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Yamareco

記録ID: 1559086
全員に公開
ハイキング
十勝連峰

十勝岳(望岳台/グラウンドコース)

2018年08月18日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:27
距離
11.2km
登り
1,128m
下り
1,120m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:43
休憩
0:53
合計
5:36
5:50
21
6:11
6:11
16
6:27
6:27
8
6:35
6:37
38
7:15
7:17
51
8:08
8:36
62
9:38
9:42
38
10:20
10:37
13
10:50
10:50
12
11:02
11:02
24
11:26
望岳台
天候 曇り後晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口となる望岳台に、広い駐車場が用意されています。車中泊した前日夜の時点で既に10台以上の車が止まっており、下山時は満杯となっていました。早めのお出かけがお勧めです。
コース状況/
危険箇所等
樹林帯を通る箇所はなく、全行程見通しの利くコースです。ガレ場などでは登山道が不明瞭となっていますが、黄色のペンキで示されたマーカーが頼りになりますので、迷いそうな感覚に陥ったら周囲を見渡してみて注意してください。山頂手前はガイドロープが道案内してくれます。
十勝岳〜美瑛岳、あわよくば美瑛富士まで縦走したいと思い、望岳台の駐車場で車中泊しました。

が。。
2018年08月18日 04:35撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/18 4:35
十勝岳〜美瑛岳、あわよくば美瑛富士まで縦走したいと思い、望岳台の駐車場で車中泊しました。

が。。
朝、目が覚めると周囲は真っ白!
雨は降っていないものの、路面は濡れています。。
2018年08月18日 04:35撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 4:35
朝、目が覚めると周囲は真っ白!
雨は降っていないものの、路面は濡れています。。
テンションメーターの針は0。全くやる気がおきません。このまま帰ろうかと思ったぐらい。
( ̄▽ ̄;!!
急いでも仕方がなさそうなので。。まずはゆっくり前の日に買っておいたソバでも食しましょう。あっ、羊羹とブラックサンダーも持ってきてたな。行動食のつもりだったけど、デザートに丁度いいや。

もうぐだぐだすることしか考えてません。。
2018年08月18日 04:44撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
6
8/18 4:44
テンションメーターの針は0。全くやる気がおきません。このまま帰ろうかと思ったぐらい。
( ̄▽ ̄;!!
急いでも仕方がなさそうなので。。まずはゆっくり前の日に買っておいたソバでも食しましょう。あっ、羊羹とブラックサンダーも持ってきてたな。行動食のつもりだったけど、デザートに丁度いいや。

もうぐだぐだすることしか考えてません。。
一通り食べ終わった後、防災シェルターの中にある登山届けに記入。相変わらずやる気が起きない中ダラダラ準備だけしていると、空が少し明るくなってきました。メーターの針が10ぐらいまで上りましたので。。
2018年08月18日 05:47撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
2
8/18 5:47
一通り食べ終わった後、防災シェルターの中にある登山届けに記入。相変わらずやる気が起きない中ダラダラ準備だけしていると、空が少し明るくなってきました。メーターの針が10ぐらいまで上りましたので。。
まあ、ひとまず行くだけ行ってみましょう。
2018年08月18日 05:52撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 5:52
まあ、ひとまず行くだけ行ってみましょう。
おっ、なんか景色が見えていますよ。テンションメーター30まで上昇。
2018年08月18日 05:55撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/18 5:55
おっ、なんか景色が見えていますよ。テンションメーター30まで上昇。
でも30までしか上がらないのは、向かう先がこんなだから。
2018年08月18日 06:02撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/18 6:02
でも30までしか上がらないのは、向かう先がこんなだから。
スタート時は気温が低く、長袖のアウターを着て出たのですが、やっぱり登り始めると暑いです。こんな天気でも、フローズンなっちゃんはやっぱり美味い!
2018年08月18日 06:25撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 6:25
スタート時は気温が低く、長袖のアウターを着て出たのですが、やっぱり登り始めると暑いです。こんな天気でも、フローズンなっちゃんはやっぱり美味い!
避難小屋が見えてくる頃。
2018年08月18日 06:28撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 6:28
避難小屋が見えてくる頃。
厚い雲の隙間から青空。
これは希望の証か?それとも絶望への序章なのか?
2018年08月18日 06:29撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 6:29
厚い雲の隙間から青空。
これは希望の証か?それとも絶望への序章なのか?
避難小屋到着。
休むには早過ぎるのでスルー。
2018年08月18日 06:37撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 6:37
避難小屋到着。
休むには早過ぎるのでスルー。
さて、ここからが本当の登り。
2018年08月18日 06:38撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 6:38
さて、ここからが本当の登り。
こんな空でも、山道には多くの登山者の方々が。皆さん、複雑な気持ちで登っておられることでしょう。
2018年08月18日 06:38撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/18 6:38
こんな空でも、山道には多くの登山者の方々が。皆さん、複雑な気持ちで登っておられることでしょう。
その後も、空の様子は一進一退。回復するのか?このままなのか?あるいはどん底まで悪くなるのか?
2018年08月18日 06:41撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 6:41
その後も、空の様子は一進一退。回復するのか?このままなのか?あるいはどん底まで悪くなるのか?
それでも、時折一気に視界が開けます。ガスの分布は一様でなく、かなりムラがある模様。
2018年08月18日 06:44撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/18 6:44
それでも、時折一気に視界が開けます。ガスの分布は一様でなく、かなりムラがある模様。
避難小屋が小さくなり始めました。
2018年08月18日 06:53撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 6:53
避難小屋が小さくなり始めました。
長く続くガレ場。延々と続く黄色のマーカー、ビジュアル的には嫌いじゃありませんが、メンタル的には。。この辺り、硫黄臭がキツかったです。
2018年08月18日 07:01撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 7:01
長く続くガレ場。延々と続く黄色のマーカー、ビジュアル的には嫌いじゃありませんが、メンタル的には。。この辺り、硫黄臭がキツかったです。
避難小屋が遥か下になると、間もなくガレ場終了。
2018年08月18日 07:19撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 7:19
避難小屋が遥か下になると、間もなくガレ場終了。
火山灰の平坦地となります。風が強くなって来ました。
2018年08月18日 07:30撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
1
8/18 7:30
火山灰の平坦地となります。風が強くなって来ました。
晴れていればいい景色なのに。。気温も下がって寒さを感じます。
2018年08月18日 07:46撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 7:46
晴れていればいい景色なのに。。気温も下がって寒さを感じます。
そして、最後の登り。高度を上げるほどにどんどん風が強まり。。
2018年08月18日 07:53撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 7:53
そして、最後の登り。高度を上げるほどにどんどん風が強まり。。
最後は爆風!
しかもガイドロープが凍り付いてます!
レインウエアを着ようにもムリ!
もうこのまま突き進むしかない!
2018年08月18日 07:58撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 7:58
最後は爆風!
しかもガイドロープが凍り付いてます!
レインウエアを着ようにもムリ!
もうこのまま突き進むしかない!
あれ、今って8月じゃなかったっけ?!
ここだけカレンダーが2ヶ月先行しているのか?!
2018年08月18日 07:59撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 7:59
あれ、今って8月じゃなかったっけ?!
ここだけカレンダーが2ヶ月先行しているのか?!
白く見えるのは全て氷。レンズに着いた細かい水滴でまともに写りません。でもレンズを拭いてる余裕がない!

ayap-jk(1)
おい、ayap-jk!ムリそうなら撤退するんじゃなかったのか?!

ayap-jk(2)
だって山頂すぐそこだし!

ayap-jk(1)
ダメだ、諦めて戻れ!

ayap-jk(2)
やだー!!
2018年08月18日 08:01撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 8:01
白く見えるのは全て氷。レンズに着いた細かい水滴でまともに写りません。でもレンズを拭いてる余裕がない!

ayap-jk(1)
おい、ayap-jk!ムリそうなら撤退するんじゃなかったのか?!

ayap-jk(2)
だって山頂すぐそこだし!

ayap-jk(1)
ダメだ、諦めて戻れ!

ayap-jk(2)
やだー!!
ってことで、(2)の勝ち。葛藤の中なんとか到着!
良かったのか悪かったのか。。?

とうとうカメラのAFが利かなくなりました。メガネも水滴で殆どまともに見えてません。
2018年08月18日 08:10撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 8:10
ってことで、(2)の勝ち。葛藤の中なんとか到着!
良かったのか悪かったのか。。?

とうとうカメラのAFが利かなくなりました。メガネも水滴で殆どまともに見えてません。
幸いにも山頂の岩陰は風が弱く、少し落ち着いて休むことができました。メガネとレンズを拭いた後、改めて撮影。
2018年08月18日 08:12撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 8:12
幸いにも山頂の岩陰は風が弱く、少し落ち着いて休むことができました。メガネとレンズを拭いた後、改めて撮影。
周囲にも数名の方々が休憩しておられます。ここが無かったら速攻下山していたと思います。

こんな状況下、未踏で道も分からない美瑛岳などとても行く気にはなれません。この先は冬山装備が必要です。
2018年08月18日 08:30撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/18 8:30
周囲にも数名の方々が休憩しておられます。ここが無かったら速攻下山していたと思います。

こんな状況下、未踏で道も分からない美瑛岳などとても行く気にはなれません。この先は冬山装備が必要です。
では、意を決して再び爆風へと身を投じます!マジ極寒!
2018年08月18日 08:36撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
4
8/18 8:36
では、意を決して再び爆風へと身を投じます!マジ極寒!
火山灰地帯まで下りて来ました。ほっと一息。相変わらず風は強いものの、体感温度は全く違います。さっき寒いと感じた場所が暖かいと思えるほど。
2018年08月18日 09:08撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 9:08
火山灰地帯まで下りて来ました。ほっと一息。相変わらず風は強いものの、体感温度は全く違います。さっき寒いと感じた場所が暖かいと思えるほど。
更に高度を下げると、ガスが切れていました。風も弱くて平穏です。
2018年08月18日 09:14撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 9:14
更に高度を下げると、ガスが切れていました。風も弱くて平穏です。
すり鉢火口や。。
2018年08月18日 09:21撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 9:21
すり鉢火口や。。
グラウンド火口を見る余裕も出て来ました。
2018年08月18日 09:22撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
2
8/18 9:22
グラウンド火口を見る余裕も出て来ました。
この時間も続々と登山者の方が登って来られます。スライドした際にお話させていただいた方々には上の様子をお伝えしましたが、皆さん驚かれているご様子。無理もありません、山頂は、この穏やかな景色からは想像も着かない世界だったのですから。

そういえば、短パンにTシャツで登って行った人もいましたが。。大丈夫だったかな。。
2018年08月18日 09:22撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 9:22
この時間も続々と登山者の方が登って来られます。スライドした際にお話させていただいた方々には上の様子をお伝えしましたが、皆さん驚かれているご様子。無理もありません、山頂は、この穏やかな景色からは想像も着かない世界だったのですから。

そういえば、短パンにTシャツで登って行った人もいましたが。。大丈夫だったかな。。
見通しの良くなった景色。スキー場の下に富良野の市街地。
2018年08月18日 09:29撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 9:29
見通しの良くなった景色。スキー場の下に富良野の市街地。
右上は上富良野の市街地です。
2018年08月18日 09:30撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 9:30
右上は上富良野の市街地です。
上富良野にズーム。畑のパッチワークが見事!
2018年08月18日 09:30撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 9:30
上富良野にズーム。畑のパッチワークが見事!
中央右の広い緑地は牧場でしょうか?
2018年08月18日 09:32撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 9:32
中央右の広い緑地は牧場でしょうか?
下り最後の急斜面。避難小屋が小さく見えています。
2018年08月18日 09:38撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 9:38
下り最後の急斜面。避難小屋が小さく見えています。
ここを下りたら一息つきましょう。
2018年08月18日 09:40撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 9:40
ここを下りたら一息つきましょう。
復路の避難小屋に到着。
2018年08月18日 10:24撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 10:24
復路の避難小屋に到着。
この景色を見ながら。。
2018年08月18日 10:25撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 10:25
この景色を見ながら。。
嫁さんに作ってもらったお握り。初めて食料を口にしました。後着け仕様の海苔がパリパリでイイ感じ。
^^
爆風で萎えた心が癒されます。
2018年08月18日 10:27撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 10:27
嫁さんに作ってもらったお握り。初めて食料を口にしました。後着け仕様の海苔がパリパリでイイ感じ。
^^
爆風で萎えた心が癒されます。
では、再び歩き始めるとしましょう。ゴールは近いです。
2018年08月18日 11:08撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 11:08
では、再び歩き始めるとしましょう。ゴールは近いです。
今更ですが、この花がたくさん咲いていました。これってイワギキョウですかね?
2018年08月18日 11:19撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 11:19
今更ですが、この花がたくさん咲いていました。これってイワギキョウですかね?
それにしても、ここへ来てイイ青空ですね〜。今日も下りたら晴れの法則発動かな?

でも、不思議と悔しさは感じません。何故か?
それは、あの爆風がある意味貴重な体験だったのと。。
2018年08月18日 11:23撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/18 11:23
それにしても、ここへ来てイイ青空ですね〜。今日も下りたら晴れの法則発動かな?

でも、不思議と悔しさは感じません。何故か?
それは、あの爆風がある意味貴重な体験だったのと。。
山頂が相変わらず雲の中だったから。
^^;
2018年08月18日 11:23撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 11:23
山頂が相変わらず雲の中だったから。
^^;
到着〜。
2018年08月18日 11:26撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 11:26
到着〜。
今日も無事戻って来られたことに感謝です。
夏から冬、そして再び夏へと一気にタイムトリップした気分。
2018年08月18日 11:28撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
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8/18 11:28
今日も無事戻って来られたことに感謝です。
夏から冬、そして再び夏へと一気にタイムトリップした気分。
駐車場の前にある防災シェルター。
2018年08月18日 11:48撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 11:48
駐車場の前にある防災シェルター。
中には大きな地図。
2018年08月18日 11:53撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
8/18 11:53
中には大きな地図。
これ、写真に撮っておけば結構使えると思います。
ちなみに、ここはフリーWifiあります。
2018年08月18日 11:53撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/18 11:53
これ、写真に撮っておけば結構使えると思います。
ちなみに、ここはフリーWifiあります。
シェルターの屋上から。厚い雲はまだ取れていない様子。次こそは、美瑛岳まで行ってみたいと思います。
2018年08月18日 11:57撮影 by  Canon EOS 40D, Canon
3
8/18 11:57
シェルターの屋上から。厚い雲はまだ取れていない様子。次こそは、美瑛岳まで行ってみたいと思います。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 ザック 行動食 飲料 コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 携帯 サングラス タオル カメラ 虫よけスプレー ステッキ ゲーター 保冷剤 保冷バッグ 予備バッテリー(単4・ヘッドランプ用) 予備バッテリー(カメラ用) モバイルバッテリー スマホ充電ケーブル(Android/iPhone) 熊よけ鈴 ヘッドランプ充電器(USB用) タイラップ レインウエア(上下) 長袖アウターウエア

感想

ここの所、なんだか消化不良気味の山行が続いております。全行程ガスガスの最悪という訳でもないのですが、芦別、暑寒別ともに山頂からの眺望がイマイチ。。この辺りでスッキリと広がる景色が見たい!ってことで、天気予報をくまなく検索するも、晴れマークが並んだ地域は無い様子。。どこも似たり寄ったりです。ならば、この際、もう予報は無視して行きたい所へ行きましょう!予報なんてどうせ当たるとは限らないワケだし、あとは運任せ。ダメなら戻ればイイだけと考え、十勝岳経由で未踏の美瑛岳、更に時間と気力と体力と脚力が許せば美瑛富士まで行ってみようと思い、望岳台で車中泊しました。

が。。

朝のお空は超どんより系。。路面がびしょ濡れなのは、さっきまで霧雨でも降っていたせいでしょうか?ここ最近の山行状況を正確にトレースしているかのような朝の風景。。やっぱり、快晴の白雲岳で今年の山運を使い果たしたのか?

でも、今更行き先を変えたからといって、この後の状況が変わるとは限らないと思い、予定通り歩き始めたのですが。。途中、一時回復の兆しが見えたものの、最後は爆風!大雪で初雪のニュースを見てある程度は予想していたのですが、山頂付近のロケーションは想像を大きく超える極寒の夏。更にこの前日、本州からの登山者が低体温症で亡くなるという痛ましい事故も伝えられていただけに、自然の驚異を改めて実感した次第です。当然、十勝岳から先の予定はキャンセルし、山頂を後にしました。

この日は爆風地帯から山頂までの距離が短かったので先へ進みましたが、まだ2km以上も先なら撤退を考えるべき状況だったと思います。ただ、そこで撤退の決断ができるかどうか?ここが生死を分ける分岐点となるのでしょう。装備や天候の判断基準を見直す、良いきっかけになったと思います。

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技術レベル
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