2018夏休み 北海道遠征その2 8月なのに山頂極寒の十勝岳縦走敗退からピストン登山に変更



- GPS
- 06:56
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,122m
コースタイム
天候 | 曇り(標高1700m以上はガスで視界不良) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂直下は爆風で厳重な防寒装備が必要でした |
その他周辺情報 | 吹上温泉白銀荘の温泉に入りました十勝岳の噴煙を見ながら露天風呂に入れてとてもいい温泉です |
写真
感想
旭岳〜黒岳登山のあと、北海道上空には台風崩れの低気圧が持ってきた前線と気圧の谷の影響で4日ほど雨が続き全く山に登れない状況でした。。道東の山を狙って阿寒〜斜里周辺の道の駅で観光しておりましたが全く回復しない天気に痺れを切らし、北海道最終日に日帰りで登れる十勝岳を目指して道東から富良野へ大移動して来ました。
上空の寒気の影響で北海道はとても寒く、道東の道の駅で気温12度・・・、本州なら11月くらいの気温です。。大雪山黒岳では初雪の便りとあわせて十勝岳で遭難事故が発生、低体温症による死亡だそうです。。一応防寒装備は厚めに持ってきていたので多めに装備していざ吹上温泉からスタート。
避難小屋過ぎまではそこまで悪くないお天気、山肌も見えるので徐々に雲が晴れてくるかと踏んでいたのですが、全然雲が切れずむしろ濃くなっていく・・・・標高1700mあたりを過ぎるとガスで視界が真っ白に。。そして山頂直下の岩場に入るとここで風が強くなりかなり寒い・・・・というか顔が痛いレベルで寒いです。。。本当に8月なんでしょうか。。。強風に耐えながら山頂にたどり着き、風を避けられる岩陰で休みながらガスの切れるタイミングを待ちました。
待つこと1時間・・・・・明るくなることはあっても山頂のガスが取れません。。景色がよければ美瑛岳か上ホロメットク山方面への縦走路を歩きたいと思っていましたが、縦走路の視界も悪く、歩けたとしても未踏の稜線ということもあり修行系になりそう。今回はフェリーの乗船時間などの様々な安全を考えて悔しいけれどピストンで下山することにしました。。山頂からの景色は絶対素晴らしいはずなのでまた来るぞと。。
標高1600mほどまで下山すると雲から出るみたいで景色が広がる。今日は1日ここから上に雲の層があって取れなさそうな感じです。。下りはナキウサギの鳴き声が右側からなんだかとても聞こえますが姿は見ることが出来ずでした。
下山後は白銀荘で温泉に入って汗を流し富良野からフェリーターミナルのある苫小牧まで車を走らせて今回の北海道遠征は終わりとなりました。。1週間いて3日間は雨に降られずに山に登れたので、今回のようなお天気の中では頑張った方じゃないかと思います。本当は旭岳から富良野岳まで大雪山を一気に縦走してやろうと計画だったんですが・・・・悔しいのでまた来年計画してやろうと思います。
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