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Yamareco

記録ID: 1642069
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

大唐松山

2018年10月31日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:03
距離
16.7km
登り
1,991m
下り
1,994m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:53
休憩
1:08
合計
12:01
距離 16.7km 登り 2,004m 下り 1,995m
5:10
16
5:26
5:27
194
8:41
8:43
173
11:36
11:37
7
11:44
12:44
6
12:50
12:51
133
15:04
15:05
105
17:08
17:10
1
17:11
ゴール地点
奈良田・登山者用駐車場0507―0526開運隧道入口・奈良田第一発電所前―0530林道ゲート・山の神0537―0539作業用モノレール(横断)―0547道を間違え引き返す―0550作業用モノレール―0614水管―(水管横を直登してしまう)―0627送電鉄塔西山線No.18―0703観測装置らしきものの残骸(Co1365m、ここまで電線が引いてある)―0728小ピーク(1542m)―0841雨池山・三角点―0904小ピーク(1934m)―1028小ピーク(2346m)―1136大唐松山・三角点―1144大唐松山・最高点―1201展望の良い小岩峰1229―1244大唐松山・最高点―1251大唐松山・三角点―1337小ピーク(2346m)―1403休(Co2170m)1413―1442小ピーク(1934m)―1504雨池山・三角点―1546小ピーク(1542m)―1620送電鉄塔西山線No.18―(水管より北側の巡視路を下る)―水管から離れる1631―1642作業用モノレール(横断)―1644林道ゲート・山の神1648―1651開運隧道入口・奈良田第一発電所前―1710奈良田・登山者用駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
奈良田の奥にある登山者用駐車場(広河原行バスの発着所)を利用しました。
コース状況/
危険箇所等
一般登山道ではありません。
(1)取付きは送電鉄塔西山線No.18の巡視路を利用しますが、作業用モノレールを横断した後が分かりづらく、右手の山の斜面にパイプ製手すりを見つけてそこに進む。
(2)巡視路が途中で太い水管を横断します。水管を右岸から左岸に渡ると再びパイプ製手すりが設置された巡視路が続いています。水管の右岸を直登することもできますが、詰めが崩れているので危険を伴います。
(3)送電鉄塔西山線No.18から先は地形図でほぼ尾根伝いに進みます。藪漕ぎはありませんが、ところどころに急坂があります。標高1,260m近辺は特に勾配がきつい。
(4) 2,346m峰から先はところどころやせた稜線になりますが、踏み跡がそれなりにありますので、見失わずに進むこと。岩場を巻こうとして間違えたと思ったら稜線に戻るのが良いようです。
(5)大唐松山は、三角点峰・最高点峰ともに樹木が展望をさえぎっています。もう少し先に進むと、小さな岩の突起があり、そこからの展望はバッチリですので、行ってみることをお薦めします。
その他周辺情報 奈良田の里温泉が定休日でしたので、同じ早川町営の草塩温泉に入りました。
最初の部分は、送電線巡視路を利用させて頂きます。パイプ製手すりを目印にすると良いようですが、朝方の暗い中で見落としてしまい引き返す羽目になって、15分くらいロスしたかな? (取付き部については、最後の方の写真も参考にして下さい)
2018年10月31日 06:07撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 6:07
最初の部分は、送電線巡視路を利用させて頂きます。パイプ製手すりを目印にすると良いようですが、朝方の暗い中で見落としてしまい引き返す羽目になって、15分くらいロスしたかな? (取付き部については、最後の方の写真も参考にして下さい)
太い水管に出ます。この左側(右岸?)を直登してしまったのですが、本当は左岸に渡って続く巡視路を利用すべきでした。
2018年10月31日 06:14撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 6:14
太い水管に出ます。この左側(右岸?)を直登してしまったのですが、本当は左岸に渡って続く巡視路を利用すべきでした。
水管の上部。この階段までは良いのですが、そのあとがちょっといやらしい斜面でした。
2018年10月31日 06:18撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 6:18
水管の上部。この階段までは良いのですが、そのあとがちょっといやらしい斜面でした。
登り切って、鉄塔直下から振り返ったところ。
2018年10月31日 06:24撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 6:24
登り切って、鉄塔直下から振り返ったところ。
こちらが西山線No.18の送電鉄塔。
2018年10月31日 06:27撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 6:27
こちらが西山線No.18の送電鉄塔。
その後も、電線をひいている電柱がありました。かなりの急傾斜なんですけど…
2018年10月31日 06:43撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 6:43
その後も、電線をひいている電柱がありました。かなりの急傾斜なんですけど…
電線は倒木の下敷きになってしまっていたり…
2018年10月31日 07:03撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 7:03
電線は倒木の下敷きになってしまっていたり…
ここが電線の終点(Co1365m)。観測装置らしきものの残骸がありました。
2018年10月31日 07:03撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 7:03
ここが電線の終点(Co1365m)。観測装置らしきものの残骸がありました。
秋ですね。
2018年10月31日 07:32撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 7:32
秋ですね。
樹木の向こうに雨池山かな?
2018年10月31日 07:45撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 7:45
樹木の向こうに雨池山かな?
雨池山の三角点。
2018年10月31日 08:41撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 8:41
雨池山の三角点。
木立を避けて大唐松山の勇姿を撮ってみました。
2018年10月31日 08:58撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 8:58
木立を避けて大唐松山の勇姿を撮ってみました。
(承前)その左手には、広河内岳。
2018年10月31日 08:58撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 8:58
(承前)その左手には、広河内岳。
南アルプスらしい樹林帯。苔の床。
2018年10月31日 10:05撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 10:05
南アルプスらしい樹林帯。苔の床。
間ノ岳の山頂付近はうっすらと白くなっています。
2018年10月31日 10:32撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 10:32
間ノ岳の山頂付近はうっすらと白くなっています。
いよいよ大唐松岳が間近に迫ってきました。
2018年10月31日 10:37撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 10:37
いよいよ大唐松岳が間近に迫ってきました。
霧氷が落ちたような跡。
2018年10月31日 10:54撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 10:54
霧氷が落ちたような跡。
大唐松山・三角点ピークに到着〜。
2018年10月31日 11:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 11:36
大唐松山・三角点ピークに到着〜。
そばに標識板がありましたが、山名は完全に消えてしまっています。
2018年10月31日 11:36撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 11:36
そばに標識板がありましたが、山名は完全に消えてしまっています。
さらにそこから25分くらい進んだところにある小岩峰。展望が素晴らしいので、時計回り360°パノラマ(1):農鳥岳。
2018年10月31日 12:01撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 12:01
さらにそこから25分くらい進んだところにある小岩峰。展望が素晴らしいので、時計回り360°パノラマ(1):農鳥岳。
パノラマ(2):間ノ岳〜北岳。
2018年10月31日 12:01撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 12:01
パノラマ(2):間ノ岳〜北岳。
パノラマ(3):北岳からの池山吊り尾根〜鳳凰三山。
2018年10月31日 12:01撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 12:01
パノラマ(3):北岳からの池山吊り尾根〜鳳凰三山。
パノラマ(4):大唐松山。
2018年10月31日 12:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 12:02
パノラマ(4):大唐松山。
パノラマ(5):富士山〜毛無山塊〜七面山〜山伏方面。
2018年10月31日 12:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 12:02
パノラマ(5):富士山〜毛無山塊〜七面山〜山伏方面。
パノラマ(5):白根南嶺(笊ヶ岳など)。
2018年10月31日 12:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 12:02
パノラマ(5):白根南嶺(笊ヶ岳など)。
パノラマ(6):広河内岳〜農鳥岳。
2018年10月31日 12:02撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 12:02
パノラマ(6):広河内岳〜農鳥岳。
ズームアップ(1):農鳥岳。右のピークは西農鳥岳。
2018年10月31日 12:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 12:11
ズームアップ(1):農鳥岳。右のピークは西農鳥岳。
ズームアップ(2):間ノ岳。
2018年10月31日 12:11撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 12:11
ズームアップ(2):間ノ岳。
ズームアップ(3):北岳。
2018年10月31日 12:12撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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ズームアップ(3):北岳。
ズームアップ(4):鳳凰三山。地蔵岳のオベリスクも確認できます。
2018年10月31日 12:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 12:29
ズームアップ(4):鳳凰三山。地蔵岳のオベリスクも確認できます。
ズームアップ(5):富士山。
2018年10月31日 12:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 12:29
ズームアップ(5):富士山。
大唐松山の最高点。
2018年10月31日 12:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 12:44
大唐松山の最高点。
イワウチワ? 花の時期は見事でしょうね。
2018年10月31日 13:33撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 13:33
イワウチワ? 花の時期は見事でしょうね。
ふかふか。
2018年10月31日 13:53撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 13:53
ふかふか。
このあたり、気持ちよさそうだったので、思わず休憩。
2018年10月31日 14:03撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 14:03
このあたり、気持ちよさそうだったので、思わず休憩。
送電鉄塔まで戻りました。
2018年10月31日 16:21撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:21
送電鉄塔まで戻りました。
送水管の上部では、工事関係者5名くらいがお仕事中でした。挨拶をしたところ、送水管の左岸側にある巡視路を教えて下さいました。そうだったんだ…
2018年10月31日 16:23撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:23
送水管の上部では、工事関係者5名くらいがお仕事中でした。挨拶をしたところ、送水管の左岸側にある巡視路を教えて下さいました。そうだったんだ…
こちらがパイプ製手すり付きの巡視路。
2018年10月31日 16:24撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:24
こちらがパイプ製手すり付きの巡視路。
巡視路はここで送水管を渡渉(?)します。
2018年10月31日 16:28撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:28
巡視路はここで送水管を渡渉(?)します。
真上から送水管の下部を見下ろしたところ。
2018年10月31日 16:29撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:29
真上から送水管の下部を見下ろしたところ。
橙色の桶が橋をふさいでいるいるので、往路はこの先に巡視路が続いていることに気づきませんでした。ここを渡るのが正解!
2018年10月31日 16:31撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 16:31
橙色の桶が橋をふさいでいるいるので、往路はこの先に巡視路が続いていることに気づきませんでした。ここを渡るのが正解!
このパイプ製手すり付きの巡視路を見つけられるかもポイント。朝はまだ薄暗くて良くわかりませんでした。
2018年10月31日 16:41撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
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10/31 16:41
このパイプ製手すり付きの巡視路を見つけられるかもポイント。朝はまだ薄暗くて良くわかりませんでした。
作業用モノレールを渡る場所。
2018年10月31日 16:42撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:42
作業用モノレールを渡る場所。
山の神。巡視路の入口です。
2018年10月31日 16:44撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:44
山の神。巡視路の入口です。
作業用モノレールの起点。
2018年10月31日 16:46撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:46
作業用モノレールの起点。
先ほどご挨拶した作業員の方々は、このモノレールで下山して来ました。
2018年10月31日 16:48撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:48
先ほどご挨拶した作業員の方々は、このモノレールで下山して来ました。
このゲートのすぐ右手奥が山の神。
2018年10月31日 16:49撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:49
このゲートのすぐ右手奥が山の神。
そして先ほどのゲートから数十mで奈良田第一発電所入口(開運隧道入口)です。(往路はこのトンネルの手前を左折)
2018年10月31日 16:51撮影 by  COOLPIX AW120 , NIKON
10/31 16:51
そして先ほどのゲートから数十mで奈良田第一発電所入口(開運隧道入口)です。(往路はこのトンネルの手前を左折)
撮影機器:

感想

「日本の山岳標高一覧」(国土地理院発行)によれば、標高第100位は新蛇抜山で2,667m、第200位は鬼怒沼山で2,141mということになっています。第200位までを全て登ろうとするとすると、ちょっと登りにくい山がいくつか出てきます。北アルプスにも数座ありますが、南アルプスで言うと、
 第139位:大唐松山(2,561m)
 第144位:黒檜山(2,540m)
 第150位:小日影山(2,505m)
あたりかと思われます。

今回、大唐松山を計画するにあたっては、ヤマレコの記録
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1593417.html
を参考にさせて頂きました。kaikaireiさん、qwgさん、yamayoさんには、謹んで御礼申し上げます。

大唐松山の少し先にある小岩峰からの展望を満喫することができましたのも、また農鳥岳までのハイマツの藪漕ぎに単独で突入するような無茶をあらかじめ自粛できた(!?)のも、上記記録を参考にさせて頂いたおかげです。

実際に歩いてみて、私が歩いた区間であれば藪漕ぎもなく、また平日であったこともあり誰にも会うことなく静かな山を独り占めでき、行動時間12時間をたっぷりと楽しんだ充実の山行(距離約17km、標高差約1,700m、累積標高差約2,000m)でした。でも、どうやら黒檜山や小日影山の方がはるかに難易度が高そうです。

また、標高2,500m以上であれば、そろそろテルモスに暖かい飲み物を入れて行くべき季節になっていました。

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