今年もご来光に縁なし・白山 山開き直前


- GPS
- 09:00
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,542m
- 下り
- 1,531m
コースタイム
- 山行
- 5:32
- 休憩
- 3:11
- 合計
- 8:43
天候 | くもり、のち濃霧 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
毎年1回は白山へ
地元の名山ですから
去年に引き続きマイカー規制前に別当出合入り
市ノ瀬ビジターセンターは静まり返っている
準備を済ませ車を離れて別当登山センターへ、中に入って登山届を書く
3、4名が仮眠中であった
今回も砂防新道から登り始める
なにせ真っ暗、夕方の大雨の影響か、道には水が多い
ヘッドライトは下向き、上までこんな感じだから何か目標が無いとつまらない
標識の写真を撮りながら進むことに
距離が変わるからそれを励みに登る
月が出てきた、星も一つ輝いている
おっ、天気回復してきたか?
ご来光、何とかなるんじゃない?と、心が躍る
甚之助小屋で一休みをすることに
いつも必ず中でだれか寝てるので、今回もそーっと戸を開ける
なんとゼロ、珍しいこともある
この後は南竜分岐まで
今年の雪は凄まじかったのだろうか、分岐の標識がひっくり返ってる
そして道は雪解け水で川の様
左に上がり、十二曲り方向へ
この道、左手が深く大きな崖、暗がりで歩くのは気持ちが萎える
おまけに雪も残ってるし
一か所軽アイゼンを付けて通った、後でまき道があったことに気づく
仕方ない、濃霧と相まって周りが見えないので
滑落したら無理なんだろうな、だれも気付いてくれないだろうし
無事、延命水に着く、がしかしだ
涸れてる、残念、周りではカエルの大合唱だ、やつらが飲みつくしたか!
そんな訳はない
黒ボコ岩に到着
日中であればだれか彼かが岩の上でポーズをとっているんだが
この時間で、それはない
続くは弥陀ヶ原、木道があるので助かる
気持ちよく歩いてるといきなりの残雪、表面がとけているのでかなり滑るがアイゼンは不要
さてそろそろ五葉坂のはずだが、標識が見えない
まだ雪で埋まっていて辛うじて頭だけ見える
この方向に石段があるはずだが?
この時点で「ホワイトアウト」、濃霧で全く見えない
ヘッドライトはむなしく白い反射を映すだけ
危険な気配、コンパスで方向を確認、お〜、あった、危なかった
坂を抜けるとボヤっと建物の影が、やっと室堂に着いた
夜明けまでまだ十分に時間はある
仕事を終えてすぐ来たので「寝よう!」
寒さ対策でレインウェアの上下を着こむ、が、寒い、寝れない
人気の無いロビーのベンチの上でもぞもぞしていたら小一時間ほどウトウトと
人の声で目覚める、男女2名のようだ
引き続き浅い眠りの中、外の「ゴー」っていう音を聞く
登れるだろうか?
去年の7/1は土砂降りだったぞ、今年もか?
ただ、今年は自分を入れて3人
去年の開山1300年がウソのようだ
そろそろ4時、さあ上に行くか!
外に出ると濃霧がさらに濃く、レインウェアが無ければびしょ濡れ状態だ
去年とは違い、風が無いので比較的楽に登れる
予定時刻の4:38までにはまだ時間がある
奥宮に到着
ん?誰もいない
もしかして1番?
こんな事、山を登るようになって初めての事だ
こんな天気だもんな、7/1の山開きの日なら多少の悪天でも多数はいるだろうが
静かな山もいい、去年はどうかしてたんだ
すぐあとに男女2名が登ってこられた
どうやらこの方も「別当出合へのマイカー規制」をクリアすべく本日登山されたようだ。
少しお話をして日の出時刻を待つ
一応東の方角を凝視するがお日様は拝めず
はい終了、と、下りる事に
室堂で軽く食べて小休止、下山の途に
五葉坂の登り口に降りて、やっぱりよく分からんわと感じる
明るくなり、ライブカメラも見え木道も明らかになる
黒ボコに着き、今日も観光で下りる事に
毎回思うが「殿ヶ池避難小屋」を過ぎてすぐに右手への赤テープがあり、毎回騙されそうになる
積雪期はそこがルートなのだろうか?
途中15名程とすれ違う、バスの方も多く、時間的に皆さん健脚のようだ
この道、登りでは使いたくない、よくみんな登ってくるなと感心する
そろそろゴールか
人工物が目に入って来た
人も多そうだ、シーズンインだな
無事到着
大鳥居の前で挨拶し建屋に向かう
去年もそうだったが今年もTV局が取材している
楽しそうに登る準備をしている人にカメラが向いている
朝ご飯を食べ、水分補修を終え、さあ車まで
片付けを終え、のんびりと車を走らせる
ケガもなく無事帰れて幸せ、今回も楽しい登山でした。
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