ブヨに襲われつつも花を堪能！苗場山（祓川登山口駐車場よりピストン）

2018年06月24日(日) [日帰り]

• GPS: 08:11
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,229m
• 下り: 1,211m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:06
• 休憩: 1:06
• 合計: 8:12

6:17 祓川登山口駐車場
6:41 6:42 和田小屋登山口
7:42 7:44 下ノ芝
8:11 8:22 中ノ芝
8:34 8:35 上ノ芝
8:42 8:42 苗場山、小松原分岐
8:55 8:56 神楽ヶ峰
9:10 9:18 雷清水
10:08 10:40 苗場山
12:01 12:06 雷清水
12:19 12:19 神楽ヶ峰
12:30 12:31 苗場山、小松原分岐
12:35 12:35 上ノ芝
12:44 12:48 中ノ芝
13:14 13:14 下ノ芝
14:06 14:06 和田小屋登山口
14:29 祓川登山口駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

祓川登山口駐車場は午前6時で満車になりました。
週末の朝限定だと思いますが、駐車場手前のゲートで登山届の提出について1台ずつチェックしていました。コンパスで提出済と答えるとすぐに通してもらえましたが、未提出の人は車内で記入するように言われて止められてました。

コース状況／危険箇所等

きれいな階段や木道がしっかり整備されてますし、岩場にステップがきってあったりして、歩きやすいように整備されているなと感じました。危険箇所と思われる場所はとくにありませんが、ぬかるみや濡れた岩でのスリップには気をつけたほうがいいでしょう。
それよりも重要なのはブヨ対策！苗場山はブヨが多いことで有名らしく、今回も駐車場から神楽ヶ峰あたりまでずっとブヨにつきまとわれて大変でした。肌の露出は極力避け、頭には防虫ネットを被ることをオススメします。

その他周辺情報

下山後は道の駅みつまたに併設されている街道の湯（600円）で汗を流しました。

写真

祓川駐車場手前のゲートでは管理者の方2名が1台ずつ登山届の提出について確認してました。ここまで徹底している登山口は初めてでちょっとびっくり。

6/24 6:08

6:00AM、駐車場はすでに満車。なるべく邪魔にならないように道の端に停めさせていただきました。駐車場ではブヨが大発生中！

6/24 6:19

6:18AM、駐車場トイレの脇から登山開始です。駐車場奥の舗装路から登ってもいいことは知ってましたが、こっちの道も歩いてみたかったので…。

6/24 6:26

ナナカマド。紅葉や赤い実で有名な木ですが、こんなかわいい花が咲くんですね。

6/24 6:26

山道はすぐに舗装路と合流。かぐらスキー場のかぐらエリアとみつまたエリアをつなぐコースを登っていきます。

6/24 6:28

タニウツギ。

6/24 6:39

かぐらゴンドラ山頂駅です。

6/24 6:42

和田小屋をかすめて進みます。宿泊すると仙人の湯というドラム缶風呂に入れるらしい。気になる…。

6/24 6:43

ゼンマイの群生！

6/24 6:49

6:48AM、ようやく登山らしくなってきました。

6/24 7:02

ゴゼンタチバナ。

6/24 7:21

ベニサラサドウダン。祓川ルートのあちこちで咲いてました。

6/24 7:24

イワカガミもいたるところで見かけました。

6/24 7:26

ちょっと萎れてるけどショウジョウバカマ。

6/24 7:38

7:38AM、下ノ芝に到着。

6/24 7:38

チングルマもいっぱい咲いてました。

6/24 7:55

ムラサキヤシオ。重なる花びらが可憐ですね。

6/24 8:10

ワタスゲが幻想的登山を演出…。実際には立ち止まるとブヨが寄ってきて鬱陶しいので先を急がざるをえないのですが。

6/24 8:11

8:11AM、中ノ芝のベンチでちょっと休憩。

6/24 8:21

中央右にある手前の山が平標山（たいらっぴょうやま）。そのピークから左に進めば仙ノ倉山、万太郎山、谷川岳へと縦走できます。仙ノ倉山と万太郎山の間にちょっとだけ見える遠くのピークは皇海山（すかいさん）。画面左のほうに見える大きな山は尾瀬の燧ヶ岳（ひうちがたけ）です。

6/24 8:42

8:42AM、小松原分岐。

6/24 8:43

眼下には人造湖の田代湖が見えてきました。奥には谷川連峰。

6/24 8:44

股スリ岩という大きな石。一瞬緊張しますが、足の置き場が分かりやすく難易度は高くありません。

6/24 8:56

シラネアオイ。この周辺だけ残ってました。

6/24 8:59

8:59AM、神楽ヶ峰頂上に到着。かぐらスキー場の「かぐら」はこの山の名前からだったんですね…。知らなかったです。

6/24 8:59

苗場山の右側には北アルプス！手前にみえる山は鳥甲山（とりかぶとやま）で、そのピークの左には唐松岳、鹿島槍ヶ岳、爺ヶ岳、蓮華岳が。右には白馬岳、高妻山、朝日岳が見えます。右の大きな山は妙高山と火打山！

6/24 9:10

ここからは150mほど下って、その後300mほど上ります。

6/24 9:11

富士見坂。え、ここから富士山は見えないよね？

6/24 9:16

ミヤマカラマツ。花火みたいでかわいい。

6/24 9:17

下まで降りてきました。あとは登るだけ！

6/24 9:19

お花畑。いままでもじゅうぶんお花畑でしたけど…。

6/24 9:21

コバイケイソウ。

6/24 9:22

ヤマオダマキ。

6/24 9:31

苗場の名をもつナエバキスミレ。

6/24 9:32

最後の雲尾坂は急登！結構しんどいです。

6/24 9:32

登山道以外では雪が残ってました。

6/24 9:38

エンレイソウ。

6/24 9:42

かなりの急登。心臓バクバクです。

6/24 9:52

登り返してから30分以上経ちました。頂上はまだ〜？

6/24 9:59

キター！苗場山名物（？）頂上湿原！

6/24 10:00

雪が溶けてない池塘？

6/24 10:00

山の頂上にこんな広い湿原があるなんて不思議ですね。

6/24 10:02

池塘の奥に見えてる遠くの山は浅間山や本白根山です。どちらも火山警戒レベル下がって欲しい…。

6/24 10:04

ミズバショウ！

6/24 10:08

10:05AM、苗場山頂上に到着！右下にはさりげなく一等三角点。

6/24 10:11

頂上標識から歩くこと1分、苗場山頂ヒュッテに到着。トイレをお借りして（100円）、コーラ1本を購入（350円）。

6/24 10:26

苗場山頂ヒュッテから徒歩1分の西方面が見える展望所へ。

6/24 10:26

残念ながら北アルプスや妙高山、火打山は雲がかかっちゃいました。でも、頂上ではここだけ携帯の電波が入るので（docomoとau）ここでインスタグラムをアップ。

6/24 10:37

ミツバオウレンとコミヤマカタバミ。赤い実みたいのはなんでしょう？

立派なベンチでランチ。今回はシンプルに棒ラーメンとおにぎりです。残ったスープはコーラの空きペットボトルで回収！

6/24 11:22

11:15AM、下山開始！

6/24 11:31

ハクサンチドリ。

6/24 11:33

登りは辛かった雲尾坂ですが、下りなら楽々。

6/24 11:43

登りでは気付かなかった9合目標識を発見。

6/24 12:07

振り返ると苗場山。結構下りてきました。

6/24 12:24

田代湖も近づいてきたかな。

6/24 12:27

再び股スリ岩。

6/24 12:34

遠くの山は霞んできちゃいましたね。

6/24 13:02

ひたすら下ります。朝よりも圧倒的に虫がすくなくなったのはありがたい。

6/24 13:06

やっと7合半…。

6/24 13:17

下山開始後、約2時間経過で下ノ芝。

6/24 13:26

6合半。

6/24 13:39

6合目。和田小屋まで20分の表示！

6/24 14:00

本当に20分で和田小屋が見えました！でもまだ到着はしてないので、我々のタイムはちょっと遅いということですね…。

6/24 14:05

和田小屋でアイスクリーム食べたい誘惑に駆られましたが、下山を急ぐことに。

6/24 14:11

あとは20分ひたすら舗装路歩きです。アカツメクサ。

6/24 14:28

2:28PM、駐車場まで帰って来ました。結構下りが長く感じました。

撮影機器：

LUMIX DMC-GX8 ボディ パナソニック

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ガイド地図（ブック）

共同装備

昼ご飯 レジャーシート 計画書 ファーストエイドキット ツェルト

感想

きたになおき

梅雨の間の晴れを狙って、新潟の日本百名山、苗場山（なえばさん）へ夫婦で登ってきました。
眺望と花は期待以上でした！…が、ここまでブヨが多いとは…。防虫ネットを1人分しか持ってこなかったことと自家製ハッカ虫除けを忘れたことを、登山中ずっと後悔しながら歩いてました。苗場山に登るときはブヨ対策を万全に！