秋田県大館市:長内林道(836mピーク断念)〜長内林道伐採場跡、弥助熊野神社、糸柄沢林道(836mピーク断念)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 595m
- 下り
- 582m
コースタイム
07:20大館市街地出発
07:50西館左折〜笹館左折
07:58羽立分岐直進
08:04未舗装路手前分岐右折〜五日市集落で左折→右折
08:15三嶽山神社第1鳥居の分岐より長内林道へ入る
08:46殿仮戸林道分岐を右折し渡渉
08:53伐採場脇に駐輪し、橋で沢の左岸に出る
09:10橋で沢の右岸に〜砂防ダム通過
09:15「餌釣林道」標識
09:21薮道を引き返す〜渡渉して別の道探し
09:45諦めて谷間から引き返す
(長内林道伐採場)
10:02殿仮戸林道分岐手前から伐採場に登る
10:16小ピークで休憩
10:41下山
10:59自転車回収
(弥助熊野神社)
11:26三嶽山神社第1鳥居分岐から西へ上って下る
11:33溜め池通過
11:38鳥居を見付けて登ってみる
11:41「熊野神社」社
11:45自転車回収
(糸柄沢林道)
11:47弥助T字路左折
11:50未舗装路へ
12:01板割沢林道分岐通過
12:10糸柄沢林道分岐を登る
12:32小滝で水浴び
13:13薮化した分岐道発見
13:15糸柄沢林道終点
13:50下山
14:13糸柄沢林道を抜ける
14:22弥助T字路分岐は直進
14:47「ハチ公荘」
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
今回の目的は半ば前回( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1601762.html )の続きで、836mピークへの登山道探し。先ずは大町の通りをひたすら南下して扇田の街を直進。突き当たりの西館のT字路で左折して県道111号線を南下。笹館のY字分岐で左折し、羽立の分岐は見送って左に直進。2車線の農免農道(舗装車道)を進み、先が未舗装路へと変わる交差点で右折し五日市集落へ。そこから直ぐ左折→右折で南西方向へ進み、五日市神社の見える十字路は直進。長内沢川を渡って養鶏場脇を過ぎると、三嶽山神社第1鳥居の建つ変則的な五叉路に出る。左端の未舗装車道が長内林道。 (弥助熊野神社) 長内林道の伐採場を下り、長内林道を戻って、林道入り口の分岐を今度は西(鳥居正面に向かって直ぐ右の舗装車道)へ進む。上り坂の次に下り坂。やがて右手に300m程度の大きさの溜め池が見えて来るが、それ程大した光景は無い。その先は田んぼが多くなって来るが、やがて左手の森の少し上の方に、やけに立派な注連縄の張ってある鳥居を見付けたので寄り道する。 (糸柄沢林道) 熊野神社から元の道に戻って西進し、弥助集落に出る。T字路を左折し南西方向へ。地図で確認すると、ここはまだ県道111号線に分類されるらしいのだが、この先は舗装路と未舗装路のチャンポン。仮設道路の工事を行っているらしく、それと関係が有るのかどうか、軽トラックで2〜3人が道端で何かしていた。「板割沢林道」の標識を通過して南東方向へ進んでいると、やがて左手に「糸柄沢(おがらざわ)林道」分岐が。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(長内林道) 暫く未舗装車道を直進。傾斜は緩やかなので砂利道であることを我慢すれば自転車でも大丈夫。殿仮戸林道(地理院地図には未掲載)との分岐点は右の道へ進み、コンクリート製の渡渉点と橋を過ぎ、倒木は迂回する。その先は右手に大規模な伐採場跡が広がっているが、その先の道は状態が悪そうなの広くなった場所に駐輪しそこから先は徒歩。橋を渡って長内沢の左岸に出る。谷間を進んでまた橋を渡り、今度は右岸に。砂防ダムが近くに有る。間も無く「餌釣林道」の標識が立っている箇所に出るが、これが何処を指しているのかは良く判らない。沢沿いに伸びる未舗装車道は薮が濃く、通れそうにないので断念する。ここで一旦下山しようかと思って引き返したのだが、途中で地図の読み間違いに気付き、再度「餌釣林道」標識の有る所へ。右手の沢を渡渉して道を探してみるが、ピンクのテープは発見したものの、こちらも薮が濃く断念。結局引き返す。 (長内林道伐採場跡) 長内林道を引き返す途中、折角なので伐採場跡に寄ってみる。重機が踏み荒らした道は生身の人間には登り難いが、何とか高い所を探して(地図には無論記載は無いので当てずっぽうだ)、高度計が約310mを示す辺りで休憩(多少の誤差は有るかも知れない)。仲々見晴らしが良く、北北西方向は長内林道沿いの300m級の山々(五日市太平山は丁度それらの陰に隠れて見えない)の向こうに遠く田代岳が見える。東側には568mピークと593mピークの山腹が間近に迫り、背後の南側には800m級の、竜ヶ森へ連なる山並みが見える。余り高い山に登ると、往々にして眺望の中の山々は単なるシルエットと化してしまうものだが、このレヴェルの低山だと、山の肌触りが直接目で触れて確かめられる程の近さが心地良い。 (お解りのことと思うが、作成したルート図は適当である。余りに大雑把な装備と性格で申し訳無い。) (弥助熊野神社) 山道を登ってピークを巻く形で少し下って直ぐ「熊野神社」。特に難所は無い。落ち葉や落ち枝が多いが良く踏まれている様だ。 (糸柄沢林道) 道は雑草が一杯でずっと上り坂なので、自転車は手押し。少し蒸し暑くなって来たが、途中天然のシャワー(小さな沢の滝)が有ったので少し水浴び。標高300mを超える頃から空が開けて来る。 やがて左に上り道の分岐が見付かるが、これが恐らく740mピーク経由で南の836mピークへと登る道だろうと思う。残念だが薮化していてまともに歩けそうではないので、その儘分岐を見送って直進。直ぐに糸柄沢林道終点に行き当たる。終点は広くなっていて、左手の薮を掻き分けてみると、小さな砂防ダムが確認出来る。谷間なので眺望は特に無い。 |
その他周辺情報 | (「ハチ公荘」) 糸柄沢林道、板割沢林道を戻り、弥助集落まで出たところで、中野温泉へ行ってみようかとも思ったのだが、そうなるとまた上り坂を経なければならず、面倒臭いので適当に扇田まで戻り「ハチ公荘」へ。三度目の正直で、今度は定休日と重なることは無かった。 入浴料260円。ボディソープ類は無し。熱くも温くもない普通の湯がひとつ有るだけ。ガラス窓の外は塀だが、隙間から多少山の風景が見える。 |
写真
感想
(836mピーク)
大館の中心市街地から南に目を向けると、晴れた日は一番遠くに森吉山が見えるのだが、その手前の山並みの中で、取り分け目立っているピークが2つ有る。Google Earthで確認したところ、左(東)の方は竜ヶ森だが、右(西)の方はどうやら竜ヶ森に連なる836mピークらしい。地理院地図を見ると、こちらにも一応登山道は存在していて、竜ヶ森や姥ヶ嶽と連なる大縦走路を成している筈なのだが、今は使用されていないのか、薮化していて通行不能になっている。それなりに歩き甲斐の有りそうな道だけに残念。
(長内林道伐採場跡)
伐採場の跡地は基本的に人が歩き易い様には出来ていないが、まぁそれさえ我慢すれば登れる。眺望が得られるかどうかは周囲の樹木が刈り払われているかどうかに懸かっていることが多いので、伐採場跡は狙い目だ。今回は当たり。伐採場と云うものがどれ位の周期で管理されているものなのか私は知らないが、恐らく数年ではなく数十年単位でないと木々は育たないだろうから(生長が遅いからこそ木目が細かい上質の木材に育つのだが)、低木等の薮に侵蝕されない限り、まだ暫くは登れるだろう。
(弥助熊野神社)
神社庁のサイト( http://akita-jinjacho.sakura.ne.jp/tatsujin_etc/kennsaku/oodate.hinai.html )にも郷土博物館の文化財マップ( http://odate-city.jp/museum/wp-content/uploads/cul_bunka_map_hinai_02.pdf )にも記載の無い神社。この辺で記載されているのは唐松神社と馬頭観音のみで、「熊野神社」の名は見当たらない。ひょっとして最近建立されたものなのだろうか。
(糸柄沢林道)
糸柄沢川沿いには分岐道が多く、糸柄沢林道はそのひとつに過ぎない。糸柄沢林道からの分岐で、地理院地図に「馬替沢」と表示されている箇所の徒歩道はそもそも存在しているのかどうかも確認出来なかったのだが、他にも北秋田市方面へ抜ける道、「タッコ馬替沢」と表示される箇所を通って、北秋田市との境界線を成す579mピーク(境界線に沿って南下すると836mピークを通じ竜ヶ森まで徒歩道が続いている)へ登る2つの道が有る。どの道も正直に言って登山道として利用可能かと問われると望み薄だとは思うだが、気が向いたら何時かチャレンジしてみたい。
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