記録ID: 1635176
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沢登り
東北
秋田県大館市:陣場506mピーク(断念)、矢立552mピーク(断念)〜矢立送電線巡視路、大湯沢〜甚吉森送電線巡視路
2018年11月01日(木) [日帰り]


- GPS
- 40:00
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 545m
- 下り
- 511m
コースタイム
(陣場506mピーク)
07:00大館市街地出発
08:11国道7号線「ゆずりあい車線」〜送電線巡視路へは入れず
(矢立552mピーク)
08:37「矢立ハイツ」向かいの道に右折
08:42送電線下を潜る
08:44不明のY字路は左折
09:03薮化し自転車駐輪
09:10滝とぬかるみ
09:21沢登りは難しいので引き返す
09:41自転車回収
(矢立送電線巡視路)
09:55未舗装車道からNo.43送電線巡視路へ
10:00下り
10:02登り返し
10:07No.43送電線鉄塔下
10:12下山
10:23自転車回収
10:27国道7号線へ出て左折し南下
(大湯沢)
10:35日景温泉看板の有る道へ右折
10:48日景温泉駐車場に駐輪〜その奥の道へ進む
11:00工事現場跡脇通過
11:09工事事務所通過
11:13沢登り
11:53支流3つの合流地点通過
11:57送水路が始まる
12:00倒木の休憩ポイントでは休めずその儘下山
12:52沢を外れる
(甚吉森送電線巡視路)
12:55事務所脇からNo.167送電線鉄塔巡視路を登る
13:06尾根のT字路を右折
13:08No.167鉄塔下に出る
13:22下山12:24尾根を外れる
13:38事務所前に下りる
13:53自転車回収し日景温泉へ
07:00大館市街地出発
08:11国道7号線「ゆずりあい車線」〜送電線巡視路へは入れず
(矢立552mピーク)
08:37「矢立ハイツ」向かいの道に右折
08:42送電線下を潜る
08:44不明のY字路は左折
09:03薮化し自転車駐輪
09:10滝とぬかるみ
09:21沢登りは難しいので引き返す
09:41自転車回収
(矢立送電線巡視路)
09:55未舗装車道からNo.43送電線巡視路へ
10:00下り
10:02登り返し
10:07No.43送電線鉄塔下
10:12下山
10:23自転車回収
10:27国道7号線へ出て左折し南下
(大湯沢)
10:35日景温泉看板の有る道へ右折
10:48日景温泉駐車場に駐輪〜その奥の道へ進む
11:00工事現場跡脇通過
11:09工事事務所通過
11:13沢登り
11:53支流3つの合流地点通過
11:57送水路が始まる
12:00倒木の休憩ポイントでは休めずその儘下山
12:52沢を外れる
(甚吉森送電線巡視路)
12:55事務所脇からNo.167送電線鉄塔巡視路を登る
13:06尾根のT字路を右折
13:08No.167鉄塔下に出る
13:22下山12:24尾根を外れる
13:38事務所前に下りる
13:53自転車回収し日景温泉へ
天候 | 小雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
この日は予報では朝は小雨、後は曇りと云う予報を信じて出掛けたのだが、小雨は一向に降り止まず、結局止んだのは山行が終わる14時頃になってから。その後は少し太陽も顔を出したが、お陰でズブ濡れな上に、写真撮影にも支障を来した。私の使用している安物のデジタルカメラは普通の生活防水仕様であって完全防水ではなく、この日も濡らさないよう一応気を付けてはいたのだが、恐らく内部に水滴が入ったかしたのだろう、撮影している最中には判らなかったのだが、帰宅後にデータを確認してみると、途中から全て水滴を被った様になってしまっていた(なのでこの日の写真記録はそれはもう酷いものだった)。やはり雨の日のサイクリング&トレッキングは控えた方が良い様だ。 小雨が落ち着いた様に見えるのを待ってから少し遅目に出発し、国道7号線を北上。「今度渡橋」の先で「ゆずりあい車線」の上り坂を上り、その先で陣場の送電線巡視路(先日南側からの入り口が封鎖されていることを確認した506mピークへ至る道 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1601753.html )の北側からの入り口を探し、2つ見付けるが、どちらも封鎖されている。 (矢立552mピーク〜矢立送電線巡視路) 国道7号線を更に北上し、左側に「矢立ハイツ」が見える辺りで右の未舗装路に入る。特に名前は付けられていないのか、標識は見当たらない。その代わり「伐採作業中」の看板が立っている。立入禁止とは書いていないのでその儘進む。 (以降は「コース状況」の項を参照。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
(矢立552mピーク) 400〜500m程行った先で送電線の下を潜り、地図に記載の無い不明の分岐が有り、右の道は多少状態が悪く、沢沿いに延びている。取り敢えず左の道へ進んでみるが、上り坂なので次第に沢との高度差が広がる。右の道はやがて砂防ダムで行き止まるので、左の道で正解だった様だ。 やがて前方が薮化しているのでその手前に駐輪し、割と背の高い滝の脇を抜けるが、その先でぬかるみを踏み抜いてしまい、一気に膝上まで沈んでしまう。長靴を履いていてもこれでは一溜りも無い。因みに国道の電光掲示板で確認した今朝の気温は5℃。その先は道は無くなって沢登り。狭いが水深の深い所が続く為、断念し引き返す。 周囲の山並みの紅葉や滝を鑑賞しつつ、自転車を回収。良く見ると周囲にはゴミが多い。ここまで来る人は結構居るのだろうか。 (尚、作成したルート図はこれ以降のものも含めて適当である。正確さは期待せぬよう。) (矢立送電線巡視路) 国道7号線まで戻る前に、送電線の巡視路が有るので自転車を置いて寄り道。一度鉄塔の姿が見える所まで登ると、その先は急な下り。登り返しはこれまた急斜面で多少の滑落は必至。一応階段も設けられてはいるのだが余り役には立たない。その先で森を抜けると周囲の山並みの眺望が得られる。No.43鉄塔下まで行くと、北側は沢を挟んで青森県側にまで巡視路が続いているのが見える。標高は約410mで、青森側の鉄塔は331〜332m程。三角点がやけに立派だと思ったら、御影石の様だ(墓石に良く使われる白黒斑のあれである)。 下山時は急な鞍部の下りと登りに改めて注意するが、やはり多少は滑落する。 (大湯沢) 送電線巡視路から自転車を回収し、ゆっくり国道7号線まで戻り左折して南下、日景温泉の看板が立っている道へ右折し、900m程杉林の中の舗装路を通って、日景温泉駐車場に駐輪。その奥に続く未舗装路へ進む。前回( https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1572238.html )は短い橋の手前に工事看板が出ていたのだが今回は無くなっている。道が左にカーヴする地点で、右に矢立遊歩道への分岐が有るが、それは無視して道なりに左の未舗装車道を進む。 左手に大湯沢を見乍ら進む。途中砂防ダム有り。道が左にカーヴする手前に左に分岐路が有るのでそちらに寄り道してみるが、直ぐに砂防ダムで行き止まるので元の道に引き返す。 やがて前方に工事事務所が見えて来る。右手には10m以上有る美事な滝が落ちており、その脇の急斜面には送電線の巡視路が続いている。生憎の小雨でパッとしないが、周囲には若干紅葉も見られ、晴れた日に来ていたら割と晩秋の風情を楽しめたのではないかと思う。 道は一見事務所に塞がれて行き止まる様に見えるが、事務所の裏手に回ると踏み跡が続いている。森の中を少し進むと左手の大湯沢と合流し、後は要所要所に巻かれたピンクのテープを頼りに、沢を巻く踏み後を辿って行く。雨の所為か増水していて滑り易い。前回の山行記録では「長靴でなくとも全く問題無く登れた」と書いたが、今回は訂正。雨天時や雨上がりの時は長靴でないとやはり難しいだろう。増水していると河床の岩肌も隠れてしまうので、ここに来るとしたら数日晴天が続いた晴れの日に来るのが吉だろう。今回は水も冷たく難易度が上がっている。 暫く黙々と登り、やがて3つの支流が合流する地点辺りで、沢の見所は略終了。その先は四角い送水路が続いており、前回休憩ポイントに選んだ倒木に腰掛けられる所まで登ってみるが、周囲一面ビショビショで腰を下ろせる様な所が見当たらない。仕方が無いのでその儘下山。 (甚吉森送電線巡視路) 大湯沢を離れて工事事務所まで戻り、左手に見えている滝の脇に送電線の巡視路が延びているのでそこに登る。慎重に登らねばならない急斜面だが、滝を横から間近に眺めることが出来る。右上に直線状に延びるやや荒れた細い道を辿って行くと、やがてまばらな紅葉が美しい山腹に。そこから尾根のT字路に出るが、何やら見覚えが。取り敢えず右へ行って三角点を2つ過ぎると、何のことはない、やはり甚吉森登山道中で唯一纏まった眺望が得られる、No.167鉄塔の下ではないか。暫し北側の無名峰の数々の眺望を楽しむ。甚吉森登山道は、山頂方向への道ははっきりしているが、鉄塔下から登山口方面へ向かう道は薮の中に埋もれていて、知らずにここに来ていたらそこに道が続いていることになぞ気が付かなかったろう。 そこから下山途中でカメラのバッテリーが切れてしまったので、休みを入れて誤魔化しつつ撮影。途中で沢沿いの道の眺めが得られるのだが撮影は無理だった。 |
その他周辺情報 | (「日景温泉」) 甚吉森送電線巡視路から日景温泉へ戻る。何せ15時までに入らないといけないのでそれまでは何度か機会が有り乍らも来れなかったのだが、今回は日の落ちるのも早くなっているし、小雨で体も冷えているしで、入ってみることにした。 入浴料500円と、市内の温泉としては高目の設定。入り口から浴場までは100m程歩く。内湯が2つで、内片方は寝湯。露天風呂がひとつ有り、桶湯も有る。湯は濁り湯で、ゴポゴポ出て来る様は如何にも「温泉」と云う雰囲気を盛り上げる。湯は熱いのだが露天はぬるめ。それだけ相当量の熱量が四六時中無駄に空中に拡散して行っていると云う訳だ。改めて、何故市内の温泉は何処も温泉発電をやらないのかと思う。山間に有る温泉だが、眺望は主に空しか見えないので、「清風荘」等の方がマシ。露天風呂の中には大きな岩が2つ設置されているが、湯面の上に茸の笠の様なものが形成されているのが面白い。何か空気に長時間触れていると白く凝固する成分が含まれているのだろう。 |
写真
撮影機器:
感想
(矢立552mピーク)
地理院地図ではここへは南側の西の又林道方面から山頂へ至る道が後2つ記載されているので、機会が有れば確認してみたい。
(矢立送電線巡視路)
寺ノ沢〜松原〜長走〜陣場と続き、青森県側へと通じている送電線は200〜400m級の幾つもの低山を巻いており、奥羽本線からも良く視認出来る。まぁそのどれもに巡視路が完備されている訳ではないだろうから、巡視路のみを辿って歩くのは難しいだろうが、付近へ足を伸ばした際には少しずつこまめに回収して行きたい。眺望は得られたとしてもそこそこだろうし、気張らず気楽にやることにしよう。
(大湯沢)
自分で発見したルートの中でもお気に入りの場所なのだが、この日は生憎の天気だった。前述した様に、数日晴天が続いた後の晴れの日を選んでまた来たい。紅葉の時期は極く限られているだろうが、来年は上手くタイミングを合わせられるだろうか。
(甚吉森送電線巡視路)
何処でも紹介されていない細い滝を間近に見られるのが魅力。甚吉森登山道で略唯一眺望が得られるポイントにも出られるので、日景温泉や矢立ハイツに立ち寄った人で2〜3時間程体が空けられる人は、大湯沢と併せて足を伸ばしてみるのも良いだろう。
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