紅葉進む日光白根山
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.2km
- 登り
- 732m
- 下り
- 718m
コースタイム
- 山行
- 5:40
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:50
よめちゃん珍しく、長期間の連続休暇9/15〜9/19の5連休、私も1日休暇つけて、9/18までは休めるようにした。しかしお天気がぐずつく!ぐずつく!こういう時に限って、お天気が悪い。んで、粘ってやっと回復しそうな9/18を決行日と決めた。
日光白根は圏央道できたお陰で、3時間あれば行けちゃう。遠そうで結構近いので、前日出発でなく、当日の朝5時発、8時過ぎのロープウェイ始発時間の頃到着を目指すプランとした。
天候 | ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道標も整い登山道がしっかり整備され、歩きやすい行程です。 紅葉は2〜3分ですが、紅葉と言えるぐらいに進んできましたよ! あと季節がら、きのこがいっぱいです。今年は当たり年みたい! キノコ大好き人間には、たまらない季節の訪れです。 |
その他周辺情報 | 鎌田に新たに道の駅尾瀬かたしな(今年7/13オープン)が出来てました。18時まで、新鮮野菜など直売所あります。また道沿いにリンゴ園の直売所多数あり。この時期はおみやげにグッドです。 |
写真
感想
初めての日光白根は思ったよりもずっと自然にあふれた山でしたね。これまでの諸情報からの印象は、とにかく火山のガレガレの山というイメージだっただけど、先入感とは恐ろしい、とんでもない誤解でした。頂上そのものも確かに一面はガレガレの山なんだけど、緑豊かなお山です。森林限界まではすばらしい自然林の樹林帯、特にダケカンバやしらびそなどの針葉樹&広葉樹の混生樹林がいい雰囲気です。下草のカニコウモリの単性群落は見事。またキオンやマルバダケブキ、アザミ類も多く、盛夏には一大お花畑を形成するのでしょうね。また森林限界からもミネザクラや石楠花の群落、コイワカガミの群落も見事。そして草原の花畑とつづき、最後頂上部がガレバになってる。ここは高山植物がいっぱい。コケモモやガンコウラン、クロマメノキの群落、それらの実もたわわについていました。またシナノオトギリやハクサンフウウロ、ミヤマシャジンなども咲き残りが見れました。なんといっても眺望がすばらしい。残念ながら、頂上ではガスガスで視界ゼロでしたが、五色沼へ下るところからは、視界が開け、一望できたのは幸運でした。白根山を含め五色沼を取り囲むように外輪山群の山々は、ほぼ樹林帯で、ダケカンバの美しい林相が印象的です。
五色沼は神秘的なブルーの色合がとても美しい沼ですね。こちら方面に向う人は平日であった事もあってほとんど歩く人がおらず、静かな山旅ができました。そして今回ここの紅葉が思った以上に進んでおり、ミネザクラとダケカンバが主役ですが、淡い色づきの赤・黄色の紅葉がとてもきれいだったので、見直してしまいました。
あと特筆すべきはヒカリゴケがずいぶん見れた事。山全体が溶岩で出来てますから、樹林帯に穴のようなところがいっぱい発見できます。そこを覗けば、必ずどこかで見つけられるはずです。ヒカリゴケは反射なので、光が差し込まないと光って見えません。少し離れ気味にひかりを穴の中に入れて見るのがポイント。黄緑色に光って見える様は一見の価値あり。
最後に反省点。嫁ちゃんが転んで転倒、膝をしこたま打って、大きく皮が剥がれるほどの擦り傷もすねに作って、出血し大変でした。幸いしばらく休んで痛みもなんとかがまんでき、歩けたので幸いでした。少し先の五色沼でしっかり手当てして、なんとか乗り切ることができた。緩い下りの本当になんでもない所で足を躓き、バランスを崩してこけた。直ぐ前を嫁ちゃん歩いていたので、支えようもなかったのでした。
何でもないところが逆に油断して危ないんです。自分も経験があり、ここは大丈夫と気を抜いた時に大概こけて、怪我をする。また今回反省は余り休憩を取らずに、だらだらと歩いてしまった点。しっかり休憩とりながら、すいぶん・エネルギー補給しないといけない。五色沼避難小屋で休憩するか迷ったが五色沼の湖畔で大休止のお昼ご飯を食べようということで、すこし無理して歩き続けた直後だった。
もうひとつは歩くコースを当社白根山往復で計画、しかし五色沼もいいよ、ちょっとだけ長く、標高差も150mぐらい増えるけど、場合によってはこちらをサブルートで加えるのもありかと打診しておいたが、よめちゃん反応、そちらはイカなくていい!と一蹴されていた。しかし実際当日白根山頂で、五色沼まわろうよ!と無理に丸め込んで、こちらのコースに切り替えてしまったのが良くなかった。よめちゃん大分疲れて、もう足が上がらないとぼやいており、体力的に余力が残っていなかったというのも、こけた要因のひとつと考えられる。無理は禁物です。どうしても自分が行きたいもので、引き込んでしまった。しっかり体力見極め、普段からのトレーニングなども鑑み、コース取りしないと遭難してしまいますネエ!今後は事前準備を怠り無く、計画通りの行動を基本にしないといけないです。
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