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Yamareco

記録ID: 1594692
全員に公開
アルパインクライミング
剱・立山

剱岳源次郎尾根1泊2日

2018年09月22日(土) 〜 2018年09月23日(日)
 - 拍手
moco その他1人
GPS
32:00
距離
16.2km
登り
2,069m
下り
2,097m

コースタイム

1日目
山行
2:00
休憩
0:00
合計
2:00
12:00
120
スタート地点
14:00
14:00
0
2日目
山行
10:40
休憩
1:15
合計
11:55
4:30
4:30
250
8:40
9:00
165
11:45
12:30
45
13:15
13:25
120
15:25
ゴール地点
どうしても1泊2日で下山しなくてはならず、アタックの朝は2時10分起床、3時半発という早朝スタートでした。結果的にはアルペンルートの最終を待たず、余裕をもって到着できました。
天候 曇り→晴天
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢の無料駐車場に止めてアルペンルート使用。あの乗り換え回数は何とかなりませんかね。。。
本当はダム→ハシゴ谷→真砂沢ロッジを考えていましたが、雨天のため中止。
コース状況/
危険箇所等
室堂→剣沢キャンプ場 : 紅葉が始まっていてきれいでした。

剣沢→源次郎取りつき : 雪渓は歩かず、夏道を使用。特に難しい箇所はなし。アイゼンは持っていきましたが不要でした。

取りつき→1峰下部 : 最初は草地にトレースがあるのでわかりやすいです。序盤はかなりの急登で、一手だけホールドの乏しい、厳しい登攀の箇所などもあります。
(ハーケン打ってあるので助けてもらいました)正直稜線上より、下部の方が大変でした。
また、人は入っているのでトレースはありますが、ところどころわかりにくいところもあるので、実は違った、という事を2度ほどしました。戻って別のそれっぽいところを行くとトレースが続いている、という感じでした。ルンゼの終点近くになると大分開けてきて、わかりやすくなります。

1峰上部→1峰頂上 : 上部は開けており気持ち良い登攀ができます。この辺から先はもう道なりです。
1峰→2峰 : 1峰まで着くと2峰は目の前です。1時間くらい見込んでいましたが、3,40分でした。特に難所もなし。2峰の懸垂下降は他の記録もあるように50m一本でも最下点より少し高いテラスまで降りられます。そこからはクライムダウンできるので、50mで十分だと思いました。支点も頑丈なものがあるので安心です。(これ、バリエーションですよねw)

2峰→本峰 : ザレていますが特に難所はありません。2峰の少し先の岩壁は右に巻きます。2峰降りたところからは、本峰が遠いと思っていましたが、1時間ほどで着きました。

結果的に平蔵谷のとりつき点からは4時間ちょっとで山頂でした。スムーズで快適なクライミングでした。下部の短い難所やルーファイの感じからすると、北鎌尾根よりは難易度は上だと思います。(相方は前穂北尾根より嫌らしいと言っていました)
ただ、上部主稜線に出てしまうと、簡単な稜線歩き程度です。上の方はあっけなかった感じですね。
その他周辺情報 大町温泉、薬師の湯に毎回行きます。
予約できる山小屋
扇沢は小ぶりの雨でした。
2018年05月29日 09:43撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/29 9:43
扇沢は小ぶりの雨でした。
ダムもこの通り
2018年05月29日 10:24撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/29 10:24
ダムもこの通り
あれ、晴れてきたぞ
2018年05月29日 11:17撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/29 11:17
あれ、晴れてきたぞ
室堂についた時点で快晴になりました。
2018年05月29日 11:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/29 11:48
室堂についた時点で快晴になりました。
紅葉綺麗です。
劔御前から剱岳
2018年05月29日 14:01撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/29 14:01
劔御前から剱岳
2018年05月29日 14:01撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/29 14:01
マイハウス(ツエルト)
2018年05月29日 15:24撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
2
5/29 15:24
マイハウス(ツエルト)
2日目は3時半発、4時半に取りつきました
2018年05月30日 05:04撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 5:04
2日目は3時半発、4時半に取りつきました
明るくなってきた。北側の支稜
2018年05月30日 05:28撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 5:28
明るくなってきた。北側の支稜
夜が明けてきて紅葉の中1峰を目指します。
夜が明けてきて紅葉の中1峰を目指します。
真砂沢ロッジ方面
2018年05月30日 05:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 5:29
真砂沢ロッジ方面
劔沢方面
2018年05月30日 05:38撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/30 5:38
劔沢方面
この辺は気持ち良いクライミング
この辺は気持ち良いクライミング
朝日に照らされて影で遊ぶ
2018年05月30日 06:34撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 6:34
朝日に照らされて影で遊ぶ
一峰より本峰を望む
2018年05月30日 06:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/30 6:49
一峰より本峰を望む
八峰もすごいとこ
2018年05月30日 06:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/30 6:49
八峰もすごいとこ
二峰に登りながら
2018年05月30日 07:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 7:11
二峰に登りながら
2峰から本峰。撮ってもらいました。
2峰から本峰。撮ってもらいました。
懸垂下降ポイント
2018年05月30日 07:30撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/30 7:30
懸垂下降ポイント
支点です。
2018年05月30日 07:30撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/30 7:30
支点です。
50m1本でも途中のテラスまで降りられます。
2018年05月30日 07:43撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/30 7:43
50m1本でも途中のテラスまで降りられます。
相方
2018年05月30日 07:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/30 7:44
相方
あとは山頂まで登るのみ
2018年05月30日 08:13撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 8:13
あとは山頂まで登るのみ
山頂までが長い。。。
2018年05月30日 08:40撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 8:40
山頂までが長い。。。
登頂して源次郎を振り返る
2018年05月30日 08:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 8:48
登頂して源次郎を振り返る
下りの渋滞の為、早々に下山
2018年05月30日 09:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 9:48
下りの渋滞の為、早々に下山
途中でバテながらもテント場まで帰る。デポしてある荷物を回収。
2018年05月30日 11:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
5/30 11:49
途中でバテながらもテント場まで帰る。デポしてある荷物を回収。
さよなら剱岳
2018年05月30日 13:18撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
1
5/30 13:18
さよなら剱岳
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ 長袖インナー ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 コッヘル ライター 地図(地形図) トポ コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ シェラフ ロープ(8.1mmx50m) ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ スリング
備考 シュラフは不要でした。(そんなに寒くなかった)、アイゼンも不要でした(使用せず)

感想

昨年7月にチャレンジするも、雨で敗退となっていた源次郎尾根。無事にリベンジすることができました。北方稜線などは行っていたが、本格的なアルパインルートを自分より経験のある人無しで行くのは初なので、引き締まる思いでした。天気も良く、非常に充実した山行となりました。
しかし、北方稜線の時も感じましたが、山頂に着いたとたん激混みなのは少しモチベーション下がります。

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