記録ID: 1514558
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アルパインクライミング
剱・立山
黒部丸山東壁 中央壁緑ルート 敗退
2018年06月30日(土) 〜
2018年07月01日(日)
yama_pound
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 12:21
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,092m
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| 天候 | 6/30 曇り/晴れ→夕方に一時強い雨 7/1 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス 自家用車
・扇沢駅〜黒部ダムはトロリーバスを利用。 https://www.alpen-route.com/access_new/timetable/timetable_nagano.html |
| コース状況／ 危険箇所等 |
▶登山ポストは扇沢駅（長野県）にありますが、黒部丸山は富山県にある山なので登山計画書は事前に富山県警察本部地域部山岳安全課へメールで提出しました。 http://police.pref.toyama.jp/cms_cat_police/108020/kj00018432.html ▶内蔵助谷出合で水（沢水）を汲めます。 ★ルート状況（ルートグレードは参考にしたトポ図からで、あとはヤマパンの個人的な感想です。） ◆内蔵助谷出合〜1ルンゼ〜緑ルート取付 ・内蔵助谷出合から内蔵助平方面へ登山道を歩いて行き、三つ目の沢が1ルンゼ。 ・1ルンゼは雪渓が残ってましたが、携行したアイゼンやピッケルは使わずに登り下りできました。 ・1ルンゼを詰めていき右に見える藪の切れ間から枯れ沢を登っていくと緑ルート基部に出ました。 ◆丸山東壁 中央壁緑ルート（4級上、�� A2） ・全体的に残置支点はしっかりしていました。 （2〜3個所リングが欠落したリングボルトがあり、その穴に通した2〜3mmの残置スリングを使うのが気持ちのいいものではありませんでした。） ・残置支点の間隔ですが、180cmの私がアブミ最上段に乗って届く間隔のところが何箇所かありました。。 これでA1かー 1P 凹状フェース直上（40m、�掘�A1）（Iくんリード） ・じゃんけんで勝ったほうが奇数P・・・勝ったIくんからリードでスタート。 ・出だしが濡れてていやらしかった。後は問題なく登れました。 2P ボルトラダー（35m、A1）（ヤマパンリード） ・2P目終了点手前ぐらいのところで1箇所中間残置支点が無いところがありましたが、いい感じのリスがありハーケン打って登ることにしました。今回ハーケンは共同装備にしていて2P目リードするときにIくんから装備貰い忘れしていて手元には1Pフォローで登った時に回収した刃の短いハーケンが1枚のみありました。そのハーケンを打ってクイックドローをかけグイグイ引っ張って確認したところいい感じに効いてたのでロープをかけアブミをかけ右足をアブミに乗せ加重したところハーケンはすっぽ抜けました・・・幸い左足はもう片方のアブミに乗っていてフォールすることはありませんでしたが、ハーケンで中間支点を作るのは断念して仕方ないのでフリーで登りました。（アブミの最上段に乗ったところからフリーに移行したので自分でのアブミ回収できず、回収はフォローのIくんに任せました。） ・その他は問題なく登れました。 3P ボルトラダー、ハング越え、ボルトラダー（50m、A1）（Iくんリード） ・三日月ハング下までは問題なく登れました。 ・三日月ハング下でピッチを切らずにハング上まで繋げました。 （トポ3〜4Pを継続して登りました。） ・三日月ハングも問題なく登れました。 ・三日月ハングから上も問題なく登れました。 ・ハングの突破は多少腕が疲れました。 4P ボルトラダー（45m、A1）（ヤマパンリード） ・特に問題なく登れました。 ◆下山 ・4P終了点から取付まで60mダブルロープ2本使いで懸垂下降3回で下りました。 |
| その他周辺情報 | ・下山後の温泉→大湯温泉郷『薬師の湯』 http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/ ・下山後のご飯→大黒食堂 https://tabelog.com/nagano/A2005/A200503/20005389/ |
写真
内蔵助谷出合から少し上がったところに幕営して水・食糧・ビバーク装備以外の荷物をデポって丸東へ出かけます
4P目をフォローで登ってくるIくん。
このあと雨に降られ着ている衣服がびしょ濡れに。。。
このあと雨に降られ着ている衣服がびしょ濡れに。。。
あと1〜2時間ぐらい登れば中央バンドのホテル丸山（ビバークできる洞穴）に着くけれども、このまま雨の中を登攀することや濡れた服のまま一晩ビバークすること等いろいろマイナス要因を考えた結果4P終了点で撤退することにしました。（写真は懸垂下降開始時に4P終了点と撮ったもの。）
7
6/30 17:17
あと1〜2時間ぐらい登れば中央バンドのホテル丸山（ビバークできる洞穴）に着くけれども、このまま雨の中を登攀することや濡れた服のまま一晩ビバークすること等いろいろマイナス要因を考えた結果4P終了点で撤退することにしました。
（写真は懸垂下降開始時に4P終了点と撮ったもの。）
（写真は懸垂下降開始時に4P終了点と撮ったもの。）
60mダブルロープで取付まで3回の懸垂下降で下りてきました。
幕営地点まで戻ってきました。この後、夕飯食べて酒飲んで暖かくして寝ました。
（翌日、暗いうちから動いて再アタックすることも考えましたが濡れた装備、今日の疲れを考慮して今回は諦めることにしました。）
4
6/30 18:51
幕営地点まで戻ってきました。
この後、夕飯食べて酒飲んで暖かくして寝ました。
（翌日、暗いうちから動いて再アタックすることも考えましたが濡れた装備、今日の疲れを考慮して今回は諦めることにしました。）
この後、夕飯食べて酒飲んで暖かくして寝ました。
（翌日、暗いうちから動いて再アタックすることも考えましたが濡れた装備、今日の疲れを考慮して今回は諦めることにしました。）
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
アブミ×2
アブミ予備×1
ロックハンマー×1
その他登攀具１式
ツエルト
シュラフカバー
シュラフマット
|
|---|---|
| 共同装備 |
ダブルロープ（60ｍ）×2
アルパイン用クイックドロー×11
クイックドロー×9
各種ハーケン×4
カム（リンクカム＃0.5×1・＃0.75×1）
ナッツ（ ＢＤストッパー＃4×1・＃5×1）
ナッツキー
タイブロック×1
ジャミングプーリー×1
ガスヘッド×1
ガス×1
コッフェル×1
トランシーバー×1セット
ファーストエイドキッド×1式
|
感想
今回は山岳会メンバーIくんと2人で予定していた日程を1週間前倒しして黒部丸山東壁 中央壁緑ルートへ行くことにしました。
人工登攀ルートの鉄板、長々と続くアブミルートはどんな感じなのか？
ワクワク、ドキドキ！！Climbing‼
�ヾ響�
・今シーズン杉滝岩で2日アブミ練習（リード3回フォロー2回）してたのでそこそこ早く登れてるつもりでしたが、まだまだ遅いみたいです。。
・思ってたより残置支点はしっかりしてました。
・思ってたよりアブミの最上段に立つことが多かったです。私もIくんも180cmあるんですが、これでA1？って思いました。。
・なんというか。。真っ直ぐなラインにワクワクしました♫
すごくいい人工登攀ルートでした♫
・今回は途中敗退という結果になりましたが、また機会を作って次回は完登したいです！
・今回丸東に取付いてたのは私たち2人だけでした。。
��反省
・当たり前のことですが、共同装備の受け渡しを忘れずにする！
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