甲武信岳・雁坂峠〜甲武信岳〜近丸新道


- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.9km
- 登り
- 1,996m
- 下り
- 1,996m
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
舗装された林道です。
そして林道が終わると
森の中を進んでゆきます。
幾筋もの沢があちらこちらに。
この流れが関東の貴重な
水資源となるのです。
とても綺麗な水でした。
感想
山ン中で一晩過ごすこと。
のんびり出来てとても心地よい。
ということで今回の山中泊縦走は甲武信岳に。
谷川の馬蹄形縦走も検討しましたが積雪の心配が若干あったのと
近いうちに秩父多摩甲斐国立公園のどこかに行きたいと思っていて、
まずは甲武信岳だろうと。
そんなわけで甲武信岳に至るルートを検討。
当初は毛木平から十文字峠を経て甲武信岳にいたり、甲武信小屋泊。
翌日は千曲川源流碑を経由して毛木平に戻る周回ルートです。
しかし、毛木平は自宅から結構遠く、早朝出発になる事を
考えると自宅からの距離は少しでも近い方がいい、、、
検討した結果、三富の道の駅まで車で行き、
そこから雁坂峠を経て笹平の避難小屋泊。
翌朝は甲武信岳のピークを踏んで
戸渡尾根から西沢渓谷に出て下山、というルートに決定。
4時前に自宅を出発し、三富には5時半過ぎに着。
20分ほどで準備完了。
雁坂峠までは、その直下以外は穏やかな森歩き
といった感じで、気持ちよかった。
雁坂峠直下でようやく眺望が開け富士山が見えました。
雁坂峠以降はアップダウンが数回続きますが、
厳しいものではありません。
ただ、大きな岩を越えて歩きにくい箇所がいくつかあります。
西破風山を越えて程なくして急勾配の下りがあり、
眼下には笹平が見えますが避難小屋は見えません。
下っていくと13時頃に破風山避難小屋着。
メシ食ってのんびり。
気温は一ケタ前半だったと思いますが
日が照っていると暖かいんです。
そんな感じでぼけっとしていると
15時過ぎだったと思いますが、私が来た方向とは逆、
翌日私が進む方向から1人やってこられました。
お歳は60過ぎだったでしょうか。
韮崎方面から縦走されていてとても大きな荷物を担いでいらっしゃいました。
今夜はこの方と同宿ということになりました。
この方、学生時代から登山をされていたのですが
お仕事が忙しく(経営者の方でした)、ずっと遠ざかっていたとのこと。
数年前からまたはじめられたとのことで、
前回の谷川主脈・大障子小屋の時のように
ベテランの方からおもしろい話しをざっくばらんに
聞かせて頂きました。
使っている道具も18歳の時に買ったクッカー?
など、とても綺麗に使われていて
登山がお好きなんだな〜ってのが伝わってくる方でした。
頂いた焼酎、メチャクチャうまかったっす。
ありがとうございました。
外で星空を撮ろうとすると、そんなはずないのにバッテリーを
充電しろっていう表示が出てうまくいかなくなってしまいました。
手で握って暖めるとまた動き出すのですが、携帯なんかも
スローモーションのような動きになる始末。
この時(19時頃)、外気温はマイナス5℃くらいだったと思いますが、
このような環境下ではなにかカイロのような
暖をとるものがないとだめですね。
いい勉強になりました。
というわけで2日目。
夜明け前、何とも言えない色の西の空。
そして、調子よく歩いて約2時間。
甲武信岳・山頂に到着しました
風が強かったですがいい天気でよかったです。
山頂で二度目の朝飯食って下山開始。
途中一カ所だけ見晴らしの良いところが
ありましたが、あとはずっと樹林帯。
戸渡尾根が終わり分岐点に。
今回は左の近丸新道をチョイス。
森の中をのんびりと歩きます。
のんびりっつっても、
急坂で左ヒザはほとんど機能しませんの苦しいっす。
右に負担がかかるのをいくらか配慮しながら
ソロソロと下降していきます。
そして西沢渓谷到着
徳ちゃん新道を歩いたことがないので
何とも言えませんが、正しい選択だったと思います。
後半は気持ちの良い森歩きでした。
下山後、小屋で同宿した方がバス待ちをしており再会。
下山ルート(おそらく私が登りに使ったルート)は
散々だった(転倒されたらしいです)とおっしゃっていましたが、
またそれが楽しそうでした。
私は腹が減ったので駐車した道の駅みとみで
「とろろうどん」を飲み込むようにかき込んで
〆はやっぱり冷たいヤツで。
おつかれした。
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