大倉〜塔の岳〜鍋割山 〜初丹沢?20年ぶりの鍋割山〜
- GPS
- 06:27
- 距離
- 17.0km
- 登り
- 1,393m
- 下り
- 1,386m
コースタイム
08:23 観音茶屋
08:44 見晴茶屋
09:14 駒止茶屋小休止
09:22 駒止茶屋出発
09:40 堀山の家
10:16 花立山荘
10:29 金冷の頭
10:42 塔の岳山頂小休止
10:49 塔の岳山頂出発
11:01 金冷の頭
11:09 大丸
11:25 小丸
11:43 鍋割山頂大休止
12:03 鍋割山頂出発
12:50 後沢乗越分岐
13:19 二俣
14:29 秦野戸川公園駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大倉山の家駐車場も一足違いで満車。 秦野戸川公園駐車場は少し早目の7:55ぐらいに開けてもらえました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は整備され,表示も多いし,歩いている方も多いので安心して歩けました。 合目表示に慣れているせいか,位置確認表示の「大倉10」とかがどういう配置なのか分からず最初悩みましたが,行程距離表示があったので,時間配分を考えながら歩けました。 |
写真
感想
3月に山を復活させてから,鳩吹山〜継鹿尾山プチ縦走,池田山,御在所,伊吹山,養老山〜笙ヶ岳縦走,アルプスデビューと自分で立てた目標を全て達成しながら遂に目標の一つだった丹沢デビュー。
居住地からすると遠征なのですが,出張の関係ではホームにできる場所。
なのに,週末ごとに雨が降り,なかなかタイミングが合わず登ることができませんでした。
登山者としては初の丹沢。
しかしながら,20年前に鍋割山だけ登ってはいたんです。
学生時代,TV朝日の番組のロケ車ドライバーをやっていたころ「女の60分」って土曜日お昼にやってた番組のロケスタッフとして。
鍋割山荘の小屋主草野氏の密着ロケで日帰りで2度,泊まりで1度鍋割山荘にお世話になっており,驚異的な歩荷(ぼっか)のすさまじさや,空荷になったすさまじいスピードの下りを拝見しました。
多分,「天狗」ってこういう人のことを見間違えて,話を盛った結果でできた話しなのかなとか(笑)
他にも鍋割山荘に泊まった時には山荘を建築するための5M角材を全て背負って上がったエピソードや,エベレスト遠征,歩荷にこだわる想いなどをお酒を飲みながらお聞きした思い出があります。
この時は,僕はスタッフとしてバッテリーパックを全部背中に詰められ,「何が楽しいのやら」と思いながらヒ〜コラ言って,何倍も思い氷や食料を背負った草野氏に待って頂きながらなんとか登ったんですけど。
情けない,いや,お恥ずかしい。
登り切った早朝に草野氏が「よく頑張ったね」と出して下さったカキ氷は,甘いものを一切食べない僕の中でベストワン。
お昼に食べた鍋焼きうどんも,山荘泊の時に飲んだ酒も,揚げたての天ぷらも,湘南の夜景から富士山の夜間登山者のヘッドランプ,何から何まで僕の原風景は鍋割山に。
登れる体力着いたら是非登りたい山でした。
20年後,自分の意思で登るなら,鍋割山だけではなく丹沢にご挨拶するためにも塔の岳から周回することに。
前日の深酒で予定よりスタートが遅れ,民間駐車場は満車。
公園駐車場のopenを待ちますが,1時間遅れたら初めての山では危ないので,「今日は塔の岳ピストンで様子を見るかな」と考え始めました。
公式なopen時間より早く開けてもらえて8時スタート。
同じ周回コースで15時半ごろ出てこられたヤマレコの記録を思い出し,スタート。
塔の岳までの大倉尾根はさすが「バカ尾根」と言われるほどですな。
と,言いながら今までの経験からもっとつらい登りはあったのでそう苦にならず。
紅葉と時折見える富士山と輝く海を楽しみに気持ちよく登りまして。
塔の岳山頂は広く調理もしやすそうで,一瞬「鍋割山に12時についても鍋焼きうどん待ちでどえらいことになるからここで飯食うかな?」とよぎりましたが,初志貫徹。
そうそうに鍋割山に向かいます。
アップダウンはそこそこありますが,とにかく気持ちいい稜線歩き。
鹿に会えなかったのは残念ですが。
鍋割山荘が見えた時はすんごいテンションあがりまくりで。
一人で盛り上がっちゃいました(笑)
でも,小屋前に到着した瞬間に悟りました・・・。
鍋焼きうどんは諦め・・・。
ビールだけ購入。
購入するために小屋の中に入って,僕の知っている鍋割山荘と一緒なんだけど中にいる人数が違う。
伊吹山の山頂小屋でもこんなにいません。
鍋焼きうどんの待ち時間を聞く気力もないまま早々にビールを手に小屋を出て非常食に積んでるチキンラーメン。
う〜む,ふかふかの草の上でバーナーが傾き水がこぼれて・・・。
どえらい味の濃いチキンラーメン。
まあ,最悪何かあった時には水なしで食べるつもりでチキンラーメンなんだからいいんですけど。
鍋焼きうどんを持ってテンションあがって足元見てない先輩にビールを蹴られそうになってあわててビールを確保し,どしょっぱいチキンラーメンをすすります(笑)
まあ,それはそれで楽しいんですけどね。
下り時間も目安が判らないので,鍋割山頂を後に。
下りながら,いつもの自分の下りより速度が速いことに気付きながら,登山道の整備状況が普段思っていた以上に良いことに気づきました。
もう,どこに足を置くのかすぐ判断できて。
しかし,大倉尾根に比較して鍋割山稜は女子率高い(笑)
やっぱりおいしいものあるところには女子ありか(笑)
鍋焼きうどんのためにガンバレ!! 待ち時間は知らないけど!!
途中で,鍋割山荘泊まり計画の方にも出会い色々おしゃべりしたりしながら山腹の下りを経て渡渉したら林道歩きです。
ここに有名な「ペットボトルの置き場」もあって。
考えてみたら多分20年前はここから鍋割山まで上がったわけだから1時間半の行程をあんなにヒイコラ言ってたんだとまた感傷的になりつつ林道を歩きます。
ここからが長い・・・。
林道歩きは町歩きよりは好きですが,最終コーナー回って1時間を超えるのは・・・。
ザックの背負い方で腰に負担かけて腰痛も出てきますし。
う〜む,ロキソニン飲むか?と思いつつ結局頑張って秦野戸川公園駐車場に到達。
いやぁ,地図等のコースタイムよりは早く,ヤマレコの先輩方の記録と同じように歩けるようになったんですな。
鍋焼きうどんは心残りだけど,いや,丹沢偵察には最高の一日でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する