日向山〜鞍掛山。絶景紅葉に息をのむ、貸切の山岳展望

2018年10月28日(日) [日帰り]

• GPS: 08:47
• 距離: 9.4km
• 登り: 1,367m
• 下り: 1,370m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:20
• 休憩: 1:27
• 合計: 8:47

距離 9.4km 登り 1,367m 下り 1,370m

7:08 矢立石登山口
8:37 日向山
8:38 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
8:39 8:52 雁ヶ原
8:58 錦滝分岐
9:23 雁ヶ原・錦滝分岐
10:44 駒岩（鞍掛山分岐）
11:20 11:21 鞍掛山
11:25 12:33 鞍掛山 展望台
12:45 鞍掛山
13:17 駒岩（鞍掛山分岐）
14:13 雁ヶ原・錦滝分岐
14:26 14:28 尾根直登道・鞍掛山方面トラバース道分岐
14:45 錦滝分岐
14:58 雁ヶ原
15:03 15:06 日向山(雁ヶ原・山頂標識側)
15:08 日向山
15:55 矢立石登山口

天候

晴れ
（天気予報では関東以西は晴れマーク。関東以北は少々あやしいようなので、ターゲットは・・・）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

日向山から鞍掛山までは、登山道としては普通と思われるが、日向山までの道があまりに整備がなされているので、落差が大きい。そのため歩きにくく感じられる。赤テープを常に意識しないと道を間違える。赤テープが細く小さい箇所が多く、見つからないところ少なくない。実際、幾度か外れてしまった。帰りは慎重を期したが、それでも見つけにくいこと多かった。

写真

10/28 7:00

登山口駐車場

10/28 7:06

出発

10/28 7:30

オレンジ色もみじ葉

10/28 7:35

雑木林、光があたると輝き、とてもきれい

10/28 7:41

まさに秋色登山道

10/28 7:44

もみじがとても多い

10/28 7:51

カラマツも黄葉

10/28 8:14

雨量計あり

10/28 8:18

三角点に到着。誰が乗せたのだろう、自然にだろうか

10/28 8:19

とてもきれいなのでもう一枚

10/28 8:22

日向山に到着。いきなり目の前に紅葉パノラマがひろがった

10/28 8:23

すばらしい。
誰もが、感動の声をおさえられない

10/28 8:23

眼下の紅葉も

10/28 8:23

八ヶ岳方面、ひろびろ、のびのび

10/28 8:23

ほんとうにすばらしい眺めだ

10/28 8:24

甲斐駒方面、紅葉圧巻

10/28 8:25

いきなりすばらしい景色に出会い山頂標識を忘れていた。
探せばここにあった。周囲と同化しているよう

10/28 8:26

甲斐駒方面、紅葉連山に白さが光る

10/28 8:27

向こうにも純白部分があるとは

10/28 8:29

色とりどりをアップで

10/28 8:29

まさしく全山紅葉だ

10/28 8:29

ホワイトスロープ。まさしくダイナミック

10/28 8:30

茅ヶ岳方面

10/28 8:32

何枚も撮りまくる

10/28 8:40

谷状の山肌が白い。全山花崗岩なのだろうか

10/28 8:40

真っ白い岩と眼下の紅葉

10/28 8:41

甲斐駒アップ

10/28 8:41

八ヶ岳アップ。再奥赤岳、左のトンガリは阿弥陀で、赤岳の手前が編笠、権現だろう

10/28 8:42

急斜面を彩る紅葉

10/28 8:46

ほんとうにすばらしい

10/28 8:47

陽の当たるホワイトロック

10/28 8:49

紅葉全開。見応え十分

10/28 8:53

引き立つ大空ブルーと花崗岩ホワイト

10/28 8:54

ゴツゴツした表情

10/28 8:55

もっといたいが、そろそろ鞍掛山へ向け出発。
ホワイトスロープを下り、樹林内を進む。

10/28 8:56

下に降りた鞍部から、逆光に真っ赤に染まる

10/28 8:58

紅葉申し分なし

10/28 9:23

鞍掛山へと

10/28 9:50

振り返れば、樹間から日向山斜面のすばらしい紅葉が

10/28 9:52

だんだんと南アルプスらしい雰囲気が漂う

10/28 9:58

コメツガ、シラビソ？などの樹林帯

10/28 10:07

時折、針葉樹下の紅葉も

10/28 10:27

カラマツと鳳凰三山

10/28 10:36

すばらしい景色が垣間見れる

10/28 10:37

カラマツとコメツガの共演

10/28 10:40

地肌はいつまでも白く

10/28 10:43

やっと分岐に到着

10/28 10:53

紅葉三昧

10/28 11:18

鞍掛山山頂到着。この先の展望台へと

10/28 11:23

カラマツのアップ

10/28 11:25

甲斐駒展望台に到着

10/28 11:26

鞍掛山二代開山三十年紀の碑

10/28 11:37

やっと、開けた。絶景だ。すばらし過ぎる

10/28 11:37

オレンジのみの単色紅葉。緑と相まってとってもすばらしい

10/28 11:37

山岳紅葉も見事
息をのむとはこのことか

10/28 11:37

甲斐駒とカラマツ

10/28 11:38

カラマツと彩り紅葉

10/28 11:39

ドッかーーーん

10/28 11:39

展望台に立つカラマツとともに

10/28 11:40

この展望台も地肌が白い

10/28 12:08

快晴、快晴。天気がいいのは気持ちがいい

10/28 12:11

もう何枚も同じ風景

10/28 12:11

鳳凰三山

10/28 12:13

甲斐駒ヶ岳

10/28 12:15

鋸岳

10/28 12:20

甲斐駒展望台、地面を広く入れて

10/28 12:22

眼下の紅葉が鮮やか

10/28 12:24

眼下のカラマツ

10/28 12:39

黒戸山とカラマツ。
もう、十分、十分。
と言っても名残惜しいが、そろそろ戻ろう

10/28 13:02

下山途中、北杜市の風景と紅葉

10/28 13:15

やっと分岐まで戻ってきた

10/28 13:19

黒戸尾根と奥に鳳凰山三山

10/28 13:19

黒戸尾根の斜面も紅葉がすばらしい

10/28 13:46

帰路、日向山斜面の紅葉。左手、ホワイトスロープ

10/28 13:56

日向山の全山紅葉

10/28 13:56

この登山道、日向山は全山紅葉するというのに、それを見る開けた場がないのは残念

10/28 13:56

こちらも日向山。
同様に、黒戸尾根斜面を見る場がないのも残念

10/28 14:30

日向山への鞍部まで戻ってきた。
ここで最後の驚きが・・・

10/28 14:31

なんと、富士山がくっきり見えた。
これには感動

10/28 14:32

富士山、アップ。
もうずいぶんと雪を冠っている

10/28 14:34

富士山が見える場所で、見えると見えぬでは大違い

10/28 14:35

まったくもってすばらしい

10/28 14:36

Blue ＆ White

10/28 14:36

さらに一枚。快晴の青空はこんなにもきれい

10/28 14:37

ザレ石を登りながらまた一枚

10/28 14:41

さらに富士山を一枚

10/28 14:42

富士山と真っ赤な紅葉

10/28 14:44

もう一枚

10/28 14:52

日向山に戻ってきた。
朝よりもずいぶんと白く感じる

10/28 14:53

どうやら午後は、白さが一段と増すようだ

10/28 14:59

何度見てもすばらしい

10/28 15:00

八ヶ岳

10/28 15:01

蓼科山

10/28 15:01

車山

10/28 15:03

日向山から下山

10/28 15:52

登山口に靴底払いがあった。靴底をゴシゴシ払って登山終了。
無事帰る

撮影機器：

Canon EOS M3 Canon

装備

個人装備

軽量ザック 軽量ダブルストック 軽量登山靴 夏ズボン ガスカートリッジ

感想

self

　日向山と鞍掛山、両山とも、樹林を抜けると急に明るくなり展望が開ける。
　日向山は、白い地面を目にしたと思ったとたん、紅葉した山々の連なりが眼前に広がる。その直後、広大なパノラマに圧倒される。快晴の下、遮るもののない展望と広々とした秋景色ははまさに圧巻だ。
　鞍掛山も、山頂を過ぎ、樹林を抜けると一気に明るく開ける。こちらは豪快な山岳紅葉が目前に「そびえたつ」という表現がふさわしい。カラマツの葉がオレンジ色に光り輝く様はあまり目にしたことのない光景だ。斜面全体を真黄色に染める、あるいはその斜面が夕陽で赤く染まるカラマツ斜面林はかつて何度か眺めて感動したものだが、こんな風に自体発光のようにきらめくオレンジを見るのは初めてかもしれない。それが針葉樹の緑と相まって驚くべき絶景を形作っていた。とてもすばらしいのだ。青色のみの紫陽花がその境内を一色で埋めつくす様子を形容して「明月院ブルー」と言うのになぞらえ、ここのオレンジ一色は、「鞍掛オレンジ」と称したい、そんなにも鮮烈なオレンジ色だった。
　日向山から先の往復では、誰にも会わなかったので、本日の登山者はひとりだっただろう。いわば貸切状態だった。
　日向山へ戻ると、最後の驚きが待っていた。もう午後も遅いというのに雪をいただいた富士山が鮮明に見えたのだ。それほど空気は澄んでいたに相違ない。鮮やかな紅葉との調和も見事で、優美なフィナーレをいただいた。
　季節をかえてまた来よう。