【厚木2清川2】土山峠から本厚木駅まで 辺室山へ、そして見城山迷走 ( 敵前逃亡 )


- GPS
- 12:18
- 距離
- 22.4km
- 登り
- 1,139m
- 下り
- 1,401m
コースタイム
6:22本厚木駅→6:30本厚木駅バス停6:55→7:33土山峠バス停7:35→7:35□土山峠7:36→8:10▲パラジマノ頭8:12→8:22(倒木を回り込もうとしてハイキングコースから外れ、結局倒木まで戻りロスタイム6分)→8:37▲辺室山8:53→9:23□祠(鍋嵐分岐)9:32→9:39□物見峠9:45→9:57左側に迷い込みそうな広場10:00→10:01煤ヶ谷分岐10:02→10:13すぐ先で合流する分岐10:18→10:19穴ボコ地帯→10:24右から下が崩壊してる展望地10:26→10:37三峰山0.8km広場10:39→10:48▲北峰→11:01▲中峰→11:08▲南峰11:12→11:39不動尻1.4km標ベンチ12:00→12:24沢沿い道のはじまり12:36→12:57不動尻0.6km標12:58→13:05不動尻13:06→13:10煤ヶ谷分岐13:12→13:23鐘ヶ獄登り口13:29→13:38山ノ神沢広場→13:39見晴台→13:42□山ノ神祠13:44→14:03▲鐘ヶ獄14:23→14:25□七沢神社14:28→14:29□26丁目小嶋勇14:30→14:51□21丁目仏首14:52→15:00□15丁目無名菩薩→15:16□4丁目文殊菩薩15:17→15:20鹿柵ゲート→15:22□浅間山七沢神社15:25→15:25一の鳥居→15:29東丹沢七沢温泉郷観光マップ15:31→15:39白山巡礼峠1.1km標→15:40□道祖神群15:43→15:49□愛宕神社15:51→16:12(道無き道を迷走の末振り出しに戻る)16:27→16:27愛宕神社→(ローソン厚木小野宮店で中華饅を買う)→19:39路肩の石段19:45→19:48本厚木駅→
帰宅21:28→シャワー21:55
総行動時間:18時間20分
総徒歩:11時間16分
ハイキング徒歩:10時間15分
迷走:27分
コース:9時間48分
天候 | 晴れいちじ曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【 コース状況 】 コース内なら標識が非常によく整備されているので、私のようなおっちょこちょいでもないかぎり迷い道の心配はなさそうだ。 はたして、土山峠バス停から、ほんのわずかばかり本厚木方面へ戻ったところに登り口があり、ひと登りで尾根からの道も合流する。 そこそこ急な坂を何度か登ると、左側にパラジマノ頭の小ピークが見える。 辺室山0.9kmの標識から10分ほどで前方にロープが張られ立入禁止になってるところを避け、道は左手に回り込み、そこから急登となり、すぐに階段が現れる。 ヒイヒイ言いながら4分間ほど登ると広くてなだらかな尾根に出るので進み、さらにひと登りして、辺室山0.3kmの標識から登り詰めれば、樹の隙間からそこそこ展望のある辺室山山頂にたどり着く。 ここからのとっつきがけっこう急な下り坂で、1カ所だけ見かけた階段の崩壊部に枯れ葉が溜まっていると滑りやすいため、よい足場を選択しながらゆっくり下るのが吉。 その後も何度かアップダウンを繰り返し、鍋嵐(ナベワラシ)への分岐を示す祠を右手にやり過ごせば、ほどなく展望もよい物見峠にさしかかる。 はたして峠を直進すると、10分ほどで急登坂となり、登り詰めた広場の右手から三峰山への道がついてくる。テーブルベンチもある路肩から煤ヶ谷への分岐を左手に見送ると10分ほどで、道が左右に分かれるが、どちらを行っても程なく合流する。 その後、尾根が陥没したところを過ぎ、程なく右手が大きく開けたところに出るが、物凄い角度で崩壊地の崖が足もとから睨んでいるため、あまり長居はしたくない。 この辺りから鎖やら桟橋やら梯子やらがが増え始めるが、ガイドブックなどに記載されているような悪路では決してない。 寧ろ、手がかりが常にあるため、好路とさえ言える。非常に良く整備されているので、私のような登山装備を持たないハイキング初心者でも、アスレチック自然公園みたいな感覚でたのしく歩ける。 さて、三峰山1.3km標を過ぎ、0.8km標のところにテーブルベンチも複数ある広場があるので、今後を考え、ペースに併せて休憩タイムにするのもよいと思う。 とても心地好いおだやかな尾根に近い北峰、ゴツゴツの中峰と、ともに標識のたぐいは見当たらなかったので、そもそも私が思っている位置とはズレているかもしれないが、南峰だけはテーブルベンチや三角点もあり、3峰まとめて三峰山としての標識が立っていた。 しかし、三峰とも展望はあまりよろしくないのと、道幅が狭いこともあり、長居はしづらい。 さて、ここからの下りもアスレチックが25分ばかり続き、道がおだやかになると5分ほどでテーブルベンチが路肩にある不動尻1.4km標識地点へとたどり着く。 ここから不動尻までは下り一辺倒だが、長期間にわたって雨が降らなかったためであろうか、そこそこ斜度のある階段部の土の表面が砂粒化していて相当に滑りやすく、私は超スローペースの安全第一で下りたため、三峰山から不動尻までの1時間20分かかったコースタイムは、ほとんど信用できない。 沢が近くなってくると道も潤いを取り戻し、楽に歩けるようになるので、ここはガマンの子。 沢沿いの道はとても心地好く、景観をたのしみながら鼻歌混じりにたのしみたい。 はたして不動尻では唐沢峠方面への道を右手に見送り、左手の舗装道路を進むことになる。 程なく煤ヶ谷への分岐を左手にやり過ごせば、10分程度で右手に鐘ヶ獄への登り口標識が現れるので登り始めると、10分足らずで山の神沢広場に出る。 ここから道標に従って鐘ヶ獄方面に登り始めてすぐ、振り返ったところに山ノ神が見守ってくれている。 その後も左右の小ピークを横目で眺めながら、おおよそ20分ほどで鐘ヶ獄山頂広場にたどり着く。 ここからは七沢神社の表参道をひたすら下ってゆく。 1丁目ごとに何かしら目を惹くものがあり、とても楽しいコースであった。 4丁目を過ぎると鹿柵ゲートがあり、くぐって、さらに下ってゆくと、すぐに一の鳥居が見えてくる。 さて、時間が相当に余ったので、東丹沢七沢温泉郷観光マップの案内板と睨めっこして、見城山〜日向山のハイキングコースに乗ってみることにしたのだが… 七沢駐車場先の愛宕神社の前に「見城山山頂へ 約1.0km 約40分」の標識を見つけたまではよかったのだが、その後がいけない。てくてく登って鹿柵にぶつかったところから鹿柵に沿って左手に登ってしまったのだ。そのうち道は無くなり、ひたすら柵沿いを彷徨い、諦めて、這々の体で戻ってみると、最初にぶつかった柵の正面にゲートがあり、とても心地よさげな階段が高みへと続いているではないか…。 というわけで、今回のコースはこれでお終い(涙)。 【 危険箇所 】 危険箇所というより、好天が続き過ぎて、土が砂化しているところが多く、滑りやすくなっているので御用心。特に、不動尻1.4km標ベンチから先の階段部は酷い状態なのであった。 それ以外はまったく問題なし。 【 トイレ 】 七沢駐車場・ほか、愛甲郡内・厚木市内の公園など。 また、今回は立ち寄らなかったが、山ノ神からすぐの山神隧道にもトイレがあるらしい。 【 休憩所 】 辺室山・物見峠・煤ヶ谷分岐(物見峠近く)・三峰山0.8km広場・三峰山南峰・不動尻1.4km路肩・山ノ神沢広場・鐘ヶ獄・七沢神社・18丁目などなど。 【 持参したガイド・地図 】 ヤマケイアルペンガイド5 丹沢(山と渓谷社) 新・分県登山ガイド13 神奈川県の山(山と渓谷社) 【 失せ物 】 手袋(右手)。 【 ゲットしたおたから 】 なし。 【 my初登頂かながわ 】 59 パラジマノ頭 ?m 60 辺室山 644m 61 三峰山 934m 62 鐘ヶ嶽 561m 【 周辺の寄り道情報 】 土山峠より、宮ヶ瀬湖・宮ヶ瀬ダム・宮ヶ瀬公園・鳥居原ふれあいの館 土山峠より、革籠石山・仏果山・高取山 土山峠より、経ヶ岳・華厳山 物見峠より、煤ヶ谷 物見峠より、一ノ沢峠 不動尻より、唐沢峠・大山・日向薬師 山ノ神沢広場より、広沢寺温泉・大釜弁財天・見城山・日向山・日向薬師 鐘ヶ獄より、七沢ふれあい自然センター 広沢寺温泉より、巡礼峠・白山・飯山観音 ※残り13枚の写真は容量に余裕があるときに追加すること |
写真
感想
【 反省 】
予定時刻より1時間半も早く行程が終了してしまったため、下調べもしてないコースにとりついてしまったのは毎度のこととはいえ、正面のコースを見落として、道無き道へと進むとは、我ながら茫然自失で開いた口がふさがらなかった。バカ過ぎるぞオレ…。こんなときのために、下山予定地近くの情報収集は、今後綿密に計画する必要があると、切に感じたしだい。
前回あれほど反省したのに、また落とし物をしてしまった。ダメ過ぎる…。
【 教訓 】
馬鹿につける薬を探せ?
【 感想 】
軽登山靴を履いていた方ですら「けっこう滑る」とおっしゃっていたので私の靴では致し方ないが、それでも亀よりノロイミミズ歩きで少々ストレスが溜まった上、迷走して、最後のたのしみもさすがに断念した日にゃ、欲求不満は山頂を越えて、憂さ晴らしに伊勢原駅まで歩いて帰ろう大作戦は、それでも治まらず結局、本厚木駅へと下山して、程よくからだもほぐれて、何とか無理矢理満足した。
大室山、三峰山、鐘ヶ獄と、それぞれ特色があって、趣き的にはとても満足した反面、山頂部に限れば景観の絶好地がほとんど皆無で、インパクトは弱かった。1カ所だけでいいから絶景が拝めるところを組みこめるよう、計画面での今後の課題としたい。
土山峠からの宮ヶ瀬湖が美しく、とても素晴らしかった。
辺室山は、展望も差ほどなく、特別なインパクトはないけど、とても気持ちよく歩ける山で、今の時期だから葉のない樹々のあい間より漏れ出ずる陽に照らされた風情が心地好かった。
物見峠からの景観がとても美しかった。
三峰山は、道幅が狭いうえ人気コースの日曜日で、多くの方がハイキングをたのしんでおられたからツアーみたいだった。次回は平日に行きたい。やはりアスレチックな快感が素晴らしく、歩き終わるのがもったいない山だった。
山ノ神をはじめとして、数々の道祖神・庚申塔・菩薩像のたぐいに触れられる鐘ヶ獄が、本日の最優秀賞かな。とっても気に入ったので、ぜひ再訪したい。
見城山コースは残念だったけど、時間も遅かったし、のんびり散策できるときに改めてリベンジした方がお得だと、前向きに考えよう。
ともあれ、今日もそこそこ歩けたので満足。
行く前は若干怯えていた大山三峰山だったけど、三浦アルプス逗葉地区と比べたら比較にならないほど安全な道で、ホッと安堵の溜め息。
今日も無事に帰還できたました。山の神さまありがとう。
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