東河内〜雨畑
- GPS
- 31:42
- 距離
- 41.0km
- 登り
- 3,042m
- 下り
- 3,440m
コースタイム
- 山行
- 11:16
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 11:40
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
まだ歩いていない尾根を2つ繋げて東河内から雨畑へ計画した。
計画にあたり、前半はkaikaireiさん、後半はhaiziさんのレコをそれぞれ参考にさせてもらいました。
初日
平日ならば始発で出発すれば、静岡駅からの静鉄バスで乗り換え1回で
横沢からの井川自主運行バスに間に合う事を初めて知った。乗り換え時間がギリギリだったが何とか静岡駅からのバスに間に合った。横沢から自主運行バスの乗客は自分一人で、運転手さんから、井川線が閑蔵から井川の間で土砂崩れで通行止めになっていて復旧は今年の秋ごろの予定だとか、
井川線は中部電力の持ち物だとか、井川の現状についていろいろお話を伺いながら、アマゴの里まで乗車した。小雨が降っていたので傘をさしながら東河内林道を進む。寝不足と雨でテンションが上がらず、また雨が降っていて沢の水量が気になっていたので、三の沢への尾根取りつきで予定を変更してここから登ろうかと思ったが、気を取り直してとりあえず林道終点まで行ってから考えようと先に進む。林道終点に着くころには雨も止み、気分も上がって来たので予定通り源流殺生尾根を目指すことにする。右岸に渡ることは判っていたが、林道終点からそのまま左岸から堤防を越えようとしたが無理そうだったので、引き返して堤防の真下付近で渡渉して右岸に渡り河岸段丘に上がり堤防を越えるとそのまま道がついていて道沿いに上流に上がっていく、途中のガレ場のところで、沢に降りて何か所か渡渉しながらも靴のなかまでは濡らすことはなかったが、途中で足を滑らせ完全に靴が浸かってしまったが、一度浸かってしまえば後は気にせず進めたので難しくはなかった。尾根の取り付き付近に平坦地が有り、靴の中も濡れてしまったので、今日はここまででいいかと思ったが、気合を入れなおして予定の天狗の相撲場まで頑張ることにする。取り付きからしばらくすると明確なつづら折れの道に乗ることが出来て高度を上げて行くが、19時を過ぎてもまだもう少し先が有りそうで、心が折れそうになるが道は明確に付いているので、ヘッドランプを用意して引き続き今日の宿を目指す。20時前にようやく天狗の相撲場に到着する。ところどころ割れた空き瓶が落ちていてヘッドランプでよさそうな場所を探し、今日の宿を完成させた。
2日目
昨日遅かったので、少し寝坊をして予定より遅く出発する。源流へのトラバースポイントを見逃さない様に気を付けながら進むが、ほんの少しだけ上に上がりすぎてしまったようだが、トラバース道への道がついていて助かった。トラバース道に入ってからも明確な道がついていて、最近歩いている人もいなく荒れていると思っていたので意外だった。すぐに沢の音が聞こえてきて沢に出ることが出来た。ここが東河内源流かと思ったが、沢を越えてまだトラバース道が続いているようで先に進む、さらに何本かの枝沢を越えて本流にたどり着く。水量は足首下位で問題なく高度を上げて行き、小笹平の水場に到着して赤線が繋がった。前回小笹平に来た時には下から登ってくるとは想像もしていなかったので、感慨深かった。小笹平の気持ちの良い笹の斜面を上がって行き稜線に到着する。今回は残念ながらガスが沸いていて山の景色は楽しめなかったが、別天地の趣は楽しめた。ここから青枯山までは、何度か歩いた道なので景色を楽しみながら歩きかったが今回は残念だった。青枯山の山頂は相変わらずどこだか良く判らなかったが、下山する尾根にはすんなりと乗ることが出来た。1960m付近で右手の尾根間違て乗ってしまい、GPSで確認して少しだけトラバースして正しい尾根に復帰する。予定していた1770m付近でよさそうなテン場を探し今日の宿とした。
3日目
昨日も露で、靴の中が濡れながら歩いていたので小指に豆が出来ていて朝、靴に足を入れるのに苦労する。1600m付近で赤布を見失うが、ガレの縁に出たので、右手にコースをとり予定の尾根に進むが、ここからの下りが急で道型が良く判らず苦労した。斜度がひと段落してからは道型も復活して迷うことはなかった。林道に降りるとこで少し迷ったが、右手に降りて林道に降り立つことが出来た。長畑のゲートまではすぐに到着する。ゲートには釣り人の車か1台車が止まっていた。3日目にして初めて天気が良く太陽の日が暑く日影を拾いながらまずは稲又を目指す。稲又トンネル先のトラロープゲートはなくなっていた。道理で釣り人の車が入って来ていたわけだ。稲又トンネルで電波が通じたので、タクシーを呼んだが、団体客の送迎で来れないと断れれてしまった。まだ時間的には余裕が有ったので諦めて、痛い足の豆を気にしながら休み休み雨畑まで予定通り歩くことにした。途中、MTBで下りてくる方と、ロードバイクで下りてくるバックパッカー外人さんが一人下りてきた。今度は自分も自転車で大笹峠から下りてきたいた改めて思った。予定していた時間よりかなりオバーしてようやくヴィラ雨畑に到着する事が出来、昨年3月に来た時には定休日で入ることが出来なかった、ヴィラ雨畑で温泉に7年ぶりに入ることが出来た。ヴィラ雨畑からは、団体客もはけたのか今度は断れることなく、下部温泉までタクシーで出ることが出来た。
今回は梅雨時で水量が多かったとすると、源流殺生尾根の取り付きまでは台風でも来ていなければ、問題なく行けることが判ったので、東河内の東側で後一本残っている尾根を含めてまた行ってみたい良いコースでした。青枯山の尾根の方は、今日時点では登りでは使いたくないと思ってしまった。
靴が濡れて、足に豆が出来たおかげで歩くたびに痛かったが、ここ2年ばかり痛かった足首の痛みは激しく出ることはなく、次の山行も楽しみになった。
コメント
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kumahikoさん、こんにちは 先週末はこちらの方にいらしていたんですね!
猟師の道殺生尾根から、東河内源流へ!(*'▽')このエリアは私達もまだ未踏なので、kumahikoさんのレコ見て早速行ってみたくなりました!
小笹平は、最高のテン泊地だそうですね 気持ちの良い笹原でいつかのんびりテン泊してみたいなぁ〜!(^^)!
青枯山の直登尾根、マーキングが付いていましたか?!私達が歩いた時はほとんどなかったでしたが 最近はこのようなネットの影響でしょうか。。5m間隔で付けたり、ペンキでマーキングしてしまう輩もあり、これでは静かな尾根が台無しですね。。
稲又トンネル先〜長畑まで、車が入れるようになったのですか?雨畑側からアプローチする場合、もうあの長い林道歩きをせずに済みますね
今回は、お天気イマイチで景色は残念でしたが、足首の痛みが軽減されたとのこと、良かったですね! いつもkumahikoさんの静かで、クラシックな山歩きスタイルに憧れています 次回の山行も楽しみにしておりますね!
お疲れ様でした〜\(~o~)/
haizi さん こんばんわ
コメント有難うございます。
東河内の源流殺生尾根は永野さんの本に書いてあったように変化にとんだ良い道でした、紅葉の頃にまた行ってみたいと思いました。こちらは一切マーキングはついていなく、このままの状態でいてほしいですね
青枯山の直登尾根のマーキングは、昨年お会いした時に上がってきた尾根に比べればまだまだかわいいものでした。haizi さん達は、マーキングもGPSも無しに歩かれ、軌道修正までしてしまうとは、素晴らしい地図読み能力ですね
路面沈下の箇所の傾斜計?はまだ設置されているようでしたので、稲又から先はまたいつ通行止めになるか判りませんので、お互いまだ歩きたい尾根が残っている?ので今のうちですね
今回は、足首の痛みはそんなに出ませんでいたが、足の豆が痛く下りに時間がかかりました。次回の山行では豆がなく足首の痛みが出ない状態でどのくらい歩けるか楽しみです。
fujiyoshiさん達とのテント泊、レコから楽しさが伝わってきました。
次回も楽しいレコ楽しみ美しています。
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