燧ヶ岳とアヤメ平 - 遥かな尾瀬と夏深き尾瀬沼＠大清水
Hassie2999
体力度について
- GPS
- 51:59
- 距離
- 34.1km
- 登り
- 1,855m
- 下り
- 2,023m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:17
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 4:38
- 山行
- 7:04
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 8:10
- 山行
- 3:57
- 休憩
- 1:14
- 合計
- 5:11
最低高度：1420m(一ノ瀬) 最高高度：2356m(燧ヶ岳山頂)
累積標高差(登り)：1927m
累積標高差(下り)：2066m
| 天候 | 7/13：曇り 7/14：晴れ 7/15：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
大清水駐車場(240台−500円/日) |
写真
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ちょうど8合目あたり
ここまでぬかるみ地獄
本日より売店オープン
燧ヶ岳の山頂から
冷えた風が下りてくるので
とても涼しく過ごせた
感想
初日は鳩待通りをアヤメ平へと向かう。
木々の揺らめきと小鳥の囀りが心地良く、足取りは順調。
整備された歩きやすい登山道を歩く。
ほどなくすると視界が開け、傾斜湿原の横田代が広がる。
ワタスゲとキンコウカの群落が、ふわふわと風に揺れていて愛らしい。
アヤメ平から望む燧ヶ岳の雄姿を楽しみにしていたが、曇り空で見えない…。
82年という長い歴史の中で、たくさんの登山者たちを見送ってきた富士見小屋は
2015年度をもって営業休止となった。
原にも沼にもダイレクトに入山する事ができる富士見峠は淘汰され
鳩待峠に一極集中してしまうのだろうか…。
土曜の天候は快方に向かい、紺碧の青空が広がった。
2017年度に新ルートが開放された見晴新道を初めて歩く。
前評判通り…雨後はどうにもならない程のぬかるみ地獄が延々と続く。
木の根も露岩も滑りやすく、下り利用者が不憫に思える。
森林限界を超えて岩稜歩きになるとホッと一息。
アルペンムードの様相に登高意欲が高まった。
燧ヶ岳山頂は双耳峰だが、どちらのピークもたくさんの登山者たちで賑やかだ。
今回の下山道も急斜面の谷筋で露岩が多いナデを利用。
最短距離で下山する事ができて、沼尻平に着いた時の開放感がたまらなく好き。
そしてようやく休憩所がリニューアルされ、この連休がオープン初日であった。
長蔵小屋から毎朝歩荷されているという主人はとても気さくで話が面白い。
たっぷりと大休止を取り、段小屋坂を見晴まで下った…。
行程最終日は尾瀬沼周遊。後ろ髪を引かれる思いで尾瀬ヶ原を発つ。
今日も原色の空が広がっていて、木道漫歩で足取り軽い。
大江湿原まで来ると沼山峠の入山者で活気が良い。
ニッコウキスゲの群落は以前ほどではないが、
シカによる食害被害からはかなり復元してきている。
今年も見頃を迎えたようで、今後の群生を楽しみに思う。
三平下では燧ヶ岳の雄姿をたっぷりと目に焼き付け、大清水へと下山した。
見晴を起点にのんびり過ごした尾瀬の山旅。
今回は好天に恵まれ、思い出に残る満たされた夏休みだった。
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