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Yamareco

記録ID: 1648982
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

テントを担いで七ツ石山からの雲取山へ。

2018年11月10日(土) 〜 2018年11月11日(日)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都 山梨県
 - 拍手
GPS
27:00
距離
20.1km
登り
1,521m
下り
1,519m

コースタイム

1日目
山行
15:39
休憩
1:32
合計
17:11
5:57
0
5:57
0
5:57
0
5:57
0
5:57
227
9:44
10:45
0
5:57
0
5:57
0
5:57
329
11:26
11:57
0
5:57
0
5:57
0
5:57
0
5:57
383
12:20
宿泊地
2日目
山行
3:02
休憩
0:00
合計
3:02
5:55
0
宿泊地
5:55
0
5:55
0
5:55
182
奥多摩小屋でテント泊
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小袖駐車場。6時前に到着もすでに8割強埋まっている。
コース状況/
危険箇所等
所々倒木や倒木による登山道の一部崩落あり。
おりゃー
奥多摩小屋内部
登山口注意看板
倒木シリーズ
テントの展覧会
出発前の駐車場、6時前で8割強埋まる
出発前の駐車場、6時前で8割強埋まる
晩飯のメインは鯖缶
晩飯のメインは鯖缶
テント泊道具
倒木シリーズ
雲取山避難小屋
七ツ石山頂上から見える雲取山頂上への道
1
七ツ石山頂上から見える雲取山頂上への道
紅葉を踏みしめる
2
紅葉を踏みしめる
間も無く日の出
奥多摩小屋水場、これが結構急で大変
1
奥多摩小屋水場、これが結構急で大変
新しい社
登山口の看板
倒木シリーズ
あと少しで閉鎖、寂しい
1
あと少しで閉鎖、寂しい
おりゃ〜
雲取山登頂
七ツ石小屋
我が家、テント設営後
2
我が家、テント設営後
朝はホットココアとカロリーメイト
1
朝はホットココアとカロリーメイト
七ツ石山頂上
テント設営前

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ナイフ テント テントマット シェラフ
備考 本、携帯充電池

感想

天気が良く眺めが良かったのは朝の9時過ぎまで。
その後は終日雲の中で、期待の星空は見れず残念だったが、紅葉が綺麗で無事に下山できた事、それだけで良しとしよう。初の雲取テント泊は無事に終了。

余談〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
天気が良くなるとの予報のうえに、この時期にしては気温も上がるという事で、急遽雲取山へのテント泊を決行。綺麗な夜景を期待して。
恐らく多くの登山者が同じ事を考えているだろうと思い、急いで準備し家を出発。6時前に小袖駐車場に到着。予想通り到着時点で駐車場は8割強埋まっていました。早くきてよかった。
登山の準備し、いざ雲取山に向け出発。時間は6時。
早速登山口でパチリ。と、お馴染みになった丸い看板の横に何やら書いてある四角い看板が。読んでみると、登山者への注意書きが載っていました。ふむふむと斜めに読み流し、登山道に一歩足を踏み込む。ここから4時間の登りが始まる。一歩、一歩頂上に向かって。と言っても、ブナ坂まで単調な樹林帯の中の登り坂。いつものね、と思っていると、早々に登山道の異変が。直径30センチ程の倒木が登山道を塞いでいる。地面に横倒しになっているからこれは簡単に跨いで通過する。が、数分後にまた登山道に異変が。今度は、谷側の二本の木が根元から谷側方向に倒れ、そのせいで登山道の一部を崩しているではないか。この様な倒木による登山道の変化はこれだけにとどまる事はなく、幾度となく登山者の足を止める事になる。
倒木を慎重に越えながら順調に歩みを進め、予定通り七ツ石小屋に到着。トイレを兼ねて小休憩。天気が良く、気温も上昇してきている。周りの景色の写真数枚撮り、当然富士山も写真に収める。
写真を撮り終え次の目的地である七ツ石山を目指します。登山再開し水場を通過して行くと
七ツ石山に到着。七ツ石山頂上石碑で記念撮影をし、再び景色の撮影をする。撮影後ブナ坂に向け下山開始。この下山がなかなか長かった。何度か下ったことがあるはずなのに忘れてる。
ブナ坂に到着し標識をさっと写真を撮り、次の目的地のテン場奥多摩小屋を目指します。ここからは尾根道で開放感があり、眺めも良く気持ちよく登る事ができます。緩やかな登りと開放感のある景色に目を奪われながら(何度撮ってもカメラを向けてしまう富士山の魅力ってなんだーーー!)間も無くヘリポートが見えテン場についた事を同時に認識する。あー着いた。この時4張りぐらい。好きな場所を選び放題。適当な場所を決め、奥多摩小屋で支払いをしてくる。閉鎖する事を知ってからも、改めて尋ねて入口の張り紙を見ても実感がない。支払い後、誰もいない部屋をパチリと記念撮影。
まだまだ慣れていないテントを張り終え(試し張りを含め3回目)、ウエストポーチに最低限の荷物を詰め、雲取山頂上に向けて改めて登り再開。おや、いつもきついと感じる登りも難なく登れると感じていたら、荷物が無いんですよね。こんなにも違いがあるのかと実感。けど、走るまでは至らない。むりむり。トレランナー?の脚力は凄いと思う今日この頃。
こんなに楽でいいのかと思いながら頂上に到着。頂上に着いてガッカリ。なぜかって、周りの景色が雲に埋もれて見えるはずの山が1つもない。そんな中、そこにあるであろう富士山を想像しながら、日本百名山と書かれた記念碑を写真に収め、沈んだ気持ちのままテン場に引き返す。これもまた山なんだよな。
テン場の我が家に戻る帰り道に、奥多摩小屋前の登山道でアンケートをしている人達を見つける。彼らは奥多摩小屋の今後について登山者からアンケートをしてもらっているとの事。私もアンケート用紙をもらい記入して、我が家に戻ったのが12時30分頃。お腹が空いたので昼食にしよう。お昼(と言ってもカレーメシ)を食べ、あとはのんびり小説を読むかとリュックを漁る。が、ない。入れてあった筈の本がない。オーマイゴット。なんてこった〜。無いものはない。と思いつつ、2度、3度と探すが、無いものは出てこない。ドラえもんの道具じゃあるまいし。しゃーない、こうなったら、ごろんごろーん、ごろんごろーん。携帯でも弄るか。あ、圏外。しかも充電が…、このままじゃ明日までもたない。本もない、携帯も使えない。周りでは他の登山者が仲間と談笑。その話が自然と耳に入ってくる。そりゃそうですよ、なんてったって、今日の宿はペラッペラの壁(シート)なんですからね。でもね、これがこれが耳には入ってくるけど、頭に残らない。だって、周りがテントだらけだから、それだけ話し声が聞こえてくると話題は様々。あー何もしないでいる事に慣れない。まあ、でもこういう時間もきっと大切なんだよな!と思いながら、もぞもぞとテントから外に出る。時間は15時ごろ。すると目の前に広がったのは色とりどりの花ではなくテントが所狭しと張られている。ヘリポートの周りやそこから奥多摩小屋に続く登山道沿いにびっしりとあり驚いた。普段この時間にここにいることはないから、知らなかったのだ。これだけの利用者がいるのだから奥多摩小屋の存続若しくは、奥多摩小屋を半分だけ修繕し、週末だけでも管理者を置くとか、トイレとテント場だけ存続させるとか、小袖駐車場で奥多摩小屋でのテント泊者は、そこで利用料(800円〜1000円奥多摩小屋トイレ使用料含む(仮))を支払って登るとかなんとかならないものだろうか。そんな事を考えながらブラブラと周囲を歩き回り、勿論色とりどりのテントを見ながら。ただ残念なのは、曇天で日差しがないから寒く、周りの眺めが悪い事。
こうして時間を過ごし夕食をとり終えたのが18時過ぎ。あたりはすでに暗く、期待していた星空もなくテントの中で寛いでいた。このまま待っていても星空は見れそうもないから、寝る前にトイレに行く。トイレに行くとそこでちょっとした良い物が観れた。それは、トイレの奥、遠くに街の夜景が木々の間から観れた事だ。落ち込んでいた気分が少し良くなり、テントに戻り、夜のテントは霧の中で寒いからシュラフに入り就寝。ふと目が覚め時計を見ると0時10分。まず感じたのが寒さ。それは底からジワリジワリと冷気がマットを通り越してシュラフの中にやってきて、体温を奪っていくような感じ。このままの寒さでまた眠りにつけないと思い、ホッカイロを2個使い身体を温める。なかなかホッカイロが温まらなかったが、ようやく温かくなり腰の下と足元に置く。早く身体が暖かくならないかなと思いながら、気が付いたらまた眠りの中に入っていた。2度目の目覚めは4時。携帯のアラームで起こされる。ヘッデンをつけ、ホットココアとカロリーメイトで軽く朝食を済ませてパッキング開始。マット、シュラフ、テントの順で撤収していく。最後にシートを回収してパッキング。片付け始めてからおよそ1時間。5時50分ごろに小袖駐車場に向けて下山開始。ヘリポートを過ぎたところで目の前に広がる雲海をカメラに収める。数枚撮り終えそろそろ下山再開と思ったところで、私より年上の男性に声をかけられる。雲海を背景に後ろ姿をお撮りしますよと。前日のこの時間からまともに人と会話をしたのが始めて。登山者とすれ違いの挨拶は抜きにして。遠慮なく撮影をしていただき、その後、その男性の事も同じように撮影をする。少しその場で会話をしていると、それほど家が離れていない事がわかり、妙な親近感わく。では、そろそろと下山再開しようとしたところで、男性から名刺を渡される。もし良ければ一緒に登山しないかとの申し出。名刺をありがたく頂戴し、機会があればと答え別れる事に。名刺をもらったのは初めての事だと考えながら長い長い下山を無事に終了。帰りは七ツ石山には登らずに、巻き巻きで下山しました。登山口到着は8時53分。
小袖駐車場に着くと昨日の朝以上に異常なほど所狭しと車が駐車されていました。
最後まで読んでいただいたか、ありがとうございました。

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