ニコルス山の会、釈迦岳(大津ワンゲル道)へ行く。
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 911m
- 下り
- 1,037m
コースタイム
天候 | 午前中はくもり時々はれ。午後からはれ。風が涼しく暑さを随分和らげてくれました。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
隊長とはJR大阪駅ホームで6:20に待合せ。 小御所とはJR京都駅に停車中の7:24発の列車内で会いました。 ●行き 大阪 6:39 - 7:13 京都 快速・米原行き \560 京都 7:24 - 8:09 比良 湖西線・永原行き \670 比良駅 8:20 - 8:27 イン谷口 江若交通バス \350 ●帰り 比良 18:35 - 19:24 京都 湖西線・京都行き \670 京都 19:29 - 19:57 大阪 新快速・姫路行き \560 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●イン谷口 - 釈迦岳(大津ワンゲル道) イン谷口バス停から神爾谷方面へ入り最初の駐車場の手前右方向に登山ポストがあり、その脇に大津ワンゲル道の入口があります。最初は尾根に上がるため上りが続きます。尾根に上がると緩やかに高度を上げながら雄松山荘道と合流します。ここからやせ尾根が続きますが右も左も沢山のイワカガミに囲まれます。山頂に近づくにつれ上りは急になりヤケオ・ヤケ山方面の展望が開けてきたらハイライトの岩壁(トータル10mくらいでしょうか)の上りに差しかかります。手がかりや足がかりは沢山ありますので1歩1歩着実に進めば大丈夫です。ここを乗り切ると神爾谷方面からの登山道と合流しやがて山頂に到着します。 ●釈迦岳 - 金糞峠(ヤクモ池経由) 全般的に皆さんがよく歩いてるルートなので不明なところはありません。カラ岳〜比良ロッジ跡間の登山道で2ヶ所崩落しているところがあります。道幅はくつ幅ぐらいの細さです。落ちるとそんなに高さは無いですがやはり厄介なので慎重に通過ください。それと八雲ヶ原の木道はかなり老朽化しておりところどころ折れているところがありました。80Kgオーバの方は通行を避けた方が無難ではないでしょうか。 ●金糞峠 - イン谷口(正面谷) いきなり急下降で始まりガレ場に突入しても急下降が続き、落石を起こさないことと踏み外しや足を捻らないように神経を使います。ガレ場の途中で小さな沢を横切りますが、この水が冷たく汗だくで下ってきた顔を洗うととても気持ち良かったです。青ガレを過ぎると正面谷の右岸に渡渉し普通の登山道を下ります。大山口までの途中に飲料用として使える湧き水があります。少し甘く感じる美味しい水でした。今回持参した水が底を着きかけていたので大変助かりました。大山口から少し下った所では土砂崩れにより道が塞がっていました。迂回路ができていますが土砂の堆積しているすぐそばなので注意して通行ください。 |
その他周辺情報 | ●比良トピア イン谷口から歩いて20分ほどの所にあります。 入浴料610円。露天風呂あり。休憩・飲食施設あり。 JR比良駅への無料送迎バスがあります。定員10名のため入浴受付時に要予約。 今回満員のためタクシーを利用しました。JR比良駅まで850円でした。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ガス
カートリッジ
コッヘル
虫除けスプレー
雨具
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感想
ニコルス山の会7月会は、8月会の北アルプス縦走を見据えて足慣らしとトレーニングを兼ねて釈迦岳・堂満岳の周回を予定していましたが、異常な暑さのせいにして全員一致で堂満岳をあきらめて青ガレを下る計画に変更しました。それでも大津ワンゲル道や青ガレではちょうどいいトレーニングができたと思います。
★暑さの中で風が涼しく助かった
イン谷口に着いたときは中腹から上がガスっており、そのお蔭でもあるのか稜線に上がると涼しい風が吹いていて随分暑さを和らげてくれました。それでも汗はボトボトでしたけど。20分おきぐらいで小まめに休憩を取りながら上ったのが功を奏したのかバテることなくコースタイムどおりで釈迦岳に着く事ができました。
★大津ワンゲル道
そんなに難路とは思いませんでした。むしろ神爾谷方面からの登山道の方が難路かと思います。とは言っても釈迦岳山頂近くの岩場は緊張します。手がかり足がかりは十分ありますので着実に1歩1歩進めば大丈夫です。下りの時はちょっといやらしいですね。稜線上にはイワカガミがたくさん見受けられたので春の山登りが楽しみです。
★釈迦岳山頂で出会った72歳の猛者
気さくにお声がけいただいて楽しくお話させていただいた72歳の猛者は、明日から信濃大町→餓鬼岳→燕岳→大天井岳→常念岳→蝶ヶ岳→上高地を5日かけて走破するとおっしゃっていました。夜行バスで行くとの事、お達者です。
★比良ロッジ跡を吹き抜ける爽やかな風
比良ロッジ跡はお気に入りの場所です。眼下には神爾谷から琵琶湖が広がり、遠くには鈴鹿の山並みが望め、いつも爽やかな風が吹き抜ける気持ちのいい所です。ほんとに気持ちがよくて、ここに座り込むとなかなか離れ難くなります。
★芦生スギ
八雲ヶ原の木道はヤバイです。老朽化が激しく80kgオーバーの方は厳しいと思います。ところどころで折れている箇所があり結構ミシミシ言わしながらなるべく支柱のあるところを選んで歩きました。八雲ヶ原を過ぎると金糞峠までは芦生スギの森の中を沢沿いにほとんどアップダウンの無い道が続きます。沢沿いでもあるし木陰も十分なので軽快に歩けました。
★堂満の天然水
青ガレの下りは落石・踏み外し・捻挫しないか毎回緊張します。初めて気づいたのですが、青ガレを過ぎて大山口までの間に水場がありました。少し甘く感じるとても美味しいお水でした。持参した水(500ml x 3本)が底を着きかけていたのでとても助かりました。
次回はいよいよ8月会の北アルプス縦走(扇沢→針ノ木岳→蓮華岳→北葛岳→七倉岳→(船窪岳)→七倉)です。ただひとつ天候に恵まれる事を願って止みません。
やっぱり山歩きは楽しいな。
★出会ったヒト
(上り)
バスの中で1人
大津ワンゲル道で3人
釈迦岳山頂で4人
カラ岳〜比良ロッジ跡間で2人
八雲ヶ原で4人組と2人組
八雲ヶ原〜金糞峠間でカップルと単独さん1人
青ガレ辺りで高校生の団体(引率先生含めて20数名)
イン谷口で1人
★ニョロくん、カナちゃん情報
大津ワンゲル道でカナちゃん今季第4号に遭遇。崖から転げ落ちてきて慌てて草むらに飛び込んで行きました。
青ガレの少し下でニョロくん今季第5号に遭遇。足下を突然横切ったので思わず大声を上げてしまいました。ニョロ界のみなさまにはもう少し遠くで横切っていただきたくよろしくお願いいたします。
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