凛と立つのは空の青い夏 吾妻山


- GPS
- 32:00
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 2,156m
- 下り
- 3,214m
コースタイム
- 山行
- 8:05
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 8:20
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 10:10
小国から北上して朝日連峰を縦走しようなど大それた事を企んだが、時間的にも体力的にも厳しそう。
帰りの交通アクセスの便なども考えて、西吾妻山から安達太良山までの縦走を計画した。
天候 | 二日間とも晴れ、特に二日目は暑かった |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
復路:福島交通バス 塩沢温泉→JR東北本線 二本松駅 |
写真
感想
20日(月)
ホテルをチェックアウトし、米沢駅前のバスターミナルからバスに乗る。
行先は天元台ロープウェイ湯元駅、西吾妻山に登る際の玄関口となる場所。
湯元駅からさらにタクシーで白布峠へ移動し西大巓経由で登るつもりだった。
残念ながらタクシーは無いため、ロープウェイとリフトで上がることにする。
おかげで2時間近く行程を短縮することができ、後になってこれが幸いした。
ロープウェイを下りたところで、登山届を出してないことに気づき急遽作成。
20分遅れで出発したロープウェイが到着した頃に、登山届を提出し終えた。
愚図で鈍間なリフトを3本ほど乗り継ぐと、標高は1800mを越えていた。
降りたところの鐘を鳴らして登り始める、かもしか展望台までは約20分の登り。
この日の目的地は一切経山の麓にある酸ヶ平避難小屋、遠いので早めに歩く。
大凹の水場で喉の渇きを癒す、水は2リットルあるが温存しておきたい。
梵天岩をすぎて西吾妻山に到着、聞いてはいたが眺望がない山頂だった。
そのまま時計回りに西吾妻山小屋を経由で吾妻神社に到着、道中の無事を祈る。
大凹の水場で再び喉を潤し、ロープウェイへ向かう人達を横目に人形石へ進む。
ここには吾妻山標高指導標があったが、何のためのものかよく分からない。
標高差があまりなく、木道が整備されていることもありほとんど疲れない。
しかし東大巓から少し先の分岐点で、誤った方(沢筋)に下りてしまう。
だんだんと沢の水が増え何かおかしいと思い、地図で確認して誤りに気付く。
そのまま下りても谷地平経由で、酸ヶ平避難小屋に辿り着けそうだが…悩む。
悩んだときは初志貫徹と思い登り返すが、これで実に1時間のロスになった。
このままコースタイム通り歩くとすれば、避難小屋着は日没後の19時半になる。
安全圏に入りたいので、ペース早めで歩き、烏帽子岳到着時点で30分縮めた。
家形山、五色沼と一切経山を経て、結局18時半に避難小屋に到着。
ペース早めが祟り、たいそう疲れてしまい、食事をとって早々に眠りに着く。
21日(火)
4時出発のつもりが目が醒めたら4時半、結局出発したのは5時過ぎになった。
吾妻富士ルートか東吾妻山ルートかで悩んだが、近い東吾妻山ルートにする。
鎌池を左手に見ながら、姥ヶ原分岐を東吾妻山へ向かって登って行く。
朝露に濡れた笹藪が衣服を濡らし、レインパンツ履いとけば良かったと思う。
東吾妻山山頂からは前日歩いた稜線、磐梯山や安達太良山などが一望にできた。
山頂で20分ほど休憩して下山する、やはり朝露に濡れた笹薮が鬱陶しい。
そのうち景場平という湿地帯に出て、そこから少し歩くと舗装路に出た。
そのうち左手に小道が現れ、そちらを通りしばらく行くと幕川温泉に出た。
そこからしばらく舗装路を歩き続けて、そのうちまた左手の遊歩道に入る。
遊歩道を抜けたところが鷲倉温泉、少し先の新野地温泉のホテルで飲み物を購入。
ホテルの従業員は大変親切で、登山アドバイスと安達太良山の地図をくれた。
もう少しだけ先にある野地温泉横の、安達太良山登山口から登山道に入る。
登山ポストがあったが、前日の西吾妻山で提出済なのでここでは出さず。
土湯峠を経て鬼面山に到着、前日とは違って登りの高低差と暑さが堪える。
休み休み箕輪山へ向かうが、軽い熱中症なのか頭がくらくらしてきた。
水を飲み休んだら大分よくなったが、安達太良山まで持つか不安になる。
どうにか箕輪山山頂に着き休憩、地図を見直すとコースタイムではギリギリ。
手持ちの水も500mlほどしかないので、観念し笹平経由で下山することにした。
実は安達太良山には昔々スキーシーズンにボード担いで一度登ったことがある。
ロープウェイ山頂駅から1時間ほど登り、滑り降りただけなのであるが…
なので登頂自体に格別執着心はなく、あわよくば行けたら、という感じだった。
ただ夏の火口(お鉢)は少し見てみたかった気がしないでもない…
そんなことを考えながら下山する、道は整備されていてとても歩きやすかった。
塩沢温泉で入浴することを楽しみにしていたが、唯一の温浴施設が休業中。
すぐ近くの沢に入渓し、衣服ごと水に浸かって汗を流した。
充実した山行をされたようで羨ましいです。
お疲れさまでした
iide_sanさま、はじめまして
ついさっきまで山行中だったため、返信遅れました。
今回の東北遠征は山に天気に、人の出会いに恵まれました。
コメント頂き、ありがとうございました。
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