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Yamareco

記録ID: 1598534
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢

丹沢山(菩薩峠から往復)

2015年05月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:41
距離
18.6km
登り
1,639m
下り
1,633m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:06
休憩
1:30
合計
9:36
6:12
62
7:14
7:17
15
7:32
7:37
7
7:44
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22
8:06
8:09
0
8:09
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21
8:30
8:37
18
8:55
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10
9:05
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12
9:17
9:19
1
9:20
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12
9:32
9:33
2
9:35
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23
9:58
10:07
1
10:08
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24
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12
10:44
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3
10:47
10:48
15
11:03
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4
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11:33
0
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11:48
0
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11:50
13
12:03
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23
12:39
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12:42
12:45
0
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1
12:46
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19
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1
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8
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13:31
7
13:38
13:39
14
13:53
13:57
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14:13
14:16
2
14:18
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25
14:43
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9
14:52
14:53
11
15:04
15:05
41
15:46
15:47
1
15:48
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山口までは舗装路ながら長いワインディングが続く。近年、自転車で走りに来る人が多くなったそうで接触事故に注意したい。トイレはヤビツ峠にある。自家用車の場合、その奥の菩薩峠駐車場まで行ってしまったほうが良いがトイレが無いのでヤビツ峠で済ませておこう。
コース状況/
危険箇所等
全体的によく整備されているが塔ノ岳手前の鎖場が若干難所。人が多い時は前後で渋滞が発生することがある。
午前6時、菩薩峠駐車場をスタート。
午前6時、菩薩峠駐車場をスタート。
まずは作業用林道(車両通行止め)を通り登山道を目指す。
まずは作業用林道(車両通行止め)を通り登山道を目指す。
林道を700mほど進むと、登山道との合流点に行き当たった。そこには写真のようなビニール袋が大量に置いてあった。これは登山道補修用の資材が入った物で余裕のある登山者に担ぎ上げの協力をお願いしていた。
林道を700mほど進むと、登山道との合流点に行き当たった。そこには写真のようなビニール袋が大量に置いてあった。これは登山道補修用の資材が入った物で余裕のある登山者に担ぎ上げの協力をお願いしていた。
余裕があるかどうははわからないが、途中まで持って行けば良いようなので一個ずつ持って登ることにした。
余裕があるかどうははわからないが、途中まで持って行けば良いようなので一個ずつ持って登ることにした。
しばらく歩くと同じような資材袋がたくさん置いてあった。とくに深く考えず先ほどの袋をここに置いた。
しばらく歩くと同じような資材袋がたくさん置いてあった。とくに深く考えず先ほどの袋をここに置いた。
道はとてもよく整備されている。
道はとてもよく整備されている。
最初のピーク、二ノ塔までやってきたのだが、資材袋の置き場所が設置してあった。ここまで運んで来なきゃならんかったのか?
じゃあ、さっきの資材置き場はいったい…。
最初のピーク、二ノ塔までやってきたのだが、資材袋の置き場所が設置してあった。ここまで運んで来なきゃならんかったのか?
じゃあ、さっきの資材置き場はいったい…。
二ノ塔で初めて周囲の眺望が得られる。
二ノ塔で初めて周囲の眺望が得られる。
幸い、我々がこれから進む方向には雲はかかっていないようだ。
幸い、我々がこれから進む方向には雲はかかっていないようだ。
丹沢の表尾根コースはアップダウンが多いコースだ。目指す丹沢山までは7ないし8の小ピークが連なる。ということは同じだけ鞍部があり、登り返しが発生することになる。
丹沢の表尾根コースはアップダウンが多いコースだ。目指す丹沢山までは7ないし8の小ピークが連なる。ということは同じだけ鞍部があり、登り返しが発生することになる。
二つ目のピーク、三ノ塔に到着。三ノ塔には無人の避難小屋があり、周囲は広く開けている。
二つ目のピーク、三ノ塔に到着。三ノ塔には無人の避難小屋があり、周囲は広く開けている。
眺望が良いだけに気が遠くなる風景だ。我々はこれから、ここから見える長大な尾根筋を歩いていかなければならないのだ。しかも、目指す丹沢山は実はここからは見えていない。正面の一番高いピーク、塔ノ岳のさらに奥になる。
眺望が良いだけに気が遠くなる風景だ。我々はこれから、ここから見える長大な尾根筋を歩いていかなければならないのだ。しかも、目指す丹沢山は実はここからは見えていない。正面の一番高いピーク、塔ノ岳のさらに奥になる。
路傍にはお地蔵様が立っており、表尾根コースを見つめている。
路傍にはお地蔵様が立っており、表尾根コースを見つめている。
ちょっと足がすくむような下り道。傾斜が急な上に足元は悪く、油断すると滑落しかねない。浮き石と脆い土という組み合わせは、なかなかに凶悪だ。
ちょっと足がすくむような下り道。傾斜が急な上に足元は悪く、油断すると滑落しかねない。浮き石と脆い土という組み合わせは、なかなかに凶悪だ。
登り返して鳥尾山に到着。ここには三角屋根がかわいい鳥尾山荘が建っている。
登り返して鳥尾山に到着。ここには三角屋根がかわいい鳥尾山荘が建っている。
まだまだ先は遠い。このままガスってしまうのだろうか…。
まだまだ先は遠い。このままガスってしまうのだろうか…。
まだ数や種類は少ないが、ときおり花が姿を見せる。眺望が無い時の心の慰めである。
まだ数や種類は少ないが、ときおり花が姿を見せる。眺望が無い時の心の慰めである。
行者ヶ岳手前にある鎖場がこのコースの核心部だろう。
行者ヶ岳手前にある鎖場がこのコースの核心部だろう。
鎖場を通過しても気を抜いてはいけない。直後に深い岩の亀裂があるのだ。
鎖場を通過しても気を抜いてはいけない。直後に深い岩の亀裂があるのだ。
続いて何度目かの登り返しとなるが、ここは山腹が激しく崩壊している。
続いて何度目かの登り返しとなるが、ここは山腹が激しく崩壊している。
最も危うい場所には、このように大規模な橋がかけられている。ちょっとした衝撃ですぐに落石が発生するので通行には注意を要する。
最も危うい場所には、このように大規模な橋がかけられている。ちょっとした衝撃ですぐに落石が発生するので通行には注意を要する。
核心部を突破し行者ヶ岳を通過すると、道は徐々に穏やかになっていく。塔ノ岳がだいぶ近くに見えてきた。
核心部を突破し行者ヶ岳を通過すると、道は徐々に穏やかになっていく。塔ノ岳がだいぶ近くに見えてきた。
新大日のピークに到着。ここには茶屋の建物があるが、現在は営業されていないようだ。
新大日のピークに到着。ここには茶屋の建物があるが、現在は営業されていないようだ。
ツートンが立て続けに花を見つけ写真を撮り始めた。
ツートンが立て続けに花を見つけ写真を撮り始めた。
初めて見る花もあったとかでご満悦である。
初めて見る花もあったとかでご満悦である。
新大日と塔ノ岳の中間点、木ノ又小屋に到着。軒下の「氷」の文字に、思わずのどが鳴る。季節はずれの暑さで水分の消耗が激しい。
新大日と塔ノ岳の中間点、木ノ又小屋に到着。軒下の「氷」の文字に、思わずのどが鳴る。季節はずれの暑さで水分の消耗が激しい。
稜線につけられていた登山道が崩壊し、脇の斜面に迂回路が造られていた。表尾根コースでは至る所に崩壊地がある。
稜線につけられていた登山道が崩壊し、脇の斜面に迂回路が造られていた。表尾根コースでは至る所に崩壊地がある。
やっと塔ノ岳を射程内に納めた。登山開始からすぐに見えていた場所だが、たどり着くには長い道のりだった…。
やっと塔ノ岳を射程内に納めた。登山開始からすぐに見えていた場所だが、たどり着くには長い道のりだった…。
やっと塔ノ岳を射程内に納めた。登山開始からすぐに見えていた場所だが、たどり着くには長い道のりだった…。
やっと塔ノ岳を射程内に納めた。登山開始からすぐに見えていた場所だが、たどり着くには長い道のりだった…。
塔ノ岳山頂に到着!
塔ノ岳山頂に到着!
残念、富士山は雲の中だった。南アルプスはかろうじて見えている…のか?
残念、富士山は雲の中だった。南アルプスはかろうじて見えている…のか?
塔ノ岳山頂にて記念写真。
塔ノ岳山頂にて記念写真。
塔ノ岳の山頂には尊仏山荘という山小屋が建っている。
塔ノ岳の山頂には尊仏山荘という山小屋が建っている。
せっかく来たのだしやはり丹沢山には行っておかねばなるまい。
ここまででけっこう疲労してはいたが、もう少し頑張ろう。…と思って歩き出したのだが…遠いなぁ…。
せっかく来たのだしやはり丹沢山には行っておかねばなるまい。
ここまででけっこう疲労してはいたが、もう少し頑張ろう。…と思って歩き出したのだが…遠いなぁ…。
救いは登山道が比較的フラットなことか。
救いは登山道が比較的フラットなことか。
周りを歩いていた登山者達から「あっ!」という声があがる。何事かと思って視線を追うと富士山が顔を出していた。
周りを歩いていた登山者達から「あっ!」という声があがる。何事かと思って視線を追うと富士山が顔を出していた。
まだまだ先は長い。高低差こそ少ないものの、ダラダラと距離がある。
まだまだ先は長い。高低差こそ少ないものの、ダラダラと距離がある。
街や海が見えていた塔ノ岳までとは違い下界の景色は深い谷と樹林帯になった。丹沢の奥深くまで踏み込んできた…という感じがする。
街や海が見えていた塔ノ岳までとは違い下界の景色は深い谷と樹林帯になった。丹沢の奥深くまで踏み込んできた…という感じがする。
ようやく目的地の丹沢山山頂に到着した。
ようやく目的地の丹沢山山頂に到着した。
ミニツートンも誇らしげ。
ミニツートンも誇らしげ。
登ったからには下りねばならない。下る一方ならいいのだが、何度も何度も登り返しがある。まずは塔ノ岳への登り返しでしぼられる。
登ったからには下りねばならない。下る一方ならいいのだが、何度も何度も登り返しがある。まずは塔ノ岳への登り返しでしぼられる。
ひぃひぃ言いながら登り返すと、さっきは雲に邪魔されて見えなかった海や伊豆半島などが見えていた。
ひぃひぃ言いながら登り返すと、さっきは雲に邪魔されて見えなかった海や伊豆半島などが見えていた。
あれ、天城山かな? 明日登る山だが、まずは丹沢から下山しないことには話にならない。
あれ、天城山かな? 明日登る山だが、まずは丹沢から下山しないことには話にならない。
これからたどる道のりの長さが手に取るようにわかる風景。長さだけでなくアップダウンの多さも…ね。
これからたどる道のりの長さが手に取るようにわかる風景。長さだけでなくアップダウンの多さも…ね。
分かってはいた事だが、やはりこのビジュアルは強烈だ。三ノ塔への登り返しだが、ぱっと見、登山道がどこにあるか判別しがたい。あるのは崩壊した急斜面だけ…という感じだが、まさしくその崩壊斜面に登山道がある。
分かってはいた事だが、やはりこのビジュアルは強烈だ。三ノ塔への登り返しだが、ぱっと見、登山道がどこにあるか判別しがたい。あるのは崩壊した急斜面だけ…という感じだが、まさしくその崩壊斜面に登山道がある。
ここまで来ると急に街の喧噪が届いてくるようになった。煩わしくもあるが、無事に帰って来れた証でもあり…。
ここまで来ると急に街の喧噪が届いてくるようになった。煩わしくもあるが、無事に帰って来れた証でもあり…。
無事に林道出会いまで下りてきた。久々に「やられた」ポーズの写真を撮られてしまった。丹沢は手強かった。
無事に林道出会いまで下りてきた。久々に「やられた」ポーズの写真を撮られてしまった。丹沢は手強かった。

感想

今回たどった表尾根コースは変化に富んだ面白いコースであった。
しかし距離が長くアップダウンが多いので積もり積もった累積標高差もけっこうなモノになる。
体力と気力が必要なルートだというのが正直な感想である。
終わってみれば楽しく歩き甲斐があったと思うけど途中は何回か心が折れかけましたわ(笑

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無雪期ピークハント/縦走 丹沢 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5
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塔ノ岳周回ルート 三ノ塔尾根からあがって主脈を堪能、バカ尾根下り
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス、 タクシー
技術レベル
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体力レベル
3/5

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