蝶ヶ岳 半分白羽の雷鳥と出会う
長野県
Hyperion117
体力度について
- GPS
- 08:48
- 距離
- 15.9km
- 登り
- 1,623m
- 下り
- 1,622m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:46
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 8:49
5:42 蝶ヶ岳広場駐車場到着 気温1℃
5:57 駐車場出発
6:11 林道入口到着
5:57 駐車場出発
6:11 林道入口到着
6:25 蝶ヶ岳登山口出発
7:33 まめうち平到着
9:42 大滝山分岐到着
9:52 蝶ヶ岳の稜線到着
9:56 蝶ヶ岳山頂到着
10:11 蝶ヶ岳ヒュッテ北側の山座板到着
10:52 蝶槍到着
11:33 蝶槍出発
12:23 蝶ヶ岳山頂到着
12:30 蝶ヶ岳の稜線出発
13:47 まめうち平到着
14:25 蝶ヶ岳登山口到着
14:32 林道入口(蝶ヶ岳駐車場)到着
14:45 駐車場到着
平面距離 15.9km
沿面距離 16.5km
記録時間 08:48:24
最低高度 1,208m
最高高度 2,678m
累計高度(+) 1,705m
累計高度(-) 1,704m
平均速度 1.9km/h
最高速度 11km/h
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
まめうち平より下 濡れた落ち葉等でのスリップ注意 まめうち平より上 凍結、積雪によるスリップ注意 |
| 予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
拍手6月の時とは随分と様子が違います
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
笛
GPS
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
予備電池
|
|---|
感想
10/20は10/14と同様に不安定で荒れた天候だったが、日曜日、月曜日と好天の予報。
行きたいところはいろいろとあるが、先々週の�堋務戮任亙羚睿∧�、槍ヶ岳を見ることが出来なかったので今シーズン最後となるかも知れない北アルプスの展望台、蝶ヶ岳に行くことにした。
出発時麓の気温は6℃、放射冷却でかなりの好天が期待出来る。
あづみ野は霧に包まれていて、国営アルプスあずみ野公園付近で霧の上に出た。
駐車場は、見通せる場所がほぼ満車。後ろに大きな木があってスペースが少なくなっている所が2箇所空いていたので、その1つに駐車することが出来た。
自分が到着後次々に車が到着して来て奥のスペースに進んで行く。奥にどれだけのスペースがあるのか分からないが、入口からさほど遠くない場所に駐車出来たのはラッキーだった。
駐車場の気温は1℃で冷え込みを実感出来る。
車中で朝食を済ませて、防寒支度のまま駐車場を出発した。
力水に到着する前に防寒支度では暑くなり、中に着ていたフリースを脱いだ。
途中の常念岳を南から見られる場所では、前常念岳より下から山頂付近まで積雪が見られた。金曜、土曜に降雪があったようだ。麓から雪が観察出来れば、初冠雪だ。
まめうち平までの急登では薄着のままでちょうど良かったが、まめうち平から先の傾斜のゆるい所では薄氷がはり、こちらにも積雪が見えて来た。それまでにかいた汗が冷えて寒く感じる。
どうせしばらくすれば急登になるからと、そのまま薄着でいたがだんだん積雪量も増え、階段に凍った足跡が見えるようになってきた。
積雪の量は1cm〜2cm位だが、溶けて氷った上にさらに1cm位積雪している場所もあり、軽アイゼンを装着して下山して来られる方もあった。
出発前に軽アイゼン(チェーンスパイク)の袋を手にとりながら、今日は不要だと判断して持って来なかった。
登りでは、しっかり足を置いて歩くことで滑ることは少なく、服装も薄着のまま着替えることはせず山頂まで登り切ってしまった。
山頂では期待通りの景色を楽しむことが出来た。
今日は最初から蝶槍まで行くことにしていたので、長居することなく蝶ヶ岳ヒュッテの西側を通って歩を進めた。
やはりここまで来たら、槍ヶ岳により近い蝶槍まで縦走気分を味わわなくてはもったいない。
稜線上にも1cm〜2cmの積雪があったが凍結はなく、歩行で滑ることはなかった。
蝶槍では前日常念岳でテント泊された2名の方等と談笑をさせていただき、結構長居して360度のパノラマを十分に楽しんだが、好天過ぎてとても名残惜しかった。
蝶ヶ岳に戻る途中横尾分岐を過ぎて少し登った辺りの登山道を少し外れた場所に3名ほどが集まっていたので、これは雷鳥の撮影会に違いないだろうと、小声で「雷鳥ですか？」と声を掛けて参加させてもらった。
『半分、白い。』雷鳥が居た。自分はまず少し動く1羽に気付いたが、ハイマツのかげに2羽、合計3羽が寄り添うようにしていた。まだ子供のようだ。
積雪の中で純白の羽がとてもきれいだった。
下山途中は、以下のように注意が必要だった。
・踏み固められた圧雪
白くて少し表面が土色
傾斜の地面に多い
ツルツルで木の枝につかまる等しないと危険で何度か転びそうになった
・凍結
白色とグレーのミックス
グレーは氷なのでツルツル
階段や石の上に多い
小石がグレーに見えている所は滑らないが、区別がつきにくい
下りでは登り下りともにチェーンスパイク装着している方を複数見かけた。
軽アイゼンは年中携行すべきだと感じた。
途中積雪によるペースダウンもあったが、いつも通りの時間で無事下山することが出来た。
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