八ヶ岳にて鳥頭


- GPS
- 27:40
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,700m
- 下り
- 1,699m
コースタイム
10:30 美濃戸口
11:13 美濃戸山荘
12:47 赤岳鉱泉
16:00 赤石
16:22 赤岳光鉱泉(泊)
2011.12.24
07:23 赤岳鉱泉
07:58 行者小屋
09:30 赤岳
09:53 赤岳展望荘
10:52 赤岳鉱泉
14:00 美濃戸口
天候 | 2011.12.23 晴れ 2011.12.24 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
09:10 茅野駅(特急スーパーあずさ) 10:20 美濃戸口(路線バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 北沢は所々登山道が凍結。 文三郎尾根、地蔵尾根はまだ雪が少なめでアイゼン、ピッケルあれば問題なし。 |
写真
感想
「10月に西穂高いませんでした?」
『え?いましたけど。あれ、もしかしてモンチュラのお兄さん?』
まさかこんなとこで会うとは。不思議な縁だと嬉しくなった。
3連休を利用して南八ヶ岳へと繰り出してきた。
目的は冬季赤岳登頂とメスナーテントの使用。運が良ければ硫黄赤岳縦走でも。
09:30 茅野駅で美濃戸口行きのバスが満員じゃん。
10:0 赤岳鉱泉のテント場空いてるかしら?
微かな不安を胸に、登山口を出発する。
去年より雪は少なめだなと思い出しながら、先を急ぐ。
12:47 赤岳鉱泉到着。とにかくテントの数が凄い。
平らなスペースほとんどないじゃん。とりあえず装備一式の撮影を行い、テント設営完了。
斜めな処で入ると少しずつ滑るような…ま、いっか。
13:30 とりあえず飯を食う事にする。
テント内で自炊出来るなんてどんだけVIPだよ!なんて考えたけど、これが普通か。
自分の幕はビビィだけだったから何もかも新鮮に感じた。
14:30 飯食って暇なんで硫黄岳目指す事にする。登頂は無理でも赤岩の頭までは行けるだろう。
16:00 久々のアイゼンの履き心地を楽しんで稜線に出るが、時間切れで硫黄岳は断念。下りの樹林帯でアイゼンを外して一気に駆け下りるも汗かいたのは失敗だった。
16:30休憩がてら自炊所にてビールとおつまみタイム。宴会を開いてるパーティーいるけど、やはり焼いたそばから冷えてるみたい。
温度計忘れたのが悔やまれる。確実に先週の雲取山より寒いもの。
17:00 する事もないんでさっさと寝ることにした。
18:00トイレに起きるとテント内が霜でびっしり。予想してたとはいえ、さすがにショックは隠しきれない。
なんとかしないとな。冬用外張り買うか、寝袋カバーもう一枚にして入り口を解放するか。一つ課題が出来たと内心ニヤニヤ。
05:00 寒さで何度か目覚めるも、無事朝を迎えた。
飯食って靴を履こうとすると、内部にまで霜が降りてる。オーマイガッ!?
寝袋内に入れないと駄目だなと改めて思った。
身体も暖まってきたし、とりあえず寝袋内に靴を入れて二度寝。
06:30起き出して赤岳へ向けて準備を整える。
トイレを済ませると、並んでる人に声をかけられた。
「10月に西穂高いませんでした?」
『はい、いましたが?』
「会ったの覚えてます?」
服装見て、『あっ!もしかしてモンチュラのお兄さん?』
さすがにびっくりした。こんなとこで再会するなんて。あんとき連絡先聞きそびれた事を悔やんでたのよ。
某書別冊に載ったのもバレてた。ま、あの時とほぼ同じ装備だったし。
07:23 連絡先を交換し、挨拶してから行者小屋へ向かう。
07:58 行者小屋到着。冬季は初めてだし、とりあえず文三郎尾根で上がる事にした。
途中何度かすれ違う人に帽子についてコメントを戴いた。茅野駅やテント場で見かけたとか、良い(変わった?)帽子ですね、とか。
こいつを着けてきた甲斐があるってもんだ!
でも、目出し帽と鶏冠帽とサングラスでフル装備のこの姿は、ちと危ないかもしれん。
09:09 阿弥陀岳への分岐へ上がると風も強くなり、ワクワクが収まらない。
一歩一歩確実にアイゼンを利かせて楽しむ。
ここらにきてようやく写真撮る余裕が出てきた。天気が気になってそれどころじゃなかったのが、登頂出来そうなんで気持ちに余裕が出来たらしい。
下山者と結構すれ違うし、急いでも仕方ないし。
やっぱ阿弥陀岳格好いいな〜なんてうっとりしながらサクサク登る。
09:30 赤岳山頂到着。初の冬季赤岳か。天候に恵まれたとはいえ、悪くないね。
茅野駅から何度も顔を会わせてるおじさんと改めて登頂を祝った。
ついでに撮影もお願いしちゃったり。
お約束の雄叫びもバッチリ決まって気分上々。いつもの二割増しかな?
最高に気分が良い!
山頂を適当にうろちょろしてから降りは地蔵尾根にした。
赤岳展望荘への下りはちょっと緊張する部分もあり、自分の技術の未熟さを思い知った。ピッケルを使うような一定以上の傾斜に対する慣れや技術が足りてない。
あれをサクサク降りれるようにならんと、あそこは到底歩けないな。
冬山講習だけでも、受けるかな。ロープワークとかも単独だと身に付かんし。
10:52 無事赤岳鉱泉に戻り、ちょうど硫黄岳行ってたモンチュラの兄さんと再会。
そのうち山にでも行きましょうと約束した。
ここでどうするか悩む。今回会えるかもしれないと期待してた人とは結局会えておらず、顔も名前も知らない。探し出す術もない。
今夜は昨晩より荒れるだろうし、山頂で吠えて満足してるんで下山することにした。
14:00 美濃戸口到着。風呂上がりのビールでこの山行が締まった。
結局今シーズン初となった雪山ピークは赤岳のみになってしまったが、内容的にはかなり満足。まずテントの扱いが困った。使ったことないんで、撤収に戸惑ってしまった。
ビビィならものの5分で完全撤収が可能なのに…
でも冬は積雪で埋まる可能性があるんで、やはりテントが必要か。
枝と麻紐のアンカーも雪が足りずに試せなかったし、まだまだ試すことは多い。
年末年始の燕岳に向けて準備するとしよう☆
冬季赤岳初登頂おめでとうございます☆
昨日今日は東京近辺の低山でも寒かったので、八ヶ岳ともなれば相当寒かったのでは??
鶏冠帽子はどこにいてもわかりやすくて、いい買い物でしたね。
赤岳山頂での二割り増しの雄叫び!!しっかり聞いていましたよ。
ビックリしましたが、気持ち良さそうで羨ましかったです。。
しかもどうやらテントも隣だったようですね。
私も若干の斜面で苦戦しました。。。
またどこかで雄叫びが聞けるのを楽しみにしています。。
wackless
−15℃以下まで下がったんじゃないかな?
稜線に出るまで足指が痺れたままだった。
やっぱ、靴を凍らさないのが重要だわ。
鳥頭は自分のカラーリングともマッチしてるんで、思いのほか気に行ってるよ☆
mahitoさん、はじめまして。
山頂で聞かれてしまいましたか^^;
7月にアレやった時もだいぶ目立ってたらしいんですが、
最高に気持ち良いですよ!
寝てる時に少しずつ滑るのがなんとも辛いですよね。
大抵の山頂で叫んでるんで、また山で会う事があれば☆
八ツ行ったんですね〜!
鳥頭、現地で見たかった!w
自分も今年、冬八ツデビューしようかともくろんでましたが、装備不足のため早くも来シーズンに持ち越しです。。
レポート読んでみましたが、やっぱり半端な装備じゃ余裕でイっちゃいそうですねぇ。
取りあえず奥多摩か、北八ツ辺りで訓練しようかと。
燕はもっと厳しそうですね。あそこ稜線だし。
お気をつけて!
あれ?発見されちゃいましたか^^;
至らない部分も多かったですけど、楽しかったです。
北八は相当寒いんで、お気をつけて☆
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