常念岳〜蝶ヶ岳（三股から周回）

2018年08月14日(火) 〜 2018年08月15日(水)

• GPS: 19:48
• 距離: 22.8km
• 登り: 2,689m
• 下り: 2,660m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:50
• 休憩: 0:42
• 合計: 8:32

5:43 森の広場 仮設駐車場
6:21 6:21 三股登山口
11:26 11:28 前常念岳
11:30 12:10 前常念岳山頂の東
14:15 常念小屋

2日目

• 山行: 9:52
• 休憩: 1:22
• 合計: 11:14

6:13 常念小屋
7:25 7:32 常念岳
11:50 12:00 蝶槍
12:04 12:05 蝶ヶ岳三角点
12:11 12:11 蝶ヶ岳・蝶槍間分岐(横尾方面)
13:09 14:09 蝶ヶ岳ヒュッテ
14:10 14:10 蝶ヶ岳
15:49 15:49 まめうち平
16:28 16:31 ゴジラみたいな木
16:55 16:56 三股登山口
17:27 森の広場 仮設駐車場

天候

14日：晴れ→ガス→雨→曇り
15日：晴れ→曇り→雷雨→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股登山口から800mほど手前の臨時駐車場利用。お盆休みでしたが5時到着時で8〜9割ぐらい。

常念岳まで自家用車でアプローチして周回するにはここの駐車場利用の一択かな。
（ピストンだと一の沢とかでも大丈夫）

※三股林道崩落のため三股登山口の駐車場までは車では進めません。
http://www.nan-an.co.jp/modules/tozan/mitumata/ （南安タクシーさん）

コース状況／危険箇所等

■一日目
三股→前常念：前半は樹林帯の急登。森林限界にでるとゴーロ帯。
前常念→常念分岐：ゴーロ歩き。雨は降っていましたが、滑りにくい岩で助かった。
※三股登山口の案内板では前常念から常念小屋に至る巻道が書いてありますが廃道とのこと（案内板では消されているんですが、透けて見えてる。）
常念分岐→常念小屋：ややザレた下りです。
■二日目
常念小屋→常念岳：問題なし。
常念岳→蝶ヶ岳：ザレた下り→樹林帯→いくつかのピーク越え。
蝶ヶ岳→三股：まぁ普通。勾配がある処には階段が敷設してあって楽をさせてもらった。

その他周辺情報

ほりで〜ゆ〜四季の郷で日帰り湯。蝶ヶ岳ヒュッテで100円引き割引券もらってなんと430円という安さ。

写真

8/14 4:58

仮設駐車場は5時時点で8〜9割ぐらいでした。30分ほど休んでから出発です。

8/14 6:15

三股登山口。

8/14 6:21

本沢を一度渡ります。

8/14 6:22

ここが三股。蝶ヶ岳との分岐です。常念岳へは7.1Km……結構あるなぁ。

8/14 6:34

しばし樹林帯を急登。いろんなキノコが生えてました。

8/14 6:54

これは野いちご。

8/14 7:55

急登が長い。

8/14 8:29

キノコ…

8/14 9:06

かなり古そうな道標。まだ半分も来てないし。

8/14 9:19

あれは蝶ヶ岳か？

8/14 9:36

ミヤマアキノキリンソウ?

8/14 9:45

カニコウモリ

8/14 9:54

あれが前常念岳か。

8/14 9:58

はしごを登ると樹林帯を抜けゴーロ帯に突入。

8/14 10:10

8/14 10:10

ゴーロ ゴーロ…

8/14 10:34

稜線のほうは結構ガスが出てきてしまった。

8/14 10:38

8/14 11:25

ようやく前常念の避難小屋へ到達。

8/14 11:29

前常念岳！

8/14 11:29

一等三角点、ゲットです。

8/14 12:04

青空が見えたり…

8/14 12:05

ガスったり…

8/14 12:38

…と思っていたら、ついに雨になってしまいました。雨粒が冷たい。

8/14 13:19

雨のなか慎重にゴーロ帯を進むと、ようやく常念小屋が見えてきた。

8/14 13:24

さて、常念岳のピークを踏みに行くかどうか……。なやみに悩んだ末、この天気だと眺望の確率は低いだろうと判断して小屋へ進みました。

8/14 13:44

しばらくすると雨があがり、虹が二重に出てきた。

8/14 16:00

常念小屋へは2時過ぎに到着。分岐からは1時間弱、300mぐらいの下り。

8/14 16:01

これは一ノ沢方面ですね。

8/14 16:05

テント泊もやりたいなぁ…

8/14 16:07

常念小屋周辺。急登で疲れた体が花で癒やされる。

8/14 16:12

トウヤクリンドウ。

8/14 16:13

ハクサンボウフウ?

8/14 16:13

8/14 17:49

山小屋のご飯！ むちゃくちゃ美味い。

8/14 18:05

山小屋の食堂から遂に槍が見えた！

8/15 2:16

夜中に星。今日は天気が良さそうだ。

8/15 5:06

おはようございます。若干雲は出てますが…

8/15 5:13

晴れた！

8/15 5:21

朝ごはん！

8/15 6:39

出発！

8/15 6:59

8/15 7:02

まずは常念岳。

8/15 7:07

8/15 7:15

この人だかりは……！やった雷鳥だ！

8/15 7:15

お母さんと雛が5羽出てきてました。カワイイ。

8/15 7:26

いや、もう最高の登頂。

8/15 7:33

八ヶ岳方面。

8/15 7:33

奥穂高岳〜涸沢岳〜北穂高岳〜大キレット〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍ヶ岳
いつか行かねば。

8/15 7:46

八ヶ岳〜（富士山）〜南アルプス
富士山は姿を隠した直後らしい。残念！
これから蝶ヶ岳に向かいます。

8/15 8:50

エックス光線！

8/15 9:07

指三本！

8/15 9:17

フザケながら下る常念岳（w

8/15 9:44

樹林帯に突入。ここから花三昧。

8/15 9:45

コバイケイソウの実?

8/15 10:01

タテヤマアザミ? キソアザミ?

8/15 10:02

チングルマかなぁ?

8/15 10:04

サラシナショウマ?

8/15 10:05

これもチングルマ? それともコウメバチソウ?
後で調べるのに葉っぱも写真に撮ってたほうがいいですね。

8/15 10:08

8/15 10:09

ハクサンフクロ

8/15 10:09

トリカブトの蕾？

8/15 10:20

ウサギギクとミヤマアキノキリンソウ

8/15 10:29

ホソバトリカブト?

8/15 10:30

ここから何度かのピークを越えていく。

8/15 10:32

ミヤマシシウド

8/15 10:33

ヤマハハコ

8/15 10:33

8/15 10:42

8/15 10:42

池の中にはオタマジャクシが。

8/15 11:55

蝶槍に到着。

8/15 11:54

雲が増えてる〜

8/15 11:52

イワツメグサ

8/15 12:11

横尾方面との分岐。下には梓川も見えていました。

8/15 12:15

アップダウン地帯を越え、ようやく気持ちいい稜線歩き。

8/15 12:33

蝶ヶ岳ヒュッテ手前の避雷針。蝶ヶ岳山頂付近は結構平らに広がってるんですね。

8/15 12:48

蝶ヶ岳ヒュッテにてカルボナーラをいただきました。これ、むちゃくちゃ美味い。おすすめ！

8/15 13:19

ご飯を食べてさぁ下山というところで、まさかの土砂降り雷雨に。
しばらく様子をみてピークを踏みに出たのですが、テント場あたりですごい雷鳴とともに頭上すぐの高さでピカーっ！
逃げるようにヒュッテへ避難。

8/15 14:06

1時間ほど待ち、ようやく雷鳴が遠のきました。
まだ土砂降りのなかで蝶ヶ岳登頂！

8/15 15:14

本当にいろいろあった山行もこれで終わり。雨で濡れた下山道を慎重に三股へ向かいます。

8/15 16:30

と、思ったらゴジラ来襲っ！

8/15 16:43

最後の吊橋を渡ると…

8/15 16:54

三股へ戻ってきました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 Mark II オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

感想

ミハラシ

当初梅雨明けに予定していたのですが西日本豪雨と台風13号に阻まれ2度の延期。三度目の正直で待望の常念岳はお盆登山となりました。
空模様はほぼ予報通り午前は晴れ〜霧、午後は雨や晴れという目まぐるしい猫の目天気。2日目の土砂降り雷雨はちょうど蝶ヶ岳ヒュッテにいたときで助かりました。
樹林帯の急登、キノコ、花果、雨のなかのゴーロ歩き、槍・穂高の眺望、美味しい山小屋ご飯。最高の山行でした！