すごい金色の黄金卿に感銘（浅間山湯の平）

2018年10月13日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 15.2km
• 登り: 1,644m
• 下り: 1,341m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:40
• 休憩: 2:10
• 合計: 9:50

6:20 車坂峠
6:30 6:30 車坂山
7:00 7:10 コマクサ展望台
7:20 7:20 槍ヶ鞘
7:40 7:50 トーミの頭
8:30 8:30 湯ノ平分岐
8:40 8:40 賽の河原分岐
10:10 10:20 前掛山
11:30 12:30 賽の河原分岐
13:00 13:00 Jバンド
13:10 13:10 虎ノ尾
13:40 14:00 仙人岳
14:20 14:20 蛇骨岳
14:50 15:00 黒斑山
15:10 15:20 トーミの頭
16:10 車坂峠

　皆さまのレコの感じからこの週末が浅間山のカラマツがピークを迎えると読んで、お天気とにらめっこ。実はまだ浅間山はこれまで1度も登ったことが無く、行くなら秋の紅葉の季節と決めていた。今年は絶好の紅葉の当たり年のようなので、狙いを定めてチャンスを伺っていたのだ。そして土曜日が千載一遇のチャンスとみて、この日を決行日と定めた。
　10/13は実は会社は出勤日で、忙しい時期だったが、なんとか仕事にケリをつけて、金曜日に休暇届けを出し、無事いける算段を整えた。しかし帰宅したのは19時過ぎで、山支度をして家を出られたのは22時すぎだった。いつものことだが寝不足での山はよろしくないとは判りつつも、なんだかんだでバタバタして、思い通りに早く出るって難しい。
　で当日、お天気は読み通り、視界良好、絶好の登山日和となり、お目当ての紅葉もほぼドンピシャで最盛期を迎えた浅間を満喫！まさに金色の黄金卿、写真撮りながらの贅沢な紅葉狩り山行を、じっくりと時間をかけて楽しむ事ができた。満足です！

天候

晴れ時々ガス

アクセス

利用交通機関：

自家用車

高峰高原ビジターセンター駐車場に停めさせてもらいました。
5時過ぎで8割ぐらい埋まってました。お天気良い予報で紅葉シーズン土日ということで、今シーズン最高の人手だったのでは？？

コース状況／危険箇所等

道標がしっかりしており、よく整備されています。特に危険箇所は無いです。
車坂峠からトーミの頭まで2本がありますが、中コースは展望少なく、またほぼ単調な傾斜なので歩きやすく、下りのコースとしてとるのがお奨め。行きの登りは多少上下があるものの大展望が望める表コースがいいです。晴れてれば、北アルプスまでの眺望がバッチリです。
　日の出を見るなら、槍梢まで出ないと東側開けないので、夜道を1時間強歩く必要があります。今度は夜中移動で車坂峠で車中泊して、御来光登山もありかな！と感じました。こよみによってはダイヤモンド富士ならぬダイヤモンド浅間が見れそうなロケーションです。

写真

10/13 6:37

朝は高曇り模様、雲海の先に八ヶ岳

10/13 7:05

槍穂もバッチリ

10/13 7:06

立山、剣、鹿島槍

10/13 7:05

鹿島槍、五竜、唐松、帰不

10/13 6:54

上り始めると大展望が広がる。頚城山塊

10/13 7:23

槍梢に出ると、正面に浅間山がドドーン

10/13 7:41

トーミの頭から外輪山、いちばん先のJバンドまでバッチリ
湯の平がホント箱庭のよう

10/13 7:46

記念写真撮っていただきました。
ありがとうございました。

10/13 7:54

湯の平へジグザグに下っていきます。下からみるとトーミの頭は絶壁ですね。

10/13 8:18

降り立った唐松林から見上げる外輪山

10/13 8:24

湯の平はカラマツ黄葉真っ盛り！

10/13 8:25

ドライフラワーアレンジ

10/13 8:35

火山館からの道を合わせ、前掛山へ向います。

10/13 8:55

トーミの頭と下部カラマツ紅葉

10/13 8:58

森林限界越えると外輪山がすばらしい。

10/13 9:00

カラマツの黄葉ピークです。

10/13 9:51

前掛山爆裂壁

10/13 10:03

頂上はガスがかかり始めた！

10/13 10:07

一瞬の晴れ間。

10/13 10:08

火口壁沿いに歩く人々。途切れなく登ってきます。

10/13 10:12

頂上はガスガスでまっしろけ

10/13 11:07

降りてくると、未だ晴れ間が広がってました。

10/13 11:14

金色の黄金卿をのんびり歩きます。

10/13 11:18

このあたりがかがやくカラマツ最高潮でした。

10/13 11:20

外輪山にも雲がかかり始めた。太陽もガスで出たり隠れたりと、めまぐるしく光線状態がかわります。

10/13 11:21

陽が照った一瞬を狙うようになり、撮影にも待ちが入って時間がかかります。

10/13 11:26

Jバンドへ向う湯の平真只中。

10/13 11:29

ナナカマドが点在

10/13 11:40

クロマメノキの赤が目立つ

10/13 11:42

浅間山と金色カラマツ

10/13 11:43

色とりどり

10/13 12:10

クロマメノキ＆カラマツ

10/13 12:12

外輪山斜面にはナナカマド

10/13 12:16

背丈の低いカラマツ林

10/13 12:27

クロマメノキ＆カラマツ

10/13 12:38

ナナカマド紅葉も終盤ですが残っていてくれました。

10/13 12:42

Jバンドへ取り付く

10/13 12:45

Jバンド斜面はクロマメノキの大群落

10/13 12:47

Jバンドの名の通り、岩壁は幾重もの層状に

10/13 12:58

湯の平を俯瞰

10/13 13:17

外輪山へあがると湯の平が箱庭のよう。
登山道もくっきり

10/13 13:20

ガスがあがってきて幻想的

10/13 13:21

すばらしい景色、ジオラマそのもの

10/13 13:25

金色カラマツのまさに黄金卿

10/13 13:30

浅間山と剣が峰と湯の平

10/13 13:32

これから向うトーミの頭への尾根

10/13 13:32

日が当たると金色に輝く

10/13 13:32

剣が峰と見事なカラマツ

10/13 13:32

湯の平全景

10/13 13:37

振り返ると浅間山が大迫力

10/13 13:53

仙人岳にて

10/13 13:53

黒斑山の笹斜面

10/13 13:54

クロマメノキの紅葉とカラマツ黄葉

10/13 14:10

蛇骨岳から浅間山

10/13 14:10

剣が峰と湯の平

10/13 14:10

ジオラマの図

10/13 14:13

カラマツとクロマメノキ

10/13 14:21

浅間山の高度毎林相が見て取れる。

10/13 14:25

クロマメノと浅間山

10/13 14:30

蛇骨岳〜仙人岳稜線を振り返る
外輪山の登山道はほぼ岩稜帯で眺望はすばらしい。

10/13 14:41

黒斑山への道は黒木の道にかわり、コメツガ林の眺望の効かない道にかわるが、ところどころ開けて景色がみえるところあり。

10/13 15:18

トーミの頭へ戻ってきた。
丁度条件良く、ブロッケン現る！

10/13 16:01

ヤマハハコもきれい。

撮影機器：

FUJIFILM X30 富士フイルム

感想

みのちゃん

　浅間山のカラマツ紅葉は本当にすばらしかったです。
これだけの単一唐松の群生地はなかなか無いですよね。しかも全体を俯瞰して見晴らせる外輪山のロケーションが抜群、すばらしい紅葉がまさに航空写真のように見渡せるのは浅間ならではの絶景と言えるでしょう。
　とにかく文句なしの紅葉を満喫できた一日でした。初めての訪問だったのですが、また是非訪れたいと思います。今度は浅間山荘のほうからのコースを楽しみにしています。
　車坂峠から外輪山をからめた周回コースはどちら周りで行くのが良いのか？迷いますね。今回は前掛山に早く登りたかったので、湯の平へ先に下りて、頂上を目指し、そのあと外輪山を回ったのですが、結果論からいうと、午後の方が前掛山はお天気良く、展望が効いたので、先に前掛山ヘ行ってガスガスの眺望なしだったのが、ちょっと心残り。おまけに外輪山ではガスガスで眺望がみえたり、ガスったりと逆周りで外輪山を午前中に回っていれば、最高でした。こればっかりはお天気の読みなので、まあ仕方ないです。
　お天気の場合は、午前中は浅間山が外輪山からはもろ逆光になるので、時計回りを敬遠したのですが、ある程度陽が上がれば、斜光線に変わるため、時計回りでも気にならないのかもしれない。むしろ午後はガスが出る確率が高いので、眺望の良い時間に外輪山を回るのが正解かも。
　まあいろいろ試してみないと何ともいえないですネエ。この次のお楽しみ、宿題としましょう。浅間山ってイメージがすごく遠い感じがしたのですが、谷川岳と大して変わらないんですね。思いのほか短時間で来られたので、結構利便性の点で、思い違いをしてました。この近さなら何度も足を運びたい山になりました。