:53

雪渓から少し進んだ先の登山道脇に咲いていた花。初めて見た。花の名前は分かりません⇒ショウキランのようです。

6/22 7:56

ショウキラン（？）が咲いている所から約3分進むと、この花の群生が。・・・ベニバナイチヤクソウでしょうか？

6/22 8:21

上高地焼岳登山口から約40分、徐々に傾斜が急になり最初のハシゴが現れた。

6/22 8:55

上高地焼岳登山口から約75分、峠沢ハシゴ場に到着。

6/22 8:55

峠沢ハシゴ場からは大正池、その先には、霞沢岳が展望できた。

6/22 8:57

峠沢ハシゴ場の先、緩やかなハシゴが何箇所か現れるが、難なく通過可能。

6/22 9:03

峠沢ハシゴ場の先、緩やかなハシゴが何箇所か現れるが、難なく通過可能。そして、上高地焼岳登山口から約80分、少し長いハシゴが現れ・・・

6/22 9:08

そのハシゴの少し先からは開けた登山道になる。峠沢、焼岳北峰を見ながら登ります。

6/22 9:08

登山道の右側の岩壁が樹木に覆われているところ（写真の左側から1/3辺り）には有名な長ハシゴがあります。朝陽に反射してキラキラしてました。

6/22 9:18

上高地焼岳登山口から約100分、有名な長ハシゴに到着。長さ10m、傾斜は80度位との事。

6/22 9:22

長ハシゴを登ったところにある岩場。鎖場となっていますが、岩場の右端を通りました。

6/22 9:33

長ハシゴの先は一気に展望が開け・・・

6/22 9:34

登山道の横には花が見られるようになります。

6/22 9:46

上高地焼岳登山口から約125分、焼岳小屋に到着。ヘルメットの無料貸し出しあり。何んで？、と思ったら、焼岳からの下山者の多くがヘルメット着用してた。

6/22 10:06

10時に焼岳小屋出発。正面手前のコンモリしたピークは焼岳展望台。その奥は焼岳の溶岩ドーム。行く手の右側＝北側の展望が開け笠ヶ岳も見えてくる。

6/22 10:11

上高地焼岳登山口から約150分、焼岳展望台に到着。焼岳山頂へ続く登山道が見える。穂高連峰の山頂も見えるが手前の山が邪魔で展望はイマイチ。

6/22 10:24

上高地焼岳登山口から約160分、中尾峠到着。「中尾温泉」への道標があり、道標が指す先の斜め前方には笠ヶ岳。

6/22 10:29

中尾峠から焼岳側に5分程登り返したところから中尾峠を振り返る。

6/22 10:29

又、ここから、再び、登山道脇に花が見られるようになる。この先、中の湯分岐近くまで、このコース一番の花畑だった。

6/22 10:40

溶岩ドームもグッと迫ってくる。

6/22 10:41

登山道の近くには噴気が出ている箇所もあり、硫黄くさい。

6/22 11:04

6/22 11:04

斜面にはたくさんのイワカガミが咲いている。

6/22 11:12

笠ヶ岳、いい感じで見えます（山頂からの写真がイマイチだったので山頂近くからの写真を載せました）。

6/22 11:12

右の岩壁を回り込むように登っていきます。左側に噴煙あげる溶岩ドームの右の鞍部に登っていきます。

6/22 11:13

6/22 11:23

そろそろ、中の湯分岐の鞍部。ここには、少し大きな雪渓がありますが登山道には掛かっていません。

6/22 11:23

振り返ると槍ヶ岳から双六岳にかけての山並みが見える。

6/22 11:25

もうすぐ焼岳の北峰ピーク。中央の硫黄の噴気孔を右側から巻くようにして登ると頂上だ。

6/22 11:27

中の湯分岐の案内は白ペンキのみ。

6/22 11:27

中の湯分岐から見た焼岳の南峰。

6/22 11:33

上高地バスターミナルから4時間30分、上高地焼岳登山口から約3時間50分、焼岳北峰頂上に到着。今日は晴天で視界良好、抜群の展望だ。

6/22 11:34

焼岳北峰頂上からのインキョ穴。正賀池右横にあり新火口で明治時代に噴火したとの事。

6/22 11:34

焼岳北峰頂上から見た火口湖＝正賀池

6/22 11:34

焼岳北峰頂上からの正賀池と南峰

6/22 11:36

焼岳北峰頂上からの焼岳南峰とその右遠方に見える乗鞍岳。

6/22 11:36

焼岳北峰頂上からの東側展望。焼岳溶岩ドームとその先の霞沢岳。

6/22 11:39

焼岳北峰頂上。穂高連峰をバックに記念撮影

6/22 11:46

焼岳北峰頂上から乗鞍岳のズームアップ。

6/22 11:47

焼岳北峰頂上から白山をズームアップ

6/22 11:47

焼岳北峰頂上から野口五郎岳をズームアップ

6/22 11:49

焼岳北峰頂上から甲斐駒ケ岳（？）をズームアップ

6/22 11:49

焼岳北峰頂上から木曽駒ヶ岳（？）をズームアップ

6/22 11:56

焼岳北峰頂上から槍ヶ岳をズームアップ

6/22 11:57

焼岳北峰頂上からの上高地

6/22 11:58

焼岳北峰頂上からの奥穂〜吊尾根〜前穂

6/22 12:16

中の湯側に下山。中の湯分岐から少し下りた所にある岩塊。崩れてきそうなので足早に通過。

6/22 12:21

焼岳南峰と北峰の鞍部付近まで下りた所から登山道を振り返る。左の岩塊は北峰だ。

6/22 12:21

焼岳南峰と北峰の鞍部付近からみた中の湯コース

6/22 12:22

焼岳南峰と北峰の鞍部付近からみた北峰の噴煙。登山道になびいてきました。

6/22 12:23

焼岳南峰と北峰の鞍部付近からの笠ヶ岳。

6/22 12:23

焼岳南峰と北峰の鞍部付近からの正賀池とインキョ穴。

6/22 12:29

焼岳南峰と北峰の鞍部から数分下りた所から焼岳北峰を振り返る。

6/22 12:29

同じ所からみら中の湯コースの下山路。

6/22 12:41

登山路を振り返る。中の湯コースを登る時はこの様な景色を見ながら登るんだ。

6/22 12:46

焼岳北峰から約40分、登山路に雪渓が現れたが支障なし。

6/22 13:08

焼岳北峰頂上から約1時間、下堀沢出合まで下りてきた。

6/22 14:13

新中の湯登山口に到着。焼岳北峰から2時間10分、上高地バスターミナルから7時間10分でした。

6/22 14:14

下山時、路肩駐車の7台含め駐車台数は12台。駐車スペースには5台駐車していたが自車以外は入れ替わっていた。

撮影機器：

EOS M2 CANON

感想

choukaisan

「てんきとくらす」の登山指数は強風で「C（登山に適さず）」だったが梅雨の合間の晴の予報だったので山行きを決意。
ヤマレコを検索したら「平日の早朝なら新中の湯登山口での駐車は可能」とあり、これを信じて、「午前5時駐車場着→中の湯バス停に降りる→シャトルバスで上高地→上高地焼岳登山口から登山→新中の湯登山口下山」を計画。
5時15分頃駐車場に到着した時は自車含め6台が駐車していた。整列駐車なら、更に5台は駐車可能だった。下山時の駐車場には空きがあったものの路肩駐車が7台、状況から午前6時前には満車状態だったと思う。
上高地の天気は快晴、穂高連峰・焼岳の視界は良好でこれなら山頂からの展望が期待できると思い足取りが弾んだ。
上高地焼岳登山口から10数分、登山道脇に妖艶な花が咲いていた。初めて見る花で感激、調べたところショウキランのようです。
上高地焼岳登山口から約75分、峠沢ハシゴ場に到着。この辺りから大正池、その先には、霞沢岳が展望できる様になり、更に、有名な長ハシゴの先は一気に展望が開け、焼岳の全容、登山道横には花が見られるようになり、いい感じの登山になりました。
焼岳小屋の先の焼岳展望台からは穂高連峰の山頂も見えるが手前の山が邪魔で展望はイマイチ。しかし、山頂部に雪をたたえた笠ヶ岳から抜戸岳の山並みは素晴らしい。
また、焼岳山頂へ続く登山道も一望でき、さぁ行くぞ！という気分になります。
一方、この付近から北西方向からの強風が強くなり少し寒く感じましたが雨具無しで行けました。
中尾峠から中の湯分岐近くまで、再び、登山道脇に花が見られるようになり、特に、イワカガミの群生は見事でした。
焼岳北峰に到着したころには、時々強風が吹くものの、風は弱まっておりじっくりと山頂からの展望を堪能できました。山頂は期待通り視界良好で遠くの山並みまで見通す事が出来ました・・・梅雨時とは思えません。
焼岳北峰からの下山は新中の湯ルート、北峰頂上から南峰と北峰間の鞍部までは、今回選んだコースで最も活火山を実感するルートで、時々噴煙に覆われ、少し急ぎ足で通過しました。
南峰と北峰間の鞍部からは、時々振り向いて焼岳を望みながらも、淡々と下りた感じ。でも、秋なら紅葉を楽しめそうです。