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Yamareco

記録ID: 160598
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ハイキング
丹沢

鍋割山 (二俣から後沢乗越、小丸尾根)

2012年01月07日(土) [日帰り]
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子連れ登山 wellwater その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:24
距離
10.4km
登り
1,018m
下り
1,006m
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
表丹沢県民の森駐車場に駐車。
コース状況/
危険箇所等
全般によく整備されており安全に歩けますが、小丸から二俣までの登山道は、途中崩落気味の箇所が複数あり要注意。
林道をてくてく歩いて二俣に到着。ここから鍋割山方面と塔ノ岳方面に分岐します。
2012年01月07日 10:56撮影 by  DSC-HX5V, SONY
1/7 10:56
林道をてくてく歩いて二俣に到着。ここから鍋割山方面と塔ノ岳方面に分岐します。
沢を登っていきます。
2012年01月07日 11:30撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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沢を登っていきます。
今日もいい天気。
2012年01月07日 11:49撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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今日もいい天気。
後沢乗越に到着。ここからはひらすら登る・登る・登る…。
2012年01月07日 12:02撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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後沢乗越に到着。ここからはひらすら登る・登る・登る…。
急登の合間にときどきこんな木道が現れます。ちょっとホッとします。
2012年01月07日 12:38撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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急登の合間にときどきこんな木道が現れます。ちょっとホッとします。
富士山がきれいに見えます。
2012年01月07日 13:18撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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富士山がきれいに見えます。
広々していて気持ちのいい山頂に到着。
2012年01月07日 13:48撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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広々していて気持ちのいい山頂に到着。
ぐるり360度の眺望を説明するプレートに座って。
2012年01月07日 13:49撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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ぐるり360度の眺望を説明するプレートに座って。
山頂広場からの眺め。ここまで来た甲斐があるというものです。
2012年01月07日 13:53撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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山頂広場からの眺め。ここまで来た甲斐があるというものです。
抜けるような青空に映える鍋割山荘。いつか泊まってみたいものです。
2012年01月07日 13:54撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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抜けるような青空に映える鍋割山荘。いつか泊まってみたいものです。
はしごと階段のあいのこみたいなものが時々登場します。
2012年01月07日 14:23撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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はしごと階段のあいのこみたいなものが時々登場します。
小丸に到着。ここをうっかり通り過ぎると塔ノ岳に向かってしまいます。この標識の裏側、二俣方面にむけて南下を開始。
2012年01月07日 14:38撮影 by  DSC-HX5V, SONY
1/7 14:38
小丸に到着。ここをうっかり通り過ぎると塔ノ岳に向かってしまいます。この標識の裏側、二俣方面にむけて南下を開始。
すると突然この絶景が現れます。これは見なければ損するレベル。
2012年01月07日 23:26撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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1/7 23:26
すると突然この絶景が現れます。これは見なければ損するレベル。
歩きにくい場所もちょこちょこあります。
2012年01月07日 14:52撮影 by  DSC-HX5V, SONY
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1/7 14:52
歩きにくい場所もちょこちょこあります。

感想

 好天の三連休初日だし今日はガッツリ登山しよう、というわけで向かったのは鍋割山。奥多摩の鍋割山は昨年寄りましたが、丹沢の方は初めて。そこで電子国土を地図ロイドにキャッシュして、地図プリでルート印刷もして準備万端。10時に表丹沢県民の森駐車場に着くと、わずかなスペースはすでにいっぱいだったため路肩に駐車して出発。

 歩き始めてしばらくは林道を進みますが、未舗装なので車道嫌いな息子からのクレームはなし。ほぼ四十八瀬川と並行しており、途中何回か渡渉地点がありますが、水深のあるところには橋がかかっているので安全に渡れます。せせらぎが心地よく、林道にありがちな退屈な感じはしません。二俣から少し入ったところで小丸方面に向かう登山道の入り口がありますが、これは帰りのルートにとっておきそのまま直進。

 後沢乗越からしばらくは急登。そのあとは基本的に稜線伝いですが、ほとんどアップダウンがなく延々と上りが続きます。これが息子には(実は私にも)辛かったらしく、途中何度もギブアップ宣言。そのたびに頂上で食うはずだったおにぎりを一個ずつ齧らせ、早々に食料が底を尽きました。

 そして水。寒くなってからの登山では水の消費が激減しており、最近では一滴も飲まずに帰ってくることもあったほど。今回は余裕を見て500cc持ってきてはいたのですが、これが減ること減ること。頂上を前にしてほとんどなくなってしまいました。山で水がないのは心細いものです。次回は多めに持参しようと思います。

 太陽電池パネルが視界に入ってくると頂上到着です。立派な鍋割山荘が建っています。久しぶりに達成感のある登頂でした。なにより眺めがすばらしい。富士山もきれいだし、眼下に街が一望できます。海まで見える。市街地が近い丹沢ならではの風景です。山から街が見えるのはある意味興醒めな部分もありますが、ここからの眺望はまた別格で、素晴らしいの一言。

 山荘では鍋焼きうどんが名物らしいのですが、ある人が食べていたうどんを横目に見ていた別のパーティーのおばさん曰く、「昔はもっと具が沢山入っていた。値上げ(900円→1,000円)してあの内容ではちょっと…」とのことですが、まあこんなところに宿泊もできる山荘があって、そこであつあつのうどんが食べられるだけでも素敵なことじゃありませんか。

 下りは小丸経由です。ところが小丸までの道は上り。地図を見れば確かにこっちの方が標高が高いのですが、「さあ下るぞ!」という時に気勢をそがれます。そして小丸は要注意。一応「小丸尾根分岐」との標識こそありますが方向指示は東西方向のみで二俣へ南下するルートは示されていない上、道もいまいちはっきりしません。むむむ、とスマホを取り出して現在地を確認してみればたしかにここを右折で二俣方面。

 というわけで南へ向かうと、これが山頂のはるか上を行く絶景。一見の価値ありです。息子も感動していました。その後はひたすら下りますが、しばらくは急坂をジグザクに下っていくので歩く距離のわりには地図上の位置が一向に進みません。また途中崩れかかった箇所がいくつかあり、崖も何箇所か通るのでそれなりに気をつけて歩く必要があります。

 それでもやはり下りは楽ちん。さくさく歩いていると…あらら、太陽が西の山に沈んでしまいました。急いでスントを見ると日没時刻まであと40分ほど。さて無事に帰りつけるか? 結果は本日の日没時刻16時43分ジャストに駐車場着で、美しく締めくくることができました。父子ともどもいささか疲れたものの非常に充実した山行でした。

 このところずっと奥多摩・高尾方面ばかり行っていましたが、なるほど丹沢もいいもんだ。ヒルが活動休止している今のうちにもっといろいろ行っておきたいとの思いを新たにした冬の一日でした。

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