飯豊連峰 (三国岳〜飯豊山〜大日岳〜北股岳〜飯豊山荘)



- GPS
- 80:00
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,758m
- 下り
- 3,055m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:50
- 山行
- 6:20
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 8:20
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 2:40
- 合計
- 11:00
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 6:50
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
|
写真
感想
8月11日〜14日にかけて飯豊連峰を4人で縦走してきた。
11日、神奈川県から新幹線と磐越西線を経由し山都駅に着いたのが11時30分、ここから下南沢の登山口まではタクシーで送ってもらった。
準備を整え登山開始、山と高原地図では横峰小屋跡まで破線ルートだが、登山道は歩きやすいがアブの攻撃にじっと立ち止まっていられないのに難儀。
また私一人だけテント泊装備なのでリュックが重い。他の3名は避難小屋泊の計画。
大汗をかきながら15時30分横峰小屋跡の分岐に到着。
ここから宿泊予定の三国岳避難小屋までの間に剣ヶ峰の岩稜があるが、割と簡単に通過でき17時に三国岳避難小屋到着。
小屋前ではブロッケン現象も見ることができた。
遅い到着となって、他の登山者が寝ている中、静かに夕食。
ここはテント場が無いので、私も避難小屋泊り。
少々高いがビールも売っていてありがたい。
12日、起きてみると見事な雲海で上空には雲一つない快晴。磐梯山も良く見える。
6時に出発し、この日は御西岳避難小屋を目指す。
途中に梯子場などもあるが種蒔山あたりから飯豊本山の稜線も見えてきて爽快な景色。
切合避難小屋で大休止、水場があり補給するが水量が少なく時間がかかる。
小屋の管理人はタンクを担いで少し離れた場所まで水汲みに行くようだ。
草履塚を9時過ぎに通過し、標高差200mながら見上げるような飯豊本山を目指すが、稜線の美しさに疲れも忘れるよう。
途中のクサリ場も無難に通過し、11時に本山小屋手前の水場で昼食と水補給。
ここでも枯れるような水量で、いっぱいにするのに時間を要す。
12時に本山小屋に到着し、飯豊山神社に参拝。飯豊本山山頂あたりも非常に景色が良く、何度もシャッターを押してしまう。
14時30分、今夜の宿の御西小屋に着いた。
昨日に比べればかなり早めの到着、早々にテントを設営し明日登る飯豊連峰最高峰の大日岳稜線を眺めながら冷えたビールで疲れた身体を癒す。
飯豊連峰、避難小屋と言えどもビールがあったり、軽い食事も提供していたりと非常にありがたい。
テントに寝ながら見る満天の星空も最高だった。
13日、最高峰の大日岳に登るため、3時に起きて志度をして4時に軽装備で出発。
まだ陽が登らず薄暗い時間帯、トンボがいないせいで大量のブヨ攻撃。
タオルで防御しながらようやく頂上到達。幸いに頂上は強風でブヨもいなかった。
雲海の上に月山や鳥海山などの周囲の山々が見える。
御西岳避難小屋に帰り朝食も済ませて、少し遅い8時過ぎに出発。
今日の目的地は門内岳避難小屋だが、途中の烏帽子岳、梅花皮岳に北股岳のアップダウンがあり、見上げるだけで疲れが倍増する。
水量豊富な梅花皮小屋で補給していると、空模様が怪しくなりレインウエアを着たが、北股岳山頂では不要となった。
門内岳も通過し、15時には門内岳避難小屋に到着。テント場は混んでいたが、なんとか設営しここでもまた小屋内でビール片手に夕食。
ここは二階だったが、登るのは垂直の梯子でまるでどこかの梯子場のようだ。
夜は風も強く、夜中に少し雨も降って起きたらテントもビチョビチョ。
14日、今日はもう帰るだけなので濡れたテントも汚れたまま適当にパッキングし、風と霧のなか6時に門内岳避難小屋を出発した。
下山ルートは梶川尾根、扇ノ地紙で分岐だが標識もなかったので通過してしまい、後続者の一言で確かめたところ間違いを認識。
飯豊連峰は全体的に案内標識が少なく感じるが、ここは標識頼りでなく地図読みをしっかりすべきなのだろう。
梶川尾根の下りは大変だと聞いていたが、話の通りの劇下り。標高差1500m弱を一気に下る。
また両端が崖状の急な尾根が続き気が抜けない。バランスを崩すと重い荷物に押されてそのまま崖に突進してしまいそうになる。
途中の五郎清水で休憩、水不足にはならなさそうだったので補給はせず行動食のみの休憩で通過。
滝見場があり、落差の大きな滝が見えたが名前は梅花皮大滝らしく、7段で落差200mとか。
11時30分、無事に飯豊山荘に着いた。
ここで四日ぶりの風呂と昼食。
飯豊山荘で風呂に入っている間にゴロゴロ雷音とともに急に雨が降り出し、玄関外に置いてあったリュックがビチョビチョに。
ここまで雨らしい雨に降られなかったのに、最後になってこれだ。
それでも山中で降られなかったことで良しとしよう。
その後は同行者の甥っ子さんに米沢まで車で送ってもらい、御馳走から上杉神社等の観光までお世話になり新幹線で米沢を後にした。
同行者や親戚の方など多くの人にお世話になり、無事に踏破できたことに感謝します。
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