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記録ID: 158142
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雪山ハイキング
奥秩父

【秩父・広河原谷から】 仙元尾根〜仙元峠〜三ツドッケ

2011年12月26日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
GPS
07:04
距離
19.4km
登り
1,856m
下り
1,845m

コースタイム

◎[往路] 鉄塔55,56号入り口(8:48) → 鉄塔56号(9:20) → 仙元尾根(9:36) → 大樽(10:15)
→ 作業道分岐(10:33) → 仙元峠(11:06) → グミの滝分岐(11:54) → 三ツドッケ(12:21=味噌汁とおにぎり)

◎[復路] 三ツドッケ(12:53) → グミの滝分岐(13:11) → 仙元峠(13:54) → --この間"獣道"に入りロス--
作業道分岐(14:47) → 大樽(14:57) → 広河原分岐(15:23) → 鉄塔56号(15:28) → 鉄塔55,56号入り口(15:52)

            -- ☆★ 所要時間:7時間04分 ★☆ --
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 秩父市の国道140号を行く。「浦山、橋立方面」へ右折して県道73号へ。
 浦山ダムを右に見て、さらに奥へ進みます。

 川俣から「広河原谷」へ、林道広河原逆川線を進みます。
 「彩の国キャンプ場」入り口を過ぎて、すぐ右に「新秩父線55,56号」ポールがあり、
この道路脇に駐車します。
 
コース状況/
危険箇所等
 県道73号線続きの「林道広河原逆川線」は、国道140号の入り口あるいは奥に進んで、数カ所に
"工事中につき 名栗方面へ通り抜け不可"の「通行止」の看板があります。
 最後の「通行止」であるフィッシングセンターのところで、柵が開いており、帰りは閉まっているのではないかと
不安に思いながらも、通行しました。
 したがって、今後の通行が"可"とは限りませんので、念のため。

 県道73号は、凍結ヶ所がごく僅かで ほとんど走行に支障がありませんでした。
 林道広河原逆川線も、26日走行の範囲では、大丈夫でした。

 今回のコースは、大日堂からの「仙元尾根」に、東側の尾根(鉄塔56号尾根)から合流して
仙元峠に辿るもので、まずはここからすぐ脇の広河原谷を渡って、少し上流へ向かいます。
 広河原谷左岸に合流する「沢」沿いの東電管理道を行き、鉄塔から、尾根を仙元尾根に向けて急登するものです。
 基本的に「新秩父線56号」のポールが、鉄塔まで導いてくれます。

 56号からは尾根を急登しますが、尾根を巻くような鉄塔55号方面に行ってはいけません。
 尾根の急登後に 仙元尾根に出れば、後は「仙元峠」を目指すのみです。

 この56号と言うのは、大日堂からの「仙元尾根」を登った方なら判ると思いますが、この尾根上の
60号〜57号のラインです。

 





林道広河原逆川線脇の
「新秩父線55,56号
入り口」です
2011年12月27日 08:51撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 8:51
林道広河原逆川線脇の
「新秩父線55,56号
入り口」です
途中、沢を桟橋で渡ります
2011年12月27日 08:52撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 8:52
途中、沢を桟橋で渡ります
仙元尾根に出ました
2011年12月27日 08:52撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 8:52
仙元尾根に出ました
こんな暗い杉の中を
登ります
2011年12月27日 08:54撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 8:54
こんな暗い杉の中を
登ります
大樽
2011年12月27日 08:55撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 8:55
大樽
段々雪が出てきました
2011年12月27日 08:57撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 8:57
段々雪が出てきました
素晴らしいブナが
出てきます
2011年12月27日 09:02撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:02
素晴らしいブナが
出てきます
素晴らしいブナが
出てきます
2011年12月27日 09:03撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:03
素晴らしいブナが
出てきます
右下へ「作業道分岐」です
道標を、熊が思いっきり
かじっています
2011年12月27日 19:57撮影 by  N905i, DoCoMo
3
12/27 19:57
右下へ「作業道分岐」です
道標を、熊が思いっきり
かじっています
雪が多くなります
2011年12月26日 21:10撮影 by  N905i, DoCoMo
12/26 21:10
雪が多くなります
2011年12月27日 09:12撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:12
仙元峠直下です
2011年12月27日 09:16撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:16
仙元峠直下です
仙元峠の「祠」
2011年12月27日 09:18撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:18
仙元峠の「祠」
長沢背稜を西へ
2011年12月27日 09:19撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:19
長沢背稜を西へ
ブナ原生林の
素晴らしいコースです
2011年12月26日 21:07撮影 by  N905i, DoCoMo
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12/26 21:07
ブナ原生林の
素晴らしいコースです
ブナ原生林の
素晴らしいコースです
2011年12月27日 09:21撮影 by  N905i, DoCoMo
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12/27 9:21
ブナ原生林の
素晴らしいコースです
登山道の先に
富士山が見えます
2011年12月27日 09:24撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:24
登山道の先に
富士山が見えます
明るいプロムナード
2011年12月27日 09:24撮影 by  N905i, DoCoMo
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12/27 9:24
明るいプロムナード
2011年12月27日 09:25撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:25
2011年12月27日 09:26撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:26
ブナ三兄弟
2011年12月26日 11:22撮影 by  N905i, DoCoMo
12/26 11:22
ブナ三兄弟
2011年12月27日 09:31撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:31
岩に飲み込まれたブナ
2011年12月27日 09:31撮影 by  N905i, DoCoMo
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12/27 9:31
岩に飲み込まれたブナ
グミの滝分岐
2011年12月27日 09:33撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:33
グミの滝分岐
三ツドッケへの登り
2011年12月26日 21:07撮影 by  N905i, DoCoMo
12/26 21:07
三ツドッケへの登り
三ツドッケより
仙元峠と蕎麦粒山
2011年12月27日 09:36撮影 by  N905i, DoCoMo
1
12/27 9:36
三ツドッケより
仙元峠と蕎麦粒山
三ツドッケより
武甲山を見る
2011年12月27日 09:40撮影 by  N905i, DoCoMo
1
12/27 9:40
三ツドッケより
武甲山を見る
三ツドッケより
有間山を見る
2011年12月27日 09:37撮影 by  N905i, DoCoMo
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12/27 9:37
三ツドッケより
有間山を見る
三ツドッケより
富士山と手前に
鷹の巣山
2011年12月26日 12:34撮影 by  N905i, DoCoMo
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12/26 12:34
三ツドッケより
富士山と手前に
鷹の巣山
三ツドッケより
富士山と手前に
鷹の巣山
2011年12月26日 21:07撮影 by  N905i, DoCoMo
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12/26 21:07
三ツドッケより
富士山と手前に
鷹の巣山
三ツドッケ三等三角点と
富士山
2011年12月27日 09:47撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:47
三ツドッケ三等三角点と
富士山
帰路に着く
2011年12月27日 09:49撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 9:49
帰路に着く
三ツドッケより
仙元峠と蕎麦粒山を見る
2011年12月27日 19:31撮影 by  N905i, DoCoMo
12/27 19:31
三ツドッケより
仙元峠と蕎麦粒山を見る
撮影機器:

感想

 秩父地方・山岳の降雨、降雪の最後は 12/8日の夜半であり、その後は降っていません。
                       (2,000m以上の雲取山以西は、その限りではありません)

 
 したがって山岳のうちで 1,000m前後の山は、一般的には軽アイゼンを装着しなくても大丈夫ですが、
それでもルートが北面部分を通るところは、装着が必要です。
 1,300mを超えるところは、基本的に軽アイゼン装着が無難です。

 仙元尾根で言えば、仙元峠直下の「作業道分岐」より上は、軽アイゼンが必要です。
 北面なので積雪がやや多く、一部凍結しており 傾斜がきついからです。
 長沢背稜は基本的に南側を巻いていて、しかも極めてフラットなので、あまり必要性を感じません。
 でも所々傾斜部分の下りでは、必要です。
 また、三ツドッケへの痩せ尾根部分も必要です。

 長沢背稜及び三ツドッケからは、富士山が南東方向に雲をたなびかせてはっきり見えました。
 三ツドッケの山頂からは、他に 雲取山、鷹巣山、北に武甲山と小持山&大持山。
 それに、東京の超高層ビル群とスカイツリーが。

 コース中唯一、三ツドッケ直下にて ご夫婦の方とすれ違いました。

 仙元峠。9月の台風15号の影響?により、「祠」の東側の象徴的なブナが大きく倒れてしまいました。
 仙元尾根から登って直下に来たとき、カメラを向けて"異変"に気が付きました。
 「峠」の面影、風情が、またも無くなってしまいました。
 ブナと一緒に撮影する「祠」が"絵"になっていたのに。

 仙元峠の下りでは、ちょっと軽はずみで "ショートカット"しようと"獣道"を直降してしまい、
結果的に北北東方向の尾根に降りてしまいました。
 低い熊笹を丸く抜けるような"道"で、途中で気づき、東へまたも"獣道"で軌道修正を図りましたが、
夕方でもあり”危ない ”と感じ、登り直しました。(30分はロスしました)
 やれやれ!!。疲れました。
 良く判っていたはずのコース。甘く見てはいけませんでした。

 寒くて、気が付くと リュック両脇の水入れ。飲もうと思ったら、水が出てこない!?。
(ちゃんとしたボトルではなく、外気の影響を受けやすいので)
 何と、上部が凍っていました。1,500mの山でもこうですから。
 改めて、北海道並みの"真冬日"の寒さを体験しました。

  -- おまけ編 --
 三ツドッケへの取り付き部・長沢背稜からの下り口、「グミの滝分岐」。
 ここを通るたびに気になっていますが、北面ですから、あたり真っ白です。
覗いて見ると、雪の上に細いルートがジグザグと下へ。足跡が点々と付いていました。
 以前あった"昭文社の注意書き"は無くなっていましたが、決して危険が解除された訳ではありません。
 ここも9月の台風15号の影響で、さらに荒廃していると思います。
 
 ましてや厳冬期です。熟達者でも下りは危ないので、絶対にさけましょう。 
 

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