記録ID: 154084
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無雪期ピークハント／縦走
中央アルプス
小秀山(200名山)〜♪パッヘルベルのカノンを季節風に乗せて
2011年12月04日(日) [日帰り]
長野県
岐阜県
Junjapa
その他1人 - GPS
- --:--
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,201m
- 下り
- 1,193m
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12/4(日)4:30起床 5:15乙女高原駐車場発-6:20夫婦滝通過-6:35子滝6:45-8:30兜岩8:40-9:35小秀山頂上9:45-9:50秀峰舎10:25-11:30二ノ谷・三ノ谷ルート分岐通過-11:50休憩適地��(看板あり)11:55-13:15乙女高原駐車場着
| 天候 | 12/4 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2011年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
12/3(土) 20:00 乙女高原駐車場着。 駐車場には誰もいません。 雨の音を聞きつつクルマの中でワイン片手にNHK「坂の上の雲」を見て寝ました。 極東の小国にっぽんが、巨大な国ロシアを相手に戦った。 勝てるなんて誰も思っていなかった。 ただロシアの植民地になることを防ぐために戦った。 そして明治の気骨は、大国の慢心をしのいだ。 今年のなでしこの劇的な勝利にナンだか似ているような気がしました。 21:00 就寝 12/4(日) 4:30に車中起床。 NJ氏から「ウナされていたみたいだよ」と言われ、そう言われればという気もしました。 起きたその瞬間に忘れてしまう夢・・・悪い夢ならそのままでいい。 よい夢ならとっておきたいけれど・・・。 おニギリの朝食をとって車外に出ると、いや寒っ!----さすが12月、目出帽を持ってきて良かったと思いました。 見上げると☆がたくさん出ていて晴れマーク〇を約束してくれているようです。 5:15駐車場発 管理棟脇に二ノ谷登山口の標識があり入るとすぐに加子母川東本谷を木橋で渡ります。 すべりやすい! 気を付けて行こう! 渡ると案内板がありその脇を直進します。 熊注意の看板ありNJさんもわたしもクマ鈴をもってきていますがこれがよいBGM♪になったのでした。 しばらく木製の遊歩道。 平坦な木道はまだいいですが、傾斜があるものは凹凸感のある板が張ってありますので、これを足裏にしっかり感じながら登りましょう。 かなり滑りやすいので注意が必要です。 ねじれ滝や和合の滝など美しい滝を見ますが、なにせ真っ暗なので懐中電灯を照らしてみるのみです。 ちょっと残念! 途中、避難小屋があり中を覗きましたが、板張りのすんばらしくキレイな避難小屋でした。 遊歩道は引き続きしっかりしていますが、沢の押し出しで荒れていたり、かなりの登りもあったりと、お年寄りなどや足慣れない人はやめた方がいいかも知れません。 最後は急な登りをしのいで夫婦滝の男滝に到着ですが、ここでハイキングコースは終わりです。 「軽そうな登山者は行ってはいけない」旨の表示があります。 少し明るくなってきました。 この展望台では夫婦滝の男滝80mしか見られません。 女滝は男滝の右側の壁の向こう側にあるはずですが、展望所からは見ることができません。 そこからは、沢の右岸のすなわち左手の壁をジグザグに登り、そこからトラバースして、男滝の落ち口の上に出ます。 歩きながら面白いことに気が付きました。 NJ氏の熊ベルは、ドレミでいうと「ソ」に聞こえるのです。 ワタシの熊ベルはふたつあるんですが、それは「ミ」と「ファ」に聞こえます。 二人でチリンチロリンしているとリズムがうまくずれて♪ソミファソミファソ・・・・のようになる。 それがメロディーになり『パッヘルベルのカノン』のサビのように聞こえたのでした。 なかなか、いいじゃん! サビは永遠に同じメロディーだけど、あたりに響く季節風の音が通奏低音となり、カノン♪を載せたよい一日となったのでした。 6:35 子滝 男滝の落ち口の上部にある美しい滝の下で休憩。 子滝の名前が与えられています。 登山道はこの子滝の滝壺のわきを木の橋で渡ることになります。 水を飲んでみると、これが美味い! 甘くておいしい。 ですが、NJ氏は昨日からお腹の調子が悪く力が出ません。 かといってペースが遅いわけではないのですが、あとから聞いたところではここで調子がでなかったら戻ろうと思っていたそうです。 6:45発。 子滝を木橋で渡りますが濡れていて凍っているのでこれも滑りやすい! 相当慎重にして渡ったあと、左岸から小滝を巻きます。 巻き終わったら再度沢の右岸にわたり登ると孫滝にでます。 孫滝が最後の水場になります。 ここからは、ぐいぐい登ります。 鎧岩は、左から巻いてやりすごしてさらに尾根上を行きます。 鎧岩を右に見ながらまいたら直角に右折して鎧岩の向こう側に出ますので注意が必要です。 途中展望台があって名古屋方面の景色が抜群です! だんだんと道が凍ってきて真っ白になってきます。 カモシカ渡りというところが出てきて垂直に近い登りになります。 木の枝やホールドは豊富ですが、7mほど注意してよじ登る必要があります。 今日は岩が濡れて凍っているので大きなホールドを選びながら慎重に登ります。 ここを過ぎると少し道もやさしくなってきますが、また兜岩の登りで大変険しくなります。 なにせ風が強い! 昨日は弱い低気圧が通過していきましたが、今日は西高東低が決まる初日で季節風の吹出しが厳しくなっています。 いよいよ冬将軍の到来ですね。 途中、三ノ谷のコースを合わせますが、しっかりここには指導標があります。 兜岩が見えてきます。 立派な山容です ここの直下で、直進コースと巻コースに分かれるように指導標が書いてありますが、実際には前者は通行止めのロープが張られています。 なので、巻コースを取り兜岩の左側を絡む形で頂上に登ります。 8:35 兜岩頂上 ここで風下側に下りて休憩。 とても風が強いです。 つららが数本…冬山です! 昭文社の山と高原地図「御嶽山・小秀山・奥三界岳」の兜岩の位置は誤っています。(正しい位置よりも、かなり下に表記されています) 詳細に1/25000地形図(「滝越」図幅)でいうと前山(△1814.5)の北方にある1910mの等高線で囲まれているピークが「第一高原」になり、そのピークから東に突き出た1880mの等高線で囲まれた部分が兜岩です。 地形図で露岩のマークでもついて良さそうな顕著なピークです。 8:45発。 5分ほど歩いてから、ポールの先の部分がないことに気が付き兜岩まで戻りましたが、見つかりませんでした。(結局、その部分は紛失してしまいました(悔)) 目の前に見えている高みが「第一高原」です。 正直、えっ? 高原? 単なるこぶ? 「第一高原」ピークを越えた直下で、前山(△1814.5)と唐塩山(△1608.6)への分岐となります。 地形図にも「山と高原地図」にもこの尾根上を行く道は記載されていませんが、あとで調べてみると地元の人には比較的歩かれているルートのようです。 このあたりから準平原状の平坦な地形となり登山道は水たまりの上に氷が張っている状態。 靴はどろどろになってしまいました。 「第二高原」も「山と高原地図」では場所が違って表記されています。 「第二高原」は「第一高原」の北東にあり、1/25000地形図でいうと1950mの等高線で囲まれた”楽器のオカリナ”のような地形の北側の平坦地がそこにあたります。 「山と高原地図」の「第二高原」の位置は、実際の「第二高原」位置からいったん下って登った王滝村と加子母村の村境にマークされていますがそこは樹林の中です。 さて、「第二高原」で道は二手に分かれ、右手の道は通行止めにはなっていないものの「植生回復実験中」とのことなので、左側の道を取ります。 このあたりテントを張れば気持ちのよい夢が見れそうです。 しばらくコメ栂などが生える樹林の道をとり、”オカリナ”の北にある1950m等高線の”ギター”形の糸巻きの部分にあたる1960mあたりが「第三高原」となります。 「山と高原地図」では、「第三高原」は記載がありませんが、実際に表札のある場所は顕著な場所ではなく、取り立てて注意する場所ではなさそうです。 目の前に小秀山とその頂上にある避難小屋(秀峰舎)が見えます。 標高差約60mをしのいで、やがて避難小屋が眼前にどかんとお目見えです。 その一投足先に頂上がありました。 9:35 小秀山頂上着〜く。 頂上は小広く文字通り360度の大展望! なんといっても売りは御嶽山の雪をまとった雄姿! 素晴らしい! コトバもありません。 右に眼を転じれば、中アの波濤のような山並み、その背後には一段と高い悪沢岳・赤石岳・聖岳・上河内岳・茶臼岳・光岳などの雄峰たち。 さらに南には控えめに双耳峰の池口岳・鶏冠山などなどが見え隠れしています。 中央アルプスの右に目を転じれば恵那山の躯体。 低い山々たちは無限にわだかまり、うねっています。 頂上には二等三角点。 「キミは今日から一等(三角点)兵だ!一階級昇格!」と心で叫んでいました。 大満足で頂上を後にします。 避難小屋、秀峰舎は新しい香りがする瀟洒な建物です。 2010年に中津川市が建てたものだそうでまだ一年ちょいしか経っていません。 靴を脱いで上がり込み食事としました。 NJ氏は調子が悪く結局コーヒーとお菓子を少し。 ワタシはお湯を沸かし焼きソバ。 温度計をみるとマイナス2度、食べている間もずんずん冷えてきます。 10:25 秀峰舎発 小屋の下でソロの人が登ってくるのに会いました。 さらに来た道を戻っていると4人組の男女パーティー。 本日は合計5人の方々が登ってくるのに会いましたが、今日登った方はまさにラッキー印ですよ! 分岐から三の谷コースから下りましたが、丁寧にジグザグを取るように付けられており下りの道として非常に優秀な道です。 迷う心配のある場所は必ずロープが張られており管理の熱心さにも頭が下がります。 最後は、山の神なる大山神社がまつられその下に造林小屋がありました。 そこを林道が上がってきています。 林道をテクテクくだって駐車場に到着したら、5台ほどクルマがありました。 13:15 駐車場着 |
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ややっ? よく見るとここは有料駐車場のようです。その看板が倒れているってぇのはどういう意味かしら。。。
冬の中央管理棟はかたくその扉を閉ざしたままでした・・・・。当たり前か。
その傍らに二の谷の登山口の標識が。ここを入っていよいよ登山道へ!
夫婦滝の男滝に到着。高さ80m!まだ暗くて寒くて・・・・この寂しい世界。そこを水は知ってか知らずかとうとうと流れている・・・・か。
12/4 6:23
夫婦滝の男滝に到着。高さ80m!まだ暗くて寒くて・・・・この寂しい世界。そこを水は知ってか知らずかとうとうと流れている・・・・か。
子滝に到着。丹沢かなんかでよくみる平易た滝って感じです。夏なら登りたくなってしまう。ここで休憩です。NJ氏は調子が悪く話かけても返事があまりない…。厳しそうです。
12/4 6:39
子滝に到着。丹沢かなんかでよくみる平易た滝って感じです。夏なら登りたくなってしまう。ここで休憩です。NJ氏は調子が悪く話かけても返事があまりない…。厳しそうです。
鎧岩の基部にあったテカテカの葉っぱ・・・・ナニの葉っぱなのでしょうか。
途中にある第一展望台から見た下界の様子。朝日が当たりあたたかそうです。その陰影に集落があり、その家家では、今頃朝のごはんが湯気を上げていることでしょう。
12/4 7:25
途中にある第一展望台から見た下界の様子。朝日が当たりあたたかそうです。その陰影に集落があり、その家家では、今頃朝のごはんが湯気を上げていることでしょう。
通行禁止。英語ではNo Throughfare!っていうんだ。登山道ではありませんはThe trail is not.っていうんだ、ホントかな?
12/4 7:37
通行禁止。英語ではNo Throughfare!っていうんだ。登山道ではありませんはThe trail is not.っていうんだ、ホントかな?
カモシカ渡りのスタートです。木の根や枝が豊富にあって恐怖感はありませんが、急なことは急です。
途中でピークがありますが、それを右に直角に曲がります。左折するところには通せんぼがしてあり、迷うことはないでしょう。
分岐にある”背負い投げ”の木。しょいこんだ枝がすりあって風にギーって音をたてていました。あ、ちなみに背負い投げの木はワタシの命名です。
12/4 8:10
分岐にある”背負い投げ”の木。しょいこんだ枝がすりあって風にギーって音をたてていました。あ、ちなみに背負い投げの木はワタシの命名です。
兜岩の頂上を避け、直下の展望コースあたりで撮ったつらら…冬来たりなば春遠からじ・・・・ってナンだっけ?(その後、調べてみたら"If Winter comes, can Spring be far behind?"の翻訳で、イギリスのロマン派を代表する詩人シェリーの「西風の賦」という長詩にあるそうです)明けない夜はない…などと同じような意味で悪いことはそう続かないよ…と。でも冬は長いよなぁ。
12/4 8:34
兜岩の頂上を避け、直下の展望コースあたりで撮ったつらら…冬来たりなば春遠からじ・・・・ってナンだっけ?(その後、調べてみたら"If Winter comes, can Spring be far behind?"の翻訳で、
イギリスのロマン派を代表する詩人シェリーの「西風の賦」という長詩にあるそうです)明けない夜はない…などと同じような意味で悪いことはそう続かないよ…と。でも冬は長いよなぁ。
イギリスのロマン派を代表する詩人シェリーの「西風の賦」という長詩にあるそうです)明けない夜はない…などと同じような意味で悪いことはそう続かないよ…と。でも冬は長いよなぁ。
第一高原の下の前や山・唐塩山への分岐(指導標あり)へぇ、こっちにも道があるんだ。
第三高原付近からみた頂上!やっと見えた。ずいぶん避難小屋の印象がでかいぞ!
小秀山頂上についた。NJ氏はよく頑張りました。御嶽の雄姿をバックに!
頂上の2等兵が我々を待ってくれていました。ナンだ!おまえ1等兵でないのかい?!すばらしい展望だ。キミを一階級特進!
ちょっとボケているけど、池口岳(左)と鶏冠山(右)の両双耳峰。
その言われ。なんでも登った杣人がたたりに会いそれ以降、登山した者はいないそうだ。おーこわ。
美しい植林帯の中を美しい道が下って行きます。すでに風もなく自然に鼻唄が出てくるわけないか。
小秀山名物2 ねじれの木。天然記念物に指定されてい…るわけない。
「今一度 確かめなおす習慣で 防げる災害 減らせるリスク」…なかなかいいじゃん。最後のところ、減らせるリスク、防げる災害の順番だったらもっと良かったのになぁなんて思う。
12/4 12:48
「今一度 確かめなおす習慣で 防げる災害 減らせるリスク」…なかなかいいじゃん。最後のところ、減らせるリスク、防げる災害の順番だったらもっと良かったのになぁなんて思う。
三の谷登山口です。広場がありますが、途中にゲートがあり、ここまでは登ってこれません。
乙女高原キャンプ場の駐車場に着きました。おーい、オトメはやっぱりいない。
道の駅加子母によりました。シラサギが中州に一羽じっと留まっていました。「早瀬にて 微動だにせぬ シラサギの なに考える 白、いと白く」・・・・なんてところかな。
12/4 13:53
道の駅加子母によりました。シラサギが中州に一羽じっと留まっていました。「早瀬にて 微動だにせぬ シラサギの なに考える 白、いと白く」・・・・なんてところかな。
おっぽいの湯に立ち寄りました。付知温泉にあります。単純アルカリ泉です。一人600円。
道の駅加子母で買った朴葉寿し。健康そうな売り子のねえさんに聞いたところ加子母名物だそうで。昔杣人たちが昼ごはんとして酢飯におかずを載せて殺菌作用のある朴葉に包んで山に持参したんだそうだ。
12/4 14:54
道の駅加子母で買った朴葉寿し。健康そうな売り子のねえさんに聞いたところ加子母名物だそうで。昔杣人たちが昼ごはんとして酢飯におかずを載せて殺菌作用のある朴葉に包んで山に持参したんだそうだ。
撮影機器：
感想
・天気予報で晴れということでしたが、明け方まで雨が降り不安でした。
・出発するときに空を見上げると★空だったので、今日はOK!を確信しました。
・夫婦滝までは、よくもここまで!というくらい遊歩道が整理されていて、急な登りや高度感を感じるところがあるかも知れませんが、迷ったり落石にあったりといったことはないと思います。ただし、雨のあとで濡れていたことに加え木製の歩道がコケで滑りやすくなっており、長い階段の部分は慎重に行きました。
・カモシカ渡りもこの季節以降は、岩の上に雪がうっすら積もっており、滑りやすい状況ですので慎重なうえにも慎重さが必要と思います。
・阿寺山塊の最高峰が小秀山ですが、ちょうど天気でいうところの太平洋気候と日本海気候の境目をなす脊梁山地となっているようで、冬型が決まると季節風の吹き出しはかなりなものだと思います。今回のコースは展望がよい分だけ登山者の体も風に露出する形となります。季節風にはしっかりした装備の準備が必要でしょう。
・頂上の眺めは最高です。特に御嶽の雄姿はすばらしいものがあります。
・頂上直下の避難小屋である秀峰舎は、有志が建てたもので内部にはバイオトイレがあります。新しい小屋でとてもキレイです。土足厳禁です。またいくばくかの協力金を払いましょう。使用後は備え付けの箒とチリトリできちんとお掃除をしましょう。
・三の谷コースはきれいで丁寧なジグザグが切ってあって登りも下りも初心者向きです。迷いやすいところにはロープが張ってあり地元の管理がしっかり行き届いています。
・途中には林道に斜面を流れ落ちてくる泉がありますが、個人的には二の谷コース途中の子滝の水の方が甘くておいしいと思いました。
・帰路、日帰り温泉は、付知峡倉屋温泉おんぽいの湯に立ち寄りました。(おっぱいの湯じゃないですヨ!(笑))100%天然温泉のかけ流しです。場所は、道の駅加子母から中津川IC方面に走り塞ノ神トンネルを通ったらすぐを右です。TEL:0573-82-5311 ひとり大人600円(夜は9時入場まで)第四水曜日は休みです。
・”おんぽい”とは、労働者が川で木を流す時の掛け声です。この裏木曽地方では木曽五木に代表される木材を川を使って流していましたが、労働者たちは、河原を歩きながら「おんぽいぇ〜おんぽいぇ〜」と掛け声をかけてそれを行っていました。付知川から木曽川経由で八百津の錦織まで川狩りしながら木材を流し、そこから筏を組み名古屋・熱田や三重・桑名まで運んでいたそうです。
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