天城山（天城縦走路を天城峠から）

2018年09月23日(日) [日帰り]

• GPS: 06:39
• 距離: 20.9km
• 登り: 1,817m
• 下り: 1,372m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:09
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:45

9:12 天城峠バス停
9:18 9:24 旧天城トンネル北口園地
9:33 9:35 天城峠
10:04 10:06 向峠
11:25 11:27 八丁池トイレ
11:28 11:34 見晴台
11:41 11:46 八丁池
12:35 12:36 白田峠
13:03 13:04 戸塚峠
13:30 13:32 ヘビブナ
13:37 13:38 小岳
13:44 13:45 片瀬峠
13:56 13:57 万三郎岳下分岐
14:01 14:01 天城山
14:31 14:31 石楠立
14:53 14:57 馬の背
15:11 15:12 万二郎岳
15:49 15:50 四辻
15:57 天城縦走路入口

天候

曇

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き：JR「三島駅」から伊豆箱根鉄道「修善寺駅」まで510円
　　　「修善寺駅」から、東海バスで「天城峠停留所」まで1,090円
帰り：東海バス「天城縦走登山口」から、JR「伊東駅」まで1,000円

コース状況／危険箇所等

登山道は明瞭で、指導標も多々あるため迷うことはないです。
コース状況は、天城峠から万三郎岳下分岐までは問題ありません。
万三郎岳下分岐から四辻までの区間は荒れ気味でした。雨で登山道の土が流されてしまっているところがあり、階段が崩壊したり木の根がむき出しになって段差が50cmくらいになっている場所がかなりありました。危険というほどはないですが、かなり歩きにくかったです。

写真

東海バス「天城峠停留所」を下車。すぐ右に登山口が見えます

登山口から10分くらいで旧天城トンネルに到着。右の建物はトイレ。トイレとトンネルの間に登山道が続いています

トンネルに少しだけ入ってみた。ヒンヤリしてました

九十九折の道をしばらく登る

天城峠到着

天城峠から八丁池まで、上り御幸歩道はこんな雰囲気の道をずっと進みます。平坦で歩きやすいですが、樹林で展望がほとんどないので、木や草を愛でながら進む

たまに坂も

向峠。特に何もなかったのですぐに出発

苔むした木や岩

大見分岐点。ここが「上り御幸歩道」と「水生地歩道」の合流点

森林浴を楽しみます。

苔の生えた岩の間を進む

八丁池手前のトイレ

見晴台にも行ってみました

見晴台です

名前負けしておらず、良い展望でした。たぶん下田方面の海も見えました

八丁池。あいにくの曇り空で寒かったです

少しでしたが紅葉が始まっています。

八丁池から戸塚峠までの間は、平坦で歩きやすく、写真のような風景が延々と続きます

白田峠

シロヨメナと思われます

きのこ

戸塚峠

戸塚峠をすぎると岩交じりの急登です

ロープがありましたが、使わなくても大丈夫でした。あとこの辺り以降ガスが出てきて、ただでさえ乏しかった展望が皆無に

ヘビブナ。すごい曲がりっぷり

小岳到着

片瀬峠

万三郎岳下分岐点。縦走路とシャクナゲコースが合流しました

万三郎岳。展望に優れるという評判は聞かない山ですが、ガスでさらに何も見えないため早々出発にします

トリカブト。ヨメナとトリカブトはたくさん見ました

梯子が。固定が微妙に甘かったのでちょっと躊躇しました

梯子の後には岩場も。

万二郎岳直前の急登。見えている先が万二郎岳かと思って張り切って登ったら違いました。（ここからすぐでしたが）

万二郎岳

四辻

ゴールしました！　おつかれさまでした

装備

個人装備

長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 携帯 時計 タオル ストック コンパス ガイド地図（ブック）

感想

JING3-kei

花はとっくに終わっている、紅葉はまだ先だが本格的に色づく頃は日が短い……
ということで、まだ日もそれなりに長いこの時期に天城山縦走に行ってきました。

八丁池までのコースは、「天城峠停留所」横の登山口から「上り御幸歩道」を使用。
登山口から天城峠までの30分ほどはずっと登りでしたが、そこからは一転アップダウンも少なく軽快に進めました。登山道もさすが百名山というか、よく整備されていて指導標も豊富なので迷うこともないです。
ただ展望については、樹林帯をひたすら行くのでほぼありません。木の隙間からたまに遠くの山が見える程度です。ひたすら森林浴と、足元の草花やら苔やらキノコやらを楽しみにするのみでした。

八丁池までは曇り空ながらも時々日が差していたのですが、八丁池を後にして戸塚峠を過ぎたあたりから、ガスってきてしまいました。加えて万三郎岳のあたりから、前日に雨でも降っていたのか、足元が泥だらけに。
さらに、危険個所の欄にも書きましたが、この辺り以降、道は荒れている箇所が多かったです。雨で土が流れていて、階段は崩壊、木の根の段差がやたらと高く、足元はとにかく難儀でした。

あと、公共交通機関利用で天城峠を起点に縦走をする場合、バスの時間が時間がかなりタイトです。
修善寺駅発の天城峠に行くバスの、始発に乗っても登山口につくのが9時前後。天城高原ゴルフ場の伊東駅行きバスの時刻が4時10分と5時40分。地元観光協会によるコースタイムが7時間30分なので4時10分に間に合わせようとすると余裕がまるでありません。実際今回余裕はなかった。万二郎岳から駆け足で下り、四辻当たりで走りました。ガスって展望が皆無だったのは、景色を眺めて時間を使わなかったという点で、今回不幸中の幸いだったかもしれません。

終盤は、展望なし、足元悪し、時間なしで修行のようになりました。もともと花や紅葉は季節が違うし、展望が乏しい情報も仕入れてはいましたが、それでも無いよりは有ったほうがいいと思うのが人情……。
そんな感じだったせいか、ゴールした時のようやく終わった達成感は強かったです。一応、ガスってなかった八丁池までの前半部分は楽しめました。八丁池も開放感があり、気持ちのいい場所です。
天城山縦走は経験できたので、今度はゴルフ場からの周回コースで、春の花の季節にのんびり来ようと思います。