飯豊山トレッキング(御沢野営場in/out)
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体力度について
- GPS
- 11:45
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,126m
- 下り
- 2,124m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 11:45
| 天候 | 曇り時々晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
三国岳直下の剣ヶ峰周辺、切合小屋〜本山小屋間の御秘所周辺を中心に、本気のガレ場が散在し、三点or二点支持での確実な岩登り・下り技術が不可欠！ |
| その他周辺情報 | 下山後、喜多方市 塩川保健福祉センター 花しょうぶの湯（17時以降300円）で日帰り温泉 |
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元々復路の三国小屋で一泊予定だったが、予定より早く登頂でき、日帰り下山を決断！
感想
本当は上越方面の山々(妙高・火打・高妻)を目指すはずが、この週末は雨予報。南北アルプスも雨予報で、未踏の百名山で雨が降らなさそうな山域は東北！ということで、終業後、雨の高速道路で一路飯豊山(福島県喜多方市側の登山口)へ！小雨の中、朝1時頃に到着し、取り急ぎ車中泊！
朝5時に起床するも、弱い雨脚が。のんびり朝食を摂り、雨が上がるのを待って、朝6時に登山開始！計画では、飯豊(本)山をピストンし、復路の三国小屋で1泊する予定とし、シュラフと食事を荷揚げ！
登り始めから急登続きで、かつ所々道がぬかるみ、中々状態がよくない。1時間強登って右側に眺望が開けると、朝焼けの磐梯山・安達太良山・吾妻連峰が見え、モチベーションup♪。更に進み最初の水場(峰秀水)に着く頃には、青空の下、最初のピーク・三国岳(＆三国小屋)が見え始める！その先のアップダウン激しい稜線まで見え、かつ右手には蔵王連峰、左手には那須連峰も見える！関東甲信越はALL雨予報だったため、Viva東北！と勝利宣言(笑)。
三国峠直下の剣ヶ峰周辺は、本気のガレ場。ここでヘルメットを装着し、復路の剣ヶ峰までヘルメットは付けっぱなしとしました。ガレ場から下ると水場があるようですが、峰秀水で十分に給水したためスルー。三点or二点支持で着実に進むと、程なく三国岳(三国小屋)へ。
三国岳まで上がって初めて、ついに飯豊連峰最高峰の大日岳〜御西岳の稜線が見える！飯豊(本)山方面は、本山小屋は見えたが、飯豊(本)山はまだ見えない！まさにラスボス！この後、しばらく大日岳を左手に見ながらの稜線歩き！アップダウンが多く、今朝まで降り続いた雨で、足元もぬかるんでいるため、慎重に進む。
程なく切合小屋へ。切合小屋でトイレを借り、二度目の給水を。ここでも目前に小ピーク(草履塚)がそびえるため、飯豊(本)山の姿はまだ見えない。草履塚、姥権現と進み、再び本気のガレ場・御秘所へ。慎重に御秘所を越えると、ついに飯豊(本)山の道標が遠巻きに見え始める！
その後本山小屋を越えると、あとは飯豊(本)山までの頂上稜線がクッキリ！小屋から10分ほど、スタートから6時間で、ついに飯豊山頂へ！あいにく、山頂より先(御西岳・大日岳方面)は雲に覆われ、眺望なし。が、頭上は晴れてて、ポカポカ日和。
山頂で休憩していると、大��尾根よりソロハイカーが！彼も朝6時、雨上がりを待ってスタートとのこと。お互い、コースタイムより大分早く登頂したことを称え合う！お互い、泊装備を荷揚げしたが、この時間からなら日帰り下山できるね、と鼓舞し合う。今日から4連休、十分な時間があり、大日岳まで行きたかったけど、今晩〜翌朝にかけて雨予報のため、即日の下山を心に決め、来た道を引き返すことに！
本山小屋でトイレを、切合小屋で水を補給し、一路三国小屋へ。三国小屋到着は15時。本来はここで一泊予定だったが、「今は晴れ！翌朝は雨予報！」という状況のため、小屋の管理人と世間話(小休止)しながら、最終的には日帰りで下山することに。飯豊山塊はとってもデカく、日帰りしちゃうのは本当にもったいないなぁ、と感じました。
剣ヶ峰辺りで小屋を振り返ると、管理人が手を振ってくれていたので、振り返しました。飯豊山をまさかの日帰り、すでにスタートから9時間を越え、足はかなりガクガクだったため、剣ヶ峰周辺の岩場は安全第一、スピードを押さえて着実に下りました。峰秀水で最後の給水をし、後はダラダラと下り一辺倒の林道を、廃人のごとく、ひたすらに何も考えずに下山。最後の1時間、5〜600mの下りが途方もなく長い道のりに感じました。
下山後は、喜多方ラーメンを食し、温泉に浸かり、ここまではいつも通り。元々、今晩は三国小屋泊予定としていたため、明日の登山のことは未計画。近場の磐梯山・安達太良山(いずれも昨秋登頂済)は雨予報で、さてどうしよう、と悩み、念のため未踏の鳥海山の天気予報を見るとALL晴れ！喜多方からの所要時間は4時間。。。一瞬躊躇したものの、好奇心・冒険心が疲労と眠気を凌駕し、急転直下、21時過ぎから山形県を縦断し、鳥海山(登山口は秋田県にかほ市)を目指すことに！ 《続く》
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