記録ID: 1557732
全員に公開
ハイキング
塩見・赤石・聖
笊ヶ岳(二軒小屋〜椹島)
2018年08月15日(水) 〜
2018年08月16日(木)
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 12:52
- 距離
- 23.4km
- 登り
- 1,975m
- 下り
- 2,240m
コースタイム
1日目
- 山行
- 11:05
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 11:38
前日、二軒小屋に宿泊して、笊ヶ岳に登りました。朝は晴れていたのですが、笊ヶ岳の手前で残念ながら雨となり山頂からの眺望はありませんでした。生木割山手前のとても綺麗な森の尾根歩きが堪能できたので良しとしましょう。
<二軒小屋から保利沢山西側の展望点>
二軒小屋から尾根の林道までは始めは遊歩道のような歩き易い道で、その後普通の登山道。尾根の林道接続部はササ原です。暗い中の樹林帯歩きは初めてなので緊張しました。前日に下見をしておいて良かった。
伝付峠へは寄らず、林道を南下しました。林道の分岐があるのですが、そのまま林道を進んでしまいました。鈍角の分岐だったので、数分後GPSで分岐を見過ごしたことに気がつきました。ヘッデンだけでは視界が限られるので、夜明け前の歩きはやはり要注意ですね。
トラバース道の分岐手前で日の出となり、尾根の木々に日が差し込みました。明るくなり正直ほっとしました。尾根からトラバース道の分岐は北端、南端ともに明確です。トラバース道は幅はそれほど広く有りませんが、危険な箇所は無く、快適にあるけました。やがて西側が開けた展望点に到着しました。
<展望点から偃松尾山分岐>
展望点から直ぐに尾根道に戻ります。この付近から尾根上は美しい森となります。
急坂も無く(もしかしたら少しあったのかしれませんが森の美しさで感じなかっただけかも)快適な尾根歩きが楽しめました。幅広尾根でコースの変化部にはマーキングがあるので道迷いも心配なさそうです。
天上小屋山、アンテナがある生木割山を通過します。生木割山通過後尾根が若干狭くなり、尾根の東端を少し歩きます。残念ながらガスで視界が悪くなりました。
這松尾山手前で上倉沢上部のガレ場に出ます。ガスで地形が良く判りません。地図に記載の通りガレ場上部を歩くと偃松尾山分岐に向う入口を見つけることができました。偃松尾山分岐前後は低木が煩い区間でした。
<偃松尾山分岐から笊ヶ岳>
煩い低木帯を抜けると急坂を下ります。露岩がありましたが、ガスで笊ヶ岳方面は全く見えません。水場分岐を通過して少し登ると椹島分岐です。ここで雨となりカメラをしまいます。笊ヶ岳へ最後の登りは視界もなく黙々と登りました。山頂付近はフラットな尾根でした。雨が降っていたのですが、カメラを取り出し標柱だけは写しました。
<笊ヶ岳から上倉沢横断部>
椹島下降点から歩き易い九十九折れで高度を下げます。途中で雨が止んだので周りの写真を撮ることができるようになりました。そして枯れ沢右岸に出ます。枯れ沢を下ります。枯れ沢を10分程度下ると再び右岸に入ります。枯れ沢歩きの起点終点もこれでもかと言うくらいに目印が有り判りやすいです。
枯れ沢から離れ5分程度歩くと上倉沢左岸の草地に出ます。ガスで覆われていなかったので上倉沢を少し上がったところにある横断部のマーキングが良く見えました。
上倉沢横断部のマーキングはしっかりしていますが、ガスが濃い時等、見えない場合は下調べしておかないと迷うかもしれません。
<上倉沢横断部から椹島ロッジ>
上倉沢横断後、右岸を少し登るとトラバース道が始まります。渡る沢は6箇所。一番最初の沢(椹島からだと最後の沢)の手前は岩で歩きにくい箇所があり、要注意です。1つ目の沢から3つ目の沢までは沢への登り降りはそれほど大変ではありません。3つ目の沢からの登りから登り降りがきつくなります。特に4つ目の沢への下りは、これでもかとの急坂でした。雨が再び降ってきて泣きたい位でした。
5つ目から6つ目の沢間もロープ、梯子がある難所があります。特にロープが見た目年季が入っているものもあり、使う場合は要注意です。
トラバース道を抜けると幅広の尾根になり、標柱が出てきます。椹島まであと2時間です。
このあと、幅広の尾根が続きます。やがて傾斜が強くなり肩、大岩帯を通過します。
肩も大岩帯も標識は無かったと思います。そして鉄塔脇を抜けると、歩きにくいゴロタ、急坂があります。時間があるので落ち着いて下りました。
椹島ロッジ入口へは若干林道を登り、最後ロッジまで下り無事に登山終了です。
途中すれ違った方は尾根で2名、椹島からの標柱までの方1名、計3名でした。やはり荒川三山や赤石岳、聖岳の方が人気のようです。
<二軒小屋から保利沢山西側の展望点>
二軒小屋から尾根の林道までは始めは遊歩道のような歩き易い道で、その後普通の登山道。尾根の林道接続部はササ原です。暗い中の樹林帯歩きは初めてなので緊張しました。前日に下見をしておいて良かった。
伝付峠へは寄らず、林道を南下しました。林道の分岐があるのですが、そのまま林道を進んでしまいました。鈍角の分岐だったので、数分後GPSで分岐を見過ごしたことに気がつきました。ヘッデンだけでは視界が限られるので、夜明け前の歩きはやはり要注意ですね。
トラバース道の分岐手前で日の出となり、尾根の木々に日が差し込みました。明るくなり正直ほっとしました。尾根からトラバース道の分岐は北端、南端ともに明確です。トラバース道は幅はそれほど広く有りませんが、危険な箇所は無く、快適にあるけました。やがて西側が開けた展望点に到着しました。
<展望点から偃松尾山分岐>
展望点から直ぐに尾根道に戻ります。この付近から尾根上は美しい森となります。
急坂も無く(もしかしたら少しあったのかしれませんが森の美しさで感じなかっただけかも)快適な尾根歩きが楽しめました。幅広尾根でコースの変化部にはマーキングがあるので道迷いも心配なさそうです。
天上小屋山、アンテナがある生木割山を通過します。生木割山通過後尾根が若干狭くなり、尾根の東端を少し歩きます。残念ながらガスで視界が悪くなりました。
這松尾山手前で上倉沢上部のガレ場に出ます。ガスで地形が良く判りません。地図に記載の通りガレ場上部を歩くと偃松尾山分岐に向う入口を見つけることができました。偃松尾山分岐前後は低木が煩い区間でした。
<偃松尾山分岐から笊ヶ岳>
煩い低木帯を抜けると急坂を下ります。露岩がありましたが、ガスで笊ヶ岳方面は全く見えません。水場分岐を通過して少し登ると椹島分岐です。ここで雨となりカメラをしまいます。笊ヶ岳へ最後の登りは視界もなく黙々と登りました。山頂付近はフラットな尾根でした。雨が降っていたのですが、カメラを取り出し標柱だけは写しました。
<笊ヶ岳から上倉沢横断部>
椹島下降点から歩き易い九十九折れで高度を下げます。途中で雨が止んだので周りの写真を撮ることができるようになりました。そして枯れ沢右岸に出ます。枯れ沢を下ります。枯れ沢を10分程度下ると再び右岸に入ります。枯れ沢歩きの起点終点もこれでもかと言うくらいに目印が有り判りやすいです。
枯れ沢から離れ5分程度歩くと上倉沢左岸の草地に出ます。ガスで覆われていなかったので上倉沢を少し上がったところにある横断部のマーキングが良く見えました。
上倉沢横断部のマーキングはしっかりしていますが、ガスが濃い時等、見えない場合は下調べしておかないと迷うかもしれません。
<上倉沢横断部から椹島ロッジ>
上倉沢横断後、右岸を少し登るとトラバース道が始まります。渡る沢は6箇所。一番最初の沢(椹島からだと最後の沢)の手前は岩で歩きにくい箇所があり、要注意です。1つ目の沢から3つ目の沢までは沢への登り降りはそれほど大変ではありません。3つ目の沢からの登りから登り降りがきつくなります。特に4つ目の沢への下りは、これでもかとの急坂でした。雨が再び降ってきて泣きたい位でした。
5つ目から6つ目の沢間もロープ、梯子がある難所があります。特にロープが見た目年季が入っているものもあり、使う場合は要注意です。
トラバース道を抜けると幅広の尾根になり、標柱が出てきます。椹島まであと2時間です。
このあと、幅広の尾根が続きます。やがて傾斜が強くなり肩、大岩帯を通過します。
肩も大岩帯も標識は無かったと思います。そして鉄塔脇を抜けると、歩きにくいゴロタ、急坂があります。時間があるので落ち着いて下りました。
椹島ロッジ入口へは若干林道を登り、最後ロッジまで下り無事に登山終了です。
途中すれ違った方は尾根で2名、椹島からの標柱までの方1名、計3名でした。やはり荒川三山や赤石岳、聖岳の方が人気のようです。
天候 | 晴れ時々雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
15日:山歩き 16日:(復路)椹島から朝一番のバスで畑薙Pへ移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・椹島への下りのトラバース道では、露岩の回り込みなどもあり注意力の維持が必要。ある程度の山慣れしている方なら、技術面では問題はないと思われます。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ 1 ポリ
グローブ 1 軍手
靴 1 ミドルカット
ザック 1 35L
飲料 1 1.8L消費
半袖シャツ 1 ポリ
カッパ上下 1
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感想
笊ヶ岳アプローチ雑感
私の場合、テントを持っていないので縦走で通過することは困難です。なので笊ヶ岳のアプローチは、悩みました。
山梨側からは、老平から日帰りされる方がいますが、私の体力では厳しいです。テントももっていれば、途中で野営することができますが、テントを持っていないので、老平からのアプローチは諦めました。
他の山梨側からのアプローチはランカン尾根、大武刀尾根、大黒山経由など、あるようですが、これらは更に難易度が上がると思われます。他には伝付峠へ上がるルートがありますが、このルートはテント持参が必須なのでこれも諦めです。
静岡側からだと椹島からの日帰り往復、もしくは今回のように二軒小屋から椹島に降りるコースがあり、これなら私でもなんとかなりそうです。椹島からの往復よりCTは30分ほど掛かりますが、尾根歩きが楽しめる二軒小屋からのアプローチを選択しました。
1日の山歩きのために2泊3日の小屋泊まりの行程でプチ贅沢な?山歩きとなりました。
その他、考えもしなかったのですが、生木割山手前(記憶曖昧)ですれ違った方は畑薙から青薙山経由で歩いてきたとのこと、すごい方がいるものです。
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