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記録ID: 1556491
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
朝日・出羽三山

朝日連峰(日暮沢−狐穴ー以東ー大朝日ーハナヌキ峰周回)

2018年08月13日(月) 〜 2018年08月15日(水)
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おっくん その他1人
GPS
56:00
距離
35.8km
登り
3,105m
下り
3,095m

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
1:30
合計
7:50
6:10
80
7:30
7:30
100
9:10
9:30
80
10:50
11:20
60
12:20
12:30
0
12:30
12:30
20
12:50
13:00
10
13:10
13:30
10
13:40
13:40
20
14:00
狐穴小屋
2日目
山行
7:20
休憩
1:40
合計
9:00
5:00
90
狐穴小屋
6:30
6:40
90
8:10
9:10
100
10:50
11:00
10
11:10
11:10
80
12:30
12:30
40
13:10
13:10
20
13:30
13:50
10
金玉水
14:00
大朝日岳山頂避難小屋(大朝日小屋)
3日目
山行
3:40
休憩
0:30
合計
4:10
5:10
20
大朝日岳山頂避難小屋(大朝日小屋)
5:30
5:40
70
6:50
7:00
40
7:40
7:50
10
8:00
8:00
40
8:40
8:40
40
9:20
日暮沢小屋
朝日で2泊3日のマイカー周回コースとして今回のコースを選びました。天気、目的次第で逆回りのコース設定も可能ですが、ハナヌキ峰の登山道は(掘られていないので歩きやすいのですが)かなり急な箇所もあり、林道歩きも長いので、体感的には竜門直登コースより厳しいと思います。
なお、日暮沢小屋手前の通行止めはゲートから小屋まで歩いて15分ほどです。
水場は
ゴロビツ:×
銀玉水:細(例年に比べてかなり細いですが枯れないと思います)
三沢清水:細(15日は出てました)
他、日暮沢小屋、竜門小屋、狐穴小屋、金玉水は○ でした。
天候 快晴ーガスー晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
8/10から日暮沢小屋手前1kmほど(クマスベリ沢付近)で車両通行止めになっています。また、水場も何か所か心細い箇所があります。今後入られる方は最新の情報確認をおすすめします。
先週の大雨の爪痕。クマスベリ沢の路肩崩壊の他に、小屋手前の日暮沢も車一台の通過がギリギリです。
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先週の大雨の爪痕。クマスベリ沢の路肩崩壊の他に、小屋手前の日暮沢も車一台の通過がギリギリです。
日暮沢小屋の水場。
日暮沢小屋の水場。
日暮沢−竜門のコースは、いきなりの急登から始まります。この木のところまでが最初の急登です。
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日暮沢−竜門のコースは、いきなりの急登から始まります。この木のところまでが最初の急登です。
ゴロビツ清水。水量が少なく濁りもあり飲用不適でした。
ゴロビツ清水。水量が少なく濁りもあり飲用不適でした。
ようやく主稜線が見えてきました。
ようやく主稜線が見えてきました。
カッコイイ岩があったので、以東岳をバックに。初日は本当にいい天気でした。
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カッコイイ岩があったので、以東岳をバックに。初日は本当にいい天気でした。
エゾセミがあちらこちらで鳴いていました。人が近づいても逃げません。
エゾセミがあちらこちらで鳴いていました。人が近づいても逃げません。
竜門の分岐に到着。初日はここから北上します。
竜門の分岐に到着。初日はここから北上します。
分岐から少し下がると竜門小屋がありますが今日は先を目指します。
分岐から少し下がると竜門小屋がありますが今日は先を目指します。
大朝日遠望。北方主稜線からの大朝日岳はいつ見てもいいですね。
大朝日遠望。北方主稜線からの大朝日岳はいつ見てもいいですね。
北寒江山で三面コースと合流します。いつかは歩いてみたい。
北寒江山で三面コースと合流します。いつかは歩いてみたい。
三方境で二ツ石コースと合流。こちらもいつかは歩いてみたい。この日は、二ツ石を歩いてきた方と偶然出会うことができました。貴重な情報ありがとうございました。
三方境で二ツ石コースと合流。こちらもいつかは歩いてみたい。この日は、二ツ石を歩いてきた方と偶然出会うことができました。貴重な情報ありがとうございました。
今日の宿の狐穴小屋。約20年ぶりです。この日の宿泊者は7名と相変わらず静かで快適な山小屋でした。
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今日の宿の狐穴小屋。約20年ぶりです。この日の宿泊者は7名と相変わらず静かで快適な山小屋でした。
以東岳の雄大な姿を満喫することができます。
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以東岳の雄大な姿を満喫することができます。
清水を使った温泉(冷泉)もあります。足湯を楽しませていただきました。
清水を使った温泉(冷泉)もあります。足湯を楽しませていただきました。
以東岳の脇に沈む夕日。このときは明日の好天を疑っていなかったのですが。
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以東岳の脇に沈む夕日。このときは明日の好天を疑っていなかったのですが。
翌朝、以東岳ピストンで主稜線と大鳥池の大展望を狙っていたのですが、あいにくのガスで何も見えませんでした。
翌朝、以東岳ピストンで主稜線と大鳥池の大展望を狙っていたのですが、あいにくのガスで何も見えませんでした。
以東岳の三角点。結局何も見えず、10分程度で引き返しました。
以東岳の三角点。結局何も見えず、10分程度で引き返しました。
ようやく日暮沢からの合流点まで戻ってきました。大朝日はまだまだです。
ようやく日暮沢からの合流点まで戻ってきました。大朝日はまだまだです。
西朝日岳到着。このころからガスが時々切れるようになりました。
西朝日岳到着。このころからガスが時々切れるようになりました。
ガスが切れた中岳の登り。これを登りきれば大朝日はもうすぐ。
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ガスが切れた中岳の登り。これを登りきれば大朝日はもうすぐ。
小屋到着もガスの中でしたが、小屋で食事をしているとガスが切れ夕日を見ることができました。
小屋到着もガスの中でしたが、小屋で食事をしているとガスが切れ夕日を見ることができました。
月と金星の接近。この夏は、金星、木星、土星、火星とにぎやかな星空です。
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月と金星の接近。この夏は、金星、木星、土星、火星とにぎやかな星空です。
3日目、大朝日岳山頂もガスが晴れ、朝日を見ることができました。
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3日目、大朝日岳山頂もガスが晴れ、朝日を見ることができました。
昨秋に登った祝瓶山は終始雲の中でした。残念。
昨秋に登った祝瓶山は終始雲の中でした。残念。
早朝早く小屋を出発しての銀玉水。水量はかなり細く、1Lを満タンにするのも時間がかかります。
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早朝早く小屋を出発しての銀玉水。水量はかなり細く、1Lを満タンにするのも時間がかかります。
ハナヌキ峰コース途中のトンビマイタケ。ブナの木に生えます。幼菌は食用と聞いたことがありますが、食用は自己責任で。
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ハナヌキ峰コース途中のトンビマイタケ。ブナの木に生えます。幼菌は食用と聞いたことがありますが、食用は自己責任で。
ハナヌキ峰の急坂が終わり、沢沿いのコース途中、こんなハシゴがあります。見た目より安定しています。
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ハナヌキ峰の急坂が終わり、沢沿いのコース途中、こんなハシゴがあります。見た目より安定しています。
林道合流後、20分ほどでようやく日暮沢小屋に戻ってきました。今回はさらに15分ほど歩きます。
林道合流後、20分ほどでようやく日暮沢小屋に戻ってきました。今回はさらに15分ほど歩きます。
通行止めのゲートでようやくフィニッシュ。ハナヌキ峰の急登を下降後、結果的に1時間ほどの平行移動となりました。
通行止めのゲートでようやくフィニッシュ。ハナヌキ峰の急登を下降後、結果的に1時間ほどの平行移動となりました。

感想

急遽行けることになった2泊3日の朝日登山、マイカーを使いつつ、子供に朝日縦走を体験させたいとの思いで朝日主稜線を歩き通す今回のコースを選択しました。

13日の日暮沢登山口は、通行止めの影響か台数は少な目で車は10台ほど。古寺に流れた方もおられたのではと思いつつ、運良くゲート目の前に停めることができました。この日は天気が良く、風もさわやかで終始快適な登山となりました。12日はどこの山小屋も混んだとのことですが、私たちは混むことも考慮して狐穴小屋泊にしましたが、宿泊者は7名のみで正解でした。管理人さんとも楽しく歓談させていただき、また、夜は満天の星空にペルセウス座流星群もあり最高の1日となりました。

14日は朝から北方主稜線は雲の中でガスがひどく、楽しみにしていた以東岳からは何も見えませんでした。結局「主稜線の最奥に大朝日が見える」「このあたりに熊の毛皮のような大鳥池が見える」と残念な解説をして狐穴に戻ることに。その後も行動中はほとんどガスの中で、ただただ主稜線を歩くだけの1日となってしまいました。その代わりと言っては何ですが、大朝日の宿泊者は8名のみで、この時期としては信じられないくらい快適で楽しい山小屋を満喫することができました。同宿者の皆さま、楽しい時間を共有させていただきありがとうございました。また、夕方からはガスも切れはじめ、遠く山形の花火大会も見ることができました(豆粒のような花火です)。

15日は北方稜線は相変わらず雲の中でしたが、大朝日山頂はガスが晴れ、山頂から日の出を見ることができました。2日目ガスの中歩いてきた苦労が報われました。その後、古寺山に着くころには主稜線がすっかり雲の中に隠れてしまったことを考えるとラッキーな1日でした。ハナヌキ峰分岐後はハナヌキ峰コースの急登をあっという間に下りきり、長い林道を経てようやくスタート地点へ。車は5台のみですっかり静けさを取り戻していました。

2日目の展望がなかったのは残念ですが、天気が大きく崩れることもなく、子供に朝日縦走を経験させることができて目的を達成することができました。
山行中楽しい話題を提供いただいた、管理人さん、同宿の方々、すれ違った方々、また、快適なコース整備を実施していただいた地元の方々、本当にありがとうございました。
そのうちまたお伺いします。

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