☆八ヶ岳 年末年始は赤岳へ☆(とんでもない失態あり)!


- GPS
- 29:00
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 1,458m
コースタイム
7:00美濃戸口-8:00美濃戸山荘-10:15行者小屋10:30-12:15地蔵の頭-12:30赤岳天望荘(受付)-13:15赤岳頂上(しばし天望満喫)-赤岳天望荘(泊)
1/1
8:00赤岳天望荘-9:00中山展望台-赤岳鉱泉でクライミング見学-11:15美濃戸山荘-12:00美濃戸口(八ヶ岳山荘)
天候 | 12/31 晴れ 1/1 晴れ 稜線風強し 午後は曇りがち |
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過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
(待合室は開いていません) またはタクシー(予約したほうが無難)で美濃戸口まで深夜割増で約6200円前後 車の場合、この時期だったら美濃戸口までは普通車(スタッドレス)でOK その上は路面凍結し、一般車でも入っている方はいましたが底を擦る可能性あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは茅野駅、美濃戸口にあり トイレは各小屋チップ制 美濃戸口から行者小屋、赤岳鉱泉から美濃戸口まではアイゼンなし 但し凍結している箇所があるので特に下りは注意 行者小屋、赤岳鉱泉から上はアイゼン、ピッケル(万一のため)必要 特に危険箇所はありませんが各尾根から上は所々注意が必要 この時期の南八ヶ岳は初めてだが他の方の報告、ガイドブックなどから見ても 相当雪は少ない とは言っても厳冬期の冬山、マイナス10度以下の世界です (それでも個人的には楽しめた) |
写真
感想
昨年11月のオフ会で「年末年始は何処かの山小屋で過ごそうか」という話が出て燕岳」か「八ヶ岳」かずっと思案していたが
燕岳は宮城野ゲートから中房温泉まで12キロの林道歩きでバテると判断し雪が少ないと言われててはいたが八ヶ岳に行くことに決定!
仲間のケンさんと新宿駅発「ムーンライト」で待ち合わせをし茅野駅から予約していた
タクシーで美濃戸口の八ヶ岳山荘まで入り、仮眠室(2000円)で休み7時に出発しました。
汗をかくととんでもないことになるのでゆっくり歩いて美濃戸山荘へ、そこから行者小屋までアイゼンなしで歩きました。
途中の沢は完全に凍結し、滑りそうなところもあったが特に危険な箇所も無く行者小屋に到着。
ここで完全冬山装備を身に付け、地蔵尾根か分三郎尾根か迷ったんですが
時間的に短いほうを登り、翌日はもう一方の尾根を下ることにし地蔵尾根から登りました。
(地図の違いで赤岳山頂であれば文三郎尾根のほうが早かったよう)
汗をかかないよう、また膝痛が再発するといけないのでゆっくり歩きまずは赤岳天望荘を目指しました。
稜線に出るまでは快晴ほぼ無風状態で振り返れば北アルプスが一望できました。
ただ、途中の階段もまだ出ているため、アイゼンの引っ掛けに注意が必要です。
目出し帽を鼻までかぶると、息を下に吐いてもサングラスが曇り少し難儀しましたが無事天望荘に到着。
先に受付だけ済ませようと予約していることを伝えるが2名なのに1名と勘違いされ
それが幸いしたか個室に誘導され、ラッキーでした!
赤岳頂上までは岩、氷、雪が入り混じり、注意すれば問題はないがちょっと緊張する場所もありました。
山頂には数名の先客者がいたがお互い写真を撮り合い、360度の天望を堪能した。
ただ、皆口々にこれほど雪の少ない八ヶ岳は初めてという声が多かったです。
天望荘に戻り荷物を整理した後はこたつに入って夕食の時間までテレビを見たり談笑して過ごしました。
隣では夜の年越し準備のため、生ハムを切って盛り付けていました。
同じ山仲間が「八ヶ岳に行く」と言っていたので何処かに居るかな〜なんて話をしていたら
「北アルプス行ったんじゃないの〜」の声。
まさか居るとは思わなかった反面、やはり登っていたかと思った!(どっちだ!)
夕食は受付で渡されたプラスチックのカップの色によって決まっており、我々は2回目の17時15分から。(4回転まであったような)
噂通りのバイキングであり自分の好きなもの、量をチョイスできるのが嬉しいですね。
その後は一旦部屋に戻り翌日のルートを検討。
天気が良ければ横岳から硫黄岳へ縦走し、赤岳鉱泉から下山。
悪ければ山頂から分三郎尾根から行者小屋へ下山としました。
19時からは恒例のジャンケン大会の始まり。
生ハム、チーズ、ワイン、焼酎、日本酒?が食べ放題飲み放題。最後は年越しそばで締め。
ジャンケンは年齢別、性別、全員と数回行われ、まさか勝つとは思わなかったが年齢別でTシャツが当たった!!
景品はTシャツ、帽子、有名メーカーのザックやパーカー、毎日旅行の往復バスチケット
更には天望荘無料宿泊券など豪華。
当たらなかった人も山荘オリジナル袋かバッチをもらうことが出来たようです。
熱く盛り上がり中には2回も当たった人、毎年当たってる人など様々。
(個人的には無料宿泊券が欲しかったな〜)
21時過ぎに部屋へ戻り荷物を整理していたとき、アウターのグローブが無いことに気づき
受付に問い合わせるが落し物はないとのこと。
薄手のフリースと安物の中厚手は持っていたが2枚重ねてもマイナス10度以下の中ではキツイ。
きついところではなく、下手をすると凍傷になってしまう。
翌日もう一度探すことにして早々と(と言っても普通の消灯時間はとっくに過ぎている)就寝。
夜中1時頃、風の音で目が覚め、その後朝まで強風の音がしてあまり熟睡は出来なかったです。
朝食は6時からなので早めに食堂へ行き、夕食同様バイキングをいただきました。
正月らしく雑煮、かまぼこ、伊達巻、かずのこ、栗も出ました。
その後はご来光を見るため小屋の裏手に回って待機するが下から吹き上げる風が冷たく、とにかく指先がしびれてくる。
はっきりしないご来光を写真に収め出発の準備をするがやはり手袋はなかった。
今となっては何処で落としたか分からないです。
(前日山頂から小屋入口まではしていたのでアイゼンを外したとき落としたか)
何とか持ち合わせで済まそうかと思ったが、小屋の主人に相談したところ、薄手の手袋を頂戴することができました。
これには大変有難かったですね。
いずれ新しいのを持って再訪することを自ら誓いました。
外は相変わらず風が強く、縦走しようかケンさんと話したが、帰りのバスの時間を気にして
事故に会ったら取り返しがつかないということでそのまま3人で地蔵尾根を下りることにしました。
地蔵尾根を少し下がったところでは全く風はなく「もう少し待てば」、「手袋があれば」縦走できたかと悔やんだが
結果論を言っても仕方ないっす。
早く帰ってもと思い、行者小屋から中山展望台へ寄り道。
他のお姉さまグループにチョコレートをいただきました。
(有難うございました)
赤岳鉱泉へ回りアイスキャンディーを拝見していると上空は曇って寒くなってきました。
その後美濃戸小屋まで下山。
この道は昨年の夏、同じく仲間と天気が悪い中歩いた道だが、雪があると全く表情が違っていました。
12時に八ヶ岳小屋に到着し、風呂でさっぱりして今回の雪山を無事終えることが出来ました。
13時20分発のバスは満席。
途中振り返ると山頂は雲に覆われ風も強そうな感じであり、縦走敗退して良かったと思いました。
今度は無くさない方法を考えようと思いながら茅野駅から各駅に乗えいました。
同行したケンさんには物足りない登山となってしまったと思い申し訳なかったが、雪のお陰で膝痛もなく、天気も申し分なく
何よりよき仲間と楽しく無事に年末年始を過ごすことができました。
もう少し腕(足?)を磨き、経験を踏んだら縦走しようと思います。
さて、熱が冷めないうちに今度は何処に行こうかな。
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