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Yamareco

記録ID: 1638092
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

花脊の鉄塔〜大見尾根〜大見湿原〜尾越湿原〜チセロ山〜ちしょろ山

2018年11月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:40
距離
18.3km
登り
1,002m
下り
1,166m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
0:52
合計
7:40
8:58
42
9:40
9:42
18
P835
10:00
10:18
10
花脊の鉄塔
10:28
10:30
8
琵琶湖展望所
10:38
0:00
30
和佐谷峠
11:08
0:00
32
P845
11:40
0:00
34
P877
12:14
12:16
20
P771
12:36
12:42
52
13:34
0:00
38
前坂峠
14:12
14:14
10
P746
14:24
14:28
28
チセロ峠
14:56
15:00
6
15:06
15:16
24
展望所
15:40
0:00
18
P682付近
15:58
16:00
22
16:22
0:00
16
登り口
16:38
花背交流の森前バス停
天候 晴れ/曇り
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
京阪電鉄 - 祇園四条〜出町柳 210円
京都バス - 出町柳駅前〜百井別れ 590円
京都バス - 花背交流の森前〜北大路駅前 830円
京都市営地下鉄 - 北大路〜四条 260円
コース状況/
危険箇所等
■百井別れバス停〜花脊の鉄塔〜杉峠
百井別れバス停からは舗装路を歩き、南にあるP723へ続く尾根との出合から入山しています。
以前に歩いた際には、もう少し東にある登り口から取り付いていますが、こちらからの方が登りやすいですね。
植林帯の尾根を歩き、東側からの尾根と出合う小ピークの辺りは藪となっていて歩きにくいけど、うまく回避できるのかも?
P835を経て、そのまま尾根を辿ると、杉峠から花脊の鉄塔への道の下に行き着きます。
右へ進み、最後は急な斜面を少し登れば、目の前に鉄塔があります。
鉄塔から杉峠までは林道という感じでしょうか。
杉峠側からの進入に関しては、以前は『関係者以外は立ち入り禁止』との趣旨の札があったけど、なくなっているようで、通行は可能でしょうか。
ただし、近いうちに解体工事が始まると思われ、その後は山道からも含めて接近は避けましょう。

■杉峠〜大見尾根〜小野谷峠
杉峠からは林道歩きとなり、北上します。
倒木が電線に引っかかっており、下を通過する際には気になります。
近い位置にある滝谷山へ寄るのも良いでしょう。
P845の少し南辺り、左側にネットが見える地点ぐらいから尾根に取り付き、山道へ。
踏み跡は基本的に薄めで、所々で分かりにくくなります。
尾根芯がアセビなどで通行しにくい所では、トラバース道区間になっていたりします。
迷い込みそうな支尾根はあり、小ピークでは進行方向に注意が必要。
所々に倒木があり、それなりの対処が必要な場合もありますが、ここを歩こうとする人なら、問題ないでしょう。
アップダウンのあるルートを辿り、小野谷峠へ至ります。

■小野谷峠〜大見湿原〜尾越湿原〜チセロ峠
小野谷峠から南東へ進んで行くと、湿原地帯が広がっています。
左岸の道を進み、写真49の辺りで右岸へ。
林道に出合い、大見の集落内へ入り、分岐で左へ。
舗装路歩きとなり、前坂峠を経て少し歩き、尾越湿原へ進んでいます。
湿原付近の詳述は避けておきます。
良く分からないままに進入するのは止めておく方が良さそう。
尾根に乗り、P746を経て、南からの尾根と合流し、チセロ峠に至ります。

■チセロ峠〜チセロ山〜ちしょろ山〜花背交流の森前バス停
引き続き尾根を辿って標高が上がって来ると、倒木が目立つようになり、それなりの対処が必要になる所もありました。
チセロ山山頂の一帯は倒木で荒れ気味だけど、この後は山村都市交流の森の管理区域内となり、標識もきちんとあり、歩きやすい道となります。
ちしょろ山への道は問題なし。
ちしょろ山からの下りの前半はやや変則的なジグザグ道で、道幅が少し狭めのトラバース道となっています。
下り切ると登り口に着き、林道歩きを経て、最後はやや高度感のあるトラバース道となり、山村都市交流の森のセンターエリアへ続く道に合流し、桂川に架かる橋の先に花背交流の森前バス停があります。

上記の通り、一般のルートであっても踏み跡は薄めの区間が多くなっています。
今回は一般のルート以外も歩いており、特に危険な箇所はないものの、それなりに歩き慣れている人向きかも知れません。
誘い込まれてしまいそうな支尾根が少なくなく、所々で倒木などで進みにくくなっていたり、半ば藪漕ぎになったり、進路を見通しにくくなっていたり、他にもあるかと思われますが、ある程度の対処力を要するかと思われます。
山の歩き方を教えてくれる山域だと思っています。
その他周辺情報 山村都市交流の森 - 詳細はネットでチェック?
百井別れバス停からスタートです。
2018年11月03日 08:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 8:58
百井別れバス停からスタートです。
バス路線を走っている際には倒木が多数でしたが、百井へ向かう道はほとんど倒木はない。
こちらの谷には風はあまり入って来なかったのでしょう。
2018年11月03日 09:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 9:02
バス路線を走っている際には倒木が多数でしたが、百井へ向かう道はほとんど倒木はない。
こちらの谷には風はあまり入って来なかったのでしょう。
P723へと続く尾根との出合から入山します。
初めて訪れた昨年の3月にはもう少し東から取り付いていますが、こちらの方が登りやすい。
2018年11月03日 09:12撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 9:12
P723へと続く尾根との出合から入山します。
初めて訪れた昨年の3月にはもう少し東から取り付いていますが、こちらの方が登りやすい。
久しぶりの対面となる巨木。
その後に巨木をいくつか見てきたせいか、初めての時ほどは大きく感じず。
とは言え、立派な木です。
2018年11月03日 09:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 9:18
久しぶりの対面となる巨木。
その後に巨木をいくつか見てきたせいか、初めての時ほどは大きく感じず。
とは言え、立派な木です。
この辺りで尾根の右側は雑木に。
2018年11月03日 09:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 9:21
この辺りで尾根の右側は雑木に。
P835の手前で花脊の鉄塔が眼前に。
確かに、もうアンテナの類は付いておらず、電波塔としての役目を終えたようですね。
2018年11月03日 09:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 9:36
P835の手前で花脊の鉄塔が眼前に。
確かに、もうアンテナの類は付いておらず、電波塔としての役目を終えたようですね。
P835。
初めての時は周囲に残雪を見ながらのドキドキの行程でした。
2018年11月03日 09:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
11/3 9:39
P835。
初めての時は周囲に残雪を見ながらのドキドキの行程でした。
良い色付きの木に誘われて進みそうになるけど、進路はそちらではない。
2018年11月03日 09:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 9:44
良い色付きの木に誘われて進みそうになるけど、進路はそちらではない。
近づいて来ました。
2018年11月03日 09:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 9:45
近づいて来ました。
今回もスミレが咲いていました。
2018年11月03日 09:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 9:50
今回もスミレが咲いていました。
たくさん咲いている。
2018年11月03日 09:52撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 9:52
たくさん咲いている。
幾重もの稜線が連なっています。
奥の方は水墨画のよう。
2018年11月03日 09:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 9:58
幾重もの稜線が連なっています。
奥の方は水墨画のよう。
鉄塔の直下に到着です。
やはり大きい。
2018年11月03日 10:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 10:00
鉄塔の直下に到着です。
やはり大きい。
正面から。
間近で見るのは最後になりそうなので、ゆっくりとパン休憩にします。
2018年11月03日 10:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 10:01
正面から。
間近で見るのは最後になりそうなので、ゆっくりとパン休憩にします。
展望。
これまでは冬枯れの状態だったのだけど、まだ葉がある時期なせいか、もう少し良く見えていたはずという感じ。
2018年11月03日 10:02撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 10:02
展望。
これまでは冬枯れの状態だったのだけど、まだ葉がある時期なせいか、もう少し良く見えていたはずという感じ。
ケルンとベル。
去り際に惜別の思いと共に鐘を鳴らします。
2018年11月03日 10:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 10:16
ケルンとベル。
去り際に惜別の思いと共に鐘を鳴らします。
色々な場所から見えていた鉄塔。
見守っていてくれていたような、そんな感覚があります。
寂しくなるけど、これからも楽しく安全に山歩きを続けたいですね。
青空が嬉しかった。
2018年11月03日 10:18撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 10:18
色々な場所から見えていた鉄塔。
見守っていてくれていたような、そんな感覚があります。
寂しくなるけど、これからも楽しく安全に山歩きを続けたいですね。
青空が嬉しかった。
杉峠側の入口。
工事が始まるまでであれば、こちらから立ち入っても良いのではないでしょうか。
2018年11月03日 10:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 10:24
杉峠側の入口。
工事が始まるまでであれば、こちらから立ち入っても良いのではないでしょうか。
琵琶湖展望所より。
ここからも鉄塔が見えるんだけど、チェックし忘れるという失態。
放心状態だったのかな?
2018年11月03日 10:28撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
11/3 10:28
琵琶湖展望所より。
ここからも鉄塔が見えるんだけど、チェックし忘れるという失態。
放心状態だったのかな?
電線に引っかかっている倒木。
以前から引っかかっていた手前の倒木は処理されたけど、その次が待っていたとは。
2018年11月03日 10:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 10:36
電線に引っかかっている倒木。
以前から引っかかっていた手前の倒木は処理されたけど、その次が待っていたとは。
林道歩きだけど、所々で紅葉が楽しませてくれる。
2018年11月03日 10:43撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
11/3 10:43
林道歩きだけど、所々で紅葉が楽しませてくれる。
この日一番の色合いかな。
2018年11月03日 10:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 10:49
この日一番の色合いかな。
やや急な斜面上にあり、登って撮影してみるも、なかなかうまく収まってくれず、悪戦苦闘。
2018年11月03日 10:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 10:51
やや急な斜面上にあり、登って撮影してみるも、なかなかうまく収まってくれず、悪戦苦闘。
ここから大見尾根へ。
まずは少しだけネット沿いを進みます。
2018年11月03日 11:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 11:06
ここから大見尾根へ。
まずは少しだけネット沿いを進みます。
大見尾根の紅葉。
2018年11月03日 11:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 11:13
大見尾根の紅葉。
所々できれいに色付いています。
2018年11月03日 11:15撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 11:15
所々できれいに色付いています。
こちらにもスミレです。
2018年11月03日 11:21撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 11:21
こちらにもスミレです。
チゴユリかな。
2018年11月03日 11:24撮影 by  DSC-WX500, SONY
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チゴユリかな。
アキノキリンソウ。
2018年11月03日 11:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 11:35
アキノキリンソウ。
雲取山方面。
2018年11月03日 11:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 11:37
雲取山方面。
所々に倒木。
2018年11月03日 11:37撮影 by  DSC-WX500, SONY
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所々に倒木。
右側の山肌の色付き。
白くなっているのは琵琶湖の辺りかな?
2018年11月03日 11:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 11:44
右側の山肌の色付き。
白くなっているのは琵琶湖の辺りかな?
秋の京都北山という感じの風景ですね。
2018年11月03日 11:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 11:59
秋の京都北山という感じの風景ですね。
振り返りで。
2018年11月03日 12:13撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 12:13
振り返りで。
P771。
大見尾根の北側は歩いていなかったので、ここは初訪問。
2018年11月03日 12:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 12:14
P771。
大見尾根の北側は歩いていなかったので、ここは初訪問。
どっしりとした尾根を歩く。
2018年11月03日 12:23撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 12:23
どっしりとした尾根を歩く。
ホコリタケ。
終盤なのか、指でパフパフと押した部分が元に戻らず。
2018年11月03日 12:27撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 12:27
ホコリタケ。
終盤なのか、指でパフパフと押した部分が元に戻らず。
きのこ。
ナメコのような、そうでないような?
2018年11月03日 12:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 12:30
きのこ。
ナメコのような、そうでないような?
小野谷峠に到着です。
右に見えている倒木のあおりを受け、ピークハンターさんのプレートが付けられていた木は完全に倒れてしまっていました。
2018年11月03日 12:36撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 12:36
小野谷峠に到着です。
右に見えている倒木のあおりを受け、ピークハンターさんのプレートが付けられていた木は完全に倒れてしまっていました。
しばしプレートを探したものの見つからず、諦めかけた時に何とか発見。
2018年11月03日 12:39撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 12:39
しばしプレートを探したものの見つからず、諦めかけた時に何とか発見。
何とか救出に成功。
2018年11月03日 12:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 12:41
何とか救出に成功。
今晩は良い夢が見られそう、などと思いつつ。
2018年11月03日 12:41撮影 by  DSC-WX500, SONY
3
11/3 12:41
今晩は良い夢が見られそう、などと思いつつ。
大見湿原へ。
これは上流方面。
2018年11月03日 12:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 12:44
大見湿原へ。
これは上流方面。
下流方面。
2018年11月03日 12:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 12:44
下流方面。
苔をズームアップ。
2018年11月03日 12:45撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 12:45
苔をズームアップ。
秋の佇まいだけど、葉っぱが飛ばされたのか、寂しげな感じ。
2018年11月03日 12:49撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 12:49
秋の佇まいだけど、葉っぱが飛ばされたのか、寂しげな感じ。
むむむ。
2018年11月03日 12:57撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 12:57
むむむ。
倒木を避けて、少し斜面の上を歩いています。
これは振り返って撮影したはず。
2018年11月03日 13:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:01
倒木を避けて、少し斜面の上を歩いています。
これは振り返って撮影したはず。
この辺りで右岸へ。
2018年11月03日 13:05撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:05
この辺りで右岸へ。
最後はススキが広がっています。
2018年11月03日 13:10撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:10
最後はススキが広がっています。
ひっそりとした大見の集落へ。
2018年11月03日 13:14撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:14
ひっそりとした大見の集落へ。
分岐のお地蔵さん。
無事の山行をお祈り。
2018年11月03日 13:16撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 13:16
分岐のお地蔵さん。
無事の山行をお祈り。
皆子山の西尾根の登り口付近。
2018年11月03日 13:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:32
皆子山の西尾根の登り口付近。
情緒のかけらもない前坂峠。
2018年11月03日 13:34撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:34
情緒のかけらもない前坂峠。
こんな所にイワウチワ。
咲くのを舗装路で見られるのかも?
2018年11月03日 13:35撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:35
こんな所にイワウチワ。
咲くのを舗装路で見られるのかも?
尾越湿原に来ました。
5月末に来た時にクリンソウが群生していた辺り。
それなりに痕跡は残っています。
2018年11月03日 13:40撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:40
尾越湿原に来ました。
5月末に来た時にクリンソウが群生していた辺り。
それなりに痕跡は残っています。
こちらも少しくすんだような色合いかな?
2018年11月03日 13:42撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 13:42
こちらも少しくすんだような色合いかな?
今回も湿原の縁を歩きます。
2018年11月03日 13:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:47
今回も湿原の縁を歩きます。
前回は手近の尾根に乗ったけど、もう少し縁を歩いてみます。
2018年11月03日 13:53撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:53
前回は手近の尾根に乗ったけど、もう少し縁を歩いてみます。
あちらへ進みたいけど、ぬかるんだ所を歩くのは避けられなさそう?
2018年11月03日 13:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 13:59
あちらへ進みたいけど、ぬかるんだ所を歩くのは避けられなさそう?
何とか尾根に取り付くべく斜面に到達。
奥の紅葉が気になるので、そちらへ。
2018年11月03日 14:01撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 14:01
何とか尾根に取り付くべく斜面に到達。
奥の紅葉が気になるので、そちらへ。
素晴らしい色合いだけど、日が照っていない。
2018年11月03日 14:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 14:03
素晴らしい色合いだけど、日が照っていない。
尾根を登り始めて振り返ると、日射しを浴びた紅葉が目に入る。
何とタイミングが悪い。
2018年11月03日 14:05撮影 by  DSC-WX500, SONY
4
11/3 14:05
尾根を登り始めて振り返ると、日射しを浴びた紅葉が目に入る。
何とタイミングが悪い。
名もなき尾根を歩く。
2018年11月03日 14:08撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 14:08
名もなき尾根を歩く。
所々で鮮やかに色付いた木に出合う。
2018年11月03日 14:20撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 14:20
所々で鮮やかに色付いた木に出合う。
チセロ峠。
気になっていた峠です。
2018年11月03日 14:26撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 14:26
チセロ峠。
気になっていた峠です。
イワウチワとイワカガミ?
2018年11月03日 14:29撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 14:29
イワウチワとイワカガミ?
イワカガミのはず。
京都ではあまり見かけないんですよね。
花期に確かめに来よう。
2018年11月03日 14:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 14:30
イワカガミのはず。
京都ではあまり見かけないんですよね。
花期に確かめに来よう。
きのこ三兄弟。
2018年11月03日 14:44撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 14:44
きのこ三兄弟。
倒木が多くなり始める。
右寄りへ迂回したはず。
2018年11月03日 14:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 14:47
倒木が多くなり始める。
右寄りへ迂回したはず。
ふいに展望が開ける。
左端が峰床山で、中央奥が武奈ヶ岳でしょうか。
2018年11月03日 14:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 14:50
ふいに展望が開ける。
左端が峰床山で、中央奥が武奈ヶ岳でしょうか。
中央に蓬莱山で、右は皆子山の稜線かな。
2018年11月03日 14:50撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
11/3 14:50
中央に蓬莱山で、右は皆子山の稜線かな。
峰床山をズーム。
誰かいるかな?
2018年11月03日 14:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
2
11/3 14:51
峰床山をズーム。
誰かいるかな?
蓬莱山をズーム。
誰かいるはず。
2018年11月03日 14:51撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 14:51
蓬莱山をズーム。
誰かいるはず。
花脊の鉄塔。
こんな感じで方々から見えているんですよね。
2018年11月03日 14:54撮影 by  DSC-WX500, SONY
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11/3 14:54
花脊の鉄塔。
こんな感じで方々から見えているんですよね。
チセロ山山頂に到着です。
山頂一帯は倒木が多く、荒れています。
付け替えられたピークハンターさんのプレートがどこにあるかは分からず。
2018年11月03日 14:56撮影 by  DSC-WX500, SONY
1
11/3 14:56
チセロ山山頂に到着です。
山頂一帯は倒木が多く、荒れています。
付け替えられたピークハンターさんのプレートがどこにあるかは分からず。
倒れたせいで、ヤドリギの実が目の前に。
2018年11月03日 15:00撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 15:00
倒れたせいで、ヤドリギの実が目の前に。
展望所となっている東屋で遅めの昼食です。
ここからも鉄塔が見えています。
2018年11月03日 15:06撮影 by  DSC-WX500, SONY
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展望所となっている東屋で遅めの昼食です。
ここからも鉄塔が見えています。
ちしょろ山へ向けて歩いています。
2018年11月03日 15:19撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ちしょろ山へ向けて歩いています。
この辺りには倒木被害があったようだけど、きちんと処理されています。
2018年11月03日 15:32撮影 by  DSC-WX500, SONY
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この辺りには倒木被害があったようだけど、きちんと処理されています。
大木を振り返り。
2018年11月03日 15:47撮影 by  DSC-WX500, SONY
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大木を振り返り。
ちしょろ山山頂に到着です。
知世路谷山とも呼ばれているようです。
2018年11月03日 15:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ちしょろ山山頂に到着です。
知世路谷山とも呼ばれているようです。
三角点。
2018年11月03日 15:58撮影 by  DSC-WX500, SONY
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三角点。
このレコでは、こちらの山名を採りました。
2018年11月03日 15:59撮影 by  DSC-WX500, SONY
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このレコでは、こちらの山名を採りました。
ベニナギナタダケ?
2018年11月03日 16:03撮影 by  DSC-WX500, SONY
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ベニナギナタダケ?
登り口に到着です。
左の道を下って来ました。
2018年11月03日 16:22撮影 by  DSC-WX500, SONY
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登り口に到着です。
左の道を下って来ました。
まだピンと来ないけど、桂川なんですよね。
2018年11月03日 16:30撮影 by  DSC-WX500, SONY
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まだピンと来ないけど、桂川なんですよね。
花背交流の森前バス停に到着し、無事にゴールです。
バスの到着まで時間があるので、山村都市交流の森へ。
2018年11月03日 16:38撮影 by  DSC-WX500, SONY
11/3 16:38
花背交流の森前バス停に到着し、無事にゴールです。
バスの到着まで時間があるので、山村都市交流の森へ。

感想

世界的な観光都市の京都。
内外からの観光客で人がいっぱいで、秋の紅葉の時期は特にすごい。
そんな京都は盆地として知られ、周囲を山で取り囲まれています。
いくつかの山は地元の人を中心に人気のハイキングルートになっているよう。
そんな中、山域として個人的に魅力を感じるのが、市街地の北に位置する京都北山。
市街地の喧騒とは全くの別世界で、多くの山は歩く人も少なく、自分が山と向き合っているのを強く実感できるのです。
そんな京都北山のランドマーク的な存在なのが、花脊に立っている電波塔。
『花脊の鉄塔』などと呼ばれ、一部の人には親しまれているはず。
その鉄塔が取り壊されると知り、その前に近くまで行ってみる事にしました。
以前にも行っており、ルート的には把握しているのだけど、9月初旬の台風で近隣には大きな被害が出ており、多少の不安を抱きつつ。
その後は京都北山の秋の風景を味わうべく、ルートを組み立てました。

出町柳駅前バス停に着くと、朽木方面へのバス便には長い列が形成されているけど、広河原方面への便には誰も並んでいない。
共通回数券を購入後に戻ってみると、2人が並んでおられ、まだバス便の復活が周知されていないのかなとの印象。
しかし、時間の経過と共に後方は人の気配が増しているよう。
朽木方面は臨時便が出たのに、立ち客も多そうで、あちらは大変そう。
しかし、本当に大変だったのはこちらで、途中からの乗客も加わり、ギュウギュウ詰め。
京都産業大学にて大量に下車し、こんなに乗っていたのかという感じ。
山間部の自由乗降区間に入り、最初の離脱者となり、百井別れバス停に到着です。

実際に歩き始めるまでに長々と書いてしまいましたが、この日も山行をスタートです。
ここまでのバスの車内からは大量の倒木を目にしていたけど、百井への道には倒木はほとんど見られないぐらいで、地形による影響が大きかったのかなという感じ。
ここかなと目を付けていた箇所から問題なく取り付く事ができそうなので、初めての時よりも西側から入山します。
少し登るとゆったりした傾斜となり、植林帯の尾根を進みます。
前回は驚かされた巨木を久しぶりに目にしますが、その時ほどは大きく感じず。
その後に巨木をいくつとなく見てきた経験が影響しているんでしょうね。
次第に雑木が中心となり、藪漕ぎとなる所もあり。
P835の手前で遮る物なく目の前に鉄塔が見えるようになり、改めて大きく感じます。
P835を経て進むと、杉峠からの道の下に着き、右に回り込んで行くと最後は急斜面となり、もつれる足で頑張って登ると、鉄塔の直下に到着です。
相変わらず大きく、空は青い。
鉄塔を間近に見るのは最後になるはずなので、ゆっくりと休憩します。
しんみりとした気分になるかと思っていたけど、鉄塔は何も語りかけて来ず、青空なせいもあってか、またここに来られた事自体の気分の良さが先行する感じ。
パンなどで小腹を満たしつつ、展望と鉄塔を交互に見やります。
いつまでも居座る訳には行かず、ケルンの近くのベルを鳴らし、寂しさを感じながらも先へ進みます。

杉峠からは北上する林道を歩きます。
琵琶湖展望所から鉄塔のチェックをし忘れてしまい、何をやっているんだか状態。
所々の紅葉に目を奪われながら進み、取り付き地点から大見尾根へ。
相変わらず踏み跡は薄めで、きっちりと進もうとすると気疲れしそうなので、ある程度は自分の感覚で歩きやすい辺りを進んだりしつつ。
所々で尾根芯はアセビなどで覆われており、トラバース道区間も意外とあったりする。
倒木は程々ぐらいで、これぐらいなら特に問題なし。
木々の葉っぱはそれなりに飛ばされている感じだけど、所々に鮮やかに色付いた木があり、目を楽しませてくれます。
アップダウンのある京都北山らしさを感じる尾根を歩き、小野谷峠に到着です。
倒木があり、そのあおりでピークハンターさんのプレートが付けられていた木も倒されています。
ややこしい状態になっていて、探してもプレートは見当たらない。
諦めるしかないかなと思った頃合で、木の陰になって見えていなかった辺りで発見。
何とか枝を引っ張り出し、良さそうな位置へ置き、いつもの撮影を。

大見湿原はいつもと変わらない部分と、そうでない部分とがある感じ。
それなりに台風の被害はあったようで、道をふさぐ倒木がいくつかあり、湿原内の木々の葉っぱは寂しげな状態のように見える。
離れた位置からなのがもどかしいけど、時間が気になりつつあり、先を急ぎます。
積雪期に湿原内を歩いてみて、湿原の広さを体感したいとの思いが強いですね。
林道に合流し、静かな大見の集落内を歩き、分岐に佇むお地蔵さんに手を合わせ、北へ。
前坂峠を経て、曲がりくねった道を歩くと、左に尾越湿原が見えて来ます。
クリンソウの群生していた辺りには、昨年よりも痕跡は残っています。
前回と同じようにして進み始めると、シカのフンが大量にあり、そのタイミングでシカが警戒音を発して逃げて行くのが目に入ります。
まあ、エサとなる草が多そうだし、シカには生息しやすい環境のはず。
大見湿原も尾越湿原も草花の植生は単調かなという印象で、八丁平が物々しいぐらいの保護をするのも仕方がないのかなと実感。
前回よりも余分に湿原付近を歩き、それなりに苦労をした後、尾根へ取り付きます。
京都北山の一般ルートでない尾根らしさを感じつつ進み、所々で紅葉を堪能し、気になっていたチセロ峠に到着です。

少し登ると、イワウチワに混じってイワカガミらしきのを発見。
これまでの経験上、京都の山ではイワカガミはあまり見かけないんですよね。
咲いている頃に確認しに来たいけど、どうなりますか。
さらに標高が上がって来ると、倒木が目立ち始め、この日の山行では最も進みにくく感じた所だったかも。
とは言え、先日のポンポン山などに比べると難易度は低く、普通に通過。
ふと開けた展望を眺めつつ息を整え、すぐにチセロ山山頂に到着です。
山頂はそれなりに荒れていて、ピークハンターさんのプレート探しは難しそう。
一帯は広くて、歩くのは問題なし。

散策路のような道を進み、展望所になっている東屋で遅めの昼食にします。
花脊の鉄塔も見えています。
その後も歩きやすい道が続き、ちしょろ山山頂に到着です。
知世路谷山とも呼ばれているよう。
途中からは時間を心配しつつの山行だったけど、明るいうちに下山できそうなので、あまり急がずに確実に下って行きます。
沢沿いの林道に出合い、標識に従って進むと、山村都市交流の森のセンターエリア内に到着し、先にバス停まで進んでゴールし、ログを停止。
戻って来て、センターエリア内を歩いてみます。
休憩所を併設しているらしき案内所はすでに閉じられているっぽい?
『北山分水嶺トレッキングマップ』を入手したいので、管理事務所へ。
ここで販売されており、無事に入手。
バスの到着まで時間があるので、パンを食しつつマップに見入ります。
何だかそわそわし始めたので、センターエリア内を少し歩いて回り、バス停へ。
無駄に早く着いてしまったけど、無事に最初の乗客となり、帰路に就きました。

当たり前に存在すると思っている物でも、いつかは失われてしまう。
分かっているつもりでも、やはり簡単には受け入れられない。
あるはずの場所にその姿がなくなれば、さらに喪失感を味わうのかも知れません。
心の中の情景として記憶に留め、今後も山歩きを続けられれば良いかな。
そんな思いを抱きながら、秋の京都北山を歩いた一日になりました。

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コメント

お疲れ様でした
このコースなら、花背の鉄塔、ずーっと目印になりますね。
チセロ山の東屋からも見えていて、
あんなところから歩いて来たのかと思うと
感慨もひとしお…。
vgさんらしいコース選択、相変わらずの長距離、
お疲れ様でした。

鉄塔自体は、無粋な鉄の塊だけど、
紅白の特徴ある姿に、あそこが花背峠だと
何度山の中で、また町からも思った事か…。

無くなる事は寂しけれど、
何時か、ない事に慣れる時が来るのでしょうね…。
だけど、あの稜線を見たら、あそこに鉄塔が有ったんだよねーと
きっと思う事でしょう。

ところで、分水嶺地図!
一時、たくさん持っていたのですが、
いろんな方に配りまくり、とうとう在庫はなくなりました。
vgさんにこそ、差し上げたら良かったなぁ…と思いました。
2018/11/6 9:21
heheさん、こんばんは
花脊の鉄塔の解体との報には本当に驚きました。
京都タワーの解体の方がすんなりと受け入れられそうなぐらい?
まだ存在しているせいか、間近で見上げても実感は湧かず。
撤去されて、実際にあった場所に姿がなくなれば、実感するしかなくなるんでしょうね。
願わくば、撤去後にはあの場所をハイカーに開放してもらいたいですね。

あの東屋から見えるのは分かっていたので、何とかあそこでゆっくり休憩をと思っていました。
日が暮れるのが早くなり、途中までは時間が心配だったけど、ほぼ想定通りぐらいで到着できたはず。
山道では誰とも出会わず、京都北山らしさをじんわりと感じる山行になりました。

北山分水嶺のマップはずっと気になっていたんだけど、入手に至らないままでした。
僕は京都北山に強く惹かれているので、やはり自分で購入すべきかと。
まだ歩いた事がない人や、あまり知らない人に届けるのが正解だと思います。
受け取った方には是非とも歩きに来てもらって、もう少し踏み跡をはっきりさせるのに貢献してもらいたいですね。
尾根芯がアセビに浸食されつつある所が多く、このままだと歩きづらくなりそう。
人が少ないのは魅力ではあるけど、もう少し歩かれるべき山域のはず。
踏み跡を増やすべく、マップを参考にして色々とルートを考えてみます。
2018/11/6 19:20
プロフィール画像
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