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Yamareco

記録ID: 8531676
全員に公開
トレイルラン
槍・穂高・乗鞍

日本百高山9座踏破 穂高駅〜槍ヶ岳〜上高地

2025年08月09日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
16:10
距離
62.1km
登り
4,603m
下り
3,629m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
15:08
休憩
1:17
合計
16:25
距離 62.1km 登り 4,603m 下り 3,629m
0:51
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2
天候 晴れのち曇りのち晴れ

早朝は晴れ
西岳を過ぎたあたりから曇りがちに
槍ヶ岳から南岳の間は強風
しかし、槍沢ルートで下っているとまた晴れてきた。
過去天気図(気象庁) 2025年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
■行き
中央本線あずさ53号と大糸線の終電を利用し穂高駅に23時30分過ぎに到着

■帰り
上高地から平湯温泉まで濃飛バス
臨時便が出ており列に並んだらそれほど待たずに出発

平湯温泉から新宿まで京王の高速バス
平湯温泉18時15分発
新宿22時55分着
コース状況/
危険箇所等
■三股〜常念岳
木の根が目立つのと意外と急登の箇所もあった。
前常念岳手前は本格的な岩場
夜間だとマーキングを見逃しやすい

■常念岳〜大天井岳
常念岳からの下りが岩場なので一応注意。
その他は特に問題無し。
横通岳や東天井岳の山頂への分岐も分かりやすかった。
景色がしっかり見えており何となくあれが横通岳や東天井岳かなと予測しやすかったからかもしれないが。

■大天井岳〜西岳〜槍ヶ岳
大天井岳から西岳の間は割と走りやすい箇所有った。
東鎌尾根に入ってからは梯子や鎖場多数。
槍の穂先は強風だったこともあり最後の垂直に近い梯子は結構恐ろしかった。

■槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳〜南岳
傾斜は比較的緩やかで快適だが、中岳からの下りは岩場も多く注意を要した。

■南岳〜上高地
槍沢ルートに合流するまでは岩場の急傾斜で消耗しスピードも出ず。
槍沢ルートに合流してからはほとんど平な箇所も多く走るには丁度よい印象
その他周辺情報 下山した上高地では特に寄らず、バスで平湯温泉へ移動しアルプス街道平湯温泉で休憩。足湯が休止していたのが残念。
予約できる山小屋
横尾山荘
まだ夜明け前ですが明るくなりつつあります。街の明かりも意外と明るい。
2025年08月09日 03:58撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 3:58
まだ夜明け前ですが明るくなりつつあります。街の明かりも意外と明るい。
まずは前常念岳に登頂。間もなく日の出。
2025年08月09日 04:32撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 4:32
まずは前常念岳に登頂。間もなく日の出。
丁度常念岳山頂への分岐で日の出。5分程間に合わなかった。
2025年08月09日 04:59撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 4:59
丁度常念岳山頂への分岐で日の出。5分程間に合わなかった。
常念岳に到着。
槍穂高がしっかり見えている。
2025年08月09日 05:05撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 5:05
常念岳に到着。
槍穂高がしっかり見えている。
2025年08月09日 05:07撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 5:07
次のピークは横通岳。ここからも槍穂高がよく見える。
2025年08月09日 06:06撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 6:06
次のピークは横通岳。ここからも槍穂高がよく見える。
2025年08月09日 06:06撮影 by  Pixel 6a, Google
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8/9 6:06
続いて東天井岳に到着。頂上に標識はありません。
横通岳と常念岳をセットで撮影。
2025年08月09日 06:44撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 6:44
続いて東天井岳に到着。頂上に標識はありません。
横通岳と常念岳をセットで撮影。
大天井岳に到着
裏銀座方面の山々が見えました。
2025年08月09日 07:24撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 7:24
大天井岳に到着
裏銀座方面の山々が見えました。
2025年08月09日 07:25撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 7:25
次は西岳
標識を撮影すると頂上常念岳がバックになる。
2025年08月09日 08:59撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 8:59
次は西岳
標識を撮影すると頂上常念岳がバックになる。
西岳にて標識の反対を向くと槍ヶ岳
2025年08月09日 09:00撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 9:00
西岳にて標識の反対を向くと槍ヶ岳
西岳からは穂高連峰もよく見ます
2025年08月09日 09:00撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 9:00
西岳からは穂高連峰もよく見ます
ヒュッテ大槍にて。
槍ヶ岳が間近に迫ってきました。
2025年08月09日 10:28撮影 by  Pixel 6a, Google
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ヒュッテ大槍にて。
槍ヶ岳が間近に迫ってきました。
槍ヶ岳に到着。
2025年08月09日 11:07撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 11:07
槍ヶ岳に到着。
槍ヶ岳からも裏銀座方面を撮影してみる。
2025年08月09日 11:08撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 11:08
槍ヶ岳からも裏銀座方面を撮影してみる。
続いて大喰岳へ。
2025年08月09日 11:48撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 11:48
続いて大喰岳へ。
大喰岳からはすぐに中岳に到着。
2025年08月09日 12:15撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 12:15
大喰岳からはすぐに中岳に到着。
南岳の手前から撮影。
サイズの都合上、写っていないが右端には常念岳が見えており、本日縦走したコースがよく見える。
2025年08月09日 12:52撮影 by  Pixel 6a, Google
8/9 12:52
南岳の手前から撮影。
サイズの都合上、写っていないが右端には常念岳が見えており、本日縦走したコースがよく見える。
本日最後のピークである南岳
バックは常念岳。
2025年08月09日 12:53撮影 by  Pixel 6a, Google
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本日最後のピークである南岳
バックは常念岳。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 雨具 着替え ザック 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ヘルメット
備考 ■飲料
ボトル2本持参
以下で1本分補充
・常念小屋
・大天荘
・ヒュッテ大槍
・ババ平

■食料
菓子パン100kcal×3、食パン一斤、おにぎり7個、カルパス1個持参

菓子パンは三股、前常念岳、横通岳で消費
おにぎりは下山までに全て消費
食パンはせず
カルパスは下山後に消費

■服装
基本は半袖&短パン
ただし三股出発時は寒かったので防寒着着用
常念岳到着以降南岳まで、下りは防寒着着用したケースが多かった。
槍ヶ岳の槍の穂先は登りも防寒着着用

また大天井岳から槍ヶ岳山荘と南岳からの下り以降は短パンは脱いで半袖&ハーフタイツ

感想

■はじめに
三股登山口は穂高駅から20km弱ということで、大糸線の終電を利用すれば夜明け前から登山を開始するのに丁度よいのではないかと以前から狙っており、今回漸く実現の運びに。
ルートは日本百高山を10座(常念岳・横通岳・東天井岳・大天井岳・赤岩岳・西岳・槍ヶ岳・大喰岳・中岳・南岳)踏破しながら槍ヶ岳に登頂する計画としつつ、槍の穂先の渋滞の具合によっては槍ヶ岳もしくは大喰岳以降をカットする想定でいた。

結果としては三連休の天気予報が日月は芳しくないということで、大して渋滞には巻き込まれずに済むのではと期待しており実際その通りであった。

一方で日本百高山の方は、赤岩岳のピーク往復は私の技術や装備では無理と判断してカットしたので9座の踏破になった。

■穂高駅〜三股登山口
約16kmで標高差800mのロードランニング。国道沿いのコンビニに寄り、丁度0時00分にコンビニからログはスタート。終盤で誤って未舗装路に進入してしまい1km程余計に走ってしまった。

■三股登山口〜常念岳
2時には登山口をスタートしたいと思っていたが、想定よりも時間がかかり、2時20分頃にスタート。まだ暗いのでとにかく無理しすぎずに淡々と進む。もちろんヘッドライトは使っているが、月明かりと街の明かりが時折見え夜間にしては明るいなと思いながら登っていた。前常念岳手前の岩場のあたりから徐々に周りが明るくなり始め、丁度常念岳山頂への分岐のところで日の出を迎える。山頂でのご来光にはわずかに間に合わなかった。山頂からは槍穂高連峰がしっかり見えており、天候に恵まれていることを再認識。

■常念岳〜横通岳〜東天井岳〜大天井岳
思いの外水分を消費していたので、常念小屋に下り早速補給。山頂が縦走路から外れている横通岳と東天井岳も分岐を見落とさずしっかり踏破。このあたりのピークは大して標高差が無いので順調。続く大天井岳は荷物をデポして往復。やはり荷物が無いととても楽。大天井岳からはそれまで見えていた山々に加えて裏銀座の山々まで良く見えここでも景色を堪能。

■大天井岳〜西岳〜槍ヶ岳
大天荘にて槍ヶ岳まで7.5kmの表示があり流石にまだまだ遠い。先を気にしても仕方無いので赤岩岳の分岐をまずは目指す。大天井ヒュッテから先は比較的平で走りやすい箇所も有った。そして赤岩岳の分岐から登頂を試みるが、滑りやすく急傾斜で草木を掴むしかバランスを取る手段が無いような登りであったため、下れなくなるのではと思い早々に諦めることにした。行くなら後日装備と技術を見直してからにしよう。
その後すぐに西岳には登頂しいよいよ東鎌尾根から槍ヶ岳へ梯子や鎖場が有るが十分整備されているので個人的には通過しやすかった。そして槍ヶ岳山荘からいよいよ槍の穂先へ。幸い大して混雑しておらず頂上でも自由に過ごすことができた。風は強かったが天気は良くガスもなく最高の景色。

■槍ヶ岳〜大喰岳〜中岳〜南岳
槍の穂先から無事戻りまずは一安心。あとは稜線伝いに南岳まで縦走して本日のメインは終了。
まずは大喰岳。槍ヶ岳が間近に見えることに加えて北アルプスの山々もよく見え良い景色。次の中岳からは槍ヶ岳と大喰岳が並んで見え、最後の南岳からは槍ヶ岳・大喰岳・中岳が並んでよく見える。加えて常念岳以降本日通って来たルートが一通り見えるのも良い。

■南岳〜天狗原〜上高地
天狗原の下りは急な上に岩だらけで本日特に膝に負担のくる区間。結局槍沢ルートに合流するまでばペースを上げられず膝にも負担が蓄積。
槍沢ルートに入ってからは大して標高差も無いのでスピードアップを試みる。上高地から帰宅するための最終バスは17時30分なのでこれを逃すわけには行かないが、ゴール後少しはのんびりしたいので16時くらいには下山したいと思っていた。しかし平なところを多いので走ることはできるものの蓄積したダメージでペースは上げられていない感覚。横尾から先は林道になったのだがそれでも大してペースは上がらず残り3kmくらいで漸くましな走りができた。上高地には16時30分頃にゴール。

■総括
運が良すぎるぐらい天候に恵まれ絶景を堪能することができたのが本当に良かった。日帰りでいろいろ詰め込むのは体力的にはしんどいが、宿泊予約不要で天気予報の良い日を狙い撃ちできるのはやはり大きなメリット。
また、今回は今シーズン初の北アルプス登山であった。他にも行きたいルートはいろいろ有るのだが、今シーズンまた行く機会はあるだろうか?

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