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Yamareco

記録ID: 1524201
全員に公開
ハイキング
中国山地東部

岡山県奈義町 那岐山 Aコース〜Cコース+蛇淵の滝遊歩道

2018年07月15日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 鳥取県 岡山県
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:48
距離
10.3km
登り
930m
下り
926m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:21
休憩
1:23
合計
5:44
距離 10.3km 登り 930m 下り 930m
8:34
37
第1駐車場(那岐山登山口駐車場)
9:11
9:28
1
菩提寺
9:58
10:05
31
標高840m休憩地点
10:36
10:46
14
11:38
11:49
4
11:53
13
12:06
12:12
2
12:14
12:15
3
12:18
12:28
6
神仏ポイント3
12:34
12:39
6
12:45
21
神仏ポイント2
13:06
13:22
28
14:06
12
14:18
第1駐車場(那岐山登山口駐車場)
那岐山の修験道跡や、旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離10.5km、歩行時間4時間20分、歩行数21,000歩、消費カロリー2,610Kcal
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈義町高円の第1駐車場<写真01>に12台程停めることができます。8時半頃には7割程埋まっていました。さらに上部の蛇淵の滝入口前の第3駐車場は満車だったので、バックでここまで引き返しました。少し東の第2駐車場(8台可能)は3台、菩提寺の駐車場も3台程停まっていました。各駐車場とも県南からのアプローチに問題はありません。
コース状況/
危険箇所等
 西日本豪雨から1週間が経過しました。登山道には水が流れた跡があるものの、崩れている所はありません。倒木はまたいですぐによけられます。Cコースに傾いている木が少しありますが、すぐに倒れる恐れはなさそうです。
 蛇淵の滝遊歩道は、入口からほど近い階段道に水が流れていますが、歩くのに支障はありません。石垣の隙間から流れ出している水もそのうち止まることでしょう。なお、うっかりして肝心な蛇淵の滝はスルーしてしまいました。

 その他、神仏ポイント(岩場)などコース状況の詳細は、周辺情報下欄の添付ファイルで確認できます。
その他周辺情報  那岐山の麓に「那岐山麓・山の駅」があります。宿泊もでき、ダイニング&キッチン&ユニットバス付のコテージが格安(6人なら16,000円)で利用できます。
 また、山の駅レストランでは午前11時〜午後2時限定で「とれとれバイキング(1,200円)」を賞味できます。奈義町で育った採れたて新鮮野菜、特産品のおかやま黒豚やなぎビーフを使用した料理をはじめ、エコファーマーが菜の花を緑肥として栽培した菜の花米、町内産の米粉を使った米粉パンなど、地元の食材がふんだんに使われています。
ファイル
(更新時刻:2018/07/18 23:21)
01那岐山第1駐車場より
      那岐山三角点峰
蛇淵の滝遊歩道入口近くの第3駐車場が満車でしたので、バックで第1駐車場に下りてきました(´・ω・`)。結果的にはこちらの駐車場の方がよかったです。正面に那岐山三角点峰<写真35>が見えています。
01那岐山第1駐車場より
      那岐山三角点峰
蛇淵の滝遊歩道入口近くの第3駐車場が満車でしたので、バックで第1駐車場に下りてきました(´・ω・`)。結果的にはこちらの駐車場の方がよかったです。正面に那岐山三角点峰<写真35>が見えています。
02ヤマジノホトトギス
花柱には斑点がなく、花弁は反り返りません。この1株だけで、傷んだ花が2つありました。
1
02ヤマジノホトトギス
花柱には斑点がなく、花弁は反り返りません。この1株だけで、傷んだ花が2つありました。
03ネムノキ
傷んだ花もあり、花数はあまり多くありませんでした。このすぐ下のアスファルト道は拡張工事中のようでしたが、現在でも車2台がすれ違えるだけの道幅があります。
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03ネムノキ
傷んだ花もあり、花数はあまり多くありませんでした。このすぐ下のアスファルト道は拡張工事中のようでしたが、現在でも車2台がすれ違えるだけの道幅があります。
04ホタルブクロ
ヤマホタルブクロとは違い、萼片の間の付属片がめくれ上がります。ガードレール脇に3株程ありました。ここ以外は傷んだ花や咲き始めの株ばかりで数も少なかったです。今回見たのはすべてこのような白花でした。
04ホタルブクロ
ヤマホタルブクロとは違い、萼片の間の付属片がめくれ上がります。ガードレール脇に3株程ありました。ここ以外は傷んだ花や咲き始めの株ばかりで数も少なかったです。今回見たのはすべてこのような白花でした。
05オトギリソウ
もうアキノキリンソウが開花しているのかと近寄ってみると、オトギリソウでした。花弁の縁ではなく内部や、つぼみにも黒点があります。
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05オトギリソウ
もうアキノキリンソウが開花しているのかと近寄ってみると、オトギリソウでした。花弁の縁ではなく内部や、つぼみにも黒点があります。
06ヒグラシ♀腹側
少し哀愁を帯びた鳴き声で知られるヒグラシは、メスは翅の長さに比べて腹部の長さがとても短いので、腹側から見るとすぐに区別できます。
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06ヒグラシ♀腹側
少し哀愁を帯びた鳴き声で知られるヒグラシは、メスは翅の長さに比べて腹部の長さがとても短いので、腹側から見るとすぐに区別できます。
07ヒグラシ♀背中側
羽化したてのようで地面にいましたが、ごそごそと向きを変えて背中を上にしました。怖がらせてしまったようで、この後、すぐに飛び去ってしまいました。ごめんなさい。
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07ヒグラシ♀背中側
羽化したてのようで地面にいましたが、ごそごそと向きを変えて背中を上にしました。怖がらせてしまったようで、この後、すぐに飛び去ってしまいました。ごめんなさい。
08アキノタムラソウ
アキと名が付きますが、7月から咲き始めます。ほぼ同じ時期に咲くナツノタムラソウとは違い、おしべが下向きに曲がり、あまり突き出ません。周辺に少し群生していました。
08アキノタムラソウ
アキと名が付きますが、7月から咲き始めます。ほぼ同じ時期に咲くナツノタムラソウとは違い、おしべが下向きに曲がり、あまり突き出ません。周辺に少し群生していました。
09菩提寺本堂
高貴山菩提寺は7世紀に役小角(えんのおづぬ)が修行の行場として開いたといわれています。また、浄土宗の開祖である法然上人が9歳から13歳まで修行を行った「法然上人初学の地」として有名です。
09菩提寺本堂
高貴山菩提寺は7世紀に役小角(えんのおづぬ)が修行の行場として開いたといわれています。また、浄土宗の開祖である法然上人が9歳から13歳まで修行を行った「法然上人初学の地」として有名です。
10菩提寺大杉
菩提寺といえば大イチョウ<写真11、12>ですが、杉の大木もたくさんあります。この2本の杉は「東美作路名木百選」の1つで、推定樹齢200年だそうです。動画も撮りました。近くに広葉杉(コウヨウザン)という台湾などの温かい所に生育する杉が2本あり、こちらも推定樹齢200年ですが、寒い県北でこれだけの大木は珍しいということで奈義町の天然記念物に指定されているそうです。
10菩提寺大杉
菩提寺といえば大イチョウ<写真11、12>ですが、杉の大木もたくさんあります。この2本の杉は「東美作路名木百選」の1つで、推定樹齢200年だそうです。動画も撮りました。近くに広葉杉(コウヨウザン)という台湾などの温かい所に生育する杉が2本あり、こちらも推定樹齢200年ですが、寒い県北でこれだけの大木は珍しいということで奈義町の天然記念物に指定されているそうです。
11菩提寺の大イチョウ
推定樹齢900年、樹高約40mの巨木で、岡山県では唯一、国の天然記念物に指定(醍醐桜は県指定!)されています。9歳で父を亡くした法然上人が叔父歓覚(かんがく)上人を頼ってここ菩提寺へと向かう途上、南東の阿弥陀堂にある大イチョウ(推定樹齢1000年)の枝を杖にし、境内に挿したものがこの大イチョウだと言われています。平成25年のDNA鑑定で、菩提寺の大イチョウと阿弥陀堂の大イチョウが元々同じ木だったことがわかりました。
11菩提寺の大イチョウ
推定樹齢900年、樹高約40mの巨木で、岡山県では唯一、国の天然記念物に指定(醍醐桜は県指定!)されています。9歳で父を亡くした法然上人が叔父歓覚(かんがく)上人を頼ってここ菩提寺へと向かう途上、南東の阿弥陀堂にある大イチョウ(推定樹齢1000年)の枝を杖にし、境内に挿したものがこの大イチョウだと言われています。平成25年のDNA鑑定で、菩提寺の大イチョウと阿弥陀堂の大イチョウが元々同じ木だったことがわかりました。
12菩提寺の大イチョウ祠
古木なので折れた痛々しい枝もありますが、まだまだ元気です。根元には小さな祠があります。遊歩道を少し引き返し、動画を撮りました。
12菩提寺の大イチョウ祠
古木なので折れた痛々しい枝もありますが、まだまだ元気です。根元には小さな祠があります。遊歩道を少し引き返し、動画を撮りました。
13ヒョウモンエダシャク
日本全国の山地や都市部でも見られる蛾です。幼虫はアセビを食べて毒素を体内に取り込み、鳥などに食べられないようにしています。弱っているのか、ハエが周辺を飛び回っていましたが、なんとか動いていました。
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13ヒョウモンエダシャク
日本全国の山地や都市部でも見られる蛾です。幼虫はアセビを食べて毒素を体内に取り込み、鳥などに食べられないようにしています。弱っているのか、ハエが周辺を飛び回っていましたが、なんとか動いていました。
14ネジバナ
小さな花がらせん状につきますが、右巻き、左巻き、途中で変わるなど株によって違います。2株だけでした。
14ネジバナ
小さな花がらせん状につきますが、右巻き、左巻き、途中で変わるなど株によって違います。2株だけでした。
15交尾中のサキグロムシヒキ
那岐山Aコース名物?の階段道の途中で休憩していると、足元近くでゴソゴソしていました。よく見ると交尾中でした。豪雨にも耐え、やっとこの日を迎えたのでしょう。頑張れ p(^ ^)q
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15交尾中のサキグロムシヒキ
那岐山Aコース名物?の階段道の途中で休憩していると、足元近くでゴソゴソしていました。よく見ると交尾中でした。豪雨にも耐え、やっとこの日を迎えたのでしょう。頑張れ p(^ ^)q
16慈母峰より那岐山
標高1009.4m三角点「大石ヶ平」があり、那岐山を望むことができます。慈母峰(じぼほう)とは、伝説の巨人「三穂(さんぶ)太郎」の母親である大蛇が我が子のため両目を失うという深い愛情をみせた話にちなみ、ヤマレコユーザーの方が名付けられたようです。ちょうど1週間前に美作市湯郷で「三穂(さんぶ)太郎」ゆかりの「かさね岩」を見て、この慈母峰を思い出しました。
16慈母峰より那岐山
標高1009.4m三角点「大石ヶ平」があり、那岐山を望むことができます。慈母峰(じぼほう)とは、伝説の巨人「三穂(さんぶ)太郎」の母親である大蛇が我が子のため両目を失うという深い愛情をみせた話にちなみ、ヤマレコユーザーの方が名付けられたようです。ちょうど1週間前に美作市湯郷で「三穂(さんぶ)太郎」ゆかりの「かさね岩」を見て、この慈母峰を思い出しました。
17ノアザミ
アザミの仲間では開花時期が早く、5月頃から咲いています。花は終わりかけのようで、傷んだ花も見られました。ここだけでした。
17ノアザミ
アザミの仲間では開花時期が早く、5月頃から咲いています。花は終わりかけのようで、傷んだ花も見られました。ここだけでした。
18慈母峰北尾根より那岐山
那岐山はガスっているときの登頂が多かったのですが、この日はすっきり晴れているようで好展望を期待しました。
18慈母峰北尾根より那岐山
那岐山はガスっているときの登頂が多かったのですが、この日はすっきり晴れているようで好展望を期待しました。
19那岐山Aコース6合目分岐
慈母峰<写真16>からの階段下りが続いたため、5合目から6合目に進んだ気がしません。B(蛇淵)コースの分岐でもあります。
19那岐山Aコース6合目分岐
慈母峰<写真16>からの階段下りが続いたため、5合目から6合目に進んだ気がしません。B(蛇淵)コースの分岐でもあります。
20那岐山Aコース
    &東仙コース分岐
標高1,201m地点が鳥取県側の下り(東仙コース)とAコースの分岐となります。すぐ東の日陰でアキアカネの未熟なオス<写真28>と一緒に休憩しました。やっと風が吹くようになり、ここからはずいぶん楽に感じられました。
20那岐山Aコース
    &東仙コース分岐
標高1,201m地点が鳥取県側の下り(東仙コース)とAコースの分岐となります。すぐ東の日陰でアキアカネの未熟なオス<写真28>と一緒に休憩しました。やっと風が吹くようになり、ここからはずいぶん楽に感じられました。
21ノリウツギ
ツルアジサイ<写真27>とは違い、花序が円錐形になります。1本だけですが、いい木陰をつくってくれていました。
21ノリウツギ
ツルアジサイ<写真27>とは違い、花序が円錐形になります。1本だけですが、いい木陰をつくってくれていました。
22リョウブ
樹皮はナツツバキのように部分的にめくれてなくなっていることが多いのですが、稜線上の木々は樹高2m程と小さく、樹皮もしっかりしていました。咲き始めの木が点在していました。
22リョウブ
樹皮はナツツバキのように部分的にめくれてなくなっていることが多いのですが、稜線上の木々は樹高2m程と小さく、樹皮もしっかりしていました。咲き始めの木が点在していました。
23那岐山頂上
いつも登山者で賑わっている那岐山頂上ですが、このときはお二人だけでした。標高1255mでも気温28℃という猛暑だったので、午前中に下山を始められた方が多かったようです。天気はよかったのですが、景色は少しかすんでいました。
23那岐山頂上
いつも登山者で賑わっている那岐山頂上ですが、このときはお二人だけでした。標高1255mでも気温28℃という猛暑だったので、午前中に下山を始められた方が多かったようです。天気はよかったのですが、景色は少しかすんでいました。
24那岐山頂上より
   稜線越しに慈母峰
那岐山頂上より南東方面には、慈母峰<写真16>がうっすら見えました。
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24那岐山頂上より
   稜線越しに慈母峰
那岐山頂上より南東方面には、慈母峰<写真16>がうっすら見えました。
25那岐山頂上より
   避難小屋&三角点峰
那岐山頂上より西南西方面には、これから向かう三角点峰<写真35>が見えました。避難小屋は外から見た限りでは異状なさそうでした。
25那岐山頂上より
   避難小屋&三角点峰
那岐山頂上より西南西方面には、これから向かう三角点峰<写真35>が見えました。避難小屋は外から見た限りでは異状なさそうでした。
26ツマグロヒョウモン♂
メス<写真29>の前翅の表側の先端部分が黒いというのが名前の由来です。南方系の蝶でうちの庭でも育っていますが、近年生息域が北上しています。オスは後翅の表側に黒い縁取りがあります。
26ツマグロヒョウモン♂
メス<写真29>の前翅の表側の先端部分が黒いというのが名前の由来です。南方系の蝶でうちの庭でも育っていますが、近年生息域が北上しています。オスは後翅の表側に黒い縁取りがあります。
27ツルアジサイ
他の植物や岩に絡みついていることが多いのですが、周辺の木々はまだ樹高1m程と小さく、おとなしく上に伸びていました。ノリウツギ<写真21>とは違い、花序は円錐形ではなく比較的平らに広がります。
27ツルアジサイ
他の植物や岩に絡みついていることが多いのですが、周辺の木々はまだ樹高1m程と小さく、おとなしく上に伸びていました。ノリウツギ<写真21>とは違い、花序は円錐形ではなく比較的平らに広がります。
28アキアカネ未熟♂
ナツアカネのオスとは違い、腹部のみ赤くなります。また、胸部中央の黒条の先端がナツアカネは同じ太さのままスパッと切れたように見えるのに対し、アキアカネは微妙に先細りになります。この個体は腹部中央周辺が少し細くなっており、腹部の色が薄いことから、未熟なオスと判断しました。動画も撮りました。
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28アキアカネ未熟♂
ナツアカネのオスとは違い、腹部のみ赤くなります。また、胸部中央の黒条の先端がナツアカネは同じ太さのままスパッと切れたように見えるのに対し、アキアカネは微妙に先細りになります。この個体は腹部中央周辺が少し細くなっており、腹部の色が薄いことから、未熟なオスと判断しました。動画も撮りました。
29ツマグロヒョウモン♀
避難小屋の脇にいました。オス<写真26>とは違い、前翅の表側の先端部分が黒くなっています。幼虫はパンジーなどのスミレ科の植物を食べます。黒地に赤いイボイボがあり、毒毛虫と間違えられますが、無毒です。動画も撮りました。
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29ツマグロヒョウモン♀
避難小屋の脇にいました。オス<写真26>とは違い、前翅の表側の先端部分が黒くなっています。幼虫はパンジーなどのスミレ科の植物を食べます。黒地に赤いイボイボがあり、毒毛虫と間違えられますが、無毒です。動画も撮りました。
30神仏ポイント3「奈義神」
案内板があり、踏み跡のすぐ脇の岩に「奈義神」の文字が彫られています。修験道の場として崇められた名残です。
30神仏ポイント3「奈義神」
案内板があり、踏み跡のすぐ脇の岩に「奈義神」の文字が彫られています。修験道の場として崇められた名残です。
31神仏ポイント3
    「伊邪那岐命」
「奈義神」の岩から岩の上を歩いて南東に下ると、別の岩に「伊邪那岐命」(いざなぎのみこと)と彫られていました。連れは岩の下に下りて笹原を歩いてここまでたどり着きました。足元は見えないが自由に歩けるとのことで、帰りは二人ともそうしました。
31神仏ポイント3
    「伊邪那岐命」
「奈義神」の岩から岩の上を歩いて南東に下ると、別の岩に「伊邪那岐命」(いざなぎのみこと)と彫られていました。連れは岩の下に下りて笹原を歩いてここまでたどり着きました。足元は見えないが自由に歩けるとのことで、帰りは二人ともそうしました。
32神仏ポイント3岩の上より
     「伊邪那岐命」岩
「奈義神」の岩<写真30>の近くまで戻り、上に低木が茂った「伊邪那岐命」岩<写真31>を見下ろしました。笹原がきれいです。
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32神仏ポイント3岩の上より
     「伊邪那岐命」岩
「奈義神」の岩<写真30>の近くまで戻り、上に低木が茂った「伊邪那岐命」岩<写真31>を見下ろしました。笹原がきれいです。
33神仏ポイント3全景
稜線を少し進んで神仏ポイント3<写真30〜32>を振り返って見ました。拡大してみると、左側の少し離れた岩に「奈義神」<写真30>、中央の丸く茂った低木の右に「伊邪那岐命」<写真31>、その右の尖った岩に今回は見落とした「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)の文字がそれぞれ見えました。「伊邪那美命」(いざなみのみこと)はこれらの反対側に彫られているのでしょうか。
33神仏ポイント3全景
稜線を少し進んで神仏ポイント3<写真30〜32>を振り返って見ました。拡大してみると、左側の少し離れた岩に「奈義神」<写真30>、中央の丸く茂った低木の右に「伊邪那岐命」<写真31>、その右の尖った岩に今回は見落とした「天照大御神」(あまてらすおおみかみ)の文字がそれぞれ見えました。「伊邪那美命」(いざなみのみこと)はこれらの反対側に彫られているのでしょうか。
34キアゲハ夏型
アゲハ(ナミアゲハ)とは違い、前翅の表側の付け根周辺に黒い部分が広がっています。夏型は春型よりも黒い部分が全体的に増えます。羽化したてなのでしょうか、翅に傷みがなく、色鮮やかな個体でした。動画も撮りました。
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34キアゲハ夏型
アゲハ(ナミアゲハ)とは違い、前翅の表側の付け根周辺に黒い部分が広がっています。夏型は春型よりも黒い部分が全体的に増えます。羽化したてなのでしょうか、翅に傷みがなく、色鮮やかな個体でした。動画も撮りました。
35那岐山三角点峰頂上より
          滝山
標高1240.3m三角点「名義山」があります。その背後には標高1196.5m三角点「滝山」のある滝山、左端にトイレだけになったトイレ休憩舎が見えています。
35那岐山三角点峰頂上より
          滝山
標高1240.3m三角点「名義山」があります。その背後には標高1196.5m三角点「滝山」のある滝山、左端にトイレだけになったトイレ休憩舎が見えています。
36神仏ポイント2
    「須佐之男命」
以前から石がゴロゴロしているCコースを下っていると、神仏ポイント2の案内板がありました。目の前の岩に「須佐之男命」(すさのおのみこと)と彫られていました。
36神仏ポイント2
    「須佐之男命」
以前から石がゴロゴロしているCコースを下っていると、神仏ポイント2の案内板がありました。目の前の岩に「須佐之男命」(すさのおのみこと)と彫られていました。
37神仏ポイント1大神岩
Cコース名物?大神岩のてっぺんに立ってみました。麓の集落はよく見えました。岩伝いに東側に下りてきれいになった踏み跡を辿り、大神岩の基部に向かいました。
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37神仏ポイント1大神岩
Cコース名物?大神岩のてっぺんに立ってみました。麓の集落はよく見えました。岩伝いに東側に下りてきれいになった踏み跡を辿り、大神岩の基部に向かいました。
38神仏ポイント1
     「不動明王」
大神岩の基部の少し左側に「不動明王」と彫られています。これはわかりやすいです。
38神仏ポイント1
     「不動明王」
大神岩の基部の少し左側に「不動明王」と彫られています。これはわかりやすいです。
39神仏ポイント1大神岩基部
基部の左側の岩に「不動明王」の文字<写真38>が見えています。右側の岩との間に黄色いペンキの丸印が見えるので、ちょっと登ってみることにしました。
39神仏ポイント1大神岩基部
基部の左側の岩に「不動明王」の文字<写真38>が見えています。右側の岩との間に黄色いペンキの丸印が見えるので、ちょっと登ってみることにしました。
40神仏ポイント1
    大神岩胎内くぐり
人一人分の隙間があり、さらに奥へと行けそうでした。連れがいる辺りの左側に「大日如来」と彫られていました。奥の天井には空洞があり、ザックがなければ上に抜けられそうでしたが、動画を撮って引き返しました。逆周りして上から飛び降りればよかったかもしれません。
40神仏ポイント1
    大神岩胎内くぐり
人一人分の隙間があり、さらに奥へと行けそうでした。連れがいる辺りの左側に「大日如来」と彫られていました。奥の天井には空洞があり、ザックがなければ上に抜けられそうでしたが、動画を撮って引き返しました。逆周りして上から飛び降りればよかったかもしれません。
41ダイコンソウ
遠目にはキツネノボタンなどのキンポウゲ科の花に似ていますが、バラ科でおしべがより細く毛のように見えます。周辺に群生していました。
41ダイコンソウ
遠目にはキツネノボタンなどのキンポウゲ科の花に似ていますが、バラ科でおしべがより細く毛のように見えます。周辺に群生していました。
42ウツボグサ
花穂が矢を入れて背負うウツボ(空穂)に似ているというのが名前の由来です。まだ花穂が短いので咲き始めでしょうか。これも周辺に群生していました。
42ウツボグサ
花穂が矢を入れて背負うウツボ(空穂)に似ているというのが名前の由来です。まだ花穂が短いので咲き始めでしょうか。これも周辺に群生していました。
43蛇淵の滝遊歩道ミニ滝
蛇淵の滝遊歩道の入口にある鳥居をくぐり、うっかりして南下する下り道に入って蛇淵の滝はスルーしてしまいました。遊歩道の階段には水が流れていましたが、大丈夫でした。沢は水量が増えており、小さな滝ができていました。動画も撮りました。
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43蛇淵の滝遊歩道ミニ滝
蛇淵の滝遊歩道の入口にある鳥居をくぐり、うっかりして南下する下り道に入って蛇淵の滝はスルーしてしまいました。遊歩道の階段には水が流れていましたが、大丈夫でした。沢は水量が増えており、小さな滝ができていました。動画も撮りました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 西日本豪雨から1週間余り経過しました。自衛隊(那岐山・滝山の麓に駐屯地あり)をはじめ自治体関係者やボランティアの方々のご尽力もあり、平常を取り戻しつつあります。お世話になっております。おかげさまで県南(岡山市)から那岐山にアプローチするまでのルートや那岐山の山道は、この日(7月15日)は何の支障もなく活動することができました。

 この日はうだるような暑さでした。標高1,255mの那岐山の頂上近くでも28℃ぐらいの気温で、山行中に汗が引くことが一度もありませんでした。熱中症対策として、1時間に1回はスポーツドリンクで水分&ミネラル補給を行いました。
 そろそろ避暑で山頂近くにたくさん群がっているはずのアキアカネも、この日は行き場を失っているのか、まばらにしか見られませんでした。あまりの暑さで動く気になれなかったのでしょうか。
 一方で気温が高くなると、ヒグラシなどセミの羽化があちこちで行われ、羽化したてのセミが地面を這う姿を何度も目撃しました。豪雨を地中で耐え忍び、無事に成虫になれたのだと思うと、ジーンとくるものがあります。コエゾゼミや我らがエゾハルゼミの元気な鳴き声にも励まされました。

 山の上部では植物の植生が短期間で変化し、その時々の旬の花を楽しむことができます。一方、山の麓では花期の比較的長い花がたくさん咲いていました。山道のみならず、登山者があまり歩かない車道でも多種多様な花が見られます。これらの植物の変わらない姿にほっとし、パワーをもらいました。今回も山の動植物に感謝、感謝の山行となりました。



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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 中国山地東部 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
雪山ハイキング 中国 [日帰り]
Aコースから山頂と滝山、Cコース下り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 中国山地東部 [日帰り]
奈義町から那岐山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 中国山地東部 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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