台風前の秋探し！「金剛堂山」（日本二百名山）［栃谷登山口から］

2018年10月06日(土) [日帰り]

• GPS: 04:23
• 距離: 12.3km
• 登り: 1,182m
• 下り: 1,173m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:01
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:19

6:21 栃谷登山口
7:18 7:19 片折岳
8:07 8:14 金剛堂山（前金剛）
8:24 8:25 金剛堂山
8:40 8:46 奥金剛
9:03 9:03 金剛堂山
9:14 9:17 金剛堂山（前金剛）
9:55 9:55 片折岳
10:40 栃谷登山口

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●栃谷登山口の駐車場を利用
・駐車スペースは30台程度
・奇麗な水洗トイレ有り
・水場あり

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：1.5（難5・4・3・2・1易）鎖場等の頻度や時間等
★登山道の眺望：3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4.5（良5・4・3・2・1悪）


●すれ違った登山者の数：約10人


◆登山道の状況
・特に危険性のある箇所は無い。
・一部に階段等が設置されているが、登山道の整備はイマイチで、浸食して掘れていたり、笹が繁茂している箇所があった。
・笹の繁茂は、前金剛手前の標高1600m付近、中金剛の手前及びその先に50m区間ほどあった。草丈が高いので、秋の朝露がある場合は、全身びしょ濡れになりそうな感じだった。
・山頂標識は、前金剛に設置されているが、最高峰は中金剛となる。前金剛から中金剛までの区間は、森林限界を越えた広大な稜線の草原歩きとなり、天候が良ければ、かなり楽しめるルートかと思う。15分ほどで前金剛から中金剛まで歩くことができるので、中金剛にも立ち寄ることをお勧めしたい。

◆紅葉の状況
・標高1300m付近から色付きはじめ、標高1500m付近が見頃だった。

写真

10/6 10:47

栃谷登山口。
当初は、東俣登山口に車を駐車し、自転車で栃谷登山口に戻り、周回しようと準備したが、砂利道が多そうなので、急遽ピストンに変更。

10/6 6:22

では、気を取り直して栃谷登山口から出発！

10/6 6:23

まずは、百瀬川を渡渉する。

10/6 6:27

次は、小沢を渡渉。

10/6 6:31

渡渉後、ブナ林をどんどん登る。

10/6 6:43

登山口から1kmの標識（標高約1000m）。

10/6 6:48

ブナの二次林も多いが、立派な巨木の存在感をも半端ない。

10/6 7:07

登山口から2kmの標識（標高約1230m）。

10/6 7:09

ようやく朝日が差し込んできた。

10/6 7:21

標高1346mの片折岳まで登ると山頂方面が見えてきた。
朝一は晴れてたんだよな〜

10/6 7:25

登山口から3kmの標識（標高約1310m）。

10/6 7:39

標高1300m付近から紅葉が見られるようになってきた。
オオカメノキも赤く染まってきたね〜

10/6 7:42

徐々に北東側の眺望も良くなり、テンションが上がってきた。

10/6 7:49

登山口から4kmの標識（標高約1500m）。

10/6 7:51

急登は少ないが、緩やかな稜線歩きが続く。

10/6 7:55

本日は台風の影響で南風が強いが、吹き降ろす北側は乾燥して天気が良いね〜

10/6 7:55

紅葉は、標高1500m以上が見ごろのようだ

10/6 8:02

北東側の富山市街を拡大撮影。

10/6 8:02

北側には能登半島も見えるね〜

10/6 8:04

一部は笹が繁茂している区間があった。
本日は強風で支障なかったが、秋は朝露対策が必要な感じだ。

10/6 8:08

金剛堂山（前金剛）の山頂に到着。
山頂は雲の中に入り、残念ながら視界不良。

10/6 8:10

とりあえず、山頂標識と記念撮影。

10/6 8:16

金剛堂山の最高峰は、中金剛となるので、先に進む。

10/6 8:18

視界不良だが、一面の草紅葉の稜線を歩く。
台風の影響で、強風地帯だったが、青空が広がれば、気持ちが良さそうな稜線だった。

10/6 8:25

前金剛から15分弱歩き最高峰の中金剛に到着。

10/6 8:27

今回の最終目的地は奥金剛。
更に先に進んでみる。

10/6 8:29

お〜、笹で先が見えない。
足元を確認しながら進もう！

10/6 8:34

お〜、紅葉が良いね〜
これで晴れてくれればと願うが、結局、雲は取れなかった。

10/6 8:36

山頂部の稜線は、アップダウンが小さく歩きやすい。

10/6 8:42

ようやく奥金剛に到着。

10/6 8:42

奥金剛の山頂標識。

10/6 8:51

では、下山しよう！
再び前金剛まで戻る。

10/6 9:05

全長15cmほどのヒキガエルが誰もいない登山道を歩いていた。

10/6 9:09

金色の草原を歩けば、

10/6 9:15

再び前金剛に到着。

10/6 9:17

さっき忘れていた三角点にタッチ！

10/6 9:36

山頂付近は雲が多くなってきたので、前金剛からの下山は秋を探して歩く。

10/6 9:23

ブナ林の紅葉が美しい。

10/6 9:55

ヤマウルシの赤と青空が鮮やかだな〜。

10/6 10:04

何を思ってブナに「カエル」と刻んだのだろうか？

10/6 10:25

登山道にはドングリが沢山落ちていた。

10/6 10:39

秋を探しながらあっという間に下山。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

感想

Joker

台風の影響で南風が強そうな気圧配置で、どこの山に登ろうか迷いました。
結局、日本海側は天気が良さそうなので、未踏の二百名山の金剛堂山に行ってみることにしました。

富山市街から眺めると立山と剱岳がピーカンだったので、期待MAXで登山口に向かいました。
でも、金剛堂山の真南方向には際立って標高の高い山が少ないためか、南風の影響をで山頂を見上げると怪しい雲が。。。
予想は的中して、登山口は晴れているのに、山頂はガスの中。
更に、台風の強風でブナの木々が揺れる風音が物凄かったです。

でも、山頂付近の稜線は金色の草原となっており、登山道の紅葉も楽しめたので、それなりに秋を満喫できた山行でした。

本当は、午後から白木峰も行こうと思っていましたが、林道が災害復旧中とのことで今年は登山口まで通行できないようなので、富山で鱒寿司を買って早々に帰りました。