利尻山（海から鴛泊コースピストン）

2018年07月14日(土) [日帰り]

• GPS: 08:44
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,748m
• 下り: 1,567m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:34
• 休憩: 1:08
• 合計: 8:42

4:08 利尻島ファミリーキャンプ場ゆ〜に
4:41 4:50 利尻山北麓野営場（登山口）
4:58 5:02 甘露泉
7:08 7:08 長官山
7:22 7:23 利尻岳山小屋
8:08 8:08 沓形分岐
8:23 9:13 利尻山北峰
9:31 9:32 沓形分岐
10:15 10:15 利尻岳山小屋
10:31 10:33 長官山
12:41 12:42 甘露泉
12:50 利尻山北麓野営場（登山口）

天候

7月14日：晴れ（夕方ガス）

アクセス

利用交通機関：

船 飛行機

＜往路＞
羽田空港→（ANA）→稚内空港
稚内空港→（観光バス）→宗谷岬（1時間観光）→稚内フェリーターミナル
稚内港→（ハートランドフェリー）→利尻島（鴛泊港）

＜復路＞
利尻空港→（ANA）→新千歳空港
新千歳空港→(LCC)→成田空港→（京成スカイライナー）

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＜参考HP＞
空港連絡バス/宗谷バス
http://www.soyabus.co.jp/airport
宗谷岬空港線バス（観光バス/夏期のみ）
http://www.soyabus.co.jp/archives/4146
ハートランドフェリー
http://www.heartlandferry.jp/rishiri/

コース状況／危険箇所等

登山ポスト：北麓野営場（登山口）
トイレ：北麓野営場（登山口）
※登山口以外は携帯トイレブースのみ/6.5合目・8合目避難小屋・9合目の3箇所
水場：北麓野営場・甘露泉水の2箇所のみ
　　　

その他周辺情報

宿泊：ファミリーキャンプ場ゆーに（テント500円/人）
・すぐ近くに温泉施設あり
　　　・管理棟にてガスカートリッジ（EPI）販売あり
　　　・充電用コンセントあり
温泉：利尻富士温泉（キャンプ場の近くにあります）

写真

海の日3連休前日、有給を取って一足先に東京を出発！

曇天の稚内に到着。空港から観光バスに乗って、日本最北端の地を目指します。

日本最北端の地に到着！

今、日本列島の一番てっぺん(北)にいる人間は、わたしですw

曇天（時々霧雨）＆強風で寒いったらない！

最北端の食堂で『ほたてラーメン』をハフハフ♪全国で記録的な猛暑が続いているというのに、ここでは熱々のラーメンが美味い！

さて、一通り観光した後は、稚内港からいよいよ利尻島へ

もうお土産はこれで決まりです。

フェリーに乗っているうちにだんだん晴れて、念願の利尻島が見えた！

ペシ岬がどんどん近づいて…

利尻島に上陸！

港から利尻山が見えて感激！ここからキャンプ場まで徒歩で移動

山に登らなくても民家の玄関先に、普通〜にリシリヒナゲシが咲いている。

利尻山神社を過ぎて…

ここからもアーベントロートの利尻山の頂。

106年ぶりに上陸したというヒグマの情報…まだ島にいるのかな…

そしてフェリーターミナルから15分程歩いてキャンプ場に到着！

広々として居心地の良いキャンプ場。

でもヒグマが怖いので、今回はバンガローを予約しましたw

バンガローの室内は快適そのもの

ちなみに室内にトイレはなくキャンプ場のトイレを利用しますが、とてもきれいで、なんと充電用のコンセントもありました。

さて、バンガローに荷物を置いて隣接する温泉へGO!

温泉施設の敷地内には、日本最北端の名水『甘露泉水』があります。

そしてセイコーマートで明日の食料を買い出し。利尻島は緯度が高いので20:00過ぎまで空が明るい…はるばる遠くまで来たって感じです。

翌朝は晴れ。夜だけでなく朝も3：00前から空が明るい！キャンプ場の奥に見えるのはペシ岬。4：00過ぎに登山口へ出発。

登山口まで車道を歩いていきます。余談ですが、ここの歩道は整備されていて足元がふかふか…歩いていて気持ちいい。

モルゲンロートの山頂を眺めながら歩いて…

30分ほどで登山口に到着。

北麓野営場管理棟。ここにもキャンプ場がありシャワーも完備されています。

居心地は良さそうです。

管理棟の前に登山ポスト。

携帯トイレの回収BOXもあります。

山に入る前に、靴に付着した種子などを取り除きます。

主に下山用なのか、こちらにも水道＆靴ブラシがあります。

さて、いよいよ登山開始！

甘露泉水までは歩きやすい遊歩道。

10分程で甘露泉水に到着。

ちょっと水が汲みにくいけど、とても冷たくて美味しい水♡

この先にもう水場はないので十分に補給します。

水を補給して出発。

しばらく森林浴を楽しみながら進みます。

斑入りの葉

階段を登り…

石がゴロゴロしてきたら…

5合目通過。

青空が広がってきた！

6合目の第一見晴台に到着。

ここまで来てやっと周りの景色が見えた！

雲海の上に浮かぶ礼文島

礼文島アップ

見晴台から5分ほど登った、6.5合目に最初のトイレブースがあります。

7合目胸突き八丁へ突入。

この先急登が続きます。

登山道脇の高山植物

この辺りは白い花が多い。

雪の重みで枝が曲がっているので、下を向いて歩いていると頭をぶつけるので注意。

振り返るとこの景色。

長官山まであとひと登り！

8合目長官山に到着！利尻山が見えそうで見えない…

長官山の碑

長官山から避難小屋まではなだらかな尾根道。利尻山を眺めながら歩く贅沢なひととき

この時期はイブキトラノオがたくさん咲いていた。

ガスも取れて最高の眺め！

避難小屋を通過。

室内はこんな感じ。宿泊は不可です。

小屋の裏手にトイレブース。こちらも携帯トイレ専用。

避難小屋を出発。雨の時は道がぬかるみそうです。

整備された道を登ります。

山頂が近づいてきた？でもコレがなかなか辿り着かない

そして木の階段を上っていくと…

9合目に到着。ここに最後のトイレブース。

ここからが正念場だそうです。

予告通りの急登になってきた！

山頂はまだですか？

ここからしばらく高山植物を楽しみながら登ります。

あれ？全然近づいていない…

でも雪渓から立ち上がってくる風が涼しくて気持ちいい！

崩壊地の脇を進みます。

赤茶けた火山礫の道。足元が掬われて登りにくいし、下山時には滑りやすい、やっかいな場所。

だんだん道がえぐられてきた。

3メートル程の壁の中を進む。

階段状に整備されて少し登りやすくなった。

ようやく山頂が見えてきた！

8時24分　利尻山山頂に到着！

山頂から南峰とロウソク岩を眺める。

山頂から見たペシ岬

こちらは沓形港。今晩は岬の先端にあるキャンプ場に宿泊予定。

眼下にはボタンキンバイの群生。

利尻水道の先には北海道本土。

稚内のノシャップ岬

迫力満点のロウソク岩

歩いて行けそうな南峰ですが、現在はロープが張ってあり立ち入り禁止。

眼下を見下ろすと滝雲がゆっくりと流れていた。

下山後訪れる予定のペシ岬と姫沼を見下ろす。

さてそろそろ下山。ピストンなので来た道を下っていきます。

苔もいい感じ。

遙か沖合いに浮かぶ礼文島

その花の浮島には明日上陸予定。

崩壊地を見下ろす。

この場所にだけ咲いていたリシリヒナゲシ

振り向けば利尻山。

礼文島を覆っていたガスもだいぶ晴れてきた。

まだまだ海まで遠い。

長官山で山頂も見納め。

後ろ髪を引かれながら…

登山口に到着！お疲れさまでした。

予定より早く下山できたので海まで歩きます。

車道に沿った歩道はよく整備されていて、遊歩道みたいな場所もあります。

海までほぼ一直線。日差しはキツいけど吹き抜ける風は涼しい。

温泉施設脇の名水。

昨夜もお世話になった利尻富士温泉。

敷地の外には足湯があり、無料で誰でも入れます。

ここでしばし休憩。ぬるぬるとしたお湯で足の疲れを癒やします。

麓まで下りてくると地元のお店が何件かあります。ここが島の繁華街？

さて港からペシ岬に寄り道。まず登っていくと…

会津藩士の墓があります。

北方警備に京都守護職といい、会津藩に対する幕府の無茶振りが凄い…

会津藩士の墓から見上げたペシ岬

最後は急登なので、利尻山を見ながらのんびり登る。

そしてペシ岬展望台に到着。

ペシ岬からの利尻山

ちょうど利尻空港を離陸した飛行機。明後日同じ便で東京に帰ります。

帰りはペシ岬灯台を回って海へと向かいます。

鴛泊港と利尻山。ちょうどフェリーが出航します。

さようならペシ岬。

ようやく標高0mの海に到着！無造作にうにの殻が散乱しています。

ここは駐車場ではありません。昆布を干す場所なので立ち入り禁止です。

最後に利尻島のソウルドリンク『ミルピス』で乾杯！さっぱりしておいしい！

利尻島の玄関口、鴛泊港に到着。ここで予約していたレンタカーに乗って利尻島観光に出発。

まずは山頂から見えた姫沼。人工の沼です。

あんなに晴れていた利尻山に少し雲がかかってきた。

そしてオタトマリ沼まで来ると、もうすっかりガスに閉ざされてしまった。

北海道銘菓・白い恋人のパッケージと同じ利尻山の姿を見たかったのに…残念！

そして宿泊予定だった沓形岬公園に到着。しかし海風が強過ぎてテント泊を断念。昨日と同ゆーにキャンプ場で泊まることにした。

その前に沓形で食事。定番のほっけ定食に…

奮発して時価3,000円のエゾバフンウ二丼！美味しかった！因みに約1週間前、充電バイクのTVロケで出川哲朗がこの店に来たらしい。ズビズビ♪