丹沢ユーシン周辺 寄発・同角山稜・石棚山稜 【久々のヘロヘロ山行】


- GPS
- 07:49
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,806m
- 下り
- 1,854m
コースタイム
合計 8時間19分(休憩はほとんどなし)
天候 | 見事な晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新松田発 寄行きバス6:55分発 寄大橋たもとの駐車スペース約5台、無料 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所等】 〔寄〜雨山峠〕 徒渉数回あり、増水時は通行困難となることあり。落ち葉が多いと道がわかりにくい。片斜面で狭いところがあるので注意 〔雨山峠〜ユーシンロッジ〕 全体として細い片斜面が多い。小石もあるので滑らないように注意 〔同角山稜〕 踏み痕はしっかりしているので道は外しにくい 同角の頭直下を下降するときに迷い込みやすい尾根にはロープが張られている 大石山まではとにかく急登で体力勝負 そのあともアップダウンあり、難易度は雨山峠〜鍋割峠間程度だが、長いので注意が必要 〔石棚山稜〕 踏み痕はしっかりしているが、夏よりは落ち葉でわかりにくい 以前死亡事故のあった尾根に入り込まないように板小屋沢の頭の頂上に向かう踏み痕にはロープが張られて注意書きがある 全体として浮き石、小石が多く、板小屋沢の頭から下には鎖場がいくらかある スリップ注意 【登山届ポスト】 寄バス停、寄水源管理棟(今日は用紙なし) 【トイレ】 寄バス停近くの運動公園、バス停先の公衆トイレ、寄水源管理棟先、ユーシンロッジ、箒杉公園駐車場 【下山後の温泉】 中川温泉ぶなの湯 700円、二時間。露天風呂あり、サウナなし、シャンプー・ボディーソープあり。化粧品類なし。ドライヤーあり。 ※GPSログは寄〜寄水源管理棟先の最終トイレまでが抜けています |
写真
感想
ユーシンから見上げるたくさんの尾根と山頂で一番気になっていた臼ヶ岳南尾根はようやく行くことができた
すると…次は…
大石山〜同角の頭
今まで何度か考えたが、なぜか気分と日程が合わなかった
あとは…今回却下になったコシバ沢〜鍋割峠〜鍋割山北尾根からユーシンに入り、そのあとに主脈につながるルート…
この二つを体調に合わせて決めることにした
前日は研究室の会食…
なんと3時間…前日は長く歩くときはしっかり炭水化物ばかりにするのだが、ほとんどそれがないというメニューに、アルコール…
大変弱いのに、さすがに乾杯程度はしないと、と口をつけたのが間違いのもと
山行前夜はいけません…反省です
始発の電車に飛び乗って、この間と同じようにバスに揺られて出発
今日は元気な男性陣が到着と同時に出て行きました
早い早い…
(結局、追いつけませんでした)
今日はバリエーションの可能性があるのでロープ、スリング、カラビナで、この間のお酒分くらいは重さがある
しかし、それを差し引いても車道歩きの時点ですでに異変
どうもスピードに乗れない…
登山道に入ってもそれは変わらず、コシバ沢の分岐時点でも変わらないこと、
心も集中できていないことから、今日はバリエーションに入れるような状態でも長い距離をやれる状態でもないと判断して雨山峠に向かう…
一番予定の中では軽い、この時点ではそう考えていた
いつものようにユーシンまで着くが、やや目論見より遅れ気味
トイレ休憩のみ済ませて、犬がワンワンと吠えている鹿狩りをしている大石山に突入…
結局、何度も鉄砲の音を聞くことになった
(今、考えると熊鈴がなかったので「ほーい」のコールで位置を知らせていたが、あれは紛らわしかったかなと反省…)
ハイカーの二人組が登り始めてすぐに立ち止まる
男性はトレッキングシューズに真新しいザック、女性は…んーバスケシューズのような町用の靴…
いきなりの急登で登りにくそうにしていたので声をかける
大石山まで登ろうと思っているとのこと
でも、「ずっとこんな感じですかね〜」とすでに無理そうな感じ
「ひたすら急登だとは聞いていますけどね」と答えておいた
二人で協議の様子、どうやらとりやめそうな雰囲気であった
とにかく、とにかく登っていく
踏み痕は思っていたよりかなりしっかりしていて迷う感じではない
林道が歩けるようになったことで通行者が増えているのだろうか
途中でトレランの男女ペアが下りてきた
大石は下から見上げられる目印で、登っていくと大きくそびえていた
景色はとてもいい
先がないなら、石の上で昼寝でもしたくなる雰囲気…
まだ大石山の山頂にも立っていないので先に足を進めるが…
妙にゆっくりとしか進めていない感覚にとらわれる
体が重たいせいだろうか
いつものように心拍数を上げていくのだが、すでにバテてきている
持続できないので仕方なくペースをやや落とす
大石山の山頂は気持ちいい展望が開けていた
ここはとてもいいコースだと実感する
加えて今日はとにかく空が青い
尾根コースに変更したのは正解だった
風もあまり冷たいほどでもなくちょうどいい
日が差すので落ち葉がきらきらと光っているように見えるのもすばらしい
大石山からのアップダウンは所々難所が出てくるが、特に難易度は高くはない
ただ、長いので集中を切らせずに行きたいところ
やはり主脈日帰りくらいの体力は必要な感じだろうか
ふうふうといいながらアップダウンをクリアし、同角の頭に着く
そこからは檜洞丸周辺と同様の木製の階段、木道などが作られていた
このあたりで数名のすれ違い
やはり多くなっているようだ
檜洞丸の山頂に行くのは気が進まずにそのまま石棚山稜に入る
すっかり落葉したので以前の記憶と違う明るい尾根になっていた
しかし、あまり歩きやすい登山道でないのは変わりはなかった
やはりツツジ新道の方が歩きやすいのは確かだ
でも、今日はこれで良かった
なぜなら、今まさに歩いてきた同角山稜が見られるから!
自己満足ではあるのだが、満足感が高い
板小屋沢の頭から急下降し、下山を完了した
…が…バスが行ったばかり
仕方ないので中川温泉まであるくことにした
小一時間程度で到着
バスよりは速かった(笑)
体が重たかったが、振り返ればまずまずの歩程をこなすことができた
うまく管理することができるようになったのだろうか…
コメント
この記録に関連する登山ルート
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ricalojpです。
やはり、玄倉林道の再開通によってユーシンに来られる方、
同角山稜その他のユーシンロッジを中心とした登山道を歩かれる方も増えてきているようですね。
喜ばしい事だと思ってます。また、ふみふみしに行きますね。
各段にユーシンを目指す方、増えたと思います
以前はかなり薄かった石棚山稜から同角山稜への道ですが、はっきりしていました
暗くなっても林道ならなんとか撤退できる安心感が大きいですね
私もいろいろトライしやすくなりました
今年は雪、降って欲しいです
雪のユーシンもきっときれいでしょうね
塔ノ岳のひげおやじが、
「ここのところの暖かさから、今年はどか雪じゃないの。」
との予言です。
前回の丹沢でのどか雪は2008年でしたから、そろそろかも。
この時は、蛭ヶ岳が完全に孤立、塔ノ岳から蛭ヶ岳へは一日で到達できず、数日後でも青ヶ岳山荘から蛭ヶ岳まで10時間かかりました。
そうそう、塔ノ岳山頂でかまくらをつくったね。
それから4年後、期待しています。
いつもパワフルな山行、見ていて気持ちがいいですね。
一人撮りの写真、誰かが良くやるアングルですね。
感染症の疑いありです
山頂かまくら、粋ですね!
中で熱燗、ですか
檜洞〜蛭ヶ岳で10時間ですか!
まだ、本格再開からそんな雪の丹沢を見ていないのでちょっと期待しています
私は左手で撮る器用さはありませんので、右手アングルです
昔はミニ三脚持って行ってたんですが…
この方が簡単に思った写真になるのですっかり感染(爆)です
このペースでもう少し時間を延ばせないと冬はつらいですね
要努力
お疲れ様でした!
先日メッセージで教えていただいたユーシンロッジ、20日に行ってきました。
12月の第1週末、仲間達とユーシンロッジに泊まり忘年鍋パーティーをやることになったので
その下見調査目的でした。
昨夜日記を見たら久々のヘロヘロ山行とありましたが、これだった訳ですね。
komadoriさんのこのルートも近い内に歩くつもりでいましたので是非参考にさせて下さい。
ricalojpさんが20日に歩いた熊木沢から蛭ヶ岳南陵も近く挑戦するつもりです。
また、臼ヶ岳南尾根も行ってみたいと気になってるルートです。
一度には無理ですがアルプスが雪に覆われている間に通ってみようと思ってます。
コシバ沢から鍋割峠、今回は気にせずに歩いていたのでどこがコシバ沢か分かりません。
多分、komadoriさんの写真にある、はしご+クサリのあと釜場平の手前で直ぐ渡る小さな沢(これは違うと思う)か、
或いは、そのあと一旦尾根を少し登ってから降りる最初の沢かなって気がします。
このコシバ沢〜鍋割峠ってロープ・スリング等が必要なルートでしょうか?
コシバ沢はちょっとひしゃげたはしごの所で
一旦尾根を少し登ってから降りる沢です
コシバ沢〜鍋割峠はロープ、スリングは登場機会はないです
ただ、鍋割峠〜旧鍋割峠へのトラバースルートは
今後崩れてきたら必要になってくるかもしれません
二つ目の崩壊地(2万5千で書いてある)にはロープが下り、登りともにあります
鍋割山北尾根の沢ルートは行っていないんですが、尾根ルートでは全く必要な場所はない快適なルートです
鍋パーティー、すてきですね〜
きっとちょうどいい季節ですよね
蛭の南尾根、今回の候補に挙がってましたが
絶好調でないとやれる自信がないんで今回はパスしました
ご説明ありがとうございます。
コシバ沢から鍋割峠につては何となく分かりました。
komadoriさんの最近のレコを再度読み直してみて何となく分かったような・・・
崩壊地については要注意ですね。
鍋パーティー、確かにちょうど良い時期かと思います。
ただ、現時点で5−6名なので避難小屋のスペースをある程度独占してしまっていいものかちょっと心配です。
もっとも先客の団体さんが居れば逆に焦ってしまいますが・・・。
komadoriさんの体調、今回は完璧ではなかったようなので蛭ヶ岳南陵の却下、致し方ないと思います。
一緒に歩けるといいですね!
鍋パーティーは先客がいたら、巻き込むって事で
なかなか、蛭ヶ岳南陵は下山も考えると大変ですよね
やった〜、からがまた長い
夏は蛭、冬は日が短い
春先が一番いいのでしょうかね…
komadoriさん、お久しぶりです。レコ拝見しました。
私は全く同じコースを4年前の冬に歩きました。
そして板小屋沢ノ頭から箒沢へ降りる際に道をロストしたことがあり、印象に残っています。
その時は尾根から沢に降りる道が分からず、そのまま尾根を降りてしまいました。
いつかリベンジを、と思っていましたが足が伸びずのままでした。
機会があれば檜洞丸からの下山路に使いたいと思っています。
とても参考になりました。ありがとう(^^)
・・・同じ日に寄方面からユーシンロッジに行きましたが会えませんでしたね。
人が多かったのには自分も驚きました。猟の関係者が多かっただけではなかったので。
彼らは玄倉から歩いて来たのでしょうか?
沢に下りる左側の道ですが、全く困らなかった位しっかり目印がついていたと思います
(確かロープが張られていた様な気がします)
なので行かれると拍子抜けしてしまうかもしれません
沢に下りてからの道が少しだけ変わっていました
秋の台風の影響でしょうか
少しだけですが尾根側に一部道が変更になっていたような
寄大橋周辺、本当にニアミスだと思います
玄倉からの歩きのハイキングが多くなったみたいですね
カメラを構えた方が結構いらっしゃいましたね
女性でお散歩風の方もいらして、いい感じに賑わってほしいですね
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