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Yamareco

記録ID: 1548174
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ハイキング
富士・御坂

甲州街道いろどり旅 (7) 笹子峠越え&笹子雁ヶ腹摺山

2018年09月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
14.8km
登り
872m
下り
858m

コースタイム

日帰り
山行
5:11
休憩
1:25
合計
6:36
7:37
23
8:00
8:00
9
8:09
8:09
4
8:13
8:15
12
新田下バス停
8:27
8:35
11
沢で撮影休憩1
8:46
8:46
19
笹子峠自然歩道入口
9:05
9:18
22
9:40
9:41
7
9:48
9:50
59
10:49
11:10
13
11:23
11:26
18
眺めの良い鉄塔
11:44
11:55
17
樹間に富士山を望む (笹子峠側の巻道分岐付近)
12:12
12:15
5
12:20
12:21
15
笹子隧道西出口
12:36
12:45
3
沢で撮影休憩2
12:48
12:52
11
沢で撮影休憩3 (小滝)
13:03
13:08
2
沢で撮影休憩4 (白い巨岩)
13:10
13:10
40
清水橋
13:50
13:51
12
駒飼宿
14:03
14:04
9
14:13
14:13
0
14:13
ゴール地点
天候 晴れときどき曇り
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
START……JR中央線・笹子駅から。
GOAL……JR中央線・甲斐大和駅まで。
江戸側、大月駅・笹子駅から新田まで富士急山梨バスを利用出来ますが、本数は少ないです。
コース状況/
危険箇所等
*危険なところはありません。但し以下の点にご留意下さい。

*新田下BSから右に曲がってしばらく沢沿いに進むルートは、道標がない破線ルートですが、道そのものはしっかりとしています。植生が繁茂して分かりづらいところがありますが、落ち着いて進めば大丈夫です。登り始めてすぐ、ガラクタ置き場っぽいところの前を通過すると泥棒警報装置が作動しますが、そのまま無視して進めば問題ありません。

*矢立の杉〜笹子峠〜清水橋のあいだは、県道に合流する部分を除けば普通の狭い登山道と言って良いでしょう。

*笹子峠から笹子雁ヶ腹摺山に向かう際、最初のクサリありの急登がツラいです。その後巻き道を選びますと、足場が狭く斜めなトラバースもありますので注意。山頂直下はかなりの急登ですが、ここはクサリ無しでも登り降りできます。

*笹子峠から清水橋へ下る途中、土石流やえぐれで道が分かりづらい区間がありますが、慎重に踏み跡を見極めて進めば大丈夫です。
01. 朝5時に自宅を出たら、目の醒めるようなモルゲンロート♪ さて、今日の天気はどうなる?
(自宅近くで時間を食ってしまったため、初電に乗る前にコンビニに入る時間がタイトになってしまいました。笑)
2018年09月09日 05:04撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
24
9/9 5:04
01. 朝5時に自宅を出たら、目の醒めるようなモルゲンロート♪ さて、今日の天気はどうなる?
(自宅近くで時間を食ってしまったため、初電に乗る前にコンビニに入る時間がタイトになってしまいました。笑)
02. 八王子始発6:35の松本行きは、好天予報につきハイカーや「18きっぱー」でメチャ混むことが明らか。そこで、1本前のガラ空きな大月行きに乗ってまったりとし、大月にてサクッと、岩殿山をバックに停車中の富士急6001編成 (JR205系初期車) を激写しました☆
2018年09月09日 07:11撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
11
9/9 7:11
02. 八王子始発6:35の松本行きは、好天予報につきハイカーや「18きっぱー」でメチャ混むことが明らか。そこで、1本前のガラ空きな大月行きに乗ってまったりとし、大月にてサクッと、岩殿山をバックに停車中の富士急6001編成 (JR205系初期車) を激写しました☆
03. 大月に到着した松本行きは確かに立ち客多数の混み混みでした (汗)。まぁどうせ大月から笹子まで12分なので良いか……ということで、車内から先月歩いた甲州街道を眺めて笹子に到着〜。ハイカーが20名ほど、ドドッと下車しました。
2018年09月09日 07:34撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
11
9/9 7:34
03. 大月に到着した松本行きは確かに立ち客多数の混み混みでした (汗)。まぁどうせ大月から笹子まで12分なので良いか……ということで、車内から先月歩いた甲州街道を眺めて笹子に到着〜。ハイカーが20名ほど、ドドッと下車しました。
04. 笹子駅前にある「笹子隧道紀念碑」by 陸軍大将・桂太郎。
実際に越えてみて分かる甲州街道・笹子峠の面倒臭さを思えば、鉄道トンネルの貫通はまさに時代が一変する革命だったのでしょう。それとともに、甲州街道の宿場は一気に衰退……。
2018年09月09日 07:35撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
6
9/9 7:35
04. 笹子駅前にある「笹子隧道紀念碑」by 陸軍大将・桂太郎。
実際に越えてみて分かる甲州街道・笹子峠の面倒臭さを思えば、鉄道トンネルの貫通はまさに時代が一変する革命だったのでしょう。それとともに、甲州街道の宿場は一気に衰退……。
05. 笹子駅前の家並みが阿弥陀海道宿 (前回は笹一酒造でアイスクリームを食べて終了モードになってしまった後につき、撮るのを忘れた。汗)
2018年09月09日 07:38撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
6
9/9 7:38
05. 笹子駅前の家並みが阿弥陀海道宿 (前回は笹一酒造でアイスクリームを食べて終了モードになってしまった後につき、撮るのを忘れた。汗)
06. JRをくぐって僅かに歩くと、もう次の宿場の黒野田宿 (近っ!……那珂川を挟んで隣り合う奥州街道の鍋掛宿と越堀宿よりも近い?)。
2018年09月09日 07:44撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4
9/9 7:44
06. JRをくぐって僅かに歩くと、もう次の宿場の黒野田宿 (近っ!……那珂川を挟んで隣り合う奥州街道の鍋掛宿と越堀宿よりも近い?)。
07. 笠かけ地蔵。なかなか見かけない面白い風貌です。
2018年09月09日 07:46撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
10
9/9 7:46
07. 笠かけ地蔵。なかなか見かけない面白い風貌です。
08. 非常に大きく立派な伝統建築が残っていれば、かつての本陣であることが多いです。
2018年09月09日 07:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
6
9/9 7:48
08. 非常に大きく立派な伝統建築が残っていれば、かつての本陣であることが多いです。
09. 透明で爽やかな秋空が広がり、富嶽の眺めに期待☆
2018年09月09日 07:55撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
9/9 7:55
09. 透明で爽やかな秋空が広がり、富嶽の眺めに期待☆
10. 追分集落を過ぎて新中橋を渡り、ほんの少々進むと左折。完全に放置された区間を進みます。
2018年09月09日 08:11撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
9/9 8:11
10. 追分集落を過ぎて新中橋を渡り、ほんの少々進むと左折。完全に放置された区間を進みます。
11. 笹子峠への県道にすぐ合流し橋を渡ると、新田下バス停に。そのすぐ先で右折し、山と高原地図では破線になっている区間を進みます。
2018年09月09日 08:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
9/9 8:13
11. 笹子峠への県道にすぐ合流し橋を渡ると、新田下バス停に。そのすぐ先で右折し、山と高原地図では破線になっている区間を進みます。
12. 今年ほど秋空が恋しい夏はなかったような……。
2018年09月09日 08:15撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
8
9/9 8:15
12. 今年ほど秋空が恋しい夏はなかったような……。
13. 道標がなく、植物が若干繁茂しているところもありますが、総じてスイスイ進めます。
2018年09月09日 08:22撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4
9/9 8:22
13. 道標がなく、植物が若干繁茂しているところもありますが、総じてスイスイ進めます。
14. 旧街道と沢が近接したところで、花崗岩質で美しい流れを撮影しつつ休憩〜。
2018年09月09日 08:31撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
10
9/9 8:31
14. 旧街道と沢が近接したところで、花崗岩質で美しい流れを撮影しつつ休憩〜。
15. 早くも黄葉がはらりと落ちて濡れていました。
2018年09月09日 08:32撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
16
9/9 8:32
15. 早くも黄葉がはらりと落ちて濡れていました。
16. 笹子峠から下って来た場合、破線ルートの入口は、矢立の杉の幟が立っているのが目印となります。
2018年09月09日 08:40撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4
9/9 8:40
16. 笹子峠から下って来た場合、破線ルートの入口は、矢立の杉の幟が立っているのが目印となります。
17. 少々県道を進むと、笹子峠自然歩道の看板あり。しばらく幅の広い快適な道を進みます。木々の雰囲気も上々♪
2018年09月09日 08:50撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
9/9 8:50
17. 少々県道を進むと、笹子峠自然歩道の看板あり。しばらく幅の広い快適な道を進みます。木々の雰囲気も上々♪
18. 沢の流れもだいぶ細くなりました。相模川水系は間もなく尽き、富士川水系に入ろうとしています。
2018年09月09日 09:01撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
4
9/9 9:01
18. 沢の流れもだいぶ細くなりました。相模川水系は間もなく尽き、富士川水系に入ろうとしています。
19. 矢立の杉。樹齢1000年を越えるとか。幹回りは14m。武将が武運長久を祈って矢を幹に放ったのが名前の由来で、もちろん甲州武田の武将も見下ろしてきたことでしょう。
2018年09月09日 09:06撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
9
9/9 9:06
19. 矢立の杉。樹齢1000年を越えるとか。幹回りは14m。武将が武運長久を祈って矢を幹に放ったのが名前の由来で、もちろん甲州武田の武将も見下ろしてきたことでしょう。
20. 杉良太郎「矢立の杉」というド演歌にちなんで、杉良太郎氏が寄進した地蔵と歌碑が立てられています。さらに右には、回転ハンドルで発電するミュージック装置がありますが、「20回転せよ」との指示に従ったにもかかわらず、フルコーラスが流れる前に終了……(^^;
2018年09月09日 09:17撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
8
9/9 9:17
20. 杉良太郎「矢立の杉」というド演歌にちなんで、杉良太郎氏が寄進した地蔵と歌碑が立てられています。さらに右には、回転ハンドルで発電するミュージック装置がありますが、「20回転せよ」との指示に従ったにもかかわらず、フルコーラスが流れる前に終了……(^^;
21. 矢立の杉からは突如道が悪くなり、ただの非常に険しい登山道になりますが、ブナが現れて森の雰囲気は最高☆
2018年09月09日 09:28撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
8
9/9 9:28
21. 矢立の杉からは突如道が悪くなり、ただの非常に険しい登山道になりますが、ブナが現れて森の雰囲気は最高☆
22. 今のところ葉は傷んでおらず、このまま行けばかなり見事な黄葉に? 
このあと馬の背状のところをヒヤヒヤしながら進んで急降下すると県道に合流しますが、隧道入口の手前で一ヶ所だけショートカットするところがあります (道標はないため注意)。
2018年09月09日 09:29撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 9:29
22. 今のところ葉は傷んでおらず、このまま行けばかなり見事な黄葉に? 
このあと馬の背状のところをヒヤヒヤしながら進んで急降下すると県道に合流しますが、隧道入口の手前で一ヶ所だけショートカットするところがあります (道標はないため注意)。
23. 笹子隧道の東京側入口!
昭和10年代に貫通し、鉄道に続いて道路も完全に旧街道の隘路を克服したとのこと。(しかしそれよりも前に御坂峠が近代化され、道路の物流はそちらに移っていたようです)
2018年09月09日 09:39撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 9:39
23. 笹子隧道の東京側入口!
昭和10年代に貫通し、鉄道に続いて道路も完全に旧街道の隘路を克服したとのこと。(しかしそれよりも前に御坂峠が近代化され、道路の物流はそちらに移っていたようです)
24. 隧道入口から笹子峠への登りは、最初少々分かりにくいものの、落ち着いて踏み跡を探せばやがて明瞭な道に変わり、すぐに笹子峠到着!
晴れていると、手前と奥の明暗差がありすぎ……(汗)。
展望がなく、苦労してここまで来た割には面白みは薄いため (^^;)、すぐに笹子雁ヶ腹摺山への寄り道に入ります。
2018年09月09日 09:48撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 9:48
24. 隧道入口から笹子峠への登りは、最初少々分かりにくいものの、落ち着いて踏み跡を探せばやがて明瞭な道に変わり、すぐに笹子峠到着!
晴れていると、手前と奥の明暗差がありすぎ……(汗)。
展望がなく、苦労してここまで来た割には面白みは薄いため (^^;)、すぐに笹子雁ヶ腹摺山への寄り道に入ります。
25. 笹子峠から真上の美林を見上げる。
笹子雁ヶ腹摺山へは、まず画面左側へと急斜面の激登りをこなします (さすがにクサリがあります)。その後はしばらく登り、尾根道と巻き道を選ぶようになっていますが、今回は巻き道を選び、足場の狭いトラバースをヒヤヒヤしながら進みました (ヘタレ)。
2018年09月09日 09:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 9:49
25. 笹子峠から真上の美林を見上げる。
笹子雁ヶ腹摺山へは、まず画面左側へと急斜面の激登りをこなします (さすがにクサリがあります)。その後はしばらく登り、尾根道と巻き道を選ぶようになっていますが、今回は巻き道を選び、足場の狭いトラバースをヒヤヒヤしながら進みました (ヘタレ)。
26. 尾根道と再び合流したあとは、鉄塔で若干展望が開けたのち、最後の急登をヒーコラと登ります。クサリやロープはありませんが、無くても何とかなるレベルの急さです。
2018年09月09日 10:37撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 10:37
26. 尾根道と再び合流したあとは、鉄塔で若干展望が開けたのち、最後の急登をヒーコラと登ります。クサリやロープはありませんが、無くても何とかなるレベルの急さです。
27. 笹子雁ヶ腹摺山に到着〜!
しかし植生が成長し、さほど展望はありません……。もっと成長したらガッカリピークの仲間入り・「秀麗富嶽十二景」返上でしょうか……?
2018年09月09日 10:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 10:49
27. 笹子雁ヶ腹摺山に到着〜!
しかし植生が成長し、さほど展望はありません……。もっと成長したらガッカリピークの仲間入り・「秀麗富嶽十二景」返上でしょうか……?
28. 富士山?何ですかそれは……。み、三つ峠山 (画面左) を撮りに来たのですが何か?! (鬱爆)

それはさておき、ドウダンツツジが染まり始めていました。
2018年09月09日 10:51撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 10:51
28. 富士山?何ですかそれは……。み、三つ峠山 (画面左) を撮りに来たのですが何か?! (鬱爆)

それはさておき、ドウダンツツジが染まり始めていました。
29. 南アルプスは残念ながら雲隠れですが、甲府盆地はくっきりと☆ (デジカメを高く差し上げて撮影)
2018年09月09日 11:02撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
9
9/9 11:02
29. 南アルプスは残念ながら雲隠れですが、甲府盆地はくっきりと☆ (デジカメを高く差し上げて撮影)
30. 大洞山 (?) の上には爽やかな秋空♪ (デジカメを高く差し上げて撮影)
2018年09月09日 11:03撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
9
9/9 11:03
30. 大洞山 (?) の上には爽やかな秋空♪ (デジカメを高く差し上げて撮影)
31. 山頂から笹子峠へ戻る途中、急坂を下ったところの鉄塔から御坂山 (?) を望む。
2018年09月09日 11:23撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 11:23
31. 山頂から笹子峠へ戻る途中、急坂を下ったところの鉄塔から御坂山 (?) を望む。
32. 鉄塔から山頂部を望む。すっかり鮮やかな緑は失われ、本格的な秋はもうすぐそこ、という色合い。
2018年09月09日 11:25撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 11:25
32. 鉄塔から山頂部を望む。すっかり鮮やかな緑は失われ、本格的な秋はもうすぐそこ、という色合い。
33. 巻き道がもうすぐ終わるというところで、樹間から何と! 雲が取れゆく富嶽の眺めが!!
2018年09月09日 11:52撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 11:52
33. 巻き道がもうすぐ終わるというところで、樹間から何と! 雲が取れゆく富嶽の眺めが!!
34. 速攻で望遠ズームレンズを装着して待つことしばし……何ともドラマチックな雲模様とともに山頂部が姿を現しました☆
2018年09月09日 11:52撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 11:52
34. 速攻で望遠ズームレンズを装着して待つことしばし……何ともドラマチックな雲模様とともに山頂部が姿を現しました☆
35. 嗚呼……天は甲州街道を歩いてきた我を見放さず!!
2018年09月09日 11:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 11:53
35. 嗚呼……天は甲州街道を歩いてきた我を見放さず!!
36. このあと再び富嶽は分厚い雲に覆われて行きました。
それにしても、南側は雲の衣を纏い続け、不思議な光景でした……。
2018年09月09日 11:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 11:53
36. このあと再び富嶽は分厚い雲に覆われて行きました。
それにしても、南側は雲の衣を纏い続け、不思議な光景でした……。
37. 激坂の上から笹子峠を見下ろす。
……って、画像ではこの凄まじい高低差が伝わらないのが残念!
なお、この激坂を回避する遠回り道もあります。
2018年09月09日 12:08撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 12:08
37. 激坂の上から笹子峠を見下ろす。
……って、画像ではこの凄まじい高低差が伝わらないのが残念!
なお、この激坂を回避する遠回り道もあります。
38. 笹子雁ヶ腹摺山への往復は決して無駄骨ではなかった! 
激坂を下り終えてヤレヤレ、ひとしきり休憩したのち、いよいよ甲州の本丸本陣たる甲府盆地への下りに入ります。
2018年09月09日 12:13撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
9/9 12:13
38. 笹子雁ヶ腹摺山への往復は決して無駄骨ではなかった! 
激坂を下り終えてヤレヤレ、ひとしきり休憩したのち、いよいよ甲州の本丸本陣たる甲府盆地への下りに入ります。
39. 県道を横切る手前に、何かしらの神の像。
2018年09月09日 12:20撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
3
9/9 12:20
39. 県道を横切る手前に、何かしらの神の像。
40. 笹子隧道の甲府側入口。
この県道は青梅街道と違ってバイクがほとんど来ず、静寂が保たれているのが良いです♪ (せいぜい1.5車線ですので、バイクがブッ飛ばすには危険ということもあるでしょう)
2018年09月09日 12:21撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 12:21
40. 笹子隧道の甲府側入口。
この県道は青梅街道と違ってバイクがほとんど来ず、静寂が保たれているのが良いです♪ (せいぜい1.5車線ですので、バイクがブッ飛ばすには危険ということもあるでしょう)
41. 植林の森をしばらく下ると、花崗岩質な沢を渡渉します。
2018年09月09日 12:41撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
5
9/9 12:41
41. 植林の森をしばらく下ると、花崗岩質な沢を渡渉します。
42. 冷たく美しい流れが、古の多くの旅人を潤してきたことでしょう♪
2018年09月09日 12:43撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
9
9/9 12:43
42. 冷たく美しい流れが、古の多くの旅人を潤してきたことでしょう♪
43. 見事な小滝の脇を進んで行きます。
2018年09月09日 12:49撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 12:49
43. 見事な小滝の脇を進んで行きます。
44. 巨大な白岩を噛むように流れ落ちます (水面まで下りて正面から撮りたかったものの、足場が悪いのであきらめ)。
2018年09月09日 13:05撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
7
9/9 13:05
44. 巨大な白岩を噛むように流れ落ちます (水面まで下りて正面から撮りたかったものの、足場が悪いのであきらめ)。
45. 清水橋からは県道をのんびりと。甲州高尾山 (?) を望む……と申しますか、ここらへんの山はほとんど分からず、山座同定は私にはムリです。スミマセン (^^;)。
2018年09月09日 13:21撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 13:21
45. 清水橋からは県道をのんびりと。甲州高尾山 (?) を望む……と申しますか、ここらへんの山はほとんど分からず、山座同定は私にはムリです。スミマセン (^^;)。
46. 青空に白い雲〜♫
2018年09月09日 13:23撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 13:23
46. 青空に白い雲〜♫
47. 来し方の空を振り返る♪
2018年09月09日 13:24撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 13:24
47. 来し方の空を振り返る♪
48. だいぶ下りてくると、小金沢連嶺あたりを遠望できます。
2018年09月09日 13:43撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 13:43
48. だいぶ下りてくると、小金沢連嶺あたりを遠望できます。
49. 駒飼宿の本陣は今や失われてしまいましたが、古建築があちこちに残っています。
2018年09月09日 13:51撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 13:51
49. 駒飼宿の本陣は今や失われてしまいましたが、古建築があちこちに残っています。
50. 駒飼宿の北側にて、普通に甲斐大和駅に行くなら直進しますが、甲州街道は道標に従って左折します。
2018年09月09日 13:53撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 13:53
50. 駒飼宿の北側にて、普通に甲斐大和駅に行くなら直進しますが、甲州街道は道標に従って左折します。
51. 秋空に白雲ひとひら☆
2018年09月09日 13:57撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 13:57
51. 秋空に白雲ひとひら☆
52. 中央道をくぐると、甲斐大和駅周辺の街並みがすぐそこに。
2018年09月09日 14:01撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 14:01
52. 中央道をくぐると、甲斐大和駅周辺の街並みがすぐそこに。
53. 大和橋西詰で本日の甲州街道歩き=笹子峠越えは終了! 
次回はほぼ純粋な舗装路街道歩きで、甲府盆地を大縦断する予定です。韮崎まで行けると良いのですが……。
2018年09月09日 14:03撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 14:03
53. 大和橋西詰で本日の甲州街道歩き=笹子峠越えは終了! 
次回はほぼ純粋な舗装路街道歩きで、甲府盆地を大縦断する予定です。韮崎まで行けると良いのですが……。
54. 甲斐大和駅に到着!
むかしの初鹿野 (はじかの) の方がオリジナリティある駅名で良かったという方は挙手……。
2018年09月09日 14:12撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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9/9 14:12
54. 甲斐大和駅に到着!
むかしの初鹿野 (はじかの) の方がオリジナリティある駅名で良かったという方は挙手……。
55. JR長野支社オリジナル帯色と同じ色のラベルのコカコーラで乾杯!!
2018年09月09日 14:25撮影 by  Canon EOS 5D Mark IV, Canon
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55. JR長野支社オリジナル帯色と同じ色のラベルのコカコーラで乾杯!!
56. うちのにゃんこ雪丸君。
お掃除ロボットに無駄に喧嘩を売るのが好きです w
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56. うちのにゃんこ雪丸君。
お掃除ロボットに無駄に喧嘩を売るのが好きです w

感想

 9月10日が使用期限最終日の青春18きっぷが1回=1日分だけ余っており、既にモトは十分取っている中、このまま使わずに終わらせるか、それとも1回分を使ってJR区間はタダで出掛けるか……? 山に登る都合がつき、しかも天気が良いなら、当然1回分を使うでしょう! では何処の山に登るかですが、自宅から最寄りのJR駅である横浜線・町田駅からであれば、大月以遠に往復すると18きっぷの方がお安くなります。

 というわけで、まだ若干夏の蒸し暑さが残る季節ではありますが、最近歩みを進めて来た甲州街道歩きのひとつのヤマ場として、笹子駅から笹子峠を越えて甲斐大和駅まで歩いて参りました。そして、折角標高1100mに近い笹子峠まで登る以上、寄り道企画として標高1365mの笹子雁ヶ腹摺山に往復し、9月の初秋の空の下、出来れば富士山の眺めをゲットして、江戸日本橋からここまで結構苦しかった街道旅の一大記念としようと思ったのでした。

 その一部始終は画像とコメントの通りですが、やはり一番ハラハラしたのは、富嶽を写し止められるかどうか?!でした。9日は全国的には天候が崩れ気味なものの、関東〜甲州については前線の北上につき、若干風が強いものの好天という予報を信じて早朝の中央線の客となったところ、高尾山界隈ではどうしようもないドンヨリ天気だったものの、小仏トンネルを過ぎると次第に雲が取れて行き、をっ!良い感じ……! そしてついに、笹子駅から国道20号線を歩いている間に頭上は真っ青な秋空となり、「よっしゃ〜っ! どんどん雲取れろ! 笹子雁ヶ腹摺山で富嶽祭りじゃ!」と内心ルンルン気分で登って行ったのでした。そんな期待は、笹子峠からさらに登山道を進む途中、巻き道の脇のほんの僅かな植生のすき間から、ドーンと富嶽が見えたことでMaxに♪ 連続するトラバース道でヒヤヒヤしたものの、ただ期待の塊になって山頂を目指したのでした。

 ところが……笹子雁ヶ腹摺山の頂に立ってみると……あぁぁ〜いつの間にか富嶽はお隠れになってしまった……。
 南アルプスも、駿河湾からの湿った南風を受けて、完全に雲の中。次回の甲州街道歩きで駆け抜ける (?) 予定の甲府盆地がくっきりと望まれるのは、不幸中の幸いと申しますか、ある意味でここまでの街道歩きの成功への祝福といったところでしょうか。
 それでも、先刻は見えていたものが山頂で見えないというのは実に口惜しい……。
 というわけで、さらなる植生の成長で間もなく「がっかりピーク」に転落するであろう笹子雁ヶ腹摺山には長居せず、早々に峠に戻ることにしたのでした。

 しかし天は我を見放さなかった! 往路に富嶽を望んだ、尾根道と巻き道の分岐付近の木々の切れ間にて……何と雲が猛スピードで動き、剣が峰がチラ見えしている!!
 そこで、祈るような気持ちで望遠ズームレンズを装着し、待つことしばし……南側からの雲が山頂周辺にまとわりついて何とも奇妙な雰囲気の富嶽を激写することが出来ました☆ 嗚呼……ここまでヤマレコ赤線を延ばした甲斐があったというものです♪

 再び笹子峠に戻ったあとは、花崗岩質で美しい渓流や秋の空をパチパチ撮りながら、無事駒飼宿を経由して、初鹿野あらため甲斐大和駅に到着〜(個人的には初鹿野という駅名が好きだったのですが……)。これまでの甲州街道歩きで藤野・鳥沢・笹子から帰る際に乗ったのと全く同じ列車に乗り (偶然 w)、車内でコカコーラを一気飲みして笹子峠越えの祝杯を挙げたのでした (ビールは帰宅後)。

 次回は甲斐大和駅からスタートし、甲府盆地を一気に縦断して韮崎駅まで36kmほどを長駆できればと思っておりますが、途中でほうとう屋に入ってビールでも飲んだら、竜王駅か塩崎駅で終了となるかも知れません www。まぁ少なくとも、甲府には到達するということで……。
 あるいは、甲府盆地へ駆け下るのであれば、春の花が絶頂の時期がベストなのかも知れませんが、最近こういうシーズンはPM2.5の害がひどいことが多いため、南アルプス&奥秩父の展望狙いで、出来ればこの秋から冬、天高き日を狙って歩いてみたいものです。(花見ハイクはまた別コースで改めて、ということで)
 以上、ご覧頂き誠にありがとうございました。m(_ _)m

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コメント

お久しぶりです。
兎に角、写真が素晴らしいです!
2018/9/10 21:46
>koro0180さま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
写真は趣味ですので、気合い入れています
お楽しみ頂き嬉しいです
2018/9/10 21:52
笹子雁ヶ腹摺山
こんばんわ。

久々に山頂に登ってますね
どこから登ってもキツイ笹子雁ヶ腹摺山、最短コースの笹子峠からも初っ端がフザケた急登に、尾根道はヤセ尾根、巻道は狭い上に斜め気味と難易度は高めです。
秀麗富嶽十二景と言いつつ、山頂からはまともに見えなくて、反射板辺りまで降りないと富士子ちゃんは見えないので、そのうち十二景から外されるんじゃないでしょうか。
2018/9/10 23:57
>juusinn005さま
こんばんは、コメントどうもありがとうございます!
久々の山頂……痛いところを突かれました www
下からテクテク登ったピークとしては、去る7月15日に陣馬山に登って以来となります。
もっとも、韓国ハイクでは小刻みにピークを通り、石垣島でもタクシーで山頂の展望台を訪れているのですが……

それはさておき、笹子雁ヶ腹摺山への尾根道はヤセ尾根ですか……。
巻き道も狭くて斜めでしたのでトホホでしたが、あれでも尾根道よりはまだマシだったのですね……。
そういえば、踏み跡は巻き道の方が太かったですね
それにしても、山頂は狭い上に眺めも悪く……もし笹子雁ヶ腹摺山が秀麗富嶽十二景から外れるとしたら、どの山がめでたくランクインしますかね〜?
2018/9/11 0:16
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利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
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体力レベル
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