台風前の雨飾山(雨飾高原往復)

2018年09月03日(月) [日帰り]

• GPS: 08:48
• 距離: 10.4km
• 登り: 982m
• 下り: 994m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:27
• 休憩: 1:20
• 合計: 8:47

8:04 雨飾山登山口
9:04 9:05 ブナ平
9:34 9:34 1500台地
9:47 9:58 荒菅沢
11:47 11:48 笹平
12:15 13:19 雨飾山
13:40 13:40 笹平
14:45 14:46 荒菅沢
15:09 15:09 1500台地
15:45 15:46 ブナ平
16:52 16:52 雨飾山登山口
16:52 ゴール地点

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

雨飾キャンプ場(駐車は10台未満でした。キャパ50台くらい)

コース状況／危険箇所等

・急登、大きな段差、滑りそうな泥濘、ハシゴなど盛りだくさん。
・下山時は特に注意。こけてる人も多そうです。
・道迷いは、一本道なので心配無用です

その他周辺情報

・雨飾温泉、小谷温泉などあり。
・コンビニ、ガソリンスタンドは国道で
・小谷に入ってからは蕎麦屋などが少しあります(蕎麦屋蛍は雰囲気良いです。お試しください。また道の駅小谷も温泉と和風レストランのセットがいいです=今回は道の駅に立ち寄りました

写真

台風が迫り多くの山域が悪天候。いくつか調べて、最終的に雨飾山に急遽お邪魔することにしました

登山口に向かう道すがら。後立山連峰が(早朝だけ)おはよう！してくれてました

小谷温泉(雨飾高原キャンプ場)からのピストン登山です

登山口です。朝から快調ではないです。(...靴のフィット感が悪く後日アキレス腱が晴れ上がり病院直行

はじめは木道があったり、優しいです

左右どちらかが切れていたり

木の根が張っていたり(実際はこのあたりは優しい部類です

見えてきました。雲がかかってますが、雨にはならなそう。布団菱がわずかに見えます(白くみえるところ

6/11、2,400m(標高ではありません

ハクサンシャジン

沢を渡ります。とっても冷たくて気持ちよかった(荒菅沢

ガレたり、岩がゴロゴロしてたり、、、。筋肉たくさん使います

岩です。これはいいけど、高さが1mくらいある石もあったりしますので、登るのに難儀しました。
そして、予報通り午前中は少し荒れた天気に。ガスが湧きまくってます

ハシゴもいくつかあります。想像以上の急坂に兎にも角にもやられました

岩場に標識

笹平に着きました。笹の原と山頂が見えます。ここから山頂は平地を歩いてひと登りです

笹平から山頂へ

トリカブト。笹平にたくさん咲いていました

山頂です。昼近くになり、一気に晴れ渡り始めました。あまりに予想通りで怖いくらい

どんどん眺望が広がります

素敵な景色

笹平を見下ろします

道がひとの横顔に見えるという(花飾の乙女、なぬかわひめの横顔とも)。定番の景色です

南峰から。糸魚川と日本海もみえます。
石仏は4体。深田久弥先生によると、自ら彫り自らが運んだ方がいたそう。そして日本海に向いており、雨飾山の正面は新潟側である、と。私が登ってきたルート、小谷温泉は裏側になります。

再び日本海

そして山頂です

三角点

焼山(左)と右奥の火打山

同じ方角

着きました。
転ぶの必至だったのでゆっくり。
○日酔いだったこともあったためか、おそろしいほど疲れました。
右アキレス腱が腫れてしまいました。7月に続きまた故障です。我慢我慢

感想

Sheilas

台風が来る前日、雨が降らず晴れる山はあるの？あれこれ調べた結果、想定外の雨飾山か急浮上。午前は少し降るかもしれませんが、昼前後から、雲が一気になくなる可能性のあるエリアでしたので、相当遠いですが、頑張って登山口に向かいました。

台風前日なのに山歩きを強行したのは、怪我で1カ月以上、運動せず飲み会だらけで、このままでは山登りできなくなるのでは？と懸念したからでした。

しかし、なまった体に雨飾山は厳しかったです。急坂、岩石地、泥濘のガレ地、ハシゴ...。肉離れかなにかになりそうでした。こけるのは間違いない感じで、慎重には慎重を期しました。こけなかったですが疲れました。

品のある山容、布団菱という岩稜、笹平から山頂のゆったり感、猫の耳のような可愛い双耳峰...。まさに百名山。深田久弥先生は三度目のトライで登頂しましたが、布団菱の横を登っていったようです。

疲れも天気と百名山たるゆえんの数々が癒してくれました。台風前日にもかかわらずの眺望に感謝です。