白馬三山縦走(猿倉〜鑓温泉テント泊)
- GPS
- 34:22
- 距離
- 18.9km
- 登り
- 2,335m
- 下り
- 2,317m
コースタイム
- 山行
- 4:02
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 4:07
- 山行
- 10:01
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 10:22
大雪渓が今年は小さく、ザレ道をひたすら下るのでコースタイムより大幅に遅れる。
予定よりもずいぶん下山に時間がかかってしまいました。
天候 | 1日目:朝くもりのち昼雨のち夕方晴れ、2日目:快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
猿倉駐車場は今の時期はガラ空きです。満車になる事は無いと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
行きは白馬鑓温泉を目指します。道は明瞭です。若干トラバース気味な道が油断すると危ないと思います。それほど問題ないと思います。白馬鑓温泉はもう小屋は営業していません。すでにほとんど解体済みなのでテント泊になります。そこそこの人がいましたがテント場がいっぱいになる事はまずないと思います。携帯トイレは持っておいた方がいいです。近くに水場が無いので、途中「♨まで20分」のペイントがある沢で水を汲んでおいた方がいいと思います。鑓温泉は女性もみえるので水着とかあった方がモラル的にいいかも? 翌日は鑓温泉から白馬鑓ケ岳を目指します。沢側に滑落しないよう鎖などを有効利用しましょう。足場が凍結している箇所もあるので滑らないよう注意して歩く必要があります。標高が上がるにしたがって雪が出てきますが白馬鑓ヶ岳までは基本アイゼン等は必要ないと思います。振り返ると剱岳や遠くは槍ヶ岳まで見えました。そして山頂ではこれから向かう杓子岳や白馬岳も見えました。ここでピストンで引き返すのもありだと思いました。 そして鑓ヶ岳から杓子岳へ。たぶんこの辺りは前日土曜日に積雪があったのでは?トレースが少し埋もれてました。鑓ヶ岳からの下りがズルズル滑るので、ビビりの自分はここでチェーンスパイク装着。他の人は皆さんツボ足でした。このまま杓子岳下山するまで着けたままでした。途中杓子岳は皆さん割とスルーしていましたが自分は登りました。ここでけっこう時間をロスしました。横が断崖なのでけっこう怖いです。 その後杓子岳から白馬岳は雪が少なくなりました。ここでチェーンスパイク外す。 ここからまた登り続けるのでけっこう体力的にはキツイです。途中村営小屋との分岐でザックをデポ。手ぶらで白馬岳山頂を目指しました。最高の景色が待っておりました。 そして村営小屋から大雪渓ルートで下山。なかなかキツイ下り。落石注意の案内があちこちにあります。大雪渓は前情報通り少ないうえ、クレバス等もあります。過去レコなどからアイゼンを付けた方がいいという事だったので迷うことなく装着。ただ他の人は誰も着けていませんでした。歩いた感じではお昼すぎていたので、雪もそれほど固くなかったので、自分も必要ないかなと思いました。 大雪渓を終えた先のザレ場が今回一番難儀な箇所でした。とにかく滑りやすいのでかなり体力を消耗しました。要注意です。白馬尻小屋からは普通の林道歩き紅葉などに癒されながら歩きました。 体力的にはキツイルートだし、たぶんこれから雪も積もってくるのであんまり役に立たない情報だと思います。鑓温泉辺りなら来週でもまだ大丈夫かと思います。 |
その他周辺情報 | 倉下の湯¥600。夜は真っ暗で何も見えない。 http://www.kurashitanoyu.com/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
携帯トイレ
冬用ウェア
ハードシェル
アイゼン
チェーンスパイク
|
---|---|
共同装備 |
クリアアサヒプライムリッチ×6
氷結×2
キムチ鍋
豚肉たくさん
野菜
ごはん
ラーメン
カップラーメン
カフェオレ
お菓子たくさん
大福
ノドグロソーセージ
パンたくさん
|
備考 | 食料多すぎ。 |
感想
またもや連休初日の土曜日が天気崩れる(泣)。日曜日は快晴予報だったので、温泉入るだけなら天気関係ないだろという事で当初の予定通り鑓温泉テン泊決定。シーズンオフで天気も悪いから人も少ないだろうと思っていたけど、朝の段階でホントに車もまばら。人が少ない以前に自分一人ではないだろうかと逆に不安になったものの。途中下山のおじさまがみえたので、確認したら先行している人が一人いるとの事。少しホッとしました。そして鑓温泉到着。先行者の方に挨拶して、早々にテントを張る。水場を探すもどこにあるか分からず。仕方ないから先に温泉。素っ裸で入る。一応、水着は持ってきたけど、女性いなければ大丈夫かなと。でも情報だと女性も登ってきているらしい。裸を見られる事恥ずかしいとは思わないけど、逆に見る方が恥ずかしいのでは?と水着を持ってきました(笑)。その後、一時どしゃ降りになり、一旦温泉からテントへ避難。その間少し仮眠してから早めの夕食をと思い、キムチ鍋を作る。割と毎回食料が少なくなって困る事があるので、今回はたっぷり持ってきたのですが、これ失敗。豚肉や野菜は残せないからひたすら食べて完食したのですが、食べすぎで気持ち悪くなる。その後はほとんどテントの中で眠る。結局お昼に温泉浸かっただけでその後は入る事無く1日目終了。そういえば隣のテント夜中までホントにうるさかったな。多勢に無勢。何言っても聞いてもらえないだろうから何も言わなかったけど、会社仲間か何かかな?会社の話もいいけど、もう少し社会人として周囲への気遣いとか学んでほしいですね。そして翌朝、予想通り超快晴です。朝風呂の時間も無いので早々にテント畳んで白馬三山を目指します。早く稜線に出たくて黙々と登ります。そして唐松鑓ヶ岳分岐で念願の大絶景が待っていました。頑張った甲斐がありました。それにしてもずいぶん予想より雪が多いな。昨日テン場でもみぞれが降ったみたいだし、稜線上では降雪があったかもですね。そしてその後は白馬鑓ヶ岳→杓子岳→白馬岳と予定通り白馬三山制覇。感無量です。満足して下山です。白馬大雪渓のクレバスが少し心配だったけど、問題なく通過。これで後は楽チンだと思ってたら、大雪渓横のザレ場歩きが思いのほか苦戦。滑らないように注意して歩く。さすがに疲れた体にはかなり堪えました。白馬尻小屋までついてやっと一安心。体力的には限界超えてましたが何とか下山出来ました。夕方5時。その後は温泉入って、高速の渋滞巻き込まれたりで帰宅深夜0時でしたが、今回の山行にはホントに満足しているので今日の仕事も何とか頑張れました。
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