初日の出を求めて雲取山・七つ石山(恐怖の夜歩き)


- GPS
- --:--
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,495m
- 下り
- 1,494m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆雪はほとんどなく、アイゼンは使用しませんでした。 巻き道や陰のところは雪とアイスバーンが多いため、不安な方は使用した方がいいと思います。実際装着している人も結構いました。 アイスバーンはそれと分かれば避ければいいのですが、時々土がかぶってアイスバーンと気付かないものもあり、何度かそれで滑りました。 下りは気をつけましょう。 ◆温泉は丹波山ののめこい湯へ。600円。 お正月ということで福引をやっており、丹波山村カレンダーをもらいまいした。 |
写真
感想
年末の鬼のような多忙な中、崩壊しそうになる自我を支えてくれたのは「今年は山の中で初日の出を迎える」という思いでした。
今まで生きてきて一度も初日の出や初詣に気を使ったことはなく(人混みが苦手だし面倒くさいから)、泊まりの山行中でもご来光は「見れたらいいや」というスタンスでしたが、ここにきて突然初日の出に思いを託したくなったのです。
少しは成長したのか、なんなのか。
泊まりは無理っぽいので日帰りで。
初のナイトハイクというのも楽しみでした。
でも少し怖いので友人を誘ってみたけれどあっさりフラれ、仕方なく単独で。
小袖乗越を3時に出発したかったのだけれど、なんやかんやで4時に出発。
ナイトハイクって、真っーーー暗です。当然ですが。
山の中って真っーーー暗です。当然ですが。
テント場周辺とか、稜線上の暗闇とは違う、森の中の真っ暗闇。
濃いーーー真っ暗。粘っこーーい真っ暗。
めちゃくちゃビビりました。めちゃくちゃテンパリました。
忘れ物をして何度も車に戻るし、歩きながらストックをバラバラにしちゃうし。
唯一の救いは標識が多いこと。タバスキーには救われた〜。。。
でも森の中は怖い。特に植林帯は真っ暗で格別に怖い。
後ろを振り向くと変な妖怪がヒタヒタと追いかけてきてそうで、後ろは振り向けません。
とにかく前だけを見て進む。できるなら左右も向きたくない。
堂所を過ぎたあたりで、突然山の中から「ガサガサ!ガサガサガサッ!!」と物音がして、とっさに熊だと思った私は熊スズをジリジリ鳴らしまくって「ウヌオオオ〜!!」と雄たけびを上げながら猛ダッシュ。
物音がしなくなったので森の中にヘッドランプを照らしてみるとキラーンと光る小さなお目め。たぶんかわいらしい小動物の類です。
冷静になってみれば「ガサガサ」の音も小さかったし。
あまりの自分のへっぴり腰に声を上げて笑ってしまいました。でも怖かった〜。
七つ石山に着くころには空も白けてきてだんだんを明るくなってきます。
けど石尾根に着いたとたん猛烈に寒い!!
奥多摩最後のコンビニで手袋とネックウォーマーを忘れたことに気づいて購入していなければ手と首がもげていたでしょう。
無事に初日の出を拝め、雲取山に向かうと、雲取山方面からどんどん登山者がやってきます。
ここで少し葛藤します。
「こんにちは」や「おはようございます」の挨拶はもちろんするけど、今日は元旦。「おめでとうございます」も言った方が良いのか否か。
迷ったあげく、小心者の自分は「おはようございます」で攻めようと。無難に。
奥多摩小屋あたりで結構人が増えてくると、「おめでとうございます!!」と屈託のない笑顔で言ってきてくれる人もおり、とても清々しい気分になります。
元旦登山もいいですね。知らない人と新年を祝うなんて、すばらしいです。
「おめでとうございます!!」と変に意識せず明るくサラッと言える人に憧れます。そんな人間に私はなりたい。
昨年の12月は前半に2日休んだだけで30日までぶっ通しで働き、31日も大掃除やら何やらで忙しく、どこまで歩けるのか不安だったけど、一通り歩けてよかったです。天気も良かったし。
ナイトハイクも文句ばっかでしたが、魅力も感じました。真っ暗な森の中でヘッドランプを消してみると木々の梢の間から満点の星空が見えたり、歩くのをやめるとシ――――ンと静まり返った森の中に沈み込んでいってしまうような快感があったり。また夜歩きしたいなと思います。でも一人じゃキツイな。。。
まだまだ行きたい山がたくさんあるので、今年もたくさん歩けますように。
momomappuさんはじめまして。
ナイトハイクは本当に怖いですよね。
昨年何度かやりましたが、何やってるんだろうと思って
しまいます。
でも今年の目標はたくさんナイトハイクやることです
kurihさんはじめまして。
コメントありがとうございます!
ナイトハイク、なめてました。ホントに怖かったです
何やってるんだろう、という感覚すごくわかる気がします。
僕は歩いていて、自分は今どこにいて何をしているんだろう、とヘンテコな感じに何度か陥りました。
あとけっこう疲れますね。神経がすり減るというかなんというか。。。
ナイトハイクなレコを期待してます!
僕もナイトハイクの妙な魅力を知ってしまったので、また挑戦したいと思います
お互い妖怪には合いませぬように。。。
momomappuさん、始めまして。
ナイトハイク、自分もよくやります。
一人だと、本当に怖いですよね。
この前も、早朝に歩いていると後ろにライトが見え、マイナールートなのに珍しいなと思って、待っていたのですが、誰も追いついて来なくて思わず走って逃げてしまいました。
特に初めて行く山だと、ナイトハイクにしたことをいつも後悔します。
でも、昼頃に下山すると、午後の時間を有効に使えて、なんか得した気分になり、ついつい繰り返してしまいます。
これからもナイトハイク楽しんで下さいね!!
yaimatsuさんはじめまして。
コメントありがとうございます!
ライトが見えたのに誰も来ないってメチャクチャ怖いじゃないですか
想像しただけで全身鳥肌です。。。
確かに昼前に山行を終えるとなんだか得した気分になりますね。温泉は空いてるし、帰りも心に余裕がもてますし。
でも、初めての山でナイトハイクを決行なさるとはすごいですね
怖くて僕はできないですよ。
お互い今年も存分に山を楽しみましょう!!
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