【秩父・広河原谷から】 仙元尾根〜仙元峠〜三ツドッケ


- GPS
- 07:04
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,856m
- 下り
- 1,845m
コースタイム
→ 作業道分岐(10:33) → 仙元峠(11:06) → グミの滝分岐(11:54) → 三ツドッケ(12:21=味噌汁とおにぎり)
◎[復路] 三ツドッケ(12:53) → グミの滝分岐(13:11) → 仙元峠(13:54) → --この間"獣道"に入りロス--
作業道分岐(14:47) → 大樽(14:57) → 広河原分岐(15:23) → 鉄塔56号(15:28) → 鉄塔55,56号入り口(15:52)
-- ☆★ 所要時間:7時間04分 ★☆ --
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
浦山ダムを右に見て、さらに奥へ進みます。 川俣から「広河原谷」へ、林道広河原逆川線を進みます。 「彩の国キャンプ場」入り口を過ぎて、すぐ右に「新秩父線55,56号」ポールがあり、 この道路脇に駐車します。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
県道73号線続きの「林道広河原逆川線」は、国道140号の入り口あるいは奥に進んで、数カ所に "工事中につき 名栗方面へ通り抜け不可"の「通行止」の看板があります。 最後の「通行止」であるフィッシングセンターのところで、柵が開いており、帰りは閉まっているのではないかと 不安に思いながらも、通行しました。 したがって、今後の通行が"可"とは限りませんので、念のため。 県道73号は、凍結ヶ所がごく僅かで ほとんど走行に支障がありませんでした。 林道広河原逆川線も、26日走行の範囲では、大丈夫でした。 今回のコースは、大日堂からの「仙元尾根」に、東側の尾根(鉄塔56号尾根)から合流して 仙元峠に辿るもので、まずはここからすぐ脇の広河原谷を渡って、少し上流へ向かいます。 広河原谷左岸に合流する「沢」沿いの東電管理道を行き、鉄塔から、尾根を仙元尾根に向けて急登するものです。 基本的に「新秩父線56号」のポールが、鉄塔まで導いてくれます。 56号からは尾根を急登しますが、尾根を巻くような鉄塔55号方面に行ってはいけません。 尾根の急登後に 仙元尾根に出れば、後は「仙元峠」を目指すのみです。 この56号と言うのは、大日堂からの「仙元尾根」を登った方なら判ると思いますが、この尾根上の 60号〜57号のラインです。 |
写真
感想
秩父地方・山岳の降雨、降雪の最後は 12/8日の夜半であり、その後は降っていません。
(2,000m以上の雲取山以西は、その限りではありません)
したがって山岳のうちで 1,000m前後の山は、一般的には軽アイゼンを装着しなくても大丈夫ですが、
それでもルートが北面部分を通るところは、装着が必要です。
1,300mを超えるところは、基本的に軽アイゼン装着が無難です。
仙元尾根で言えば、仙元峠直下の「作業道分岐」より上は、軽アイゼンが必要です。
北面なので積雪がやや多く、一部凍結しており 傾斜がきついからです。
長沢背稜は基本的に南側を巻いていて、しかも極めてフラットなので、あまり必要性を感じません。
でも所々傾斜部分の下りでは、必要です。
また、三ツドッケへの痩せ尾根部分も必要です。
長沢背稜及び三ツドッケからは、富士山が南東方向に雲をたなびかせてはっきり見えました。
三ツドッケの山頂からは、他に 雲取山、鷹巣山、北に武甲山と小持山&大持山。
それに、東京の超高層ビル群とスカイツリーが。
コース中唯一、三ツドッケ直下にて ご夫婦の方とすれ違いました。
仙元峠。9月の台風15号の影響?により、「祠」の東側の象徴的なブナが大きく倒れてしまいました。
仙元尾根から登って直下に来たとき、カメラを向けて"異変"に気が付きました。
「峠」の面影、風情が、またも無くなってしまいました。
ブナと一緒に撮影する「祠」が"絵"になっていたのに。
仙元峠の下りでは、ちょっと軽はずみで "ショートカット"しようと"獣道"を直降してしまい、
結果的に北北東方向の尾根に降りてしまいました。
低い熊笹を丸く抜けるような"道"で、途中で気づき、東へまたも"獣道"で軌道修正を図りましたが、
夕方でもあり”危ない ”と感じ、登り直しました。(30分はロスしました)
やれやれ!!。疲れました。
良く判っていたはずのコース。甘く見てはいけませんでした。
寒くて、気が付くと リュック両脇の水入れ。飲もうと思ったら、水が出てこない!?。
(ちゃんとしたボトルではなく、外気の影響を受けやすいので)
何と、上部が凍っていました。1,500mの山でもこうですから。
改めて、北海道並みの"真冬日"の寒さを体験しました。
-- おまけ編 --
三ツドッケへの取り付き部・長沢背稜からの下り口、「グミの滝分岐」。
ここを通るたびに気になっていますが、北面ですから、あたり真っ白です。
覗いて見ると、雪の上に細いルートがジグザグと下へ。足跡が点々と付いていました。
以前あった"昭文社の注意書き"は無くなっていましたが、決して危険が解除された訳ではありません。
ここも9月の台風15号の影響で、さらに荒廃していると思います。
ましてや厳冬期です。熟達者でも下りは危ないので、絶対にさけましょう。
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