八ヶ岳 天狗岳(東天狗)


- GPS
- --:--
- 距離
- 3.2km
- 登り
- 546m
- 下り
- 535m
コースタイム
白砂新道経由-14:30〜14:45本沢温泉-16:00駐車場
(総行動時間9:00)
天候 | 晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大キレット目差し隊としては第2回訓練登山でした。 (11月は予定していた燕岳が悪天候の為中止。) 今回訓練テーマは♪ 「本沢温泉〜直登コースでルートファインディングとラッセルのトレーニング」 リーダー以外、本格的な雪山に足を踏み入れるのは初めてのメンバーばかり。 ハラハラドキドキの登山開始でした。 寒さ対策がまだ万全でなかった為、写真撮影がたくさんできなかったのが残念でした。 わたくしめのカメラは寒さのあまり電池が凍る?のか、 電池残量がありませんとなってしまうので、いちいちカイロで 温めて動かす・・・といった始末でした(泣) ◆駐車場までのアプローチ 本沢入り口からゲート手前駐車場まではかなりの凹凸道 車高の高い車かつ四輪駆動でないと厳しい ゲート手前と少し下ったところと2箇所スペースあり・トイレなし ◆ゲート〜本沢温泉 整備された林道 特別危険箇所なし コースタイム2:10だが、1:30程度で到着可能 ◆本沢温泉 外・中トイレお借りできます(100円) 温泉がいくつかある綺麗な小屋 ◆白砂新道 入り口には冬季登山禁止の看板あり(基本的には禁止のようです!!) 登山道は積雪で不明瞭なので熟練者でないと難しい 我々が登りはじめた時間は全くトレースは無し 樹林帯の中は足首〜膝下ほどの積雪 赤いリボンを頼りにルートファインディング 稜線直下は腰辺りまでの積雪 ラッセルしながら進む 静寂さと青空に映える樹氷がとても美しい樹林帯 ◆稜線 西側から吹き付ける風の通り道の為猛烈な風☆ 稜線にあがる前に防寒対策を(脱着でいろいろ飛ばされやすい) フェイスマスクは必須です ◆稜線〜東天狗岳 腿辺りまでの積雪箇所あり トレース全くなし 手前ピークを巻くルートを選びながら進む 凍結箇所に注意 山頂は天気が良ければ360度の展望 遠くは関東平野、上越方面まで(^^)v ◆下山 同じコースを下山 トレースがついている為ルートファインディングは比較的容易 雪と凍結に足をとられ尻餅をつきがちなので、ピッケルを使った クライムダウンという方法を教わる 次第に雲が多くなり、寒さが厳しく感じられた ◆装備アイテム:ピッケル(アイゼン使用なし) ◆次回訓練は2月、これまた八ヶ岳硫黄岳。 今度は西側からのアプローチ予定です。 |
写真
感想
◆今月テーマ◆
本沢温泉からの直登コースにてルートファインディング&ラッセルのトレーニング
■本沢温泉にて■
我らのリーダーの辞書には「登山禁止」の文字は無し。
看板はまるでなかったかのように迷わず通過。さすがでしたね。
■白砂新道■
ひざ下の積雪といえども何もないところに道をつけていく作業は大変でしたよね。
ラッセルトップバッターのOさんお疲れさまでした!
稜線に出る手前の腰までの深い雪。
T君、ハイマツにズボズボ足を取られながらのラッセルお疲れ様でした!
雪道を歩く体験とリボンを目印にルートを見つけていく良い勉強になりました。
誰の足跡もないサラサラの雪、青空の中の樹氷、綺麗でしたね〜☆
■稜線〜山頂■
恐ろしい暴風でした(* *)
山にもよるのでしょうが、稜線に出る前に防寒対策をするべきですね。
今後の勉強になりました。
山頂は風もなく360度の綺麗な景色でしたね。
やっぱり登頂の瞬間は感動します。
初めての本格雪山だったので感動もひとしお。
ですが、寒さのため長居はできませんね・・・。
雲の様子も勉強できました。(←あまり覚えていませんが)
■下山■
どなたかのトレースがあったので比較的楽に下山できましたが、
雪や凍結に足をとられて滑ったり・・登りとはまた違った危険がいっぱいでした。
クライムダウンというピッケルを使った降り方をマスターできました!
カレーうどん作り。苦労しました・・・
■学んだこと■
*リボンを目印にルートファインディング
*雪上歩行
*ラッセル方法(足を置いたら前方へ膝で押し出す)
*ピッケルの使い方(登山時、下山時の持ち方など)
*クライムダウン(背面から降りる方法)
*万全の寒さ対策が必要ということ
■食料について■
◆カレーうどん、パン、みかん、りんご、など
*雪山では行動食を各人に予め配っておく(各々随時補給する)
*テルモスなどお湯を装備した方が良い
*ガスは低温では火力が出ない・・・ガスは温めると火力があがる(!)
*気候の良い時のようにあれこれ煮炊は難しい
*水はリュック内背面に入れておかないと凍る
■紛失物■
リーダーの帽子
T君の袋は奇跡的に発見
■最後に(美保記)■
皆様、お疲れ様でございました。
リーダー、今回もご指導ありがとうございました。
初の本格雪山登山。
美しい景色と静寂さ。
また山の魅力をひとつ味わったような気がします。
しかし、今回私は装備の甘さから手足の冷えに悩まされ、
時々、山を楽しむ余裕も失い、リーダーの講義も耳に入らず・・・
という状態でした。
雪と寒さへの対策を怠るといろいろとよろしくないですね。
次回までには装備を徹底したいと心に誓いました。
また、皆様の感想をお待ちしております。
次回訓練は2月!
場所は同じく八ヶ岳・硫黄岳です。
その前に、12/27(火)大忘年会です!
詳しくはまたT君より。
END
お疲れ様でした。
寒さは想像以上でした。
頂上からの景色も素晴らしかったけど、強烈な寒さで参っちゃいました。
次回の硫黄岳は景色を楽しめる余裕を持てるようがんばります。
報告書作成お疲れ様でした。
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